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【Googleのロゴ】南方熊楠、生誕145周年

2012-05-18 01:15:56 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


南方熊楠、生誕145周年!

お名前とお顔は知っていたけれど、どういう方なのかはぼんやり

毎度のWikipediaによりますと・・・

日本の博物学者、生物学者、民俗学者とのことで、
特に菌類学者として細菌の研究でしられているのだそう。
なるほど、だからきのこ・・・
もしかして、この絵南方先生が描かれたのかな?

癇癪持ちで奇行も多く、多汗症のため薄着もしくは裸で過ごし、
ふんどし姿で野山を走りまわることもあったそう・・・(*/∀\*)イヤン

お誕生日おめでとうございます!



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【Googleのロゴ】母の日

2012-05-13 21:44:11 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


5月第2日曜日は母の日!
クリックすると"母の日"の検索画面にリンク
母の日についてはWikipediaで!

母の日ということで、Googleのロゴがこんな動画に!


一人佇むお母さん・・・


ドアが開いて手に花を持った子供達が現れる・・・


お母さんに抱きつく子供達・・・


3人並んで・・・



Thanks Mom


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【cinema】『ヘルプ ~心がつなぐストーリー』

2012-05-12 03:02:27 | cinema
'12.04.29 『ヘルプ ~心がつなぐストーリー』@ヒューマントラストシネマ渋谷

『アーティスト』を見に行った時、tomocoさんと見たいねって話してて、GWに行ってきた。書くの遅くなったから、多分上映終わっちゃったね・・・

ネタバレありです!

「1960年代、作家志望のスキーターは大学を卒業し、故郷のミシシッピ州ジャクソンへ帰ってくる。南部の白人家庭では黒人メイドが家事や子守をしていた。スキーターもそんな家庭で育ったが、ヒドイ扱いを受けるメイド達の存在を知り、彼女達に取材し本を出版しようと考える・・・」という話。これはなかなか良かった。感動って感じではなかったけど、泣いてしまった。ディズニー配給なので、ちょっとおとぎ的な部分や、若干キレイにまとめ過ぎな気もしたけど、重いテーマを時にコミカルに見せていて、重くなり過ぎずに見ることが出来た。ちなみにヘルプとは黒人メイド達のことだけど、おそらくダブルミーニング。

キャスリン・ストケットによる同名小説を、ジャクソン出身で彼女の幼馴染であるテイト・テイラー監督が映画化。実はこの原作小説、60社以上から出版を断られたそうで、監督は出版支援も行っている。断られた理由は不明だけど、その後ベストセラーになったことを考えると、小説の出来というよりはそのテーマか?などと勘ぐってしまう。まぁ、単純に=黒人差別だからということではなく、売れないと判断しただけかもしれないけれど、それにしても60社がミス・ジャッジ?と考えてしまうほど、人種差別問題は根深い。黒人大統領が誕生し、様々な人種が世界各地の都市で暮らす時代になっても、差別が完全になくなったわけじゃない。もちろん、それは単に人種差別だけじゃない。

と、いきなり重いところから入っちゃったけど・・・(笑) この映画でも大きなテーマにまぎれて、様々な差別が盛り込まれている。その辺りも上手いと思った。まず、主人公のスキーターは大学を卒業したのに、新聞社では最初全く相手にされない。何とか粘って得た仕事は、病欠中の人の代わりに家事のコラムを書くこと。まぁ、この辺りは新聞社の雇用状況にもよると思うので、一概に女性差別だとは言いにくいし、母親をはじめ地元の友達が女性は結婚するものと決めつけている状況も、時代的なことを考えると仕方がないかとも思うけれど、21世紀になってもこの風潮が完全になくなったわけではないことを考えると、複雑ではある。ただ、スキーターが進歩的で自立心の強い女性であり、それがジャクソンという南部の町では異端であったからこそ、彼女は本を出版しようと思ったわけだし、エイブリー達も心を開いたのだと思う。

スキーターがヘルプ問題に強い関心を持ったのは、自分を育ててくれたコンスタンティンとの美しい思い出があったから。スキーターにとって彼女は母のような存在だった。帰宅してみたら彼女はいなくなっており、代わりのヘルプがいた。コンスタンティンはどうしたのか尋ねても誰もハッキリ答えてくれない。このヘルプの制度は母親の代に雇われ、その子供を世話をし、子供が成長し家庭を持つと、その子に雇われることもあるらしい。アカデミー助演女優賞を受賞したオクタビア・スペンサー演じるミニーもそうだった。コンスタンティンの行方と何故家を出ることになったかについては、後に母親から語られるけれど悲しい話。この母親は口うるさい人ではあるけれど、それには理由がある。もちろん元の性格もあるとは思うけれど。スキーターがコンスタンティンと良い関係が築けたのは、コンスタンティンがヘルプとして優秀なだけでなく、愛情深い良い人であったからだし、スキーターが素直な良い子だったから。でも、この母親が女主人としてコンスタンティンに好意的に接していたからだと思う。事実、あの日も老いたコンスタンティンがもたついてしまったことが、歯車を狂わせたわけだけど、裏を返せばもたつきがちな彼女をずっと雇ってくれていたとも言える。そういう事が後からきちんと分るのがいい。

もう一人の主人公はヘルプのエイビリーン。彼女はスキーターの同級生エリザベスの家で働いている。彼女は現在妊娠中で、まだオムツをしている娘がいるけど、どうやら娘に愛情を持てない様子。彼女は必死に南部の良き女主人になろうとしている感じ。子供に愛情を持てないけれど、かわいがっているフリをしているし・・・ それはズル賢いのではなくて、生きるすべだから。人の目ばかり気にしている。悪い人じゃないけど自分がない。エイビリーンのことも嫌いではないと思う。トイレを使うこともイヤではなかった。でも、グループのリーダーであるヒリーに言われると逆らえない。だから、ダンナさんにも反対されるのに黒人用トイレを作ってしまう。こういう閉鎖的な社会で、いわゆるママ友みたいなグループで上手くやっていくには、彼女みたいに流されて我慢している人もたくさんいると思うけれど、このタイプが一番厄介なのかも・・・ 差別やイジメを実際に横行させちゃっているのは多分こういう人達。彼女が最後に勇気を出してくれればと、願いながら見ていたけれど、残念ながら最後まで変わらなかった。まぁ、映画としてはそれもまたよしかもしれない・・・

話がそれてしまったけれど、エイビリーンは心に悲しみを抱えた強い女性。そして賢い。記事を書くために家事を教えてもらおうと、エイビリーンに取材したスキーターは、彼女の聡明さと強い意志、そして正義感に惹かれて本の取材を申し込む。最初は、報復を恐れて断るエイビリーン。神父の言葉に感銘を受け、取材に応じる決心をする。熱が入り彼女の家で夜を明かすこともあるスキーター。2人の間に友情が芽生える。元々スキーターに黒人に対する偏見はない。エイビリーンが沈黙を破ったのは、息子の言葉に従ったからでもある。聡明な息子には夢があったけれど、不慮の事故で瀕死の重傷を負ってしまう。でも、彼の雇い主は黒人病院の前に彼を置き去りにした。発見された時には既に手遅れだった。雇い主には使用人を守る責任があるのではないか? 黒人だからというだけで、息子は死ななければならなかった。そんな彼が、この家から作家が出るよと言っていた。もちろん自分の夢だったけれど、果たせなかった。自分が語ったことが本になるのであれば・・・ これはラストシーンにもリンクしている。

ヘルプのミニーは夫のDVに耐えながら、子供達を育てる肝っ玉母さん。スキーターの同級生ヒリーの母に雇われたが、今は娘のヒリーに雇われている。このヒリーが今作の悪役。演じるのはブライス・ダラス・ハワード。上手い。上手いだけに憎たらしい(笑) 後にとんでもない目に遭ったりして、コミカル要素にもなっているけど、こういう大物ぶったり、偉そうな態度をとることで、リーダーになる人っているけど、本当に厄介・・・ グループを形成するならリーダーはいたほうが楽だし、面倒だからなってくれるのはありがたいけど、リーダーだから自分の考えを通すのは当たり前と考えられては困る。黒人用トイレを作ることが正しいとは思わないけど、正しいと思うなら自分だけ作ればいいのでは? 病気がうつるからと、トイレを分けることにこだわっているけど、だったら何で料理は食べられるんだろう? 料理しないから分らないのかな? 大好きなチョコパイの生地は手でこねて作るのだけど? トイレとチョコパイは後の伏線(笑) まぁ、彼女としても実際は自分を守ることに必死だったわけで、自分が傷つけられたら倍にして返すことで、自分の地位を守ろうとしている。エイビリーンに「疲れませんか?」と言われて、泣き出しちゃったってことは、やっぱり疲れているんでしょう。ある意味かわいそうな人・・・ 同情はしないけど(笑)

ミニーは自分の尊厳を守るため、白人用トイレを使ったフリをしてヒリーの家をクビになる。報復のため得意のチョコパイを持参し、ヒリーをとんでもない目に遭わせる。これはちょっとやり過ぎ・・・ 自分が食べたら嫌だけど、ギリギリ立ち直れるくらいのものにしておいてくれないと、見ている側が辛い(´ω`;) ざまあみろと思いたかったけど、やり過ぎると思えなくなっちゃう。まぁ、思ったけど(笑) このことが原因で彼女はどの家からも雇われなくなってしまう。そして、ミニーもスキーターの取材に答えることになる。知的で理性的なエイビリーンと、直情的なミニーとの3人の会話が楽しい。ミニーはその後、ある人物に雇われることになる。この2人の関係がまたいい。ミニーの肝っ玉ぶりがいい。キレやすいところが欠点だけど憎めない。オクタビア・スペンサー助演女優賞は納得。ミニーのフライドチキン食べてみたい! チョコパイは中身が気になるから遠慮しとく(笑)

ミニーを救ったのはシーリア。他所から来た女性で労働者階級。アメリカは階級社会という印象は薄いけど、南部はそういう部分があったのかな? 彼女はいい人なんだけど無教養で、奔放な感じの女性。昔ならマリリン・モンローが演じるみたいな。多分、イメージしてると思う。ただ、彼女のそういう部分が差別の理由となっている。つまり、自分達のような品の良い白人社会には受け入れられませんわということ。本当の理由はヒリーの元カレと結婚したから。彼女に取られたと思っているヒリーの入れ知恵で、彼女は仲間はずれにされている。確かに教養もなく、セクシー過ぎて、空気を読めない彼女は、素直でいい人だけど、一緒にいると疲れるかも(笑) だからって、無視されたり、バカにした態度を取られるのは見ていて辛い。パーティーでの醜態は正直・・・ だったけど、後日ホームパーティーから締め出すのは本当にヒドイ。でも、こういうことフツーにありそうで怖い・・・ あまり身近で聞かないのは、自身が独身で母親じゃないから? 会社などでも良く聞く話だけど、何となくママ友という言葉が浮かんでしまう。シーリアはこの件だけじゃなくて、悲しい思いをしている。本当は強い人。人を見かけで判断してはいけない。頭が足りないように見えるのは、無邪気であるということだし、きちんと教育を受けていないから。彼女はミニーのおかげで立派な女主人になっていく。ヒリー宛の小切手に( ̄― ̄)ニヤリ

と、つらつら書いているとおり、これは女性の話。黒人差別を描いているけど、ヘルプという黒人メイドに焦点を当てているため、彼女達と多く関わる女主人達との関係を中心に、白人社会の問題点も描き出している。奴隷の延長としてのヘルプという制度は、今では存在しないけれど、やっぱりアフリカ系、アジア系などのマイノリティーに対して差別が完全になくなったわけではないと思うし、前述したとおり職場や学校、ママ友の間でも差別やイジメはなくなっていない。躍起になって黒人問題を訴え、シーリアを追い出そうとしているヒリーもさることながら、自分も含め多くの人がなりがちなエリザベスを見ていると、こういう人達が奮起しない限り、この状況は永遠になくならないのだろうと思った。1960年代といえば公民権運動。映画の中でも度々テレビ画面に登場するキング牧師が「悪意の人々よりも、善意の人々の沈黙に、より多くの絶望を感じる」と語ったそうだけど、まさにそうなのだと思う。悪意自体は、みんな悪意であることが分っているのだから、それを増殖したりしなければ問題はない。まぁ、なくは無いけど(笑) でも、それを悪意だと分っていながら沈黙してしまうのは、それを容認してしまっているのだということ。どんなことにでも「No」と言うのは勇気がいるし、リスクもある。でも、ハッキリ「No」と言えないまでも、何とか悪意に巻き込まれないようにできないものか・・・角が立たないように、黒人トイレを作らない方法もあったはず! 自分なりにしなやかに、差別する側にもされる側にもならないようにしたい。人間だから合う、合わないはあるので、嫌いな相手と無理に仲良く必要はないし、それは差別ではないと思う。と、そんなことを考えながら見ていた。

女優達の競演が見事! それぞれの人物紹介時にチラリと書いたけれど、ヒリーのブライス・ダラス・ハワードがあっぱれ(笑) 最近、性格の悪い役が多いけど、確かに似合う・・・ 切れ長の目で睨まれたら美人だけに怖い。そして演技が上手いから憎らしい(笑) コミカルな演技も良かった。チョコパイ食べる姿は笑える。そんなヒリーとそりが合わず(合う人いるのか?)イヤミを言い合う母親役はシシー・スペイセク! そういえば、ちょっと似てるかも。口は悪いけど娘より良識ある母親を少しコミカルに演じていて、さすがの存在感。スキーターの母役アリソン・ジャネイも良かった。彼女もヘルプに対して良識ある態度で接していた。それがあの日、裏目に出てコンスタンティンを追い出すはめになる。そのことをずっと後悔している。もう少し上手く立ち回れていれば・・・ 末期ガンであるため、娘の結婚を決めてしまおうと思っている。それは娘の将来を思ってのこと。でも娘の望む将来は別にあることに気づく。その2つの後悔がヒリーへの毅然とした態度と、娘を行かせる決心をするシーンに表れている。このシーンは良かった。

主役の2人も良かったのだけど、狂言回し的な役割もあったためか、他のキャラが濃すぎたためか、ちょっと食われた感じも・・・ スキーターのエマ・ストーンは真っ直ぐに育った良家のお嬢さんを好演。本来、彼女の考えや主張、そして生き方は間違っていないはずなのに、古い考えに凝り固まった人々からは異端視されてしまう。それでも毅然として、自分の信じた道を進む姿が魅力的。挫折したり失敗したりする姿も共感できる。それはエマ・ストーンの明るさのおかげ。息子を亡くし理不尽な思いをしてきたエイビリーンが、ヘルプの思いを語る決心をしてくれたから、ほんの少しジャクソンが変わるきっけができた。エイビリーンはヘルプという仕事に誇りを持っている。だから家事をきちんとこなすし、母親から愛されない子供に愛情をそそいでいる。彼女が「おじょうちゃんは、かわいい子」と語りかけるのは感動。ヴィオラ・デイビスのいつも感情を抑えている表情が印象的。最後にヒリーに「疲れませんか?」と語りかけるセリフが素晴らしかった。

今回印象的だったのは助演女優賞候補の2人。ミニーのオクタビア・スペンサーはちょっと演技が大きいかなと思う部分もあったけど、感情をあまり表に出さないエイビリーンとの対比になっているのでOK。彼女もまたヘルプという仕事に誇りをもっている。じゃなきゃあのヒリーとやっていけいないと思う(笑) ハッキリ物を言い、怒りっぽいけど憎めないのは、オクタビア・スペンサーのおかげ。くるくると変わる表情が印象的。お人形みたい(笑) そしてもう1人はシーリアのジェシカ・チャスティン。この映画でシーリアの存在にすごく救われた。空気を読めないキンキン声の彼女は、ちょっと疲れるけどかわいい人。まぁ、パーティーで泥酔してお粗相してしまうのは困るけど(笑) それでも魅力的だったのはジェシカ・チャスティンのおかげ。『ツリー・オブ・ライフ』のブラピ妻。別人! ミニーとシーリアのシーンは好きだった。彼女達の関係は、エイビリーンとスキーターと対になっているのだと思う。

1960年代の南部の豪華で古いスキーターの家や、エリザベスのミッドセンチュリーモダンな家も好き。ヒリー達の衣裳が素敵! ボリュームをつけてセットした髪とか、きちんとアイラインを引いた目元とか、バービー人形みたい。フラッパー・スカートのワンピがカワイイ

KKK(クー・クラックス・クラン)に襲われたというシーンはあるけど、暴力的なシーンはほとんど出てこない。本当はもっと理不尽な目にあったと思う。その辺りの描きこみが甘い気もするけれど、目をそむけたくなるようなシーンを見せられたから、伝わるというわけでもない。そしてこれは”女性”の話なので・・・ 女性の抱える悩みがきちんと描かれていたと思う。最初にも書いたけど、重いテーマを重くなり過ぎず見ることができた。

悩み挫けながらも明るく強く生きる女性達の映画が好きな方オススメ! 女優達の演技は必見!

『ヘルプ ~心がつなぐストーリー』Official site



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【動画】【TV見仏記WEB限定番組】 旅先で出会ったあのサブキャラクター編

2012-05-11 01:04:51 | 【動画】MJ

【動画】【TV見仏記WEB限定番組】 旅先で出会ったあのサブキャラクター編



以前紹介した「TV見仏記」の10周年記念WEB限定アニバーサリートーク動画♪ もれていたので慌ててUP


動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))


【TV見仏記WEB限定番組】 旅先で出会ったあのサブキャラクター編




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【cinema / DVD】「Love Never Dies」BD版

2012-05-10 01:14:39 | cinema / DVD
「Love Never Dies」DVD鑑賞

「オペラ座の怪人」の続編として作られたミュージカル。Twitterやblogでお世話になっいてるミュージカル友の方々が絶賛されていたこの作品。気になってBD版購入。鑑賞した。

「パリ・オペラ座の怪人事件から10年。マダム・ジリー&メグ・ジリー母娘の協力により、コニー・アイランドでファンタズマを経営するミスターYことファントム。オスカー・ハマースタインの招きにより、新劇場の杮落としでアリアを歌うことになり、マンハッタンへやって来たクリスティーヌ。その夜、ホテルの部屋にファントムが現れる。2人の間にはある秘密があった・・・」という話。ええ、正直に言えばチープ。チープというかメロドラマというか・・・ だけど、これ素晴らしく美しかった。そのメロドラマさゆえ、前作ほど号泣って感じではないけれど、やっぱり泣いてしまった。

『オペラ座の怪人25周年記念公演 in ロンドン』(以下POTO25)の記事にも書いたのだけど、自分にとって「オペラ座の怪人」は特別な作品だった。ミュージカルは好きだけど、何でも見たいってわけじゃないし、何度も見たいと思う作品も多いわけじゃない。ミュージカル版「オペラ座の怪人」がきっかけで読んだ原作も好き。以前の記事にも書いたけど、この原作時々”?”となってしまう部分もあって、挫折しそうになるけど最後まで頑張って読むと、「怪人の愛の終わり」の章で号泣してしまう。ただ一度、妻として自分を受け入れ、自分の額にキスしてくれたクリスティーヌのため、身を切られる思いで彼女を行かせ、自ら死んでいこうとするファントムに涙が止まらない。゚(PД`q。)゚。 この辺りは「オペラ座の怪人」のFinal Lairのシーンでも描かれているけれど、ミュージカル版ではファントムの生死は謎のまま。見る人の解釈に委ねられている。個人的にはずっとファントムは死ぬのだと思っていた。じゃないとファントムがかわいそうだと・・・

昨年10月末にPOTO25を見て大感動! 今までずっと物足りなかったファントムとクリスティーヌの間にある官能とか、命がけのギリギリさが感じられて、やっと理想のファントム&クリスティーヌに出会えたと思った。この公演が2人の結びつきが特に深く演出されていたことや、主演2人が「Love Never Dies」主演のRaminとSierraであったこと、2人の演技が素晴らしかったことにより、この公演の演出意図としては、今作「Love Never Dies」につなげたいのだなとは思っていた。何故、あえて続編につなげようとしているかについては、憶測ではあるけれど2010年3月10日に開幕したこの作品は楽曲の素晴らしさ、出演者の歌唱や演技の素晴らしさに対し、そのストーリーと歌詞のチープさが災いし評価が分れ、特にオリジナル「オペラ座の怪人」の熱烈なファンに受け入れられず、バッシングにあったこともあった。度重なる演出変更、歌詞変更などのテコ入れがされたにもかかわらず、突然2011年8月27日に打ち切りのような形で閉幕してしまった。サー・アンドリュー・ロイド=ウェバー(以下ALW卿)はかなり以前から続編の構想を持ち、それによりフレデリック・フォーサイスの「マンハッタンの怪人」も書かれたのだそう。この小説は未読だけど、やはり賛否両論だったらしい・・・ 今作はこの小説をベースとしているらしく、フレデリック・フォーサイスの名前がクレジットされている。ちょっと話がそれたけど、要するにALW卿としては、この作品に大変な思い入れがあり、このまま埋れさせるわけにはいかないと考えたのだと思う。実際ウエスト・エンド(以下WE)でこの作品をご覧になった方々は、未完成な作品ではあるけれど、大変魅力的な作品だったとおっしゃっていた。もちろんキャスト達の熱演によるところは大きいのだけど、楽曲の美しさと根底にあるテーマに惹かれている様子だった。

で、まだ前置きは続くのだけど(ごめんね) つまり、長々何が言いたいかと言えば、個人的にすごく思い入れのあるオリジナル「オペラ座の怪人」、そして原作。自分の中では前作で完結しているはずだった。それは今でもそう思っている。だから続編はいらないと思っていたし、以前スーザン・ケイ著の「ファントム」を読んだことを後悔したので、フォーサイスの「マンハッタンの怪人」も読まなかった。作品の出来云々ということではなくて、あくまで自分の気持ちの問題。だからALW卿が今作「Love Never Dies」を作ったと聞いた時も興味はなかった。POTO25を見てRaminとSierraの素晴らしさに感動し、2人が今作の主演だと知ってもYouTubeの動画を見てみようという気もあまり起きなかった。やっぱりもし気に入らなかったらどうしよう、自分の中の、前作の世界を壊してしまうのじゃないかと思っていたから。でも、WE版からこの作品のファンである方々が、演出家サイモン・フィリップスにより生まれ変わったオーストラリア版(以下AU版)「Love Never Dies」を絶賛されているのをリアルにお聞きして、見てみたいと思い購入! でも、やっぱり見るまでに時間がかかった。気に入らなかったらどうしよう・・・ で、実際見てみたら素晴らしかった!

WE版の音源は持っているけど、実際の舞台は未見。YouTubeの動画はチラリと見たけど、ほとんど見ていない状態での鑑賞。なので、どこが変更されている部分なのか不明。あくまでBD版のみの感想。

ネタバレありです! 結末も書いてます!

冒頭、狭い屋根裏部屋の様な場所で作曲しているファントム。思うようにはかどらない様子。壁には巨大なクリスティーヌの肖像画。ここで、ファントムはクリスティーヌへの変わらぬ愛を歌うTill I Hear You Sing(以下TIHYS)を歌い上げる。「Love Never Dies」(以下LND)の曲は「オペラ座の怪人」のようなインパクトには欠ける気がするけれど、全て美しい。どちらかというとALW卿作曲の「アスペクツ・オブ・ラブ」に近い気がする。ファントムが作曲したタイトル・ソングは後にクリスティーヌが歌うことになるので、この曲がファントムのメインの曲ということになるのかな? 英語の歌詞は読んでいないし、ヒヤリングも・・・なので、よく分らないけれど、前述したように今作の歌詞はかなり評判が悪い。例えば同じLOVEを表すのも、別の詩的な言い回しにするというのは日本語でもあることだと思うけれど、それがことごとく直接的で詩的ではない言葉がチョイスされているらしい・・・ 自身はその辺りは分らないし、ファントム役ベン・ルイスの好演もあってファントムの心情が痛いほど伝わってきた。ファントムの曲に合わせて、クリスティーヌの肖像がゆっくり動くのも好き。WE版ではオートマタという、前作のクリスティーヌ人形がさらに進化した、動くクリスティーヌ人形(クリスティーヌ役が演じる)が登場したそうだけど、こっちの方が素敵。まぁ、異常性はオートマタの方があるけど(笑)

この後、リーハーサルするメグ達のシーン。メグ・ジリー&マダム・ジリーの助けにより、ファントムはカレーから船でマンハッタンに来たそうで、現在はファンタズマという劇場(?)を経営して成功を納めているけど、渡米当初は大変な苦労をしたらしい。様々なお膳立てはジリー母娘がしたらしく、ハッキリとは語られていないけれど、おそらくメグはいわゆる枕営業もしてたっぽい。このメグ役の女優さんがまた良くて、顔も少しクセがあるけどかわいい。でも、やつれている・・・ メグのファントムへの複雑な思いが後に悲劇を招くことになる。メグはオペラ界でのクリスティーヌの成功をよろこびつつも、やっぱり羨ましく思っていたのでしょう。自身も成功したいという思いは、ファントムに認められたいという願いにもなっている。娘をスターにしたいというマダム・ジリーの思いに煽られている部分もあると思う。WE版マダム・ジリーはPOTO25でもマダム・ジリーを演じた人で、WE版アルバムを聴いた限りでは、かなり怖い感じ。クリスティーヌに対して敵意むき出しな印象だけど、AU版では懐かしく思っているようで、もう少し複雑な感じ・・・ WE版では前作とあまりにキャラが変わってしまい物議をかもしたジリー母娘、そしてラウルだけどWE版ではその辺りも見直されている様子。

オスカー・ハマースタイン(実在の大興行主。「南太平洋」などで有名な作詞家オスカー・ハマースタイン2世は息子)の招待により、マンハッタンにやってきたクリスティーヌ。新聞記者と思われる人々がたくさん来ているということは、クリスティーヌはオペラ界で成功しているらしい。歌姫って言われてたし。クリスティーヌ達を迎えに来る馬のいない馬車。ファントムの手下の3人が彼らを妖しく迎え入れる。3人とも異形の人たち。1人は小人症の女性が演じている。つまり、ここからファントムの世界ということ・・・ LNDの舞台はコニー・アイランド。コニー・アイランドについては世界最古のローラーコースターがあることくらいしか知らないけど、どうやらかなり妖しく美しい場所だったらしい。そういういわゆる”普通”でない人々(奇形ということだけではなくて)の中にいることで、ファントムがフリークスであるということがマイナス要因ではなく、むしろミスターYとして尊敬されている人物として描かれている。何故、ミスターYと呼ばれているのかは不明。Yって何?

ファントムが用意したホテルの部屋。ラウルと結婚し今は子爵夫人となっているクリスティーヌ。2人の間にはグスタフという息子がいる。前作と大きくキャラが変わってしまったのがラウル。一家がマンハッタンに来た理由は、彼がギャンブルで借金を作ってしまったから。お金のためにやって来た。そのことに引け目を感じているので横柄な態度を取ってしまう。現実逃避のためアルコールに溺れていて、いつもイライラしている。息子のグスタフへの愛情も薄い。ここはちょっと伏線。よく考えるとラウルもかわいそうな人ではある。クリスティーヌを愛しているけど、彼女の芸術を真の意味で理解できない。彼女と同じ資質を持つグスタフのことも愛せない。そのうえ・・・ ハマースタインからだという偽の呼び出しで出かけるラウル。父が愛してくれないことを嘆くグスタフとクリスティーヌのデュエットが美しい。この部屋の内装がアールデコで素敵 クリスティーヌはレースを多用した白のドレスを着用。イスに座ると大きく裾が広がって素敵! クリスティーヌ役のアナ・オバーンはアップになるとつけまつげが気になり過ぎるけど美女。そして歌も演技も上手い! オペラも歌うそうだけど、声が美しい。無理なく歌っている。

グスタフが寝室へ向かうと、ジャーンジャジャジャジャーンと、この後2人で歌うBeneath A Moonless Sky(以下BAMS)のイントロが流れ、アールデコ調の鏡を多用した扉がバーンと開き、フロックコート着用のファントムが現れる。今回、ファントムの衣裳はずっとフロックコート。ベンは長身なのですごく似合うけど、日本人だとキビシイかも・・・ まぁ、日本で上演するかは別として(笑) この登場シーンでのファントムは圧倒的なので、この黒衣裳は効果的。まぁ、前作でも変なチャイナ服とRED DEATH以外は黒だけど(笑) クリスティーヌの白と対比となっている。で、驚いたクリスティーヌは気を失ってしまうけれど、気づいたとたんに怒り始める。そして衝撃の告白が! なんと前作の地下で別れた後、ラウルとの結婚前夜、クリスティーヌはファントムの隠れ家を訪れ、激しく愛を交わしていたのだった! この夜のことが歌われるのがBAMS。この歌詞が赤裸々過ぎるということで、かなり物議をかもしてしまったらしい。日本語字幕でもかなり直接的な部分はあった。歌詞云々以前に2人がそんな関係になったということが、受け入れられないオリジナルファンが多かったようなので、一概に歌詞のせいばかりではないと思うけれど、”激しく何度も愛し合った”とまで教えてくれなくてもいいかも(笑) この曲は2人の動揺や感情の高ぶりを表すような盛り上がりを見せる。

この後、トーンが変わってOnce Upon Another Timeは美しいデュエット。ひとしきり”あの夜”について語り合った2人。今は?と問うファントムに、私達に今などないと怒りをあらわにするクリスティーヌ。愛し合った後、ファントムと生きる決心をしたのに、目覚めたら居なかったって酷すぎる・・・ 2人の間に起きた事を受け止めきれず、恥ずかしさのあまり逃げてしまったというのがファントムの説明で、確かにそうだったのでしょうが、それはないわー 酷い・・(ll゚∀゚) で、バルコニーに出る2人。悪夢にうなされたグスタフが登場し、コニー・アイランドに連れて行くことを約束するファントム。このバルコニーはアールデコというよりアールヌーヴォー。New Yorkでもアールヌーヴォーは流行ったけれど、基本的にはアールデコの街。エンパイア・ステート・ビルもそうだし。でも、曲線を生かした植物モチーフはヌーヴォーだろうな・・・ AU版でセット・デザインを担当した女性は産休中だったけど、演出のサイモン・フィリップスがくどき落としたらしい。それは大正解! とにかくセットが美しくて妖しくて素敵

コニー・アイランドへ行く前にファンタズマのリハ室みたいな所でピアノを弾くグスタフ。頭に浮かんだ曲だと言う・・・ その才能に驚くファントム。彼が美しいと思うものが、ことごとく自分と一致する。あの子は10歳じゃないかー!! となり、自分の子供なのではないかと思う。あの夜が10年前なのであれば、妊娠期間を考えると9歳じゃないと変では?というツッコミはなしで(笑) で、コニー・アイランド! これは妖しい。まず、ローラーコースターを思わせる曲線の坂が現れ、そこを歩くファントムとグスタフ。前作でのPOTOの道行き思わせる。そして三角形のクリスタルのような柱が多数出てくる。ここで歌われるのがロック調のThe Beauty Underneath(以下TBU) コレ! このシーンとこの曲がこの作品のキモなのだと思う! もちろんタイトル・ソングやTIHYSもそうだけど、この曲とこのセットの世界観がダメだと、作品全体ダメかもしれない・・・ セット自体は見世物的要素が強くて、三角形の柱の中に光がつくと爪が異様に長い人とか、腕が6本ある老人などが現れ、中でゆっくりと動き出す。それを美しいと感じるかどうかではなくて、この曲で歌われている”その裏にある美”ってことや、それが理解できて美しいと思えるからファントムとグスタフ、そしてファントムとクリスティーヌは惹かれ合っているのだということを、受け入れられるかどうかで、LNDが好きになれるかどうか分れてしまうかも。もちろん、ここがダメでも曲の美しさや、ストーリー、出演者達の演技、セットなど他の要素で好きになる人も多いかと思うけれど・・・ 個人的にこの作品の真のテーマはここだと思う。その裏にある美こそ真の美である。このセットも個人的に好きだった。フリークス達の中で好きなのは6本腕の老人。大好きな如意輪観音も6本腕。仏像界のスーパースター阿修羅様も6本腕で、しかもお顔が3つ。仏像だと美しいと感じるのに、フリークスだと異形だと感じてしまう。それはどうか?ということなんだと思う。まぁ、仏像とは言ってないけど(笑) ファントムは音楽、建築、その他の素晴らしい才能に恵まれていたのに、フリークスであるために隠れて生きるしかなかったわけだし・・・ ファントムの本当の美を理解できていたら、彼の才能を享受することが出来ただろうにってことかと・・・

彼の美全てを理解し、心をとられられていくグスタフに、自分の血を感じたファントムは、彼にならきっと受け入れられると、自ら仮面を取りファントム・フェイスを見せる。怯えて絶叫し走り去ってしまうグスタフ。うちひしがれるファントム。そこへメグと現れるクリスティーヌ。本当のことを話せと詰め寄り、グスタフが自分の息子であることを告げられるファントム。彼のために全てを残そうと誓う。それを聞き怒り嘆き悲しむマダム・ジリーの歌で第一幕終了。BD版は幕間はなく、そのまま第二幕へ続く。

TBUで言いたいことは言ってしまった感じなので、あとは流し気味に(笑) クリスティーヌと結婚して以来、何もかも上手くいかないラウル。彼は彼女を愛しているし、自分に原因があることも分っているけど、素直になれず高圧的な態度に出てしまう。DVです(笑) ホテルのバーでウィスキーを飲みながら、そんな思いを独白。このラウル役の人も上手い。ちょっとブラピ似。そこへ海で泳いできたメグが現れる。彼女のハッキリとは語られない過去が悲しい・・・ ここの演技がイイ。クリスティーヌを連れて帰ってというメグ。そうしようと決意するラウル。そこへバーテンダーと入替わったファントムが現れ、賭けを申し出る。ファントムが作ったアリアLove Never Dies(以下LND)をクリスティーヌが歌ったら、ラウルは1人で帰国する。歌わなかったら大金を支払うので、それを手に3人で帰国してよいという。この賭けに乗ってしまうラウル。2人のDevil Take The Hindmostは迫力あり。うーん。ベンのファントムは全体的にいい人な感じ。高圧的に出る場面もあるし、卑怯な手を使う場面もあるのだけど、怖さはない。演技も歌も上手いのでファントムの悲しみなどは伝わるんだけど、エロさや怖さがちょっと足りないかも・・・

楽屋でラウルとファントムに代わる代わる自分のために歌うな、歌えといわれ苦しむクリスティーヌ。前作のTwisted everyday・・・ が歌われる。この他、ちょこちょこと前作の曲が歌詞を変えて歌われるので、前作のファンは( ̄― ̄)ニヤリ この楽屋で準備するクリスティーヌの首に、ファントムがゴージャスな首飾りを後ろからつけるシーンがセクシーなんだけど、ベンだとそこまでじゃないかなぁ・・・ YouTubeで見たRamin & Sierraのエロさといったら! これは必見のエロさ! 官能的というよりもエロい! 子供をもうけた2人ですから(笑) AU版ではLNDでクリスティーヌが青の衣裳を着るので、首飾りは黒を基調としたもの。自分でつけるとしたらWE版の方が好みだけど、クリスティーヌが黒を身につけるというのは象徴的。いろんな意味がある。過去との決別、そして死・・・ シエラのクリスティーヌがどうだったのか分らないので、比較はできないけれどアナのクリスティーヌは、女性というより母という感じだった。全ての行動や考えの基準が”母”であった。その上でファントムへの思いが最後に溢れた感じ。良かったと思う。

結局クリスティーヌはLNDを歌う。グスタフを人質に取られたということもあるけど、LNDを歌い上げるクリスティーヌは、歌に入り込んでいる様子。ここのセットがまたスゴイ!濃い青を基調とした孔雀の羽になっていて、その前に立つクリスティーヌ自身が孔雀であるという趣向。素敵! 曲に導かれて恍惚と歌うクリスティーヌ。素晴らしい。やっぱり彼女は歌姫であり芸術家なのだと思う。その辺りを理解し、彼女を真に幸せにできるのは自分ではないと悟ったラウルは1人で去る。歌い終わったクリスティーヌの楽屋で、彼女とファントムは芸術に酔いしれよろこびをかみしめ合い、激しくキスする2人。グスタフがいないことに気づき探しに行く。

メグが連れて行ったことを聞き、海岸に向かう2人とマダム・ジリー。ファントムが自分の新作より、クリスティーヌのLNDを選んだことで、裏切られたとショックを受けたことが原因なわけだけど、文字通り身も心も捧げたメグが悲しい。興奮するメグをなだめるファントム。成功したかに見えたけれど「誰もがクリスティーヌのようにはなれない」という考えられない大失言をしてしまい、絶望したメグが銃を発砲。誤ってクリスティーヌを撃ってしまう。倒れ込むクリスティーヌ。抱きしめるファントム。ショックのあまり走り去るメグ、助けを呼びに行くマダム・ジリー。ラウルを呼びに行くというグスタフに本当の父親はファントムであると告げるクリスティーヌ。ファントムは止めるけれど、クリスティーヌはあなたにはもうグスタフしかいないからと言う ショックのあまり走り去ってしまうグスタフ。彼を追おうとして倒れてしまうクリスティーヌ。もっと近くに来てと言われ、地面に座り彼女を抱きしめるファントム。TIHYSのメロディーでもう一度キスしてと歌うクリスティーヌ。キスする2人。息絶えるクリスティーヌ。絶叫するファントム。やって来たラウルに彼女を託し、海に向って歩き出すファントム。戻って来るグスタフ。跪いて彼に目線を合わせるファントム。仮面を外し優しくファントム・フェイスに触れるグスタフ。感動し号泣するファントム・・・ 幕・・・ 良かった・・・。゚(゚´ω`゚)゚。ピー

正直、やっぱりストーリーとしてはメロドラマだと思うし、ちょっとチープ。そして、やっぱりあの「オペラ座の怪人」の続編とは考えにくい。あれは完成されているから。前述したとおり「オペラ座の怪人」でファントムは死ぬのだと思っているし、個人的にはそれでハッピーエンドだと思っている。ファントムは初めて”人”として愛されて、満足して死んでいくのだから・・・ でもPOTO25となら続編になる! POTO25のファントム & クリスティーヌ(Ramin & Sierraではなくて)に限り、「Love Never Dies」の未来があっていいんじゃないかと思った。あの2人に限りファントムに子供がいる幸せがあってもいいんじゃないかと思う。パラレルワールド的に(笑)

そして、これRamin & Sierraで見たい! 2人が無理でもRaminは絶対見たい! 単にファンだからというだけじゃなくて、これは絶対にRaminを想定して書いていると思う! ベンも上手いんだけど、このLNDのファントムには圧倒的なエロさが必要! それでいて少年のように繊細で潔癖じゃないとダメ。Raminのファントムなら10年前のあの夜去ってしまったのも分る。Raminが卑怯ってことではないし、実際のRaminもそんなにDTくんじゃないと思うけど、自らを恥じちゃう感じ。あんなことになってクリスティーヌをまともに見れない感じ。でも、まだ彼女を思っている感じが、Raminのファントムにはある気がする。TIHYSはRaminのための曲だと思う!

この舞台見たいなぁ・・・ このセット実物見てみたい! とにかく素晴らしい 今LNDが上演されているのはシドニーのみ。今年デンマークで開幕することが決まっているけど、演出は変わるのではないかとのこと。どうやら来年1月からUK Tour版の上演があるらしいけど、詳細は不明。日本ではどうなのかなぁ・・・ 日本人だとちょっとキビシイかなぁ・・・

どうやら今作はTSUTAYAでレンタル可能らしい。「オペラ座の怪人」のコアなファンの方にはどうなのかなぁ・・・ 個人的には見て感動したからなぁ・・・ オススメ!としておく(笑)


コメント (2)
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【Googleのロゴ】ハワード・カーター生誕138年

2012-05-09 22:07:04 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ハワード・カーター生誕138年!

ツタンカーメンの墓を見つけた人だね!
一応Wikipediaで調べてみたところ・・・

イギリスの考古学者で、ツタンカーメン王の墓を発見した。

1916年カーナヴォン卿の援助で、王家の谷を発見!
1922年ツタンカーメン王の墓発見!

発見後、カーナヴォン卿や関係者が次々亡くなったため、
「王家の呪」などと言われたけれど、
報道規制に反発したマスコミによるものだったらしい・・・
マスコミは相変わらずだね!プンスコo(`ω´*)oプンスコ

ご本人は呪とは関係なく64歳で亡くなったそう。

Happy Birthday



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【voyage】高尾山登山! & 白玉蘭でごはん★

2012-05-06 00:00:00 | voyage
おはよ!極秘ミッション完了(`▽´ゞ 晴れたね♪今から高尾山向かいまーす☆ #ohayo Posted at 09:41 AM

GWってことで、お友達の映画ブロガーさん達と高尾山登山! 計画時点での天気予報が雨だったけど、数日前には晴れになってた。でも、当日になってみなきゃ分らないのがお天気・・・ 超晴れ女としては、なんとかして晴れさせようと頑張った! それが極秘ミッション。まぁ、特に何もしてないけど(笑)

旅の仲間:migちゃん、まだ~む、KLYさん、まっつあんさん、ともやさん、伍一くん & maru♪

高尾山口到着!スゴイ人!6号行きます♪ http://t.co/ZebGetnb #pikubo Posted at 11:40 AM

最初から、電話連絡の行き違いで1人予定より前の電車に乗ってしまい、調布合流のKLYさんと一足先に合流して、後から来た残りのメンバーが乗車した電車に乗るというハプニングがありつつも、無事高尾山口に到着!予想はしてたけど、スゴイ人・・・ コースは1号~6号と稲荷山コースの7本。川に沿って歩く6号コースを選択! 3.1kmで所要時間は約90分♪

登るよー!逆光でよく見えない… http://t.co/fMEE3Ij8 #pikubo Posted at 12:14 PM



こんな感じで登りつつ… http://t.co/1RAYoLt8 #pikubo Posted at 01:46 PM



CONVERSEは何足か持ってるけど、それ以外持ってない。トレッキングシューズを購入するほど頑張れなかったので、CONVERSEで行ってしまったけど、前日に雨が降った日は軽いハイキングでも、CONVERSEはオススメしません!! ゴム底が滑ります!! 登りは全く問題なく軽快に登ったけれど、下りは足に加重がかかるので、ぬかるみで足をとられて転倒! 手をすりむいて、腰も強打してしまった・・・ その後も、転びこそしなかったけど、何度も足が滑って怖かった・・・

今日の教訓: 登山にCONVERSEは履くなかれ!!

こんなことしつつ… http://t.co/WnAM2vAD #pikubo Posted at 02:09 PM



こんなこと通って… http://t.co/ANRPBFbl #pikubo Posted at 02:24 PM


滝行の方々?


こんな流れに沿って登る


ここで水に触ってみた!


新緑がキレイ! あんまり伝わらないけど・・・

山頂に着いたー! http://t.co/GekvFKfB #pikubo Posted at 02:27 PM


スゴイ人・・・


富士山view

ということで、無事登頂成功! 高尾山とはいえなめてはいけません! ラスト延々と続く階段はかなりキツイ! しかしスゴイ人・・・

山頂で柏餅を食べる!KLYさんの差し入れ♪ http://t.co/crEpqQ3n #pikubo Posted at 02:30 PM



5月5日は子供の日ということで、KLYさんから柏餅の差し入れ♪ 山頂でいただきまーす

名物ざるとろろ♪ http://t.co/5oih0F95 #pikubo Posted at 03:04 PM



高尾山といえば、とろろそばなのか? よく分らないのだけど、高尾山にはおそば屋さんが30件以上あるのだそう。山頂付近のテラス席のあるおそば屋さんに入る。大繁盛! 席は直ぐ確保できたので、話しながら待つ。とろろそばおいしかった♪



帰りは4号をチョイス! 途中みやま橋というつり橋を通る。揺れると若干怖いけど、高さもそんなにないし、隙間がないので全然OK!ダイジョ――(`・д・´)――ブ



1号に合流! 人多い・・・ これはタコ杉! この根っこがタコの足みたいなのかなと思って写真撮ったら・・・



この部分がタコの口みたいになってるかららしい(o´ェ`o)ゞエヘヘ あんまり伝わらないな・・・



ケーブルカー高尾山駅手前の展望台からの眺め。どの辺りなんだろう? これまた全然伝わらない(笑)

というわけで、16時頃下山し始めて17時頃高尾山口駅到着!! ヤタ───v(-∀-)v───♪

・・・白玉蘭でごはん★・・・
調布でごはん♪琥珀の時間で乾杯☆ http://t.co/Lotd3o8m #pikubo Posted at 06:35 PM



tweetでは調布ってなっちゃってるけど、せっかくみんなで集まったしってことで、府中駅前でご飯食べることに! 駅ビル内の白玉蘭というお店で乾杯(o'ω')o□☆□o('ω'o)

海鮮麺 上がまだーむの並、下がmaru♪の小 ビール飲むから小にしたけど、まだーむからおすそ分けあり☆ http://t.co/nPUgbgVk #pikubo Posted at 07:36 PM



小籠包♪ http://t.co/lJQVA260 #pikubo Posted at 07:40 PM



最初はやっぱり今日の登山の話がメインだったけど、やっぱり最後は映画の話で盛り上がる♪ 楽しかったー★ また行こうねー

★白玉蘭:京王府中SC駅ビル7F tel:042-306-6097
白玉蘭|ぐるなび

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【Googleのロゴ】こどもの日

2012-05-05 00:11:08 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


こどもの日!
クリックすると"こどもの日"の検索画面に変わる。

ハイ!(´゚∀゚`)キタコレ! 絶対来ると思ったよー!
寝ようと思ったけど、待ってたかいがあった

Happy Children's Day


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Ramin Karimloo "Constant Angels" at Royal Festival Hall 01.05.12.HD

2012-05-04 23:38:19 | 【動画】RaminKarimloo
Ramin Karimloo "Constant Angels" at Royal Festival Hall 01.05.12.HD


これもあった! さっきの衣裳の上にはジャケット着用だったんだね!
まぁ、着てた方がいいね・・・(´-∀-`;)

曲のこと書けって感じですが・・・
普段ほとんど聴かない感じの曲なので、特別好きではありませんが、
Raminの声はいいね~
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Ramin Karimloo "Coming home" at Royal Festival Hall 01.05.12.HD

2012-05-04 23:31:03 | 【動画】RaminKarimloo
Ramin Karimloo "Coming home" at Royal Festival Hall 01.05.12.HD


一個前の動画、01.04.12となってるけど、01.05.12の間違いじゃないかね?
3月31日までJVJやってて、いきなり翌日はやらないでしょ?
場所も"at Royal Festival Hall"だし・・・

まぁ、そういうわけで、"Coming home" at Royal Festival Hall 01.05.12です!

ってか・・・ 変な服・・・(-公-) 何故に蝶ネクタイ? 何故にサスペンダー?
チェックシャツはピッチピチ・・・ 嫁は止めないのか?
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