おはようございます。
東御苑の本丸広場の椿寒桜が見頃になると”春が来た”と実感する。
梅林坂を登り、本丸広場に出ると、先方に椿寒桜が目に入ってくる。よし、いいぞ。その向こうの琉球寒緋桜も見頃だ。わくわく。
近づく
見事な咲きっぷり。外国人が多い。
カンヒザクラとカラミザクラの自然交雑種と考えられている。
天守台に向けて撮る。
丸の内のビル群に向けて撮る。
今年も見事に咲いてくれた。30分は居ただろうか、存分、楽しんだ。もうこの年になると、これが最後かも知れないと思って(笑)。前日、図書館でたまたま開いたページ。白洲正子の随筆(夕顔)だ。京都の平野屋さんの鮎料理の話で、おいしくて毎年のように訪ねているが、”年をとると、平野屋さんで鮎を食べるのも、これが最後ではなかろうか、と毎年のように思う。別に鮎にかぎるわけではない。花を見ても、月を眺めても、そのような想いは、年とともにいよいよ深く、こまやかなものになって行く。これを老人に与えられた神の恩寵と思って感謝している”
椿寒桜の向こうに二本の琉球寒桜がいる。松を挟んで仲良く並んでいる。
右側の方が大きい、お姉さん格。
もう、満開。
松とツーショット。
天守台の近くに河津桜がまだ咲いていた。散っているときが多いのだが、今年はついている。
カンヒザクラはあちこちに数本ある。
ここから見る椿寒桜。
東御苑の他の花々は次回に。(つづく)
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!