'07.07.23 『オーシャンズ13』試写会@九段会館
Tが試写会を当てたのでお誘いを受けて行ってきた。実は11も12も見ていない豪華キャストで大作。多分おもしろいだろうけど、正直あまり興味がなかった。なので誰がオーシャンなのかも知らなかった。見る資格なしだ(笑)
「バンクの策略にはまって全てを失い生きる気力を失った仲間のルーベンの敵討ちをすべく、数々の難題に挑むオーシャンたち」という話し。仲間の為にという友情もの。ずる賢いけどどこか間抜けな敵。不可能に見える困難をそれぞれの得意分野を駆使して解決する楽しさ。そして勧善懲悪(なのか?)の痛快さ。いわゆる窃盗もののアクション・コメディーに必要な要素が満載。見ていて楽しくないはずがない。何も残らないけど…。
「オーシャンと11人の仲間」のリメイクなのは知ってたけど、オリジナルも未見だしよく知らなかった。そもそもはフランク・シナトラとその仲間(ラット・パック)が作った映画だったらしい。だから「シナトラと握手したから…」ってセリフが出てきたんだね。そういったストーリー以外の背景や、登場人物の相関関係が分かれば、小ネタなどが分かってもっと楽しめたんだろうなとは思う。でも知らなくても大体理解できる。そんなに複雑な話ではない。人物相関も大体分かる。後ろの席のおねえさんはマット・デイモンをお父さんが最終的に助けた理由が分からないって言ってたけど、それが単純に親心だけではないのも最後のマット・デイモンのセリフで分かるはず。
そういったいわゆる「小粋」なセリフやシーンを満載にしたいんだろうなとは思うけどちょっと鼻につく。そして、やっぱり大作モノにありがちな大味感は否めない。キャストの演技も大味。悪役バンクのアル・パチーノもかなりなもの。盗みの手口にしてもツッコミどころ満載な気がしないでもない。実際はギャンブルやコンピュータ系に詳しくないのでツッコめないけども(笑)
これも実は「小じゃれた」ネタなのかもしれないけど、サムスンのケータイやら久保田やら全編に漂うスポンサー感。それすらアジア資本を皮肉る感じならおもしろいんだけど、そのまま受け取っちゃった私が不粋なのか?
まぁ、でもそんなところも引っくるめて楽しかったのは事実。多分、込めたいメッセージや伝えたいことも特にないんだと思うので、オーシャンたちが時に真剣に時にいいかげんに力を合わせて作戦実行する感じを楽しめばいいんだと思う。手際は鮮やかだし、最後はやっぱりスカッとする。
キャストについては特に感想はないけプラピは『バベル』よりこんな感じのが合ってると思う。馬鹿にしてはいない。誉めている。マット・デイモンは『チーム・アメリカ』でネタにされたとおりで笑えた。
特別オススメではないけど、単純に楽しめた。ストレス発散にはいいかも。
『オーシャンズ13』Official Site
Tが試写会を当てたのでお誘いを受けて行ってきた。実は11も12も見ていない豪華キャストで大作。多分おもしろいだろうけど、正直あまり興味がなかった。なので誰がオーシャンなのかも知らなかった。見る資格なしだ(笑)
「バンクの策略にはまって全てを失い生きる気力を失った仲間のルーベンの敵討ちをすべく、数々の難題に挑むオーシャンたち」という話し。仲間の為にという友情もの。ずる賢いけどどこか間抜けな敵。不可能に見える困難をそれぞれの得意分野を駆使して解決する楽しさ。そして勧善懲悪(なのか?)の痛快さ。いわゆる窃盗もののアクション・コメディーに必要な要素が満載。見ていて楽しくないはずがない。何も残らないけど…。
「オーシャンと11人の仲間」のリメイクなのは知ってたけど、オリジナルも未見だしよく知らなかった。そもそもはフランク・シナトラとその仲間(ラット・パック)が作った映画だったらしい。だから「シナトラと握手したから…」ってセリフが出てきたんだね。そういったストーリー以外の背景や、登場人物の相関関係が分かれば、小ネタなどが分かってもっと楽しめたんだろうなとは思う。でも知らなくても大体理解できる。そんなに複雑な話ではない。人物相関も大体分かる。後ろの席のおねえさんはマット・デイモンをお父さんが最終的に助けた理由が分からないって言ってたけど、それが単純に親心だけではないのも最後のマット・デイモンのセリフで分かるはず。
そういったいわゆる「小粋」なセリフやシーンを満載にしたいんだろうなとは思うけどちょっと鼻につく。そして、やっぱり大作モノにありがちな大味感は否めない。キャストの演技も大味。悪役バンクのアル・パチーノもかなりなもの。盗みの手口にしてもツッコミどころ満載な気がしないでもない。実際はギャンブルやコンピュータ系に詳しくないのでツッコめないけども(笑)
これも実は「小じゃれた」ネタなのかもしれないけど、サムスンのケータイやら久保田やら全編に漂うスポンサー感。それすらアジア資本を皮肉る感じならおもしろいんだけど、そのまま受け取っちゃった私が不粋なのか?
まぁ、でもそんなところも引っくるめて楽しかったのは事実。多分、込めたいメッセージや伝えたいことも特にないんだと思うので、オーシャンたちが時に真剣に時にいいかげんに力を合わせて作戦実行する感じを楽しめばいいんだと思う。手際は鮮やかだし、最後はやっぱりスカッとする。
キャストについては特に感想はないけプラピは『バベル』よりこんな感じのが合ってると思う。馬鹿にしてはいない。誉めている。マット・デイモンは『チーム・アメリカ』でネタにされたとおりで笑えた。
特別オススメではないけど、単純に楽しめた。ストレス発散にはいいかも。
『オーシャンズ13』Official Site