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【voyage】奈良旅行♪ Part.3

2009-12-06 00:36:12 | voyage
'09.11.07 Fちゃん&baruと行く奈良2泊3日の旅(3日目)

楽しかった奈良旅行も最終日(涙) ちょっと寝坊。昨日、コンビニで買っておいた牛乳パンと、生姜参鶏湯、ヨーグルトが本日の朝食。この生姜シリーズおいしい。玉子スープと坦々麺もあるけど、個人的には参鶏湯が好き。チェックアウトして箱詰めした荷物を宅配便で送り、身軽になってGO!

この日のプランは午前中に法隆寺と中宮寺を回り、午後は昨日行けなかった奈良町のお店を巡った後、柿の葉ずしを買って帰途に着くというもの。法隆寺に行くにはJR奈良駅から関西本線でJR法隆寺へ。JR奈良の旧駅舎がアールデコっぽくて素敵。奈良駅構内は現在工事中。多分、来年の平城京遷都1300年に合わせて、ちょっとお寺っぽくしようとしている感じ。JR法隆寺までは12分。11時頃到着。駅構内の観光案内所でレンタサイクル屋さんを教えてもらう。駅前のゲーブルというお店。本業は喫茶店のよう。1日500円もしくは3時間300円。法起寺と法輪寺は時間の関係であきらめて、法隆寺と中宮寺のみ回る予定。そのプランを伝えると、それなら3時間で十分だし、オーバーしてしまっても1時間150円なので、その方がお得じゃないかということで、3時間にする。それぞれチャリを借りて出発。ビックリしたのは初日の薬師寺&唐招提寺もそうだったけど、駅もそんなに大きくないし、周りもホントに普通の住宅街という感じ。世界遺産なのに(笑) チャリで走っていると、小学生の頃友達の家に初めて遊びに行った時の感じを思い出す。見知らぬ住宅街だけど、住宅地ゆえの安心感と、ちょっとした冒険をしているワクワク感。あの不思議な感覚が蘇ってくる。そしてチャリで走るのってなんかほのぼのしている。さすがに法隆寺の参道にはお土産屋さんが並ぶけど、東大寺の参道同様、古くて何というか落ち着いた雰囲気のお店が並ぶ。いい。いい意味で商売っ気がなくていい。でも、寂れているのとも違う。なんだろうこのほのぼのとした品の良さ。京都も好きだけど、個人的には奈良の方が好きかも。落ち着く。

レンタサイクル屋さんのおじさんに言われたとおり、お土産屋さんの前を通り抜け、南大門前の砂利にチャリを止める。土曜日のお昼ということで、人も結構多いし、修学旅行生もいるけど、なんとものどかで静か。なんだろう。いいです斑鳩の里(笑) 法隆寺は聖徳太子と推古天皇が607年に創建したと言われている。670年に焼失してしまい8世紀まで再建が続いた。現存する世界最古の木造建築で、6万坪の敷地内の建物のほとんどが国宝もしくは重要文化財。飛鳥様式の金堂、五重塔を中心とする西院と、天平様式の夢殿を中心とする東院とに分かれている。そして日本の世界遺産第一号。これはもう当然と言えましょう! 広大な敷地だけれど広すぎるということもなく感じるのは、廻廊で囲まれた境内のお堂の絶妙な配置のバランスによるもの。ここはもう別世界。まさに結界。やっぱり奈良のお寺はちょっと違う。でも、格式高く敷居が高いということもない。正岡子規の「柿くへば鐘がなるなり法隆寺」のようにのんびりのどかな印象。実はこの俳句、法隆寺で読まれたものではないようですが・・・。

拝観料を払って境内に。廻廊に囲まれた中に五重塔と金堂が並んで建てられている。この五重塔は飛鳥時代に建てられたもので日本最古の塔。四方に開いた扉から塑像を見ることが出来る。弥勒菩薩が56億7千万年後に下生した姿を描いたものもあるらしいけれど、金網越しだし、像も小さくて暗いのでよく見えない。金堂は680年頃に建立された世界最古の木造建築。そんなに大きくないけれど、どっしりとしたなんとも美しい形。ご本尊の釈迦三尊像が安置されている。栗みたいにちょっと先の尖った光背を背に釈迦如来が坐しておられる。この釈迦如来も有名なので一度は映像や写真で見たことがあると思うけれど、今まで見てきた仏像とは明らかに違う。面長で小鼻のはったタイ人のようなお顔。そしてアルカイック・スマイル。ちょっと中井貴一似。この釈迦如来はたしか聖徳太子の姿を模しているんじゃなかったかな・・・。違ったかな? 他の如来様のふくよかな安心感とは違い、青年の清々しさのようなものを感じる。これはいい。この金堂には日本最古の四天王もおられる。一度はうっかりボーッと見てしまったので、再度お堂に入り四天王を中心に見る。うーん。わりとずんぐりとしておられて、動きもおとなしめ。邪鬼なんてテーブルみたいになってしまっている。でも、これが日本で一番古い四天王なのかと思えば感慨深い。

大講堂の脇を通って大宝蔵院、百済観音堂へ。ここも拝観料で見ることができる。法隆寺所有の仏像や宝物が展示された美術館のような感じ。これはスゴイです。ここに有名な夢違観音がおられる。体長87cmと小さな仏像。白鳳時代の金銅像。これまた細木数子似の顔が大きい。そしてあまり装飾品のないシンプルなお姿。お祈りすると悪夢を良い夢に変えてくれるのだそう。結構忙しくて記事を書くのも時間がかかってしまって、気づいたら1ヶ月以上経ってしまったので正直記憶が・・・。どの辺りにいらしたんだろう。うーん。入口を入ってすぐの部屋にいらしたとは思うんだけど。この部屋の奥にどーんとあったのが国宝 玉虫厨子。高さ2m以上ある厨子。厨子っていうのは仏像や舎利などを安置する仏具のこと。テーブルのようなものの上に上下に平板をつけたような四角い台座を置き、さらに平板の上に入母屋造錣葺のお堂が置かれている。もちろん屋根には鴟尾もあり。全体的に黒漆が塗られていて四面には仏画が描かれている。中には飢えた虎の群れに身を投げ、自らを捧げたという「捨身飼虎図」もある。これスゴイ話だけどこの青年が釈迦の前世の姿だそう。とっても分かりやすく身を投げるところから、虎に食べられてしまっているところまでマンガ的に描かれている。虎に食べられてしまっている時の表情がいい。とってもマンガ的。玉虫厨子の名前の由来は、透かし彫り部分に玉虫の羽が埋め込んであったから。螺鈿がなかったからなのかな? すごいアイデア。これが作られたのは飛鳥時代。すごいなぁ。1300年近く前の美意識で、当時の技術を駆使して作ったものが、平成の美意識にも響いてくるのはスゴイことだと思う。

隣の部屋に移ると橘三千代の厨子がある。これも大きい。この中には釈迦三尊像が安置されている。釈迦三尊像については、今年5月に上野で見た興福寺の橘三千代の厨子の三尊像にとてもよく似ている。まぁ、同じ時期に作られたのだろうし・・・。とにかくお宝がたくさん展示されていたのだけど、メモも取っていないし、なにしろ1ヶ月以上経ってしまったので記憶が・・・。たしか渡り廊下のようなところを通って行った先に2mくらいあるほっそりとした仏様が立っていらした。これが東洋のビーナスと呼ばれる百済観音像だった。とにかく細い。顔小さい! 八頭身あるといわれているそう。そして意外とお面っぽいというか、人間っぽいお顔をされている。光背は頭部にだけある。装身具もほとんどなくシンプル。でも優美。年配のご夫婦がガイドさんと回っていらして、そのガイドさんの説明によると、ほとんどの仏像がこの百済観音の影響をうけているとか、この仏像を真似ることから始まっているとか・・・。そんな感じだった気がする(笑) 法隆寺の文献には百済より伝わると書かれているそうだけれど、この仏像の材質がクスノキであることから日本で作られたものと思われるのだそう。クスノキを使うのは日本独自らしい。とっても美しくて、清々しい仏様。

西院伽藍を出て土壁の続く道を歩く。ここ不思議な空間。東大門をくぐり東院伽藍へ向かう。西院伽藍に比べると規模は小さいけれど廻廊に囲まれたここには夢殿がある。日本武道館はこの夢殿を模して造られた。もちろん武道館に比べればぜんぜん小さいけれど、なんとも美しくかわいらしい形。また夢殿という名前が素敵。春と秋には救世観音が公開される。180cmくらいあるこれまた細身の立像。長い間秘仏であったため保存状態がすごくいいとのことだけど、外から金網越しに見るので中が暗くあまりよく見えない。でも、お顔がちょっと普通の仏像と明らかに違う。多くの仏様が穏やかで、むしろ表情があまりないのに対し、この観音様は目を大きく開き、厚めの唇の口元は笑っておられる。それは弥勒菩薩が浮かべる口角をほんの少し上げたアルカイック・スマイルとも違う。もちろん口こそ開けていないけれど、これは間違いなく笑っておられる。不思議。というわけで、素晴らしかった法隆寺はこれで終了。

夢殿を出てお隣の中宮寺へ。ここは尼寺で、元は尼門跡。門跡というのは皇室の方が入られるところだったと思う。創建当初はもう少し離れた場所にあったらしいけれど、門跡となってから法隆寺の隣に移されたのだそう。こちらも聖徳太子ゆかりのお寺。表御殿などは形は美しいけれどこじんまりとしている。植えられている南天の赤い実がかわいらしい。その裏に高松宮妃の発願により1968年に建てられた本堂がある。この本堂は水の中に浮かび、橋を渡って行くという造り。これは極楽浄土を表しているのかな。建築物としては新しいので、さんざん法隆寺の古い建物を見てきた後では重々しさには欠けてしまうけれど、その表現しようとした世界観が美しい。そしてここに国宝 弥勒菩薩半跏思惟像がおられる。半跏思惟とは右足を左膝の上に乗せるように組み、左手はその足首辺りに置き、右ひじを組んだ右膝に置き、右ほほを触るような姿勢で瞑想しているお姿をいう。これは素晴らしい! 何という美しいお姿。その足の組み方も、軽くほほに触れる手も軽やかでとてもふくよか。ふくよかっていうのは太っているという意味じゃなくて・・・。とっても柔らかくて、どこにも力が入っていない。でも隙がない。隙がないけれど、親しみのあるお姿。そして有名なアルカイック・スマイル。目を軽く閉じ口角をほんの少しだけ上げた口元。その頭部には2つのおだんご状の突起がある。これは肉髻と呼ばれるもので、仏像の特徴である三十二相の1つでもある。この肉髻を持つのは如来の特徴だそうだけど、弥勒菩薩は釈迦の入滅後56億7千万年後に下生し如来となることから、この特徴が使われているのかも。だけど、その2つのおだんごが少し女性的な優しいお顔にとっても似合っている。黒光りするお姿は金属を思わせるけれど、クスノキなのだそう。とにかく少し由紀さおり似の美しいお顔が素晴らしい。何か宇宙的なものを感じる。MJ(みうらじゅん)が小学生の頃から唱えているウルトラマン=弥勒菩薩説は、ウルトラマンの生みの親円谷英二さん(だったかな?)が、その著書でも認めているとおりホントのこと。スペシウム光線はこの半跏思惟のポーズをそのまま前に押し出した形になっている。56億7千万年後に下生し人々を救うっていうことが、M78星雲から人々を救いにやって来るという発想になっているのだと思うけれど、ウルトラマンのおかげでこの仏様に宇宙の広がりを感じるのかもしれない。とにかく素晴らしかった。しかし、ご本尊の前にべったり座ってずっと話し続けてた関西人のオバちゃん2人! 後ろに並んで待っている人のことも少しは考えて! じっくり仏様を見たいのはみんな同じ。自分たちさえよければいいという考え方は仏様の教えに反しているのでは?

中宮寺を出て、お昼食べましょってことで、Fちゃんがガイドブックで見つけた北小路へ。ことりっぷにも載ってるここは畑で採れた野菜を使った小路定食がなんと650円! ということで少し法隆寺方向に戻ってから細い小路をJR法隆寺と逆方向に歩いて行く。小さな十字路に出たら右に曲がり、これまた細い小路を行く。ほとんど人の通らない民家が続く道で、果たして合ってるのか不安になるけど、間違っていないので自信を持って進みましょう。Fちゃんと私は不安になって来た道を戻り、法隆寺の土壁に貼ってあった地図を再確認しに行ってしまったので そのままどんどん歩いて行くと、たぶん駅に続く道に出る。その道をまた駅とは逆方向に行くと右手に民家のようなお店がある。しかし、周りのどか過ぎ。田園風景です。遠くに山が見えて、お寺も見える。いい! 店内はテーブル席が3つくらいと、一段上がったお座敷席が4つくらいの小さなお店。私達でちょうど満席という感じ。うどんなんかもあるけどここは小路定食でしょうってことでオーダー。そこにご近所の方がいらして15名の予約が入る。15名だと多分このお店いっぱい。ということで後から来たお客さんはお断りされていた。危なかった。周りにお店がほとんどなかったので、ここでお断りされたら辛かったかも。小路定食はレンコンのきんぴら、豆の煮物、もやしと錦糸玉子の和え物など、ほぼ野菜のみのお惣菜が小鉢に入ってお盆に載っている。これがおいしい! お袋の味という感じ。野菜のみなのでヘルシーなのにボリュームたっぷり。おいしかった。

再び法隆寺の土壁のある道を通り南大門を通って外へ出る。チャリに乗ってJR法隆寺駅に着いたのは13:15。15分超過ということで+150円。でもトータル450円ってことで少しお得。50円だけど(笑) 再び関西本線でJR奈良へ戻る。奈良町へ行きたいのだけど、JR奈良駅から直接行ける道があると思いつつ、なにぶん不慣れな私達、歩きなれた三条通りを猿沢池まで行き、飛鳥荘の前を通って奈良町へ向かうルートを行く。途中お土産屋さんに寄り、よく考えたら足りなかったせんとくんクッキーを買いつつ行こうということになった。さすがに土曜日ということで三条通り混んでる。奈良町の最初のお目当ては今西清兵衛商店。420円で5種類のきき酒ができる。古い建物を利用した"春鹿"の醸造元。間口は狭いけれど奥行きのある店内は天井が高く濃い茶色の梁や柱が古い建物の感じを出していていい。広いスペースにはこれまたウッディーなテーブルとイスが並び、きき酒が行われている。きき酒係りの店員さんはいるけど、お土産モノを売る入口付近にも店員さんはいない。勝手が分からず待つことしばし、1組終わったので近づくと、入口近くの窓口でお金を払ってからなのだそう。窓口には誰かいるのではなく、声を掛けると事務員さんが応対してくれるという感じ。ちょっと分かりにくいかも。窓口で420円支払いお猪口を受け取る。ガラスの器の底に鹿が。かわいい。本日のお酒は①超辛口 純米酒 ②平城遷都1300年限定酒 ③本醸造 極味 ④せんとくんラベル ⑤奈良鹿を応援するお酒 純米大吟醸 おねえさんが気前よくなみなみと注いでくれるので、お猪口1杯ずつとはいってもかなりの量。4人掛けの席で一緒になったご夫婦がかなり強くてペースが早いので、つられて飲んでたら酔ってしまって味が・・・(笑) でも、③がまろやかで好きだった気がする。あと、5種とは別にオススメ商品ということで、発泡性純米酒ときめきをいただいたけど、これがおいしかった。発泡日本酒は大好き。ちなみに⑤は奈良公園の鹿約1000頭の飼育費に売上げの一部が寄付されるのだそう。おつまみとして出されたきゅうりと、うりの奈良漬も塩味がきいててすごくおいしかった。

かなり酔ってしまい、いい気持ちになって奈良町をトコトコ歩く。目指すは今回の旅で是非行きたかったsisi。町屋カフェ ロカシカカフェの奥が雑貨ショップとなっていて、そこがsisi。バリの布を使ったオリジナル・バッグや雑貨のお店。このバリの布がかわいくて、コロッとした形もいい。ことりっぷに載ってたこのバッグがスゴイ欲しかった。カフェ混んでる。カフェ・スペースはあまり広くないお座敷。昔のおウチっぽく入口が土間になっていて、ガラスケースに手作りケーキが並ぶ。一段上がって8畳くらいのお座敷にちゃぶ台が並び、お客さんがぎっしり。かわいい店内だけど、このビッシリ感はちょっとくつろげないかも(笑) そして、お座敷から続きの板張りのやはり8畳くらいのスペースに雑貨がギッシリ。バッグかわいい。形はみんな同じだけど、大きさ違いで2パターン。やっぱり大きい方がいいかなということで、薄い緑やピンクの太い縦じまがかわいいバッグが気に入った。カード使用不可ということで、現金持ち合わせがなくあきらめようと思っていたら、Fちゃんがお金貸してくれた。ということでお言葉に甘えてお買い上げ。4,000円は安くはないかなと思うけど、やっぱりかわいい。

そろそろ駅に向かおうということで、やっぱり来た道を戻る。帰りの新幹線で食べる柿の葉ずしを買おうということで、Fちゃんのガイドブックにばら売りありと書かれていた、ゐざさ中谷本舗 三条店に向かう。途中Fちゃんがうめもりで新名物わさび葉寿しを買う。本わさび葉で包んだおにぎりのような形のお寿司。鯖、鮭、海老などの具がある。1個260円。けっこうなボリューム。Fちゃんはこれを自分の晩ごはんにして、柿の葉ずしはお土産にするとのこと。実は保存食である柿の葉ずしは1日寝かせるとよりおいしいのだとか。トコトコ歩いてゐざさ中谷本舗 三条店へ。店名どおり三条通りを近鉄奈良駅方面にちょっと曲がったところにある。東向通りよりもJR奈良駅よりのわりと大きな交差点の近くにある。行ってみるとばら売りはなし。アラ・・・(笑) とりあえず鯖&鱒の6個入り630円を購入。本日の晩ごはんとする。三条通りを少し戻って最後の東向かい通り。混んでる。今日もよく歩いたのでダイソーで足冷却シートとトルマリンシートを購入。今晩も貼って寝る(笑) 近鉄奈良駅で実は初日から参加していたスタンプラリーの抽選会場へ行く。「あるくん奈良スタンプラリー」は参加している店舗、宿泊施設で、買物、飲食、宿泊するとスタンプがもらえる。3個1口、最高9個3口まで応募可能。1口につきポストカード1枚がもらえて、さらに抽選で「正倉院文様オリジナル風呂敷(大・小)」、「奈良市内ペア宿泊券」が当たる。結果は残念ならがハズレでポストカードのみ。駅構内へ戻りお土産屋さんを見る。御菓子司なかにしでわらび餅を購入。わらび餅大好き。かなり弾力があっておいしかった。そしてずっと気になってた大仏プリンを購入。これはフタにキャラクター化した大仏様のイラストが描かれた瓶入りのプリン。大和茶、ほうじ茶味もあるけどカスタード味にする。80ccと特大瓶500ccもあるけど、もちろん80ccで(笑) これで準備OK。

16:18近鉄奈良駅発の電車に乗る。結構この時間に帰る人が多いみたいで混んでたけど、わりと早い段階で座れたので気づいたら寝てた(笑) というわけで、帰りも奈良と京都の境は不明。京都駅では20分くらい時間があったので、軽くお土産を見たり、飲物を買ってホームへ向かう。17:32発のぞみ132号baruの切符手配にぬかりはなく、こちらもN700系。しかし! 私達の座席の窓のところに飲み終わった空のペットボトルが! 後から乗ってくる人がいるんだから、自分のゴミくらい自分で捨てろよ!(怒) なんで自分のことしか考えてないんだろう。車内清掃はあるだろうけど、その人たちにしたって人の飲んだペットボトルを触るのは気分のいいものじゃないはず。車内にゴミ箱があるんだから、降り際に捨てることなんてたいした手間じゃないと思う。かなり気分が悪かったけど、Fちゃんと旅の話をしつつ、柿の葉ずしを食べたら気持ちもおさまった。柿の葉ずしが絶品だったので(笑) 酢でしめた鯖と鱒のほどよい酸味と塩加減もそうだけど、何よりご飯がモチモチというか、ねっとりしていておいしい! 今まで食べた中で1番おいしいかも。6個も食べられないかもと思ったけど、心配ご無用。完食してしまった(笑) 大仏プリンもぺろりといただく。まろやかでおいしいけど、まぁカスタードプリンです。

というわけで、帰りはあっという間の2時間20分。無事、東京駅到着。Fちゃんとはここでお別れ。お疲れ様でした。楽しかったね。でも旅行は家に着くまでが旅行ってことで、無事家に着いたら甥っ子2号が泊まりに来てた。寝てたけど(笑) ホント楽しかったし、奈良素晴らしかった。かなり好き。でも、奈良を好きになるのはある程度年を取ってからなのかもしれない。などと思った。あの感じをいいと思えるのはある程度、経験を積んでいろいろなモノを見てからという気がする。多分20代ではホントの魅力には気づけなかったんじゃないかな。そして、まだまだ分かってない部分が多いんだと思う。まぁ、勝手な感想ですが(笑) とにかく良かった! また行きたい!

やっと完結。長かった


★北小路:斑鳩町法隆寺北2-6-2 tel:0745-75-4060
北小路(Yahoo!グルメ)


お世話になりました(笑)

コメント (2)
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