気ままに

大船での気ままな生活日誌

霧馬山、逆転の初優勝 元大関倶楽部、有終の美  

2023-03-26 22:11:22 | Weblog

こんばんわ。

日本中が熱狂したWBC(侍ジャパン)と重なったこともあり、大相撲春場所はかすんでいた。横綱・大関不在ということもあったし。それでも、終盤、優勝争いが熾烈となり、千秋楽までに残った力士は2敗の大栄翔と3敗の霧馬山だけとなった。

そして、今日、本割で両者の決戦となった。大栄翔が得意の突き押しで土俵際まで追い詰め、これで決まったかと思った瞬間、霧馬山の逆転突き落とし。優勝決定戦にもつれ込んだ。ここでも、同じような展開で逆転の突き落としで霧馬山。

本割

優勝決定戦

物言いがつくが、軍配通り、霧葉山の勝ち!初優勝が決まった。つい、ほろり。

今場所は7日目までに3敗を喫し、優勝争いとは無縁と思われたが、中日から破竹の8連勝。12勝3敗で初優勝。11勝を挙げた初場所に続いて2場所連続の2桁勝利で、いよいよ来場所が大関とり。

うれしい初優勝。おめでとう、霧馬山!

優勝争いとは、別に、ぼくが名付けた”元大関倶楽部”の三力士、正代、高安、朝乃山の相撲も楽しんだ。今日もそろって勝ち、有終の美を飾った。

正代は翠富士を破り、10勝目、よもやの”完全復帰”。来場所の三役復帰は確実か。

高安は豊昇龍を投げ飛ばし、10勝目。序盤は優勝候補筆頭だったが、中盤に崩れる。終盤、盛り返し、見事、二桁勝利。来場所に期待。

朝乃山は、新鋭、落合に苦戦するも、13勝目を挙げる。来場所はいよいよ幕内で相撲をとる。元大関倶楽部同志で優勝争いなんてこともあるかも。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


ルーブル美術館展に行ってきました。この部屋だけ撮影可能。

(追記)霧馬山優勝記念桜

今朝(3・27)の朝散歩桜。散り始め。

桐ケ谷桜(かまくら桜)の若木

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

富士と桜展 北斎の富士から土牛の桜まで

2023-03-26 09:10:17 | Weblog

おはようございます。

日本のシンボルといえば、富士と桜。ぼくもどちらも大好き。山種美術館で、今、”富士と桜展”が開かれている。行かないわけがない(笑)。

富士山がユネスコの世界遺産に登録されてから、今年で10周年を迎えるという。その記念展とのこと。富士山を描いた日本画と浮世絵と共に、同じく日本の象徴である桜をモチーフとした日本画を合わせ展示している。

山種美術館にはよく出掛けるので、今回の展示品の多くは何度か見ている。”北斎の富士から土牛の桜まで”という副題がついているが、どちらも名作で、ぼくも大好きな作品。WBC決勝での大谷とトラウトの対決場面を何度見ても飽きないように、このニ作も何度見てもいい。まずこれらから。

北斎の《冨嶽三十六景 凱風快晴》(通称、赤富士)

そして、奥村土牛の《醍醐》。山種美術館の人気ベスト10作品に入る名作。京都の醍醐寺の三宝院前の土塀のしだれ桜がモデル。住友林業がこの「太閤しだれ桜」を組織培養して増殖した桜が美術館玄関前に植えられている。

以下富士山シリーズを。

横山大観《霊峰不二》富士といえば大観、大観といえば富士。当館でもいくつも所蔵している。そのひとつ。神々しい富士山。

奥村土牛《富士宮の富士》おだやかな富士山

伊東深水《富士》美人画の深水の富士。美人富士。

小松均《赤富士図》 

北斎『富嶽百景』(二編)のうち「登龍の不二」北斎には富嶽百景もある。

。。。。

桜シリーズ。

土牛《吉野桜》吉野の桜。ぼくも一度行ったが、こんな感じ。やはり、日本一の桜。

菱田春草《桜下美人図》桜と美人もよく似合う。

上村松園《桜可里》山種美術館は松園作品コレクションで知られる。

渡辺省亭《桜に雀》

松岡映丘 春光春衣

前述の醍醐寺の「太閤しだれ桜」のクローン苗木。3月14日現在では開花していなかった。今頃、咲き誇っているだろう。

のんびり楽しめた美術展だった。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする