気ままに

大船での気ままな生活日誌

オバマ大統領

2009-01-22 11:07:29 | Weblog




ぼくは、たった30年前に、カリフォルニアの大学に1年間、すごしたことがあり、そこのギリシャ出身の先生の言葉が印象に残っています。アメリカは誰にでもチャンスがある、カリフォルニアの州知事だって映画俳優出身なんだぜ。その州知事は翌年、なんと大統領にまでなりました。でも、その当時、アフリカ系の黒人が米国大統領になるなんて夢にも思いませんでした。それが、その30年後、実現したのです。

ボクは政治のことはよくわかりませんが、環境破壊が進み、地球の危機、人類の危機が叫ばれている21世紀初頭に、ホモサピエンスの発祥の地をふるさとにもつ男が世界の指導者になった。このことが、なんだかとてもうれしいのです。少しでも”希望”に舵をとってもらえそうな気がして。

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福寿草 海蔵寺

2009-01-21 13:53:11 | Weblog
一昨日の午前中、ワイフと北鎌倉駅から、ぶらぶら海蔵寺に向かいました。そろそろ福寿草が咲いているのでは、とワイフが言うのです。みちすがら、もうすっかり見ごろになったロウバイの花や、咲き始めた紅梅白梅をみながら、亀谷切り通しを抜けて、線路の下を渡り、右に曲がると、すぐ海蔵寺です。

山門前の、有名な萩は根元からすっかり剪定されていて、さっぱりした風景になっていました。さて、福寿草。ワイフが、みつけました。いくつか咲いている。よかった、来たかいがあったと喜んでいました。でも多くの株は、今にも破裂しそうなつぼみをいっぱいつけている状態でした。

ぽつぽつと。カナリヤ色が咲き始めていた。


朝日さす 老師が家や 福寿草 (蕪村)


朝日さす 老師が家や 紅の梅  (リメイ句)

朝日さす 老師が家や 苔帽子 (リメイ句)


鎌倉西口の家庭料理風のレストランで、ランチをいただき、ワイフは二階堂の女子大校舎の公開講座受講に。ボクは川崎に。
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出久根達郎さん ”御書物同心日記”を語る

2009-01-19 09:47:20 | Weblog


”私の顔の半分、こちら側は作家の顔ですが、こっち側は古本屋のオヤジの顔です”と笑いを誘い、始まった出久根達郎さんの1時間半の講演は興味が尽きませんでした。実際、直木賞作家の出久根さんは、現在も高円寺で古本屋さんを開いているのです。横浜の、県立神奈川文学館で開催された”私の本について話そう”「出久根達郎著/御書物同心日記」の講演会にワイフと一緒に聞きにいったのです。

霞ヶ浦の向こうの北浦の中学校を出てすぐ、出久根さんは”集団就職”で東京に出て、月島の古本屋さんに就職します。この古本屋のオヤジさんがりっぱな方で、自分が上級学校へい行きたいというと、ここの古書のひとつひとつが先生であり、月謝はいらないし、いつでも気が向いたときに勉強ができる、こんないい学校はないと諭され、それに従ったそうです。小僧として、古書の読み方、値段の付け方など勉強し、次第に力をつけていき、高円寺にお店をもつようになりました。

研究書の値段の付け方で、その本に索引がついているか、いないかが、値の決め手になるという、古本屋さんの基準を聞いてなるほどと思いました。また、偽物でも、話題性があれば、高い値段がつく、ボクらはあまりみかけませんが、和本はまだまだたくさん、うずもれていて、今後300年は商売できるとのこと等、興味深いお話が目白押しでした。

徳川家康は無類の愛書家で、古い書物の収集から、出版まで手がけた方で、古本屋さんには神様のような人だそうです。家康は収集した書物を、のちに紅葉山に移し、紅葉山文庫と呼ばれるようになりました。3代将軍、家光のときに御書物奉行がおかれ、同時に、御書物方同心という職種が設けられ、蔵書の管理にあたらせたようです。以後、これらは、300年もの間維持され、現在も宮内庁等で継承されているそうです。

この間、御書物奉行の勤務日誌が書かれ、それが現在まで150年分残っているそうです。この日誌は、東大の史料編纂所で活字化されていますが、まだ完結していないという膨大な資料です。出久根さんは、この日誌を1年分読み(あとは似たようなものだそうです)、御書物方同心の日常を描いた”御書物同心日記”を書かれたのです。古本屋さんならではの題材ですね。でも、色恋もなしで、内容が地味なので、はじめ売れ行きは芳しくなかったのですが、最近、文庫本になってから、本好きを中心に売れ出したと、うれしそうに語っていました。

ボクも、著者サイン入りの文庫本をここで買い、今、読み始めたところです。そのうち、読書感想文でもと思っています。



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お堀端の風景

2009-01-18 09:50:50 | Weblog
先日、天気のいい日に、久し振りに、皇居のお堀端を歩いてみました。

ここから入りました。桜田門から。

お堀に柳。似合います。

皇居といえば日本橋。東京だよおっかさん、ここが二重橋、記念の写真を撮りましょね、島倉千代子さんの歌声が聞こえてくるような(笑)

高層ビルの影をうつして。

お堀は、白鳥の湖。

お堀端といえば、うつくしいクロマツ。

東御苑入口。無料です。つつじの花の頃がすばらしいです。芽吹きのころの雑木林も好き。今は早咲きの梅ぐらいかな。

三の丸尚蔵館で開催されていた”三峰窯の思い出”。御殿場で三峰窯でやかれた宮様たちのやきもの展でした。落ち着いた雰囲気の、いい作品ばかりでした。

御苑の梅。冬至紅。

御苑の冬桜。




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新春 フラワーセンター

2009-01-17 09:21:18 | Weblog
昨日、新春の大船フラワーセンターを散策してきました。冬の華が静かに咲いていました。

壁花壇は新春らしく富士山でした。日馬富士はどうしたのでしょうね。


おめでたい紅梅白梅が、もうこんなに。今年も、尾形光琳の紅白梅図屏風みにいきたい。


黄梅も(うんなんおうばい)。まぶしいような黄色です。瑞泉寺の黄梅とは違う種類かな。


老梅も。 し、失礼しました、それは僕(汗)、蝋梅です。素心ロウバイ ”古都の輝き”。ここで生まれた品種だそうです。名前もいいですね。輝くような黄色です。

”水心鏡”という名の梅。


ツバキ園で咲き始めた椿。 ”絞り乙女”


。。。

ここからは花ではありませんが。

鈴懸けの実。文字通り鈴なりです。友と語らん、鈴かけの道・・


やくしまおながかえで。 赤い芽がうつくしいです。東慶寺で眠る高見順の詩碑もたしか”カエデの赤い芽”でした。


初氷でしょうか。真央ちゃんがんばってね。

霜柱。

トリは、昨日に引き続き登場、冬の華、シモバシラ。食べたいくらいにキュートで可愛い。
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シモバシラさんこんにちわ

2009-01-16 18:19:29 | Weblog
今日はとても寒い朝でしたね。朝散歩の丘の上の公園でも霜柱がたっていたし、今日は絶対だと、早々に朝散歩を切り上げ、朝食を済ませ、大船フラワーセンターに出かけました。ワイフもぜひ観たいというので、30分後、向こうで待ち合わせることにしました。

シモバシラというシソ科の植物が、寒い朝に冬枯れた茎がまるで霜柱のようになるというのは以前から知っていましたが、フラワーセンターにも、その植物があることを知り、去年も1月26日に観に行っているのです。是非、再開したいと、9時の開門と同時入り、シモバシラさんのところに駆けつけました。もちろん、一番乗り。見事な”霜柱”を咲かせていました。シモバシラさんこんにちわ、と再会を喜び合いました。

30分ほどしてワイフが到着したころには、もうシモバシラフアンが次々とやってきました。3日つづけて来たが、今日が一番だと言っておられた今泉から来られたという赤いコートのご婦人。1時間かけて横浜からかけつけた白いコートの方も、さっそくケイタイで友人に、すぐ観にこないかと、電話していました。(一時間後本当にやってきました)



根元から伸びている、どの茎にも、りっぱな”霜柱”が育っていました。

長いのは10数センチぐらいまで育ちます。

綿菓子のような”霜の花”。先ほどの方も、今日のは、いろいろな形のがみられて楽しいと言っておりました。ワイフも、これが気に入ったようです。

おいしそうでしょ。ちょっとなめてみましたが、甘味がありました(笑)。


”ゆきよせそう”という優雅な別名もあるそうです。また、秋には小さな白い花をいっぱいつけます。この花は子孫を残すためという、明らかな目的がありますが、この、冬のうつくしい”霜の花”は、この植物にとってどのような存在意義があるのでしょうか。知りたいところです。われわれ人間を楽しませて、少しでも保護してもらおう、あるいは、増やしてもらおうとでも思っているのでしょうか(笑)。


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さあこれからだ 稀勢の里と日馬富士

2009-01-15 09:29:17 | Weblog
それにしても、誰がこんなテレビ画面を想像したでしょうか。昨日の大相撲初場所4日目の、新大関、日馬富士(はるまふじ)と小結稀勢の里戦です。両者3連敗での対決になってしまったのです。とほほ。



先場所の成績からみて、実力的には白鵬の次の日馬富士、そしてそのすぐあとを追う稀勢の里という構図でした。それが、日馬富士はまるで金縛りにあったように、いつもの軽快な動きがなく、あれよあれよという間の3連敗。そして稀勢の里は初日の朝青龍戦の敗戦が痛かったです。勝っていた相撲でしたが、きっと観客の、朝青龍に勝たせてあげたいという気持ちを背中に感じ、逆転負けしてしまったのでしょう。そして3日目も、詰めの甘さを露呈し、把瑠都に惜敗してしまいました。

この二人が対決したのです。どちらにも勝たせてあげたいところですが、稀勢の里フアンとしては、ここは絶対、勝ってもらわなければなりません。ここで負けて序盤4連敗となると、彼の性格からして、一気にしぼんでしまうからです。



あっけなく勝負は決まりました。突き落としで稀勢の里の勝ち。

日馬富士、”重症”です。心のゆらぎが、こんなにも体のうごきに影響するのですね。ぼくらの日常生活でもよくあることですが。
考え込む日馬富士。四股名がよくないのかな(笑)。それにしても、へんな四股名ですね。安馬の方がずっといいです。


ようやく笑顔の稀勢の里。この四股名もへんです(笑)。萩原の方がずっといいです。


それにしても、この方はすごい。序盤4連勝で乗り切りました。心のゆらぎなんかないんでしょうね(笑)。ボクの予想、10勝5敗は固そうですね。


まだまだ序盤、さあこれからだ、稀勢の里と日馬富士。

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ぶらり大磯

2009-01-14 07:36:18 | Weblog
からりと晴れた昨日の火曜日、大礒海辺とその裏道を散歩してきました。大礒の文人、高田保さんの名随筆”ぶらりひょうたん”に敬意を表して、タイトルを”ぶらり大磯”としてみました。

駅前の、”日本初の海水浴場”の文字が踊る大きなアーチから始まる海辺に向かう通りを下ります。途中で貝殻をあしらった塀が。海辺の町らしくていいなと、いつも思います。


国道を横切り、庶民的な家が立ち並ぶ海辺の町の小路を進むと、すぐに浜辺に出ます。一昨年、湘南海岸海水浴場全制覇(笑)をめざして、最初に海水浴をした浜辺ででもあります(汗)。冬の海は、静かでしたが、それでもサーファーや犬の散歩の人を何人かみかけました。遠くに、なじみの江ノ島がみえました。

自動車道路のコンクリートの柱に描かれた地元中学生たちの絵がいいです。


ここをくぐるともうそこは浜辺。


サーファーも。


しばらく、青い海、青い空を眺めながら、のんびり浜辺を歩きました。

そして、海辺の町の裏道を西に向かって歩いてみました。小さな祠をいくつもみかけました。道祖神信仰が根付いているのでしょうか。







近くのおじさんが”明日(14日)来ると、浜辺はにぎやかだよ”と教えてくれました。17日夜に”大礒左義長”があり、そのために燃やす竹飾りがたくさん建てられるようです。

しばらく歩くと、西行法師ゆかりの鴫立庵です。”心なき身にもあわれは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮れ”がここで詠まれたという伝えになっています。白州正子さんの祖父にあたる方がこの隣りの別荘に隠居していて、正子さんは子供の頃、夏休みにここですごし、西行庵は遊び場だったそうです。70歳すぎて”西行”を書くようになるとは夢にも思わなかったそうです。鴫立庵の梅がもうまさっかりでした。





鴫立庵を出て、国道を横切り、山側の裏道を歩いて、駅に向かいました。途中の愛宕神社の狛犬の”阿吽(あうん)”の2匹のうち、”うん”の狛犬の顔が可愛かったのでついぱちり。



道沿いのお宅の庭のピンクの梅もまっさかりでした。さすが、”湘南”の発祥地、大礒は春がもうそこまできています。



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地球が静止する日

2009-01-13 10:12:58 | Weblog
先日の”時雨の記”に続いて、また、映画を観てしまいました。”地球が静止する日(スコット・デリクソン監督)”です。”主演は、数々の大ヒット作に出演している、キアヌ・リーブス。お得意のSFアクションで、今回は宇宙からの使者である。ミステリアスな表情で「人類が滅亡すれば、地球は生き残れる。」というメッセージを伝える”の宣伝文句につられて藤沢の映画館に出向いてしまいました。

共演の女性微生物学者、ジェニファー・コネリーが良かったです。結局、彼女の真心がキアヌ・リーブスに通じ、人類は危機一髪、滅亡から救われるのです。SF映画ですので、画像そのものは、恐ろしい場面ばかりですが迫力があり、十分楽しめます。一方、この映画は、現在、われわれホモサピエンスが身勝手にやりたい放題のことをして、他の生物たちにとっても、かけがえない地球を痛めつけているということに対し、強い警告をあらわしていることは言うまでもありません。

映画を観終えて、藤沢の駅まで戻ると、高台のサンパール広場で平和な風景に出会いました。成人式を終えたばかりの娘さんたちが談笑していました。


そして、その横に、藤沢市の核廃絶平和宣言都市の碑が。


隣りのデパートでは新春洋蘭展が。


人類も植物も動物も微生物も、みんな平和に暮らせる地球であってほしいですね。
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大相撲初場所 予想星取表

2009-01-12 10:44:04 | Weblog
いよいよ大相撲初場所が昨日から始まりました。今場所は見どころいっぱいです。まず、朝青龍はどうか、引退に追い込まれるのか、大関魁皇も進退がかかっています、新大関、日馬富士は先場所同様、白鵬と優勝争いできるのか、そしてボクの応援する、期待の、稀勢の里は大関への足がかりとなる星を残せるか、等々です。

さて、恒例の(笑)、初日の相撲をみた段階での、今場所の上位陣と下位期待力士の予想星取り表を発表したいと思います。先場所は大当たりでしたが、今場所はどいうでしょうか。千秋楽に自己評価をしたいと思います。

要約しますと、1)優勝は白鵬、4連覇確実 2)朝青龍二桁勝利で、なんとか面目を保つ 3)日馬富士も新大関として、まずまず合格点の11勝をあげる 4)魁皇はがんばるものも負け越し、引退を決意 5)稀勢の里、二桁勝利で初の関脇昇進を決める、といったところです。

。。。。

大相撲九州場所予想星取り表

白鵬     14勝1敗  優勝 (稀勢の里に負けるが独走)
朝青龍    10勝5敗 序盤しのぐも後半くずれる
琴光喜     8勝7敗  勝ち越しがやっと 
千代大海   7勝8敗  
琴欧州    9勝6敗 
魁皇     7勝 8敗 後半くずれ、負け越し  
日馬富士  11勝4敗  取りこぼし多く、優勝戦線にのこれない
把瑠都     8勝7敗  
安美錦    7勝8敗
稀勢の里   11勝4敗 殊勲賞 関脇昇進
豊ノ島   8勝7敗

琴奨菊    8勝7敗 
旭天鵬  3勝12敗
雅山   6勝9敗
嘉風   5勝10敗
豪風   5勝10敗
豪栄道  10勝5敗  技能賞

栃煌山     8勝7敗
豊真将     11勝4敗 敢闘賞
山本山  9勝6敗 新入幕勝ち越し

ボクの応援3力士に三賞を与えました(汗)。
....

日馬富士、不覚の1敗



稀勢の里、逆転負け。常総の赤鬼も朝青龍の鬼の気迫に負ける。




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