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【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.2

2021-05-30 02:08:13 | music

【music】「FROM THE REHEARSAL ROOM:TOKYO」Part.2

 

2週に渡って配信されるラミン・カリムルー&ハドリー・フレイザーのスタジオライブ。日本時間の5月22日(土)に引き続き、本日5月29日(土)午前9時にPart.2が配信された。

 

動画が配信されることになった経緯は、前回の記事(コチラ)などに書いたけど、ザックリ説明すると、昨年開催予定だった「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "The Reunion"」が、コロナ禍で延期となり二転三転。今年のGWにラミン&ハドリー出演の「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "Old Friends"」として開催することになったものの、2人が来日し二週間の隔離期間に入って直ぐ、東京都に緊急事態宣言が出てしまい開催中止に😭 ならばということで、急遽スタジオライブを収録し、動画配信することになった。

 

ということで、早速見た✨ 感想をTweetしておいたので、追記する形で記事にしておく。

 

 

 

Part.1の終わりに、ハドリーが休憩時間だからアイス食べなきゃって言ってて、Part.2の冒頭「見果てぬ夢」を歌い終わった後のトークで、ラミンがアイス食べたのか聞いてて、ハドリーが食べたよって答えてた🤣 そしたらラミンがハイチュウ買いに行ったよ! ハイチュウが大好きだって言ってた🤣 

 

コロナ禍で舞台に出演できない中、ポジティブでいることが難しかったけど、ネガティブではいたくないと語り、不可能にチャレンジして可能にしていくと語っていたのが印象的。

 

「Til I Hear You Sing」を歌う前に、ハドリーからこの曲を歌う大変さを振られ、体力がなければ歌えないけど、そういう時にはこのチャンスが欲しかったんだと思うことにしていると語っていたのも印象的だった。ラミンやハドリークラスになっても、役を獲得するのは大変なことなんだよね。コロナ禍でなくても。そういう厳しい世界にいるということ。

 

『ラブ・ネバー・ダイ』の裏話を聞けたのは貴重! ザックリ書くと、アンドリュー・ロイド=ウエバーと会うように言われ、訪ねて行くと曲(「Til I Hear You Sing」)を歌うように言われたけれど、ラミンは楽譜が読めないので困ったそうで、30分かけて練習したらしい。ALWは情熱的だけどいい時と悪い時がある、アーティストだしプレッシャーも感じているだろう。ただ、とても協力的だった。稽古段階では「The Beauty Underneath」には名前がついておらず、どちらがいいか聞かれたので「The Beauty Underneath」がいいと答えたのだそう。( ゚Å゚)ホゥ

 

 

冒頭の「見果てぬ夢」とても良かった。Part.1、Part.2とも、それぞれのソロもとても良かったのだけど、今回デュエットがとても良かった。2人本当に仲が良くて、信頼し合っているからというのは大きいのかなと思う。2人ともこの曲を歌ったのは初めてとのこと。

 

その流れからハドリーが「Again」、ラミンが「Being Alive」を歌う。ハドリーは「Agian」を普段はあまり歌わないそうで、最後に歌ったのは日本とのこと。この時(記事はコチラ)だね! ラミンが「Being Alive」を最初に歌ったのも日本で「4 Stars」の時だったのだそう! この時(記事はコチラコチラ)かな? ちなみに、ハドリーの奥様は女性で初めてこの役を演じたのだそう。2人とも良かったけど、ハドリーの「Again」とても良かった😭

 

『レ・ミゼラブル』からは逃れられない。永遠の贈り物だと語り2人で歌った「Empty Chairs At Empty Tables」! 2人ともマリウス経験者で、ラミンはハドリーがマリウスの時の代役だった。その時のエピソードは前回に語ってくれた。ハドリーはこの曲を1人で歌うとちょっと退屈じゃない?と笑ってたけど、ラミンのお母様は大好きなのだそう。

 

今こそ人々に語りかけるべきだと「Empty Chairs At Empty Tables」を歌い出す。"Oh My Friends,my  Friends don't ask me~"のとこで目を見合わせて歌うのグッときた😭 歌い終わってグータッチ👊

 

好きなことを出来る機会を与えてくれてうれしいと語り、ピアノの森亮平氏のことをとてもホメていた。数日の打ち合わせで、音を合わせたのも今日なのに、こんなに合わせられるのは素晴らしいと語り、ベリースゴイ!と言っていた。アリガトゴザイマス!と何度も言っていたのも印象的。ハドリーの方がより言っていた感じ。森さんのブログ記事で、この曲のコードについて意見が一致して嬉しそうだったのは、ハドリーだったのかな?

 

『オペラ座の怪人』でも『レ・ミゼラブル』でも序曲を聞くと、初めて作品に出た時や、初めて客席から見た時のことを思い出すと語り、ステージでも客席でも戻りたいと言っていたのが切な過ぎる😭 ミュージカル俳優になったのは、当然ながらミュージカルが大好きだからでしょう。自分は客席にしか行ったことがないけど、大好きな作品を初めて見た時の衝撃や感動は忘れられないし、それをもう一度味わいたくて何度も足を運ぶんだよね😢

 

『レ・ミゼラブル』に自分たちが出演することはもうないだろうけれど、でも絶対にイヤとは言わないとハドリーが語ると、ジャベールのジャケットを着てみたかったとラミン。ヨージヤマモトみたいなジャケットと言って笑ってた🤣🤣🤣

 

ハドリーの提案で、前回と役を入れ替えて歌ってみようとのことで、ラミンが「Stars」、ハドリーが「Bring Him Home」を歌う。ラミンは『オペラ座の怪人 25周年記念公演 in ロンドン』公演中に、プロデュサーのキャメロン・マッキントッシュから『レ・ミゼラブル』の出演依頼を受けたのだけど、その時ジャン・バルジャンのオファーだったのでためらったと、以前何かのインタビュー記事で読んだことがある。自分が出演するならジャベールの方だと思っていたからというのが理由だったと思う。

 

自分もラミンはジャベールだと思っていたのだけど、今回「Stars」を聞いてみると、やっぱりラミンはバルジャンなんだなと思った。イヤ、ラミンの「Stars」がダメだったわけではなく、とても良かった。ラミンがバルジャンを演じているのを見れていないのだけど、一見荒々しくも感じるけど実は繊細で優しいラミンの歌唱は、そのままラミンの人柄でもあり、そう考えるとバルジャンなんだなと。さすがキャメロン・マッキントッシュ!

 

逆に、自分の中ではバルジャンのイメージが全くなかったハドリーだけど、「Bring Him Home」の歌唱がとても良くて、これはバルジャンあるなと思った。とっても端正で知的なバルジャン。新演出版の前半はかなり荒々しいので、その辺りがどうなるか分からないけれど、後半特に晩年のバルジャンはとてもいいのではないかと思う。

 

2人また『レ・ミゼラブル』に出たいと考えているそうで、ラミンは(おそらくラミンがバルジャン、ハドリーがジャーベルで共演していた時に)1週間ごとにバルジャンとジャベールを入れ替えて演じたいと提案したことがあったらしく、バルジャンはハードワークだとハドリーが指摘すると、止めてくれたキャメロン・マッキントッシュに感謝するよと言っていた😅 でも、是非是非是非やってくれ!🙏🙏🙏

 

ラミンの「Til I Hear You Sing」は相変わらずすごかったし、白髪のある中年になってしまったけど、深いつながりを感じる。この年になり心に刺さると歌ったハドリーの「Solioquy」も良かった。そして、いつかこの役をやりたいと言うハドリーに、出来るよと答えるラミンが素敵🥰

 

ラミンがセットリストの作り方はどうしてるか質問すると、ハドリー場所や場合によるけど言いつつも、最近はピアノやギターのみのシンプルな構成をすることが多いと答える。ラミンはアーティストとオーディエンスのバランスを考えるとのこと。

 

最後の曲は「Steal Our Moments」は2人で作った曲とのことだけど、Sheytoonsの曲なのかな? 今回のまとめ的な曲だねとハドリーが言っていたけど、2人がギターを弾きながら歌うこの曲でしっとりと終わるのとても良かったと思う。

 

全体的なインパクトは前回の方があったと思うけれど、とても落ち着いて見れる今回もとても良かった。話題には出たけど『オペラ座の怪人』から全く歌わなかったのは、やっぱり来年以降にシエラと一緒に「ミュージカル・ミーツ・シンフォニー "The Reunion"」をと考えているからなのかな? 是非やりたいって言ってたし!

 

最後は森さんも含めて、アリガトゴザイマスと連呼して終わった。とても素敵なライブだった。可能な限りリピする予定🤗

 

ネタバレになっちゃうけど、既にミュージカル・ミーツ・シンフォニー公式がセットリストをツイートしていたので、書いてしまう。

 

Set List

 

1.The Inpossible Dream(「Man Of La Mancha」):Ramin & Hadley

2.Again:Hadley

3.Being Alive(「Company」):Ramin

4.Empty Chairs At Empty Tables:Ramin & Hadley

5.Stars(「Les Miserables」):Ramin

6.Bring Him Home(「Les Miserables」):Hadley

7.Til I Hear You Sing(「Love Never Dies」):Ramin

8.Solioquy(「Carousel」):Hadley

9.Hushabye Mountain(「Chitty Chitty Bang Bang」:Ramin & Hadley

10.Steal Our Moments:Ramin & Hadley

 

配信チケットについて

 

チケットはMandolinで購入。全て英語なのでドキドキするけど、詳しくはミュージカル・ミーツ・シンフォニーのサイトや、ツイッターの公式アカウントでも紹介されているので大丈夫! $20+手数料。

 

配信開始から72時間視聴可能なので、本日55月29日午前9時に配信予定のPart.2は6月1日午前9時まで視聴可能! 

 

これだけ素晴らしい内容で、72時間見れてこのお値段は絶対お得だと思う! 

 

ただし、MMS公式アカウントがチケットはアーカイブ時間内でも購入可能だけれど、予告なく終了する場合があるので早めにとツイートしていたので注意!

 

ラミンがYouTubeの公式チャンネルで宣伝動画をUpしているので貼っておく。

 

From The Rehearsal Room : Tokyo - Ramin Karimloo and Hadley Fraser

 

コメント
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