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If STAR WARS Was A TARANTINO Film

2014-05-13 22:57:17 | 【動画】cinema
If STAR WARS Was A TARANTINO Film



もし○○が××の監督だったらシリーズの続き!
お友達のmigちゃんが教えてくれた、タランティーノ版STAR WARS!

ホントよくできてる!

マーク・ハミルをスティーヴ・ブシェミ
ハリソン・フォードをティム・ロス

そして!

ダース・ベイダーをサミュエル・L・ジャクソンって言っちゃってるし!!

好き!(゜∀゜)ラヴィ!!

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The Dark Knight as a Romantic Comedy Trailer

2014-05-13 00:03:20 | 【動画】cinema
The Dark Knight as a Romantic Comedy Trailer



これは監督シリーズではないけれど、一緒にTLに流れてきた映像。

もしも『ダークナイト』が恋愛映画だったら?
ちゃんとバットマンやジョーカーが出てくるのに恋愛映画になっててビックリ!

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【cinema / DVD】『ヒステリア』

2014-05-13 00:00:00 | cinema / DVD
『ヒステリア』鑑賞
録画しといた『ヒステリア』見た。普通に面白かった!社会的に抑圧された女性が、不満をつのらせ爆発させることは、ヒステリーだと考えられていたのね?!しかもあんな治療法ががが… ヒュー・ダンシーは時代物似合うね♪ジョナサン・プライスが老けててビックリ!! #映画 Posted at 11:39 PM



公開時気になっていたのだけど、見逃してた・・・ 女性限定試写会とかも応募したんだけど、当たらないしねぇ WOWOWで放送されたので録画して見てみた!

ネタバレありです!

「19世紀ロンドン、女性は社会的に抑圧され、情緒不安定だったり、性欲が抑えられない者はヒステリーという病だと考えられていた。失業中の若き医師モーティマー・グランビルは、女性治療の第一人者ダリンプル医師の元で働き始める。そこでは、ある変わった治療が行われており・・・」という感じで、これは実話をもとにした作品。tweetにもあるとおり普通におもしろかった。WOWOWの紹介記事によると、世紀の大発明(?)自体よりも、恋愛映画という部分をアピールしているっぽい。まぁ、確かにそういう部分もあるので、軽い感じて見ることができる。

19世紀イギリスでは女性の鬱、イライラ、性欲過多などは、子宮の鬱血によるヒステリーが原因と考えられていたそうで、その治療法としては、医師による女性器のマッサージがあった。映画の中でもモーティマーが腱鞘炎になってしまっていたけれど、実際腱鞘炎になってしまう医師が続出。そのため、様々な代替え案が考えられていたらしく、その1つとして1880年に、ジョセフ・モーティマー・グランヴィル医師が、医療用電動振動器「打診器(パーカッソー)」を発明し、特許取得したのだそう。そう、いわゆる世界初の電動バイブレーターで、これが医療器具としての特許第一号だったのだそう。

ただ、このジョセフ・モーティマー・グランヴィル先生について調べてみたのだけど、上記の内容以外のことは分からなかった。ロバート・ダリンプル医師については実在したのかどうかも分からない。なので、彼の恋愛部分については、実際のモーティマー医師の体験によるものなのかは不明。今でこそ大人のオモチャ的なイメージのバイブレーターだけど、そもそもは医療器具として開発されたものだし、少なくともヒステリーだと診断され悩んでいた女性や、マッサージ療法により腱鞘炎になった医師たちを救ったことは間違いないわけで、そういう意味では真面目でシリアスに描くこともできたと思うけれど、ダリンプル家の姉妹との恋愛を絡めて、コメディタッチで描くことで、楽しみながら見れる感じになっている。この描き方は良かったと思う。

モーティマーが最初に惹かれたのは妹のエミリー。骨相学を学び、ピアノをたしなみ、優しくしとやかで理想的な女性。すっかり彼女に夢中になるモーティマー。医師としての理想と信念があり、間違っていると思えば、相手が院長であっても意見をし、職を失ってしまう情熱的なモーティマーのような男性にとって、妻にするには理想的。もちろん、エミリーが女性の美徳を備えていることは事実で、それは素晴らしいこと。でも、彼女の中にも燃えるものがあることに本人も気づいていない。

この映画のもう1人の主役であるエミリーの姉シャーロットは、社会や男性に抑圧されている女性を解放しようと、女性参政権を求める運動をする一方、貧しい人々を救うための施設を運営していた。シャーロットも強い理想を持ち、それに向かって邁進しているけれど、資金繰りに追われ、思うようにならない現実に苛立ち、いつも攻撃的になっている。そんな彼女を持て余す父親も、初見のモーティマーもヒステリーだと断定。ますます彼女を苛立たせる。ヒステリーなどという病気ではなく、夫や男性から一人の人格として扱われないことが原因だと言う彼女の言葉に、真実を見出すモーティマー。

まぁ、チラシなどでシャーロット役のマギー・ギレンホールが前面に出ている以上、彼女とモーティマーが結ばれるのだろうとは思って見ていたわけだけど、意外にエミリーと婚約発表してしまうし、そのパーティーの席でシャーロットが、友人を追い出そうとした警官を殴ってしまったため、裁判を受けることになってしまったりと、どうなってしまうんだろう?とハラハラさせる。

一方、モーティマーの発明も、姉妹2人との恋愛と同時進行で進んでいく。意外にマッサージの才能を発揮したモーティマーのおかげで、患者数がどんどん増え、とうとう腱鞘炎になってしまい、患者を治療できなくなってしまう。患者たちの苦情により、解雇されてしまったモーティマーが、発明家の友人エドモントが開発中の"電動ホコリ払い"からヒントを得て、バイブレーターを思いつく。試作品は完成したものの、実験しなければならないってことで、元売春婦でシャーロットの斡旋により、ダリンプル家の住み込みで働いてるメイドにお願いするなど、コミカルでテンポ良く進むので、楽しく見ることができる。彼女にお願いすることについても、伏線となるシーンを入れることによって、職業差別のようなことにななっていない。

女性のターニャ・ウェクスラー監督だからか、性的な部分もいやらしさはなく、むしろコミカルに描いている。コミカルさの中にも、女性解放問題や、貧困の問題などを盛り込んでいるのも女性ならでわかもしれない。そのバランスがとてもよく、コミカル過ぎてしまったり、重くなり過ぎたりせず、楽しく見れたのは、『ポーラー・エクスプレス』の脚本にも関わった、スティーブン・ダイヤー&ジョナー・リサ・ダイヤーの脚本によるところが大きいかもしれない。

役者たちもみんな良かった! マギー・ギレンホールは相変わらず上手い。いわゆる美女ではないけどヒロイン役多い(笑) でも、この役もそうだけれど、絵に描いたような美女ではないからいいわけで、そいう意味ではピッタリ。シャーロットの性格の強さや、すぐにカッとなる性格は現代でも厄介ではある。でも、最終的にはモーティマーがパートナーとして選ぶわけで、その強さに説得力がなければならない。その部分に説得力があったのはマギー・ギレンホールのおかげ。ヒュー・ダンシーは『マーサ、あるいはマーシー・メイ』で見たけど、コスチューム・プレイ似合う! 理想に燃える若き医師を、ややコミカルに演じていて良かった。エミリーのフェリシティー・ジョーンズも"理想的な女性"を嫌みなく演じていた。それは、エミリーにも実は隠れた情熱があることが伝わっていたから。友人役でルパート・エヴェレットが出ていたけど、ヒゲ面でかつての美貌を封印して、変わり者の発明者の役をやってて楽しい。ダリンプル医師役のジョナサン・プライスが老けていてビックリ! でも、さすがの存在感を残す。

コスチューム・プレイ好きとしては、衣装や調度品なども楽しめた。上流階級、中流階級、そして貧民街と、それぞれを見ることができる。しかし、そう広くはないダリンプル家を、ボンネット入りドレスで過ごすのは、なかなか窮屈だったと思う。でも、その窮屈さが品の良さに繋がっていたこともあるわけで・・・ そういう部分が失われてしまうもの残念ではある。

バイブレーター発明の話と言うと敬遠しがちだけど、王道の恋愛映画の形を取っているし、女性問題も扱っているので、これは是非女性に見て欲しい作品! マギー・ギレンホール、ヒュー・ダンシー好きな方是非!

エンドロールでバイブレーター遍歴が見れるのも楽しい(笑)

『ヒステリア』Official site


http://twitter.com/maru_a_gogo


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