【tv】100分de名著「ノートル=ダム・ド・パリ」(第1回)![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/tv.gif)
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1回25分×4回で1冊の本を読み解くという番組。以前、「ブッダ最期の言葉」(記事は
第1回
第2回
第3回
第4回)なども記事にしたともあったけどけっこう大変💦 録画して見たジェーン・オースティンの「高慢と偏見」と、ハンナ・アーレント「全体主義の起源」も記事にしたかったのだけど、時期を逸してしまったので断念💦 今回は頑張ろうと録画しておいた第1回目を見て、備忘メモをTweetしておいたので、それを元に記事を書いて残しておきたいと思う。
第1回:天才ユゴーの驚くべき「神話的小説」 講師:鹿島茂
ヴィクトル・ユゴーについては
Wikipediaで! ユゴーといえば「レ・ミゼラブル」で、子供の頃「ああ無情」を読んだけど、これはジャン・バルジャンがパンを盗んだことしか覚えてなかった💦 その後、ロンドンでミュージカルを見て大感激! 早速、文庫本5冊を購入して読んだ。これはなかなか大変だった💦
「ノートル=ダム・ド・パリ」は未読。今回番組を見たのは、ミュージカルを見たいのと、原作も読みたいと思っているので、その前に解説を聞いてから読むと理解しやすいと思ったので。ここから作品について読み解いていくわけだけど、一応
Wikipediaも貼っておく。
ここは特に追記はないかな。神話的小説というのは、Tweetにもあるとおり、キッチリ読んだことがなくても何となく知っている話という意味らしい。
ユゴーが生まれた1802年は、ナポレオン(
Wikipedia)が現れたことにより、自我の強い人々がいっぱいだったらしい。ナポレオン軍の軍人である父親は共和派で、母親は熱狂的な王党派だったそうで、そんな2人が何故結婚したのか謎だけど、お互い主張し合いユゴーは板挟みだったらしい。母親が禁欲を強いたことは、聖職者でありながらエスメラルダに惹かれるフロロに投影されているのかな?
この光と闇、美と醜というのは、エスメラルダとフロロ、そしてエスメラルダとカジモドに投影されているのかな? 1830年の七月革命というのは聞いたことあるけど、よく知らなかったので
Wikipediaを貼っておく。
宿命はΑΝΑΓΚΗと書かれているそうで、これはギリシャ語らしい。
この"らんちき祭り"の際に、カジモドが見世物のように顔を見せると、人々が熱狂したのだそう。しかし、カジモドは耳が聞こえないため、人々が何故熱狂しているのか分からなかった。すると、人々はカジモドを担いで練り歩いたんだったかな? とにかく、酷い扱いをしたことは間違いない。これは辛いな・・・
カジモドが出るまで100ページくらいあると語っていたのは、原作を読んだという島津有理子アナウンサー。これ! 「レ・ミゼラブル」でも言えること! ジャン・バルジャンが登場するまでが長くて、ずっと司教様の説明💦 3冊目では半分くらいがクリミア戦争の説明💦 もう何度挫折しそうになったか!
鹿島先生曰く、ユゴーは霊媒体質らしいけれど、とにかく頭の中にいろいろなものが溢れて書いちゃうってことなのかな?
元祖キャラ構造の意味がちょっと分からなかったのだけど、鹿島先生によると例えば性格とかいくつかの項目を設けて、それぞれのキャラが+なのか-なのかで評価していくと分かりやすいということで、表にしたフリップが表示されていた。
劇作家グランゴワールという人物はお祭りのシーンにも登場していた。この人物がどういう役割を果たすのか謎だけど、とりあえず彼の命を救うためエスメラルダが結婚を申し出るらしい。ちなみにグランゴワールは26歳。
今回は第1回目ということで、ヴィクトル・ユゴーについてや、作品が描かれた背景などの説明がメインで、作品そのものについても人物紹介にとどまっていたので、深く掘り下げていくのは2回目以降なのかな? 2回目も録画してあるので早く見なくちゃ!
100分de名著:毎週月曜日 午後10:25~10:50
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