こんばんわ。
鎌倉浄明寺(地名)の一条恵観山荘の門前に金蘭が植栽されているのを知ったのは一昨年の紫陽花を見に行ったとき。すでに咲き終えたものだったが、是非、咲いているときにと思っていた。しかし、昨年はコロナ緊急事態でここも閉館していて、ようやく、今日、念願を果たすことができた。
金蘭と銀蘭はぼくの大好きな花で、毎年、東御苑の二の丸雑木林を訪ねている。ところが、昨年は東御苑もコロナ閉園で、今年もまた閉園している。で、キンランを見るのは実に2年振りということになる。少し、早いかなと思っていたが、ちょうど見頃!今年の花は何でも早い。
花が咲いていないときには分からなかったが、なんと10数株もあった。これだけあると、見応えがある。初見なので、ほぼすべての株の写真を撮ってしまった。
真上から。
金蘭を見たのは東御苑以外では箱根美術館庭園とここだけ。鎌倉ではもちろん初!来年も是非!できれば、銀蘭も植栽してほしいなぁ。
門前の左側の笹が生い茂る中に。
門前なので入場料を払わなくても、キンランを鑑賞できる。でも、やはり、気が引けるので、500円、払って入る。金蘭をみせてもらって、庭園もきれいな青紅葉で、十分、おつりがくる。
以下、一条恵観山荘庭園の風景を。
前庭
御幸門(天皇をお迎えするための門)
一条恵観山荘(守山石の敷石)
この山荘は、370年ほど前のもので、後陽成天皇の第九皇子であった一条恵観によって設営された。往時は京都西賀茂の緑の里山に建つ一条家別邸の離れだった。昭和34年に鎌倉のこの地に移築され、庭石や枯山水も往時の配置。昭和39年には江戸初期の朝廷文化を今に伝える施設として国の重要文化財に指定される。同時代の建物としては、京都の桂離宮、修学院離宮がある。
庭園の青紅葉
粋なベンチのハート。
無粋なハート
滑川沿いにある。
次は紫陽花の頃に。
・・・・・
今夕の月と富士山
では、おやすみなさい。
いい夢を。