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【cinema】『ハイネケン誘拐の代償』試写会

2015-06-15 23:58:55 | cinema

'15.06.03 『ハイネケン誘拐の代償』試写会@アスミック・エース試写室

 

cocoで当選! いつもありがとうございます ジム・スタージェスとアンソニー・ホプキンス共演ということで期待値上がり、しかも上映後トークイベントありということで楽しみに行ってきたー 

 

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「幼馴染のコルたち5人の経営する会社は倒産の危機。所有しているビルを売却しようと、不法に住み着いた人々を追い出そうと大乱闘。駆け付けた警官に抵抗して逮捕されてしまう。資金繰りに困った彼らは身代金目的の誘拐を計画するが・・・」という話で、これは実話。ハイネケンは軽くて好きだけど、まさか社長が誘拐されていたとは うーん。見ている間は飽きてしまうことはなかったのだけど、鑑賞後に行われた犯罪ジャーナリスト小川泰平氏と、映画評論家松崎健夫氏によるトークイベントでの補完がないと分からない部分もあったりして、若干物足りなかった気も

 

エミー賞受賞経験のある犯罪ジャーナリスト ピーター・R・ヴリーズによる原作の映画化だそうだけれど、題材自体は1983年に実際に起きた誘拐事件。世界的に有名なビールメーカー ハイネケンの社長アルフレッド・ハイネケンと運転手のアブ・ドーデが5人組の若者に誘拐され、個人の誘拐としては史上最高額の3,500万ギルダー(現在のレートで約23億円)の身代金を要求された。身代金が支払われたため、2人は3週間後に無傷で解放され、犯人も逮捕されたが、身代金の行方は未だ不明なのだそう。と、本題に入る前にネタバレしてしまったけど、実際に起きた事件だし、公式サイトにも書かれていることだしいいか(o´ェ`o)ゞ

 

監督は『ミレニアム2 火と戯れる女』『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』のダニエル・アルフレッドソン。『ミレニアム2 火と戯れる女』は見て、なかなかおもしろかった記憶があるけど、『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』は未見。あまり評判がよくなかったような? 全く知らなかったのだけど、弟さんが『ぼくのエリ 200歳の少女』(感想はコチラ)『裏切りのサーカス』のトーマス・アルフレッドソン監督なのだそう! あくまで個人的な感想としては、弟さんの作品の方が好き。どちらも2本ずつしか見ていませんが ちなみに映画の舞台はオランダだけど、監督はスウェーデン人で、主演俳優はイギリス人でセリフは英語。

 

95分と短めの作品。前述したとおり被害者は無事に解放されて、犯人も全員逮捕されているので、もちろん警察も捜査したはずだけど、そちら側の視点は一切なし。チラシなどでは犯人たちと、被害者であるハイネケンとのかけ引きが見どころとして紹介されている。たしかに被害者の方が一枚も二枚も上手で、犯人たちと対面する時には常に冷静であったことはスゴイと思うけれど、どちらかというと犯人たちの自滅したような? 彼らの友情とそれが崩壊していく姿を描いていて、見終わった後は犯罪映画というよりは青春映画を見たという印象。でも、そういう目線で見るとなかなかおもしろい作品だと思う。'80年代のアムステルダムを舞台にしているのだけど、画のトーンが薄く暗めなこともあり、ちょっと古い感じがして、それが例えば『アウトサイダー』 とかの当時の青春映画を見ているような感覚。その感じは好きだった。狙ったのかどうかは別として(笑)

 

コル、ヴィレム、カット、スパイクス、ブレイクスの5人は子供の頃からの友人で、共同で会社を経営している。映画は、融資を申し込むため5人で待ち合わせをして銀行へ向かうシーンから始まる。集合場所に幼い娘を乗せてチャリでやって来るカットや、担当者に資金難であることを悟られまいとする姿などがコミカルに描かれる。てっきりこの待ち合わせから誘拐実行なのだと思っていたので、楽しげな様子に戸惑ったけれど、彼らが誘拐を思いつく前から描いていくということらしい。ただ、彼らが何の会社をしているのかについては説明がなかったように思うので、普通の若者が犯罪に手を染めていくっていうことなのか、例えば非合法の物を販売しているとか、既に悪の道にいたのかが分りにくかった。準備段階を含めた誘拐の手際や、出所後のコルのことを考えると、彼らが犯罪に近いところにいたのではないかな?とは思う。その辺りの背景が知りたかったかも。

 

融資を断られたため所有しているビルを売らなければならなくなり、そのため不法に住み着いている人々を追い出す必要があるってことで、彼らや駆けつけた警官たちと入り乱れてのバトルに。ここもコミカルに描かれていて、まさに青春映画の大暴れって感じで楽しかった。後にバラバラになってしまうことの対比なのであって、青春映画感を出そうとしているわけではないのかもしれないけれど、自分としては青春のバカな感じが好きだった。でもこれどうしてビルを売却することができなかったんだっけ? 暴力を振るってしまったから、逆に損害賠償を請求されてしまったんだっけ? その辺りの説明がちょっと分かりにくかった気はする。

 

コルとヴィレムは親友で義兄弟。コルの妻ソーニャはヴィレムの妹で、現在妊娠中。2人で実家を訪ねた際、ヴィレムが失業中の父親と喧嘩するシーンがある。この父親は以前ハイネケンに勤めており、社長のアルフレッド(フレディ)・ハイネケンと一緒に撮った写真が自慢。失業した今もそのプライドにしがみついている感じ。ヴィレムは「クビにされたじゃないか」と、父親に対して複雑な感情をあらわにする。この父親とフレディとのエピソードが何か関係するのかと思ったけれど、特に何もなかった(笑) 誘拐相手を選ぶ際に思い浮かびやすかったっていう説明なのかな? まぁヴィレムの逆恨み的な部分もあるのかも?

 

しつこいようだけど、そもそもの会社経営部分が不明なので、 何故誘拐などという大それた犯罪をしてまで、お金を作る必要があるのか伝わりにくい。でも、彼らがハイネケンを誘拐することは承知で見ているし、この辺りまではテンポもいいので、見ている間は気にならない。誘拐を実行するにあたり、監禁場所など準備が必要で、そのための資金を得るために銀行強盗を行うということになる。この銀行強盗の手際が鮮やかで、お金を奪ってからのカーチェイス、さらにモーターボートを使って運河を逃げるシーンなどスピード感と迫力があって楽しい。コルから地面を撃てと何度も注意があって、この辺り試写会後のトークショーでも話題になっていたけど、犯罪に対しての知識があったようで、誘拐などという割に合わないことをしないで、銀行強盗を数回繰り返せばよかったのでは?とのご意見で、自分も見ている間そう思っていた。

 

銀行強盗で入手した資金をもとに資材を購入。会社の倉庫(だったかな?)の内部に監禁部屋を作成。自分たち以外の人間が入って来ても、ただの倉庫にしか見えない隠し扉の向こう側に、狭い個室が向かい合わせに2つ作られていている。もちろん完全防音。 銀行強盗のシーンや、この辺りの感じは仲間が一緒に何かをしている楽しさみたいな感じがあって、やっていること自体は犯罪なのに楽しそうで、みなキラキラしている。タイピングした脅迫文に指紋をつけてしまったため、隣の会社の事務所に忍び込んでコピーしたり、その原本を忘れてしまいコピー機を借りる芝居をして取りに行くなど、細かいミスはあるものの、誘拐自体も綿密に練られた計画どおりに進んで見事。ここまでの流れを見ていると、なぜ会社経営に失敗したんだろう?と思いつつ、犯罪の才能がある人というのも世の中にはいるんだなと思いながら見ていた。その方面に才能があるというのは、やっぱり不幸なことなのでしょうね。

 

小川泰平氏によると誘拐ほど割に合わない犯罪はないそうで、検挙率は97%になるけれど成功した例は1件もないとのこと。未解決事件というのはあるけれど、これは身代金が払われなかったためで、誘拐してから身代金を自分たちのものにするのが難しいのだそう。その言葉どおり今作でもここからコルたちの闘いが始まることになる。 実際の事件どおりアルフレッド・ハイネケンと運転手のアブ・ドーソンを誘拐監禁する。アラブ人ぽい容姿のアブは終始怯えていたけれど、ハイネケンは度胸がすわっている。1人のシーンでは怒りをぶつけていたりするので、もちろん相当のストレスだったと思う。映画では描かれていなかったので、ちょっと調べてみたところ、創業者の孫であるアルフレッド・ハイネケンは、経営陣との折り合いが悪く、社長に就任するまでにかなり苦労したらしい。なので交渉ごとは百戦錬磨なのでしょう、自分は抵抗する気はないという姿勢を見せつつも、さりげなく衝動権を握る。バスローブや本を要求したり、食事を運んだり簡易トイレを掃除したりするためにコルたちが部屋に入って来るたび、礼を言ったりなにかと話しかける。犯人たちに焦りや動揺が見られると、自らを解放する交換条件を出したりして具体的に交渉したりもする。

 

この辺りのアンソニー・ホプキンスの演技は、陰での葛藤を含めて素晴らしいし、それを受けての覆面姿のジム・スタージェスと、サム・ワーシントンの演技も良かったのだけど、チラシなどで煽っていたほどの衝撃ではなかったかな・・・ でも、アルフレッドがコルにかけた一言「裕福とは多くの友を持つか、多くの金を持つかで、両方はあり得ない」というセリフが重要で、この映画が描きたいこと。そして、この映画自体がそういう作りになっている。なので前半はあんなにキラキラしていたし、この後は友情が試されることになる。

 

ハイネケンの家族や会社側から身代金要求に対しての反応がなく焦り始める。アリバイ工作のためにバーに行っては警官らしき人物の目が気になる。家族にも悟られないように気をつけなければならない。そのイライラがつのりケンカが絶えなくなる。身代金が支払われないのであれば、人質を殺そうという話になり、妻子持ちのカットはこれに反対。妻のソーニャが妊娠中のコルも積極的ではない。そんな中ヴィレムが自分がやるとナイフを手に隠し扉の奥に向かう。ハイネケンに対峙するけれど、結局殺すことはできなかった。彼に反対していた者はもちろん、賛同した者も殺さないで欲しいと思ったんじゃないかな? それが伝わってきて、このシーンは良かった。結果一線を越えることはなかったけれど、この瞬間に仲間の中で何かが壊れたのだと思う。

 

突然、身代金が支払われることになるけど、後から考えるとこれは犯人の目星がついたからだったんだね。小川泰平氏によると、今回描かれていないけれど、警察の捜査としては、直近に起きた似たような犯罪との関連から調べていくそうで、この事件でいえば銀行強盗がそれにあたるのだそう。おそらくその辺りから聞き込み調査を行い、目星をつけたのだろうとのことだった。エンドロールで犯人逮捕の経緯と、事件や犯人たちのその後がクレジットされるけれど、情報提供があったとの記載があったと思う。そうとは知らないコルとヴィレムは身代金を受け取りに行く。指示通りに支払われたそれは重く、担いで逃げるのは無理ということで森の中に埋めることに。これって計画のうちだったんだっけ? 仕方なくそうしたような気がしたんだけど、ちょっと記憶が

 

人質は無事に解放するものの、すでに尾行されていた。パリに知人のいるヴィレムは皆でパリに逃げようと言うも、家族がいるカットはアムステルダムを離れることは出来ないと言う。コルの弟のブレイクスも残ることになり、2人とは別れることになる。コル、ヴィレム、スパイクスの3人は車でパリを目指すけど、神経質なスパイクスはなにかと2人につっかかる。リーダーのコルは意外にも柔軟性があって、スパイクスに落ち着くように諭すけれど、ヴィレムは真っ向から受けて2人は衝突。ヴィレムの態度もどうかとは思うけれど、この局面で車を降りると言い出すスパイクスにイライラする。そんなこと言っている場合かと!(笑) でもまぁ、一歩引いているようなところのあるカットと、年少のブレイクスと違い、コルやヴィレムと対等だと思っているスパイクスとしては、自分がないがしろにされているという思いはあるのかも。その性格が厄している部分があるのは、見ている側には分かるけど、本人にとっては正論なのだろうし・・・ まぁ、正論というわけではないけど、間違ったことを言っているわけでもない 結局スパイクスは車を降りてしまう。追ってきたコルにも一緒に行こうと言うけれど、コルはヴィレムとパリに向かうことにする。ここも自分が選ばれなかったっていう感じが切ないけれど、国境を越えるリスクはあるけど、可能であれば国外に逃げる方がいいかも? 結局、スパイクスは後に自ら警察に出頭する。

 

パリに着いたコルとヴィレムは、ヴィレムの元恋人の家に滞在する。彼女がどこまで知っているのかは不明だけど、ここでの滞在はコルにとって大きなストレスとなる。居所がバレてしまうため、妻のソーニャに連絡することも禁止される。ヴィレムは元恋人がいるので、コルは一人になることが多くなる。外出もままならない。一生この生活が続くのか? 逃亡犯になどなったことないから、この時のコルたちの心理は想像するしかないけど、自ら選んだ道とはいえこれは辛いでしょう。同情はしないけど(笑) 結局、耐え切れなくなったコルは公衆電話から自宅に電話をかけてしまう。ソーニャは留守でだったけど、電話に出た友人に電話番号を伝えてしまう。ソーニャは公衆電話から電話をかけてくるが、自分を巻き込んだことを怒っている。それはそうでしょう。ソーニャも子供の頃からコルのことを知っていただろうから、コルが堅実なタイプでないのは分かっているだろうし、ある程度犯罪スレスレのことをしていることも知っていたかもしれないけれど、まさか自分が誘拐犯の妻と妹になるとは思わなかったでしょう。

 

コルがソーニャと連絡を取ったことを知ったヴィレムは、居場所が特定されるもの時間の問題であることを悟り、アパルトマンを出ていくことにする。2人が荷物を持って外に出ると、何かやら様子がおかしい。妙に静か。2人がそれに気づいた瞬間、武装した警官たちが現れ、2人は投降する。ずっと彼らを見ていた側としては、この武装と人数は大げさだなと思うけれど、警察側からすれば凶悪犯ということで、もちろん世間的にもそうだということ。この時、2人が交わした会話が青春友情ものっぽかった気がしたけど忘れてしまった 

 

2人は8年服役し、コルは出所後オランダを代表するマフィアになったそうでビックリ! フレディ・ハイネケンは私財を投じて犯人捜しに執念を燃やしていたそうで、その辺りを描いたのがルトガー・ハウアー主演の『誘拐 狙われたハイネケン』とのこと。トークショーで映画評論家の松崎健夫氏がとってもオススメしていた(笑)  そうそう! コルは2003年1月27日何者かに銃殺されたそうで、この件について松崎氏が興味深い話をされていた。ハイネケン誘拐事件について調べていたところ、2003年当時オランダ在住だった日本人女性のブログを発見。この方は2003年1月27日にレストランでの食事中、銃撃戦に巻き込まれたそうで、その時死亡したのがハイネケン誘拐事件の犯人の1人だったと記載されていたのだそうで、これはコルのことだろうとのこと。それはビックリ! トークショーについては特にメモなど取っていたわけではないので、詳細はコチラ(犯罪ジャーナリスト小川泰平さんが大事件の真相を紐解く!『ハイネケン誘拐の代償』トークイベント開催|音楽ニュース)でそうぞ!

 

キャストは全員良かったと思う。途中から密室劇のようになったりもするので、画面上に出ていた人数は多かったけど、記憶に残るのは犯人たちとハイネケン、後はせいぜいソーニャくらい。5人の中でもコルとヴィレムの比重が大きく、ブレイクスについてはほぼ印象に残っていない。スパイクスのマーク・ファン・イーウェンは何かで見たと思っていたけど、オランダ人俳優で国内メインで活躍しているとのことで勘違いだった 神経質でトラブルメーカーになってしまうスパイクスにイライラしながらも、自分がないがしろにされていることに焦りを感じていたりするのだろうなと思わせたのは、マーク・ファン・イーウェンの演技のおかげ。久しぶりに見た気がするサム・ワーシントン。こんなにずんぐりしてたっけ?(笑) コルと衝突しながらも、彼と運命を共にするヴィレムを好演していたと思う。ハイネケンを殺しに行くシーンの葛藤は良かった。

 

ハイネケン役のアンソニー・ホプキンスはさすがの演技。思っていたより出演シーンが短く、犯人たちとの絡みも少なかったけれど、それでも圧倒的な存在感を感じさせ、犯人たちよりも二~三枚上手である貫禄を見せる。その上で一人の時に怒りを爆発させるシーンは良かった。身代金が支払われないことを知った時の、一瞬見せた表情が素晴らしい! 描かれていないハイネケンの会社での立場のようなものも感じさせた。ただ、アンソニー・ホプキンスが1人で監禁されていると、どうしてもレクター博士を思い出してしまって、このままじゃすまないだろうと思ってしまったのは、やや難ありかも?(笑) 今作で意外なカッコよさを発揮していたのがコル役のジム・スタージェス。大好きな『アクロス・ザ・ユニバース』(感想はコチラ)以来、ファンというほどではないけれど好きな俳優の1人。どちらかというと、物静かで優しい役が似合うタイプな気がしていたけれど、前作『鑑定士と顔のない依頼人』(感想はコチラ)で意外な一面を見せていた。今回は完全に犯罪者。犯罪の才能を開花させてしまうけれど、最初から悪人だったわけではない。その辺りの青春ぽさみたいなものや、パリでの壮絶な孤独感などは、ジム・スタージェスの繊細な感じにピッタリで、同情できることではないのに、かわいそうになってしまう。あの泣き顔は武器だと思う(笑) そもそものコル本人を知らないので、金髪だった理由が分からないのだけど、意外に金髪が似合ってた

 

5人の年齢設定がよく分からなかったのだけど、ジム・スタージェスやサム・ワーシントンから考えると、若く見積もっても20代後半から30代前半というところかな? そもそもが幼馴染みということもあるかもしれないけれど、犯罪映画というよりは青春映画を見ている印象。実際に起きた犯罪の映画化としては、若干の物足りなさを感じるけれど、青春映画として見るとおもしろい。アムステルダムの街並みと凶悪犯罪というミスマッチも、意外な犯人像をアシストしている気もする。どこか実感が薄い。それは映画として成功しているのかは分からないけれど、おそらくハイネケンの一言についてを見せたいということなのだと思うので、そういう意味ではこれでいいのかも?

 

ブロマンス的な青春映画好きな人は好きかも? サム・ワーシントン好きな方オススメ。レクター博士っぽいアンソニー・ホプキンス見たい方是非。男らしいジム・スタージェス見たい方必見かも?!

 

『ハイネケン誘拐の代償』Official site

 

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