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【Googleのロゴ】ミリアム マケバ生誕81周年

2013-03-04 01:30:08 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ミリアム マケバ生誕81周年!
すみません・・・ どなたでしょう?

毎度のWikipediaによりますと・・・

ミリアム・マケバは南アフリカ共和国の歌手。
グラミー賞受賞者で、ママ・アフリカと呼ばれている。

ミュージカル「キング・コング」の成功や、
"Pata Pata"で国際的な名声を得たが、
1967年アパルトヘイト活動により国外追放となった。
1969年セク・トゥーレ大統領の招きにより夫と共にギニアに移った。

ディスコ・グラフィーを見てみたけれど、知っている曲はなかった・・・
でも1968年に"Live in Tokyo"というアルバムが出ているので、
どうやら日本でLiveしたんだね♪

検索画面の画像も同じ



Veels geluk met jou verjaardag
※公用語が11あったので1番上に出ていたアフリカーンス語でお祝い♪


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【cinema / DVD】『メゾン ある娼館の記憶』

2013-03-04 00:00:00 | cinema / DVD
・・・【HDD発掘鑑賞会】『メゾン ある娼館の記憶』・・・
【HDD発掘鑑賞会】『メゾン ある娼館の記憶』美しくて悲しい映画だった。官能的というより退廃的。女性の微妙な心理も描きつつ、ドロドロせず、どこまでも絵画のような美しさ。笑う女が衝撃的。好き。#映画 #eiga #movie Posted at 02:55 PM



昨年のTIFFだったかな? とにかく映画祭出品作品。見たかったのだけど時間が合わず断念した覚えがある。これは映画館で見たかったなぁ・・・ どのシーンも美しくて絵画みたいだった。舞台は娼館と女学校と全然違うけれど、こちらも最近WOWOWで放送された『ピクニック at ハンギングロック』を思い出した。女主人(校長)に管理され、自由の無い若く美しい女性達が集団で暮らしているからかな? 途中でピクニックに行く場面が入ったせいかもしれない。このシーン好き。

舞台となっているのは19世紀末の高級娼館。やってくるのはブルジョアばかり。貴族もいる。昼間は同じベッドで数人で眠り、一緒に食事をし、夜になるとダラダラと着飾ってサロンに集まってくる。そこでの会話や駆け引きなどを楽しむお客もいる。20人近くの娼婦たちが登場するけど、重に焦点を当てているのは5人。ここで12年間過ごし先が見えないことに不安を感じているクロチルド。人気No.1で淡々と仕事をこなすレア。客の1人に本気で恋しているけれど、梅毒で命を落とすカカ。他の娼婦とは違い借金もないのに、自立を求めてやって来る少女(名前を失念・・・) そして、一番の美女だったのにお客に顔を傷つけられてしまうマドレーヌ。

前半のマドレーヌの事件と、後半のカカの死以外はそれほど大きな出来事もなく。自ら志願してやってきた少女の存在が、微妙な揺れをももたらすくらいで、あとは淡々と彼女たちの日常を映す。レアの人形プレイにしたって、見ている側からすれば特異なことだけど、彼女たちにとっては日常。まぁ、体が痛いからイヤだとは言ってるけど(笑) カメラが登場人物の1人かのような動きをするので、自分もその場にいるような感覚。もちろん自分が娼婦の一人だとは思わないけど。ただ、女子が多く集まるとこんな感じだったりするので、居心地がいいような悪いような、不思議な感覚。実際は借金があって売られてきて、ドレス代やら、化粧代やらでさらに借金が膨らみ辞めたくても辞められない状態。この辺りは日本の遊郭と同じなんだね。彼女たちを管理する女主人にしても、夫に先立たれ2人の子供を育てるためには、切羽詰っている。でも、いくらお客がお金を支払っているからといって、梅毒で使い物にならなくなったカカの面倒を見たり、顔の傷がもとでお客を取れなくなったマドレーヌを、雑用係として置いていたりと、人情味があるけどサラリと押し付けがましくないのもいい。

笑う女となったマドレーヌが衝撃的。娼婦たちはそれぞれ源氏名のような別称を持っていて、マドレーヌの源氏名は"ユダヤ女"だった。彼女はひいき客の1人の冷たい妖しさに惹かれていた。彼の求めに応じて両手を縛られる。体にナイフを這わせる客。そのヒヤリとした感触と、狂気をはらんだ感覚に興奮するマドレーヌ。そして悲劇。衝撃的なシーンは後に一瞬出てくるけど、かなりショック! 彼女の口は両頬まで裂かれて、大きな傷跡となった。以後、彼女は"笑う女"と呼ばれる。怖いもの見たさで指名する客はあっても、彼女を抱く客はいない。マドレーヌは淡々と運命を受け入れ、食事の支度など雑用をしながら娼館で暮す。貴族の屋敷で催される余興の見世物になることもあるけど、これも淡々と受け入れる。娼婦として生きることが幸せとはいえなくても、女性として扱われないのは悲しい。それは最年長になってしまったクロチルドにも言えること。といってもまだ28歳だけど・・・

家賃が払えなくなった娼館は閉鎖されることになる。最後の夜、仮面パーティーが行われる。この先の人生の不安もあるけれど、あいかわらずダラダラとした雰囲気。それがとっても退廃的。再びやって来たあの客に黒豹をけしかける。口紅を頬までひき"笑う女"になった娼婦たちが、その様子を窓の外から眺めるのが印象的。彼女達と客の行為はいつもここから覗かれていたのだった。この光景も淡々としている。暖かく見守っている感じはもちろんないけど、突き放している感じもしない。でも、淡々とした語り口だからこそ、彼女たちの人生を重くなり過ぎずに見ることができたんだと思う。

仮面をつけたマドレーヌは久しぶりに抱かれる。真っ白な涙を流す。それは彼女が心身ともに満たされた証。このラストは美しくて哀しくて好き。

どこを切り取っても美しい映画だった。ルノアールが描く裸体のように、肉感的過ぎる少女の裸体は、普段ならば美しいと感じることはなかったかもしれないけれど、この画の中にあっては絵画のような美しさだった。好きか嫌いかは別として(笑) 全体的に退廃的な感じも好き。ラスト現代の娼婦たちが映し出される。これも好みが分かれるところだと思うけれど、現実をつきつけられたということよりも、美しい夢から覚めたみたいな感じで、個人的には好きだった。

美しい映画お好きな方オススメ! でも若干痛いシーンあり(笑)

※公式サイトなかった・・・


http://twitter.com/maru_a_gogo


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