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【interior】北欧風インテリア_16 Holmegaard Flora 12cm ブラウン

2017-07-14 00:01:56 | interior

【interior】北欧風インテリア_16 Holmegaard Flora 12cm ブラウン

 

 

大人気ショップscopeがHolmegaard Floraのブラウンを別注! コレずいぶん前に告知されてて、7月に発売になるってことで心待ちにしてた。既にクリアのミディアム(記事はコチラ)を持っているのだけど、ショートが欲しいと思っていたのと、ブラウンという色に惹かれた。クリアを春夏(4~9月)、ブラウンを秋冬(10~3月)にすることに決定✨

 

写真だとかなりクリアな感じだけど、実際はもう少しブラウン。うん! これはショートが正解だったように思う。お花を飾るとどんな感じか分からないけど、10月までお預け。楽しみに待つとします

 


 

カワイイ

 

そして・・・

 

 

scopeといえばOMKことオマケ。クリアファイルには請求書などが入っているのだけど、これが販売直後に売り切れたタンブラーのiittalaフルッタ柄! これ以前販売になってやっぱりあっという間に売り切れてしまい、7月再版を待ってたのだけど気づいたら完売してた💦 次は来年の3月に販売するそうで、今度はかなりの個数を用意するとのことなので、次回は絶対購入しようともくろんでいる。

 


 

アメジストも素敵✨

 

 

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【Googleのロゴ】石岡瑛子 生誕79周年

2017-07-12 00:50:08 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



石岡瑛子 生誕79周年

もちろん知ってるけど、一応毎度のWikipediaから引用


石岡 瑛子(いしおか えいこ、1938年7月12日 - 2012年1月21日)は、

東京都出身のアートディレクターデザイナー

妹は同じくアートディレクター、イラストレイター石岡怜子

米国映画芸術科学アカデミー協会(Academy of Motion Picture Arts and Sciences)会員。


とのことで・・・


東京芸術大学美術学部卒業後、資生堂入社。

グラフィックデザイナーアートディレクターとして活動した。


1970年、石岡瑛子デザイン室として独立し、

パルコ角川書店などの広告で1970年代の日本で活躍。


1980年代からは活動拠点をニューヨークに移し、メディアに限定されない分野で国際的に活動した。

映画や演劇においては、セットデザインと衣装デザインの両方を手がけるが、

衣装担当のみの作品も少なくない。


主な受賞歴に、アカデミー衣裳デザイン賞

マイルス・デイヴィスのアルバム『TUTU』のジャケットのデザインでグラミー賞

ニューヨーク映画批評家協会賞カンヌ国際映画祭芸術貢献賞など多数。

2002年には、紫綬褒章を受章。


ジョージ・ルーカスフランシス・フォード・コッポラらとは交流が深い。


2008年北京オリンピックの開会式では衣装デザインを担当した。

2012年1月21日、膵臓がんのために死去。

73歳没。


と、全文をコピペ


映画好きとしては、やっぱり映画の衣装デザインについて語りたいところだけど、

『ドラキュラ』しか見ていなかった


自分の中の石岡さんのイメージとしては、

以前見た「プロフェッショナル ~仕事の流儀~」(感想はコチラ)での、

1mmも妥協しない姿に感動した

そして、意外にも仕事に行きたくないと思う日があるということ。

これだけパワフルな人でもそういう日があるのかと驚いた😲

そういう姿も見せてしまう素敵な方だった。


このロゴは石岡さんの作品が紹介されているのかな?

自分は分からなかったけど、何の作品か分かる方は分かるかも?




検索画面のロゴはこんな感じ


お誕生日おめでとうございます!

 

コメント (2)
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【dairy】『しあわせな人生の選択』鑑賞(感想は後日)

2017-07-08 00:22:41 | dairy

🎥【dairy】『しあわせな人生の選択』鑑賞(感想は後日)🎥


 

 

ハビエル・カマラとリカルド・ダリンが親友役なら見なきゃね!ってことで、テアトル会員は1,000円で見れる金曜日見に行ってきた

 

 

 

ザックリした感想はTweetどおり。ほんとワインが飲みたくなる作品だった。感想は後日UP予定だけど、『怪物はささやく』全然書けてない💦 頑張る!

 

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【Googleのロゴ】七夕 2017

2017-07-07 01:03:35 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!




七夕 2017

もちろん知っているけど、毎度のWikipediaより引用!


七夕(たなばた、しちせき)は、

中国日本韓国ベトナムなどにおける節供節日の一つ。

五節句の一つにも数えられる。


旧暦では7月7日のことで、

日本ではお盆(旧暦7月15日前後)との関連がある年中行事であったが、

明治改暦以降、

お盆が新暦月遅れ8月15日前後を主に行われるようになったため関連性が薄れた。

日本の七夕祭りは、新暦7月7日や月遅れの8月7日

あるいはそれらの前後の時期に開催されている。


とのことで、各国の歴史や風習や時期などの記載があるけれど、

日本のみ抜粋

 

日本の「たなばた」は、元来、中国での行事であった七夕が奈良時代に伝わり、

元からあった日本の棚機津女(たなばたつめ)の伝説と合わさって生まれた。


「たなばた」の語源は『古事記』で

アメノワカヒコが死にアヂスキタカヒコネが来た折に詠まれた歌にある「淤登多那婆多」(弟棚機)又は

日本書紀葦原中国平定の1書第1にある「乙登多奈婆多」また、

お盆の精霊棚とその幡から棚幡という。

また、『萬葉集』卷10春雜歌2080(「織女之 今夜相奈婆 如常 明日乎阻而 年者将長」)

たなばたの今夜あひなばつねのごと明日をへだてて年は長けむ など七夕に纏わる歌が存在する。

 

とのことで、風習としては・・・

 

ほとんどの神事は、「夜明けの晩」(7月7日午前1時頃)に行うことが常であり、

祭は7月6日の夜から7月7日の早朝の間に行われる。

午前1時頃には天頂付近に主要な星が上り、天の川、牽牛星、織女星の三つが最も見頃になる時間帯でもある。

全国的には、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることが一般的に行われている。

短冊などを笹に飾る風習は、

夏越大祓に設置される茅の輪の両脇の笹竹に因んで江戸時代から始まったもので、

日本以外では見られない。

 

時期としては・・・

 

日本では、旧暦天保暦和暦)の7月7日(行事によっては7月6日の夜)に行われ、

お盆(旧暦7月15日)に入る前の前盆行事として行う意味合いが強かった。

明治6年(1873年)の改暦後は、従来通り旧暦7月7日に行う地域、

グレゴリオ暦新暦)の7月7日に行う地域、

月遅れの8月7日に行う地域に分かれ、特に新暦開催ではお盆との関連が薄れた。

 

お祭りとしては・・・

 

1687年貞享4年)刊行の藤田理兵衛の『江戸鹿子』(えどかのこ)には、

「七夕祭、江戸中子供、短冊七夕ニ奉ル」とある。

その他、喜多川守貞の『守貞謾稿』にも、「七月七日、今夜を七夕という、

今世、大坂ニテハ、…太鼓など打ちて終日遊ぶこと也。

江戸ニテハ、…青竹ニ短冊色紙ヲ付ケ、高ク屋上ニ建ルコト。」とあり、

江戸時代中期には既に江戸で七夕祭りが始まっており、

江戸時代末期には大坂でも盛んになっている様子が窺える。

 

現代の「七夕祭り」は、神事との関わりも薄れ、もっぱら、

観光客や地元商店街等への集客を目当てとしたものとなっている。

 

とのことで、この後全国の七夕祭りが紹介されている。

七夕祭りと言えば仙台だけど、こんなにたくさんあるとは知らなくてビックリ😲

 

後は、織姫と彦星の説話を引用して終わりにしようかな

 

こと座の1等星ベガは、中国・日本の七夕伝説では織姫星(織女星)として知られている。

織姫は天帝の娘で、機織の上手な働き者の娘であった。

夏彦星(彦星、牽牛星)は、わし座アルタイルである。

夏彦もまた働き者であり、天帝は二人の結婚を認めた。

めでたく夫婦となったが夫婦生活が楽しく、織姫は機を織らなくなり、夏彦は牛を追わなくなった。

このため天帝は怒り、二人を天の川を隔てて引き離したが、

年に1度、7月7日だけ天帝は会うことをゆるし、

天の川にどこからかやってきたカササギが橋を架けてくれ会うことができた。

しかし7月7日に雨が降ると天の川の水かさが増し、

織姫は渡ることができず夏彦も彼女に会うことができない。

星の逢引であることから、七夕には星あい(星合い、星合)という別名がある。

また、この日に降る雨は催涙雨とも呼ばれる。催涙雨は織姫と夏彦が流す涙といわれている。


なるほど~

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 

 

天の川見れますように(人'д`o)


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【cinema / DVD】2017年6月鑑賞まとめ

2017-07-03 23:45:18 | cinema / DVD

🎥【cinema / DVD】2017年6月鑑賞まとめ🎥

 

劇場で鑑賞した作品は感想記事を書いているけれど、DVDやWOWOWなどテレビ放送で鑑賞した作品についても記録を残したいってことで、cocoで投稿したレビューを中心にまとめ。

 

ということで、まとめをドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

 


#93.『タイム・ループ』@WOWOW(2017年6月4日鑑賞)

Twitter投稿

『タイム・ループ』 ジャパンプレミア枠。

初セルビア映画。

記憶を失った男が何度も殺されては目覚めるを繰り返しながら真相に迫る話。

オチとしては予想どおりで、全体的にチープな感じだし、

ツッコミどころも満載だけど楽しめた。

主人公が好みだったらより楽しめたかも?



#94.『探偵なふたり』@WOWOW(2017年6月5日鑑賞)

coco投稿

『探偵なふたり』続編決定してるとか?

そんな感じのラストは( ̄ー ̄)ニヤリだったけど、全体的には普通かな💦

2人が恐妻家であるって共通点はいいけどドタバタ過ぎてコミカルとも思えず。

主演2人の演技はいいと思うけどツッコミどころ満載💦



#95.『スーサイド・スクワット』@WOWOW(2017年6月6日鑑賞)

coco投稿

『スーサイド・スクワッド』キャラデザインが良く映像はカッコ良かったけど、

全体的に何がしたいのかよく分からず💦

前半のキャラ説明が長い!

豪華キャストを生かし切れていない印象で、特にジャレッドレトがもったいない😞

ハーレクイン最高👍



#96.『ロブスター』@WOWOW(2017年6月7日鑑賞)

coco投稿

『ロブスター』嫌いじゃないけど好きでもない。

おもしろくなくはないって感じ。

『籠の中の乙女』の監督なのね?なるほどね。

動物に変換されるって発想と不思議な雰囲気は好き。

豪華キャストたちの演技は良い。

コリンファレルにいろいろビックリ😲



#97.『或る終焉』@WOWOW(2017年6月8日鑑賞)

coco投稿

『或る終焉』劇中音楽一切なくエンドロールも無音。

それが衝撃のラストからの余韻となっている。

主人公が終末介護の職を選んだのは過去の出来事のためなのか?

患者からの要求に対して自分ならどうするか?

いろいろ考えさせられた。

ティムロスが良い。



#98.『ウルヴァリン:SAMURAI』@日テレ(2017年6月9日鑑賞)

coco投稿

『ウルヴァリン:SAMURAI』不思議日本を楽しめるか?

X-MENスピンオフと思えるか?がカギかも。

自分はギリギリOKだったけど、

地上波で女優2人の棒読み吹替えで見てしまったため正しく評価できない💦

主演女優に魅力がないのが残念😞



#99.『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』@WOWOW(2017年6月9日鑑賞)

coco投稿

『ロンドン・ロード ある殺人に関する証言』

実際に起きた事件の証言を元にしたミュージカル作品の映画化。

トムハーディが歌うというので見たけど数分で歌も…😞

希望の持てるラストではあったけど、そもそも何故ミュージカル化しようと思ったのか?



#100.『二ツ星の料理人』@WOWOW(2017年6月11日鑑賞)

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『二ツ星の料理人』かなりの豪華キャストで演技も良くて楽しめたけど、

話としては普通かな~💦

主人公のキャラ設定もありがちだし、自業自得の報復もありがち。

お料理は全て美しかったけど、不思議と食欲がわかないのは何故だろう?😞



#101.『裸足の季節』@WOWOW(2017年6月11日鑑賞)

coco投稿

『裸足の季節』邦題のイメージと違ってズッシリ😞

姉妹が奔放とはいえ他の子はサッカー行けてるわけだし、

相手の男性にも選択の自由はないわけだし、全ての問題は叔父でしょう😠

少女たちの美しさが切ない。

希望が持てるラストに少し救われる😌



#102.『マンチェスター・バイ・ザ・シー』@TOHOシネマズ錦糸町

(2017年6月17日鑑賞)感想はコチラ

coco投稿

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』ズッシリ重くスッキリした終わり方じゃないけど心にしみる作品。

兄は息子だけじゃなく弟も救おうとしてたんだなとか、

再生ってそんなに簡単じゃないなとか思ったら泣けた😢

役者の演技が素晴らしい!

特にミシェル



#103.『ライト/オフ』@WOWOW(2017年6月21日鑑賞)

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『ライト/オフ』冒頭の電気消すと何かがいるってシーンが怖くて好きだったけど、

マリアベロやテリーサパーマー、弟くんの演技も良かったけど、

全体的にツッコミどころも多く、

後半あまり怖くないので普通かな〜🤔



#104.『怪物はささやく』@TOHOシネマズみゆき座(2017年6月24日鑑賞)

coco投稿

『怪物はささやく』好き!

ダークファンタジー好きとしては映像の美しさも含めて堪能✨

怪物の正体は示唆されるけど、見ている側の感じたとおりでいいんだと思う。

その感じもいい。

フェリシティとシガニーの女優魂がスゴイ!

ルイスくんも良い👍🏻



#105.『この愛のために撃て』@WOWOW(2017年6月24日鑑賞)

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『この愛のために撃て』冒頭からスピード感があり、後に意味が分かるのもおもしろい。

主人公がパッとしないのもリアル。

ジェラールランバンの悪役ぶりと、ロシュディゼムがカッコイイ✨

良く考えるととんでもない話だけど妙に納得w



#106.『五辯の椿』@DVD(2017年6月25日鑑賞)

Twitter投稿

『五瓣の椿』原作既読だけどうろ覚え。

スゴイ話。

母の言うことが全く分からないわけじゃないのが上手い。

でも最低な母親。

ラストを思うとやるせないけれど、おしのとしてはああしか生きられないでしょう。

岩下志麻の妖艶さが素晴らしい👏

役者たちの演技が良かった。

左幸子スゴイ! 



#107.『誘拐捜査』@WOWOW(2017年6月27日鑑賞)

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『誘拐捜査』実話ベースで実際の被害者も刑事役で出演😲

主人公は映画俳優で人質なので大活躍とはいかないけれど、

犯人の一人を説得したりとアンディラウの抑えた演技が光る。

主犯役のワンチェンユエンが不気味。

全体的にはこじんまり。

ラスト良い。



#108.『パーフェクトマン 完全犯罪』@WOWOW(2017年6月28日)

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『パーフェクトマン 完全犯罪』自業自得で計画的でもないので、

パーフェクトマンでも完全犯罪でもないような?

でも原題もそういう意味なのか😞

ピエールニネの演技は良かった。

彼目当てなら作業服からセレブ姿まで楽しめる。

結構驚愕のラスト。



#109.『誘拐報道』@WOWOW(2017年6月29日鑑賞)

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『誘拐報道』実際の事件を元にしたドキュメンタリーの映画化。

報道と言う割にそちらはほとんど描かれない。

もっと記者側の苦労とか駆け引きとか見たかったかも。

萩原健一は鬼気迫る演技だけど、皆感情が高ぶり過ぎてセリフが聞き取りにくい😞



#110.『Maiko ふたたびの白鳥』@WOWOW(2017年6月30日鑑賞)

coco投稿

『Maiko ふたたびの白鳥』周りが仲間でありながらライバルという中でトップであることと、

一人の女性としての幸せどちらも手に入れようとすれば、

当然無理が出るわけで、その辺りの葛藤が伝わって来た。

足元が映らないイライラもなく良かった。



#111.『キラー・インサイド・ミー』@DVD(2017年6月30日鑑賞)

coco投稿

『キラー・インサイド・ミー』主人公の他人事みたいなナレーションや全体的な雰囲気は好き。

サイコパスっぽいのかと思ったらそうでもない。

でも、無表情でもごもご喋りのケイシーは役に合ってて良かった。

ケイトハドソン老けてたけど良かった👍


ということで、今月は19本鑑賞。うち劇場鑑賞2本。実は試写会3本当たってたんだけど残業やら体調不良やらで行けず 来月は何本見れるかな~ って、今年も半分終わってしまったよ 怖すぎるコワ━━━((;゚Д゚))━━━!!

 

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【Googleのロゴ】ウィンブルドン選手権 140周年

2017-07-03 00:44:24 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



ウィンブルドン選手権 140周年

もちろん知ってるけど、一応毎度のWikipediaから引用


ウィンブルドン選手権(英語:The Championships, Wimbledon)は、

イギリスロンドンウィンブルドン (Wimbledon) で開催されるテニス四大国際大会の一つである。


とのことで・・・


本大会の名称は、以前は「The Lawn Tennis Championships on Grass」であった。

この名称が短縮され、現在は「The Championships」と呼ばれる。

日本語では便宜上「全英オープン」と呼ばれる場合もある。


毎年オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブを会場とし、

6月最終月曜日から2週の日程で開催される。

開催期間中の第1週と第2週の中間に位置する日曜日をミドル・サンデーと呼び、

この日を休養日として設ける伝統がある。

この伝統は一貫して遵守されてきたが、1991年にミドル・サンデーに試合が行われた。

雨天による日程の消化不良が深刻化したためだった。

 

試合や練習の際には白いウェアを着用する事が義務付けられている事も伝統となっており、

これは1884年の同選手権女子シングルス部門の初代優勝者である

モード・ワトソンイングランド)が白で揃えたウェアを着用していた事に由来する。

この規定は色だけにとどまらず、

全身タイツのようなウェアを着て試合を行ったアン・ホワイト

翌日にはそのウェアの使用を禁止されている。

 

開催国イギリスの優勝者は1977年の女子シングルスでバージニア・ウェード以降、

男子シングルスで1936年フレッド・ペリー以降現れず

(2013年、アンディ・マレーが77年ぶりに制覇した)、

ウィンブルドン現象”という言葉まで生まれた。

 

とのことで、歴史としては・・・

 

第一回大会は、

センターコートに置いてあったローラーが老朽化したため新しくする資金集めを目的に、

1877年7月9日から始まった。種目は男子シングルスのみで、

21人のアマチュア選手が出場した。

このときに、コートの広さや得点方法など、さまざまなルールが決められた。

初チャンピオンとなったスペンサー・ゴアには25ギニーのトロフィーが贈られた。

1884年に女子シングルと、

それまでオックスフォードで開催されていた全英男子ダブルスがウィンブルドンで開催されるようになった。

1913年には、女子ダブルスとミックスダブルスが加えられ、

1968年にはプロ選手の参加が認められた。

 

とのこと。

 

ちなみに昨年の優勝者は、

男子シングルス アンディ・マリー、女子シングルス セリーナ・ウィリアムズ

 

今年は誰が優勝するのか

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 


 

ガンバレ! 錦織圭選手!!🎾

  


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【cinema】『マンチェスター・バイ・ザ・シー』

2017-07-02 21:04:51 | cinema

2017.6.17 『マンチェスター・バイ・ザ・シー』鑑賞@TOHOシネマズ錦糸町

 

試写会応募したけどハズレ そんなに本数なかったような? 公開館数が少なくてなかなか行けなかったけど、TOHOシネマズ錦糸町でやってるの見つけて行ってきた~

 

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「ボストンでマンションの便利屋をしているリー・チャンドラーは、兄が亡くなったため、故郷のマンチェスター・バイ・ザ・シーに帰って来る。弁護士から兄が16歳の甥パトリックの後見人に自分を指定していたこと、リーがマンチェスター・バイ・ザ・シーに住むことが条件であることを聞かされる。しかし、リーにはこの町に住めない理由があった・・・」という話。とっても良かった。ズッシリと重い内容だけど、淡々と多くを語りすぎない描き方で見せるので、心にじんわり沁みてくる。特別大きな事件が起きるわけでもなく、パトリックとの日常が淡々と描かれるだけだけれど、役者たちの演技が上手いのと、回想シーンを交えて主人公の過去が明らかにされ、飽きてしまうことはなく見れた。

 

監督はケネス・ロナーガンで、脚本も担当している。過去の監督作品も脚本担当作品も未見。毎度のWikipeidaによりますと、2014年9月6日、ケネス・ロナーガンとマット・デイモンが共同で本作の製作に乗り出し、オッド・ロット・エンターテインメントのオーナーであるジジ・プリッツカーが資金調達を行うと報じられた。なお、ロナーガンとデイモンがタッグを組むのは2011年の『マーガレット』以来2度目のことである。とのことで、実は今作マット・デイモン主演で話が進んでいたらしい。でも、これはケイシー・アフレックで正解だと思う!

 

2014年9月8日にはプロジェクトが本格的に始動した。12月12日、『ボストン・グローブ』が行ったインタビューにおいて、ケイシー・アフレックは「マット・デイモンは『マンチェスター・バイ・ザ・シー』に出演しない。僕が主演を務める予定なんだ。」と述べた。2015年1月5日には、アフレックの出演が正式に決まった。9日、ミシェル・ウィリアムズが出演することになったと報じられた。2月24日、カイル・チャンドラーが本作に出演することが決まった。3月、キンバリー・スチュワード、ケヴィン・J・ウォルシュ、クリス・ムーア、マット・デイモンの4名が本作に出資するという報道があった。また、プリッツカーが本作の製作から離脱した。本作の主要撮影は2015年3月23日にマサチューセッツ州のマンチェスター・バイ・ザ・シーで始まった。撮影はセイラム、ノース・ショア、ビバリー、グロスターでも行われた。

 

2016年1月23日、第32回サンダンス映画祭で本作は初めて上映された。アマゾン・スタジオズはその会場で本作の配給権を1000万ドルで購入した。とのことで、評価としては、アメリカ合衆国の『タイム』誌による「Top 10 Everything of 2016」では、本作が第6位に選出されている。賞レースではかなり有名どころでノミネートされているけれど、メインとしては第74回ゴールデングローブ賞、第89回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞、助演女優賞にノミネート、アカデミー賞では助演男優賞にもノミネートされ、それぞれ主演男優賞を受賞し、アカデミー賞ではケネス・ロナーガンが脚本賞を受賞している。全作品を見たわけではないけど、これは納得という気がした。個人的にはミシェル・ウィリアムズに助演女優賞あげたい!

 

薄暗いボストンのアパートで、主人公であるリー・チャンドラー(ケイシー・アフレック)が水漏れの苦情に対処したり、雪かきしたり、ゴミを整理したりする姿が淡々と映し出される。覇気はないけどいい加減にやっているわけではないし、それなりに誠実に対応しようとはしている様子。でも、お世辞にも愛想がいいとは言えない。トイレの詰まりを直している間、聞こえよがしにリーに気があると電話で友達に話す女性に対してもそっけない態度。まぁ、その気がなければそうだろうとは思うけれど、水漏れするシャワールームの件で、自分がシャワーを浴びてる横で水漏れチェックをするのか?としつこく言う女性に、あんたの裸にはクソ興味もないと無表情で言うのはさすがにまずい。まぁ、この女性最初からケンカ腰で、見ている側もうるさいBBAだなと思っていたので、ちょっと胸がスッとしたのだけど でも、やっぱりクレームが入ったようで、その後上司に注意されていたけれど、まったく反省していない様子。しかし今作やたらとFワードが出て来る。

 

とにかく覇気がなく、人と関わりたくないという印象なのが気にかかる。一人バーで飲んでいる。全くの引きこもりというわけでもないんだなと思うけれど、隣の女性がチラチラ見ているのも無関心。この女性は積極策に出たようで、わざとリーにグラスをぶつける。ヤダー!ぬれちゃったわー!などという分かりやすいアピールは、リーにも当然伝わっていると思うけれど、彼はOKを繰り返すだけ。その後、女性が自分の名前を名乗っても無反応。女性はあからさまな呆れ顔をする。まぁ、リー側にその気がないのであれば、お酒を掛けられた上にムカつかれても迷惑な話なのだけど、ここは女性に恥をかかせちゃダメということなのでしょうかね。しばらくしすると、リーは向い側で飲む2人の男性が気になる様子。サラリーマンっぽい2人。リーが見ているので、彼らもこちらを見る。するとリーは彼らの元へ行き、何故こちらを見ていたのだと言いがかりをつけて殴りかかる。この時点ではこの行動が理解出来なかったのだけど、後にも同じようなシーンがあり、これはリーが自虐的であるという描写なのでしょうかね。

 

実は映画は子供の頃の甥っ子パトリック(ベン・オブライエン)と兄のジョー(カイル・チャンドラー)と漁船で釣りをしている回想シーンから始まっている。ものすごく明るいわけではないけれど、少なくともこのシーンのリーは甥っ子をかわいがっているし、冗談も言っている。今のリーとは別人のよう。チラシなどでリーが兄を亡くし、甥っ子の後見人になること、それにより辛い過去に向き合うことは知っていたので、この少年が後の人生に関わってくるのだなということと、リーの現在の状況が辛い体験によるものなのだろうと考える。

 

今作では、回想シーンがよく出て来るのだけど、それがリーの過去やそれにより現在の状況になっていることなどが説明される形になっている。そのシーンの入り方がとっても自然。例えば、リーが元妻という言葉を発すると、元妻ランディ(ミシェル・ウィリアムズ)や家族のシーンが出て来て、それで彼には2人の幼い娘と、生まれたばかりの息子がいたこと、特別裕福ではないけれど4人で幸せに暮らしていたことが分かる。そして、現在の孤独な姿からすると、リーの辛い過去はこの家族が関係しているのだろうと考える。この回想シーンが過去だけでなく、現在の状況も見ている側に推測させる感じは上手いと思ったし好きだった。その分追体験して辛い部分もあったりするし、後に大変なショックを受けることになったりもする。全体的に暗く地味な作品の中において、その出来事がある意味山場となるので、その見せ方は上手いと思う。

 

話を戻す。ある日いつものように仕事をしていると電話が入る。いい知らせではなさそう。兄が死んでしまうことは知っていたので、これは兄の身に何かあったのなのだなと思う。予備知識がなくてもハッキリしたセリフがないのに、それと分かるのが上手い。リーは自分の仕事を引き継いだこと、しばらく休むことなどを連絡しつつ車で兄の病院へ向かう。リーが車を走らせるシーンが結構続いた気がするけど、これはリーと故郷であるマンチェスター・バイ・ザ・シーとの距離感のようなものを表しているのかな?

 

病院に着くと看護婦と兄の親友が待っており、兄が1時間前に亡くなったことが告げられる。この親友がとってもいい人で、親友の死を悲しみながらもリーのことを気遣って、細かな手配などを請け負ってくれたりする。彼がそこまでしてくれるのは兄とのよい関係が築けていたからで、となると兄も良い人だったのでしょう。この親友は後にキーパーソンとなる。でも、キーパーソンなのに公式サイトにもWikipediaにも全くキャスト情報がない なので、役名も俳優さんも不明。なかなか良い演技していたと思うんだけど何故だろう?

 

主治医べサニー先生は現在産休中で、この先生のことについてリーが感謝の気持ちを述べると、例によって回想シーンになる。アジア系の女医べサニー先生(Ruibo Qian)から病状について説明を受けている。病室には兄、リー、父親、そして兄嫁エレン(グレッチェン・モル)がいる。どうやら兄の病気は心臓病で発作を繰り返すらしい。この病気でも60年生きられる場合もあると女医が言うと、兄はこれから60年なのかトータル60年なのか質問する。女医は静かにトータルだと答える。兄の年齢は不明だけど、実質余命宣告。そしてそれはそんなに長くはない。この感じも上手い。

 

エレンが急に取り乱して家に帰ってしまうけれど、彼女がキレた理由がよく分からなかった。まぁ、受け止めきれなかったということなのでしょう。後にエレンはあられもない姿で泥酔している姿をリーやパトリックに目撃されており、そのことがリーが現在も彼女に不信感を抱かせているらしい。このシーンは後から挿入されるのだけど、リーは自分の元妻には兄の死を知らせて欲しいと言っているのに、甥っ子の母親であるエレンには連絡不要と指示していることからもわだかまりがあることが分かる。そういうことがいちいち説明的ではないのに伝わってくる。

 

葬儀のことなど一通り説明を受け、後のことを兄の親友に頼んで甥っ子パトリックを迎えに行くリー。パトリック(ルーカス・ヘッジズ)はアイスホッケーチームに加わっており、その練習場に向かう。リンクサイドに現れたリーの姿を見たコーチ(テイト・ドノヴァン)が「あれがリー・チャンドラー」かと言うのが印象的。いい方向の言い方ではない。リーの過去に一体何があったのか?

 

パトリックは思いのほか淡々と父親の死を受け止めていたように見えた。兄の病気が病気だけに覚悟ができていた部分もあったのかもしれない。ただ、父親の遺体と対面するかという問いにハッキリ答えなかったりして、リーが勘違いしてちょっとおもしろい場面になったりする。今作はコメディーではないし、リーが故郷へ帰って来た経緯や、彼の背負っているものを考えると、笑える感じではないのだけど、例えばパトリックとのやり取りなどが微笑ましいというか、居心地の悪い部分を笑っちゃうというか、不思議なユーモアがある。上手く言えないけど、クスッと笑えるところまではいかないけど、ニヤリとしちゃうというか。でも、その感じが後に見ている側を救うことになる。

 

ストーリー自体はそんなに進展のある作品ではなく、しかもテンポよく進むわけでもない。2時間超と結構長い。自分的には結構なくてもいいかなと思うシーンやエピソードもあった。例えば、父親が亡くなったその日に恋人と友達が家に来てくれるのはありかなとは思うし、恋人シルヴィー(カーラ・ヘイワード)が泊まっていくというのも、パトリックが高校生じゃなければありかなとは思う。でも、シルヴィーが泊まった理由は彼を慰める部分もあるとは思うけれど、どう考えてもエッチが目的っぽい。事実、彼女が泊まる許可を求められたリーが避妊しろと言うべきか?と言っているし、それに対してパトリックはニヤリとしている。

 

しかもパトリックは二股を掛けている。友人たちとバンドを組んでいて、ボーカルであり稽古場提供者のサンディ(アンナ・バリシニコフ)。シルヴィーとは既に経験済みだけれど、サンディとはまだなようで、彼女の母親の目を盗んでなんとかエッチしようと頑張る描写が頻繁に出てくる。笑える場面ではあるけれど、前述の友人や恋人はまだしも、二股の描写とか必要ない気もする。

 

でも、このパトリックの友人たちやシルヴィーとの翌朝の会話とか、サンディの家に送り迎えする時の彼女の母親(ヘザー・バーンズ)との感じとかで、リーのコミュ障ぶりを見せてクスリと笑える感じにすることで、息抜きしているのかな?と思ったりもする。このサンディの母親はリーを食事に誘ったりと気がある風だったのに、サンディとエッチするため時間稼ぎしてくれと言われたリーと、全く会話が成り立たず娘に助けを求めに行っちゃうシーンはちょっと笑えた。まぁ全体的に要らないと言えば要らない気もするけれど。

 

うーん。前述したとおり今作の重要なポイントであるリーの過去は思ったよりも早く種明かしされる。おそらく、そのことにどう彼が向き合い、どう対処したかということが描きたいわけなので、種明かしとしてはそのタイミングなんだろうなと思うのだけど、自分としては衝撃が大きかったので、感想を書く際のクライマックスとしたい。なので、ちょこっと順番を変えて種明かしはもう少し後にしようと思う。まぁでも、既に順番を変えていたりするのだけど(o´ェ`o)ゞ

 

リーはパトリックと共に弁護士を訪ねる。兄ジョーの遺言を聞くため。兄はリーをパトリックの後見人に指定していた。リーは自分にはできないと断るけれど、ジョーは余命を知ってからきちんと計画していたようで、リーが後見人としてマンチェスター・バイ・ザ・シーに引っ越して来る費用まで用意してあった。実はここで弁護士のリーの体験は想像を絶するものだという発言をきっかけに、リーの"過去"の回想シーンが入ってくる。なので、何故兄がリーをこの町に戻そうとしたのかと考えるととても切ない。

 

まだ冬で土を掘り返すのはコストがかかるため、温かくなるまで兄の埋葬は行わない。兄の遺体は冷凍保存されることになるけど、たしかこれも兄の指示で費用も用意されていたはず。でも、リーとパトリックの意見が合わない。パトリックは父親を冷凍したくないと言う。その気持ちは分かるけれど、現実的に無理だと説明するリー。この言い争い自体はまた独特のユーモアで描かれているけれど、後に冷凍肉を見てパトリックがパニックを起こし、父を冷凍したくないと泣くシーンがある。結構ドライに父の死を受け止めていたかに見えたパトリックだけれど、ここで思いが爆発した感じ。このシーンのルーカス・ヘッジズの演技は良かった。

 

お葬式自体は行われて、リーの元妻ランディも列席する。彼女には新しいパートナーがおり妊娠している。この時点ではリーの"過去"はランディとの離婚に関係ありだと考えていて、リーは彼女に未練があるのだろうと思っていたので、彼女にパートナーがいること、そして新たな命を宿していることで、もう元には戻れないんだなと見ている側は考える。この感じも上手いと思った。意図的にミスリードさせたのかは不明だけど、事実はもっと重いものだった

 

さて、リーとしてはパトリックの後見人になるのは無理だと考えているけれど、パトリックの保護者としては全面放棄してしまうわけにはいかないわけで、なんとかよい道はないかと模索する。リーとしてはパトリックとボストンで暮らすことを考えているけれど、パトリックとしてはこの町が現在の自分の世界だから離れたくないと言う。兄ジョーの遺言としてはリーがマンチェスター・バイ・ザ・シーに住むことを希望しているわけだから、パトリックとしては理不尽に思う部分もある。このやり取りがされている時点で、見ている側はリーがこの土地に住めない理由を知っているので、ちょっとパトリックの態度にイラッとするけれど、彼の言い分も分かる。

 

前述したとおりリーはパトリックの母親に嫌悪感を持っていて、兄の死を知った彼女からの電話に驚いて切ってしまったりしている。葬儀にも呼んでいない。でも、パトリックは密かにメールのやり取りをしていた。どんな母親でも彼にとっては母親だからね。そして、ある日母親から家に来て欲しいと連絡が入る。ハッキリした描写やセリフがあったか忘れてしまったけれど、アルコール依存症になってしまったのかな? でも、現在はそれを克服し、婚約者(マシュー・ブロデリック)と暮らしている。リーは送迎しただけで食事会には参加しない。婚約者は結構裕福な感じで、インテリアなどもシャレているし、母親の身なりも見違えるよう。母親としてはパトリックと共に暮らしたいようだけれど、食事会はなんとなくぎくしゃく。後に婚約者から遠回しな表現ではあるけれど、ハッキリとそれと分かる拒絶のメールが届く。ちょっと酷いなとも思うけれど、連れ子との同居を誰もがすんなりと受け入れるわけでもないか・・・ ということで、パトリックが地元に残れる可能性は、リーがここで暮らすという選択をする以外になくなる。

 

一応、リーとしてもマンチェスター・バイ・ザ・シーで仕事を探したりもしている。ボスに仕事がないか聞いてみるよと言ってくれる男性もいるけど、事務員らしい女性が自分は反対だと言ったりする。これはやっぱりリーの過去が理由なのでしょう。彼女のことも酷い・・(ll゚∀゚)と思ったりもするけれど、分からなくもない。ということで八方塞がり。

 

さて、いよいよリーの過去について書こうかな。どの位置に挿入されていたのか忘れてしまったのだけど、リーの家で兄や兄の親友を含む10人くらいの男たちが夜中までビリヤードをしながら、お酒を飲んで騒いでいるところをランディに叱られるシーンがある。さりげなく時計が映ると深夜2時。小さい子供がいる家でこれはちょっと非常識。Fワード連発で怒るランディだけど、男たちを帰した後のリーのことは冗談を言ったりして受け入れていた。見ている時はこのシーンの意味が分からなかったのだけど、後にこれが全ての原因であり、兄が自分の死後もリーを立ち直らせようとしていたり、兄の親友がリーに対して親身になってくれた理由の一端もここにあるのだと分かる。分かった時にはショックだったし上手いと思った。

 

前述したとおり、弁護士の一言でリーの"過去"が明らかになる。回想シーンは夜中リーが家を出てどこかに向かうところから始まる。夜道で誰かに襲われるのか?と思うけれど、そんなこともなくコンビニ的なお店に辿り着く。カッとなりやすいリーが店員ともめて暴力沙汰?とかも思うけれど、普通に買物をして店を出る。店までは結構な距離がある。雪道を帰るリーの前方が明るくなり、サイレンの音が聞こえる。慌てて走り出すリー。ここで見ている側もリーの過去を理解する。リーは火事で子供たちを亡くしたのだった。家に辿り着くと野次馬が集まっており、子供が中にいると燃える家の中に入ろうとするランディを消防隊が必死に抑えている。呆然とするリー。場面変わって点滴をされて救急車で搬送されるランディの手を取ろうとするリー。ランディはそれを拒絶する。リーを残して去る救急車。何故ランディはこんな態度を取るのか?

 

警察署で事情聴取を受けるリー。仲間たちと騒いでランディに叱られたあの夜は、お酒も飲んでいたしコカインもやっていた。皆が帰った後も目が冴えて眠れなかったのでお酒を買いに出かけた。暖房を入れるとランディが頭痛がするので使えないため、暖炉に火を焚いていた。ランディは1階の寝室で眠っており、子供たちは2階の子供部屋で寝ていた。コンビニに向かう途中で暖炉のストッパー?(字幕に名前が出ていたけど失念 薪が転がり出ないストッパー的なものと理解)を立て忘れた気がしたけれど、そのまま店に向かった。店までの往復は20分程度。要するに、リーの不注意で彼は3人の子供を失ってしまったということ。警官たちはリーの話を聞き納得。過失はあるけれど、誰も君を責めないと言い、帰宅を許可する。無表情のリー。部屋を出てしばし呆然としていたけれど、警官の腰から銃を奪い、自分の頭に銃口を向ける! 結局、取り押さえられて未遂に終わる。リーの過去が分かってからずっと泣いてたけど、このシーンで涙腺決壊。これは辛過ぎる。これはここにはいられないわ それを求めるのは酷だよ。

 

同じく回想シーンでひっそりと町を出ていくリーを見送る兄とパトリック。落ち着いたら必ず連絡するように言う兄。リーはボストンでマンションの便利屋の職を得て、半地下の部屋に住むことになる。兄は殺風景なその部屋に愕然とし、家具を買いに行こうと言うけど、家具はあるからいいと断るリー。家具と言っても簡単なテーブルと簡易ベッドのみ。これは家具じゃないという兄。確かにまるで牢屋。リーはあえてそうしたかったのだろうけれど、兄は強引にリーを連れて買い物に行き、ソファなどの家具を買い、部屋を整えてくれる。兄が必死に弟を救おうとしている姿に感動 兄としても罪悪感はあったのだと思う。あの夜の責任の一端は自分たちにもあるのに、弟にのみとんでもない重荷を背負わせてしまったのだから。もちろん罪悪感だけでしていることではなく、弟を救いたいと思っているのだと思うけれど。

 

ある日、リーは町で偶然ランディと再会する。軽く挨拶して去ろうとするリーを呼び止めるランディ。今度ランチでもしない? 戸惑うリーに対し感情が噴き出すランディ。あの頃、あなたを責め続けてごめんなさい。あの時、私の心は壊れたの。あなたもそうでしょう? イヤ、俺は・・・ 恨んでいないし、あなたを愛してる。その一言で救われた。ランチは? 無理だ・・・ ランディがリーを責めてしまったことは誰も責められない。彼女だって自分を責めただろうし、苦しんだと思う。でも、ランディはリーを責められただけましだったかもしれない。リーは自分しか責めることが出来ず今も責め続けている。そう思ったら泣いた~。・゚・(ノД`)・゚・。 このシーンがチラシの場面。チラシを見ていた時はこんなに重く切ないシーンだとは思わなかった。ランディは号泣しているけど、リーは泣きそうになりながらも泣いていなかったと思う。それがまた切ない このシーンの2人の演技がスゴイ! 特にミシェル・ウィリアムズが素晴らしい

 

ランディと別れた後、リーはバーで飲んでいる。隣の客と口論になり、リーの方から殴りかかる。そして逆にボコボコにされる。これは 心が痛い。止めに入った兄の親友が自宅に連れ帰り、妻に手当をしてもらう。そして、リーは号泣する。見ている側も泣いている。゚(PД`q。)゚。

 

家に帰ったリーは食事をしようと鍋を温め始める。そのうち寝てしまったようで、夢を見る。私たち燃えてるの?という娘の声が聞こえて我に返る。家の中は煙が充満している。幸い火事にはならなかった。そして、リーはある決断をする。切ない

 

リーはパトリックに今後の話をする。パトリックは高校を卒業するまで兄の親友の家で暮らすことになる。彼らの養子になったんだっけ? 親友がサインしているシーンがあったような? これでパトリックはこの町で過ごせる。ここで一緒に暮らせないかと問うパトリックに、辛過ぎて乗り越えられないと答えるリーが切ない そうだよね。無理なものは無理。再生というにはリーの過去は重すぎる。リーが眠る寝室の3つの写真立てをパトリックが見たのはこの後だったっけ? 写真自体は映されないけれど、それが誰の写真であるかは見ている側にも分かる。そしてパトリックがリーがこの町で暮らせない理由を悟ったのも分かる。写真を見せないことを含めてこの見せ方は好き。

 

温かくなり兄の遺体を埋葬する。埋葬式にはランディもパートナーと来ている。たしか兄のジョーはずっとランディと連絡を取っていたんだよね。この2人の関係も切ない

 

森の中を2人で歩くリーとパトリック。落ちていたボールを拾いパスしあいながら歩く。これは2人の気持ちがやっと通じたっていう描写なのかな? するとリーはボストンで2つ部屋がある家を借りると言う。人が泊まれるように。パトリックに来て欲しいということ。この感じも良かった。リーの傷が癒えることはきっとない。でも、少しだけ傷が小さくなったのかなとは思う。ラスト、2人であの漁船に乗るシーンで終了。余韻のあるいい終わり方。

 

キャストは全員良かった。パトリックのルーカス・ヘッジズは二股かけたり実はチャラいキャラを、嫌なヤツにしてしまうことなく、繊細さも感じさせて良かった。兄のカイル・チャンドラーは、兄が弟を思う気持ちが伝わって来て切なかった。ランディのミシェル・ウィリアムズが素晴らしい! 少ない出演シーンで印象を残す。特に良かったのはやっぱりリーに思いのたけを伝えるシーン。ランディも苦しんでいたこと、そして今リーを救うとしていることが伝わって来る。出演作はかなり見ているけど、これは自分が見た中で最高の演技だったかも。

 

リーのケイシー・アフレック良かった! アカデミー賞主演男優賞納得の演技。もともと無表情でもごもご喋るタイプでだけど、それがこの役にピッタリ。前述したとおりマット・デイモンが主演する予定だったようだけれど、これはケイシーで良かったと思う。マット・デイモンだと品行方正過ぎる気がする。ホメてます! ホントに見ていてずっと切なかった でも少しユーモラスな感じも良かった。

 

メインとなる季節が冬というだけでなく、春になっても曇天で全体的にどんより暗い画面。リーは終始無表情。重い話で、一応パトリックの問題について結論は出るけど、スッキリ解決したわけじゃない。兄はパトリックのことだけでなく、弟も救おうとしていたけれど、結局救うことはできなかった。でも、それが逆に良かった。再生ってそんなに簡単じゃない。その傷が大きければ大きいほど、癒すのは時間がかかるし、きっと完全に消えることはない。痛みを抱えたまま生きていくしかない。そして、乗り越えられないことを恥じることはない。そんなことを考えていたら泣けた。じわじわと沁みる作品だった。

 

公開から時間が経ってから見て、さらに感想書くのも時間がかかったので、ほぼ上映終了しているかな? シネスイッチ銀座では上映中。じっくりと映画を見たい方。人間ドラマを見たい方オススメ。ルーカス・ヘッジズ好きな方是非。ミシェル・ウィリアムズ、ケイシー・アフレック好きな方必見です!

 

『マンチェスター・バイ・ザ・シー』Official site

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