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【sports】千葉ロッテマリーンズ vs 東北楽天イーグルス@zozoマリンスタジアム

2019-08-06 00:28:58 | sports

 【sports】千葉ロッテマリーンズ vs 東北楽天イーグルス@zozoマリンスタジアム

 

毎年恒例のマリン飲み🍻 大のロッテファンのMakiがテーブル席を取ってくれるので、おつまみ持ち寄ってビールを飲みながら野球観戦をするというもの。今回は、Maki、Yuwee、Chieさん、そしてmaruの4人で行ってきた

 

この日は13:00から月一の婦人科の予約が入っていて真逆の飯田橋へ。時間的に余裕あるかもと思っていたら、意外にも混んでてまさかのギリギリに💦

 



この日はアイス無料配布あり! YuweeとMakiが引き換えてくれていた。暑いからバニラよりフルーツシャーベット的なものの方が良かったけど、配られた爽は甘さ控えめでおいしかった😋

 


左奥:Maki 左:Yuwee 右:Chieさん 手前:maru


まずは琥珀エビス(700円)で乾杯🍻 実は普通のエビスだと思い込んでたけど、琥珀エビスだったと後から気づいた😅 去年、琥珀エビス飲みたかったに全然買えなかった覚えがあって、まさかすんなり買えると思わなかった。よく見ると琥珀エビスたくさんいたので増員されたのかも?



この日はスタジアム前で肉まつりが開催されていた。去年もやってたけど今年はブース少な目だった気がする。迷ったけど近江牛の肉寿司と串をそれぞれ1つずつ購入。お願いすると、ちゃんと持ち運べる仕様にしてくれたのウレシイ。肉寿司は赤身400円と霜降り600円があったけど、ここは赤身で堅実に。でも、これおいしかった😋 肉寿司はお肉に脂がのってて甘みもあって酢飯と合う! 串もめっちゃおいしい! 脂もすごくてジューシーだったけど小さい。しかたないけど小さい😣



みんなからもらったおつまみたちの一部。次から次から出て来る出て来る! 肉寿司以外メインとなるような物食べてないのにお腹いっぱいに😋



ちょっとビールに見えるけど、これは2杯目のシードル(600円)🍎 2杯目何にしようかなと思っていたらシードルが来て、うっかり買い損ねたのでずっと待ってた。シードル見えたので「シードルさーん」と呼んでまで購入。おいしかった😋




6月28日にリニューアルオープンした地元のシャポー市川。その中に千葉県名産品を販売する房の駅が出来た。そこで売られていたチーバくんのピーナツ揚げが、小分けになっていて今回のおつまみ配布にピッタリだなと思い狙っていた。これ軽い感じでおいしかった😋



千葉といえばのマックスコーヒー(Wikipediaもあった!)! チーバくんのピーナツ揚げを買いに行ったら房の駅で売ってた! マックスコーヒー独特の甘さとミルク感がちゃんと再現されてる! とはいえ、ゼリーだから仕方がないけどオブラートに包まれてるのが苦手過ぎた😣

 

応援動画を撮影したけどTweetから見れるかな?

 




実はこの日は台風が関東直撃かと言われていて、午後も雨が降るかもと言われていたけど、わたくしがスーパー晴れ女パワーを炸裂させて青空に🌞 しかし風量まではいかんともしがたく😣 風力10m超で中止とのことでヤキモキしたけど打ち上がりました! でもなんだか赤い花火ばかりでちょっと物足りなかったかも🤔 イヤでも花火見れただけでウレシイ!



ヒーローインタビュー🎤 左:清田選手 右:マーティン選手


試合そっちのけで食べたり飲んだり喋ったりしていたので、詳細は忘れたけど逆転に次ぐ逆転でおもしろい試合だった。最後はマーティン選手のホームランでロッテが勝ち越し見事勝利 どうやらマーティン選手は来日したばかりで初ホームランだったのだそう。よかったね😃


ずっと風に吹かれてちょっとお疲れ気味だったけど、試合は勝ったし、ビールも飲めて、お肉も食べて、いっぱい喋って楽しかった! どうやら今年もう1回マリン飲みあるかも? 期待してるよー✨

 

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【foods & drinks】大野亭 シャポー市川店 & コメダ珈琲店

2019-08-05 00:49:36 | foods & drinks

【foods & drinks】大野亭 シャポー市川店 & コメダ珈琲店

 

地元市川駅直結のシャポー市川が2019年6月28日に一部リニューアルオープンした。約半分を1年かけて工事していた感じで、どんな風になるのかワクワクしていた。良く言えば庶民的で悪く言えば全くイケていなかったシャポー市川が、なんだかオシャレになっててビックリ😲 個人的にうれしかったのはKALDIと成城石井が入ったこと。KALDIで売ってるもへじの旨タレ大好きなので😍

 

飲食店の多くは今回リニューアル対象ではなかったエリアにあるのだけど、新たに数店舗がオープン。中にはビアードパパが運営するスィーツドリンク専門店イロドリアザヤカの第1号店が出来たことはビックリニュースだった。まだ行ってないけど😅

 

で、前置きが長いわけだけど、ローストビーフ丼で有名な大野亭がオープンしたので、高校時代からの友人で地元在住のChieさんと行ってきた! 19:00頃待合せ。1組待ち状態。10分街くらいで入れたけれど、既に2種類しかないサラダは品切れ💦 この時点で品切れはどうなんだろう😅

 


厚切りグリルステーキ200g(1,180円)


ローストビーフ丼も気になったけれど、2人ともステーキに目を奪われてしまい1品はコチラに決定! ステーキはレアで提供しているので、お好みの焼き加減まで焼いてくださいとのことだったけど、意外になかなか火が通らない💦 これは他店舗でもこんな感じなのか、市川店がまだ不慣れだからなのか?


でも、味はとってもおいしかった! ステーキソースは味がそんなに濃くなくてサッパリしている。お肉は赤身多めだけどやわらかくて適度な噛み応え。



デミソースハンバーグの包み焼き(1,480円)


2品目は王道デミソースハンバーグの包み焼をオーダー。ハンバーグがジューシーでおいしかった! 上にのってるお肉もやわらかくておいしい😋


白ワイングラス(299円)


そして自分はグラスワイン飲んだ。お肉なので赤ワインの方がいいのだけど、暑かったので冷たいの飲みたくて白にした。これ299円てスゴイ! 小さいけれどドリンクバーコーナーもあった。


店内は半分オープンになっているような感じ。そんなに広くない。ずっと待ってる人がいるくらい混んでたけれど、ステーキとハンバーグなのにかなり待たされた印象。これは他店舗もこのくらい待つのか、市川店が慣れていないからなのか?🤔と、やや不満な部分もなくはないけど、全体的においしかったのでOK。次回はローストビーフ丼食べてみよう😌


🍴大野亭 市川シャポー店:市川市市川1-1-1 Tel:047-316-0029

【公式】自家製ハンバーグ ステーキ 肉料理|洋食大野亭



シロノワール北海道メロン ミニサイズ(550円) たっぷりブレンドコーヒー(540円)


コーヒー飲みたいねってことで、同じフロア内のコメダ珈琲店へ移動。こちらも今回のリニューアルでオープン。コメダが入ったのもうれしい😃 店内は意外に奥深く、かなりの席数がある。20時頃で6~7割くらいの埋まり具合。

 

シロノワールをシェアしようということになり、普通のと悩んだのだのだけど、ここは期間限定シロノワール北海道メロンをチョイス。お腹そんなに空いてなかったのでミニサイズにした。メロンペーストが生地に入っていて、さらにメロンソースがかかっている。これはおいしかった😋 

 

ということで、地元に新しいお店オープンしてうれしい😍 また行かなきゃ!


コメダ珈琲店 シャポー市川店:市川市市川1-1-1 Tel: 047-323-0011

シャポー市川店|コメダ珈琲店

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【cinema】『X-MEN:ダーク・フェニックス』

2019-08-04 23:40:44 | cinema

2019.06.21 『X-MEN:ダーク・フェニックス』鑑賞@TOHOシネマズ錦糸町オリナス

 

これって試写会あったっけ? ジャパンプレミア的なものもなかったような?🤔 公開初日に見て帰ろうと思ったのだけど、意外に上映館が少なくてビックリした😲 6月20日からシネマイレージウィークが開催されて、会員は1,200円で鑑賞できたのだけど、事前にムビチケ購入してしまってた。ということで、ちょっぴり損しながら行ってきた~

 

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「宇宙空間に取り残された宇宙飛行士たちを救いに向かったX-MENのメンバーたち。最後の1人を救うため宇宙船外に出たジーンは太陽フレアを浴びてしまう。ビーストの診断では特段問題はなかったものの、ジーンの力は増しており、ダークサイドが目覚めてしまい・・・」という感じかな~ X-MENシリーズ最後の作品のメインキャラクターはジーンということになるらしい。正直そんなにジーンに思い入れがないので、あまり心に響くものはなかったし、シリーズ最後となる大団円感があまりなかったように思う。でも、アクションシーンはスゴイので見応えがあり、見ている間は楽しめた😌

 

サイモン・キンバーク監督作品。製作や脚本でX-MENシリーズに結構変わっているようだけれど、監督としては今作が初めてなの? え? こんな人気シリーズの最終作品を初めて映画撮る人に任せっちゃったの? いや、ちょっとそれは無謀では? 作品世界に関わっていたとはいえ、監督のスキルはまったく別だと思うのだけど。うーん💦

 

今作、本国アメリカでは大コケだったそうだけれど、それを反映してか毎度のWikipeidaも情報量少な目。一応引用しておくと、『X-MEN: ダーク・フェニックス』(原題:Dark Phoenix)は、2019年公開のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。映画『X-MEN』シリーズ初のウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ配給作品でもある。 マーベル・コミックス社のアメリカン・コミック『X-MEN』の実写映画化作品。1980年のストーリー「ダーク・フェニックス・サーガ」が元になっている。映画『X-MEN』シリーズとしては通算で第7作品目。スピンオフ作品も含めると第12作品目となる。X-MEN結成以前から始まった若い頃のプロフェッサーXやマグニートーを主軸に据えたシリーズとしては、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』、『X-MEN: フューチャー&パスト』、『X-MEN: アポカリプス』に続く4作目。監督を務めたサイモン・キンバーグによると、シリーズで最もリアルかつダークな作品になると発言している。なお本作でX-MENシリーズは最後の作品となる。当初、2019年2月14日にアメリカ合衆国で公開予定であったが、2018年9月、2019年6月7日に延期されると報じられた。 と、これ以外は簡単なストーリーとキャスト紹介があるくらい。評価とかも全然分からない😣

 

『X-MEN』シリーズは『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』以外は見ている。実は最初は見ていなくて『X-MEN:フューチャー&パスト』(感想はコチラ)のジャパンプレミアに当選したので、慌てて『X-MEN:ファーストジェネレーション』と『X-MEN』を見たという形。そこから過去作から見た。先に見たのがジェームズ・マカヴォイ&マイケル・ファスベンダー版なので、どちらかというとこちらに思い入れはあるものの、やはりX-MENといえばヒュー・ジャックマンなのかなと思ったりもする。そのわり 『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』見てないけど。しかも『ウルヴァリン:SAMURAI』全然面白くないと思ってるし。と、長々書いているのは、好きなシリーズではあるけど、知識も思い入れもそんなにありませんということが言いたいわけです。ただ、『X-MEN:フューチャー&パスト』以降は劇場で見ている(『X-MEN:アポカリプス』の感想はコチラ)し、今作が最後ということで見届けようというくらいの思い入れはあります!

 

シリーズは基本見ているものとして話が進むので、特に登場人物たちについての詳しい説明はない。例えば、途中から登場するマグニートーことエリックの現状についても全く説明がないので、何故現在こんな生活をしているのか、これまでの経緯などがサッパリ分からない。そういう部分についてはどうでもいいということかもしれないけれど、今作が初めての人はもちろん、全作品1回くらいずつしか見てないと何のこっちゃな感じ。まぁ、いきなり今作から見る人は少ないと思うし、話が分からないわけじゃないのだけど、個人的には細かいネタなどが回収できていない部分が多いと思う。要するに、言い訳です😅

 

冒頭、車の中。母親が運転しており父親は助手席。父親は後部座席の少女を振り返る。楽しそうな雰囲気。でも、一転少女は頭を抱えてやめてを連呼。慌てる両親。すると対向車が突っ込んでくる。車は横転。両親は死亡。少女はプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア(ジェームズ・マカヴォイ)のもとに引き取られる。プロフェッサーXは少女に力を制御する方法を学ぼうと諭す。少女の名前はジーン・グレイで、今回の主人公。これよく分からなかったのだけど、要するにジーンの中にはダークサイドがあって、その部分を制御できないため、今回のような事故を起こしてしまったということなのかな? ジーンの能力が最強であることは知ってたけど、ウルヴァリンの愛する人であるという認識しかなかった。あ、前作のラストで覚醒してたか😅

 

場面変わって舞台となる1992年。X-MENのメンバーは太陽フレアの影響を受け宇宙空間に取り残された宇宙飛行士たちを救出に向かう。ナイトクロラー(コディ・スミット=マクフィー)の活躍により救出作戦は成功したかに見えたが、船長が取り残されていることが発覚。太陽フレアを抑えるためジーン・グレイ(ソフィー・ターナー)が宇宙空間に出る。何とか船長を救出するも、ジーンは太陽フレアを浴びてしまう。この辺りよくわかってないのだけど、太陽フレアのエネルギーを浴びてしまったってことで合ってる? この時、ミスティーク(ジェニファー・ローレンス)はもっと早い段階で引き返すことを提案していたのだけど、プロフェッサーXがこれを拒否し全員救出にこだわったため、ジーンだけでなく全員を危険な状態にさらしたということで、ミスティーくとプロフェッサーXの間にわだかまりが生まれる。

 

ジーンを含め全員生還しX-MENたちは熱狂的に迎えられる。喜ぶプロフェッサーXに対しミスティークはますます不信感をつのらせる。ジーンはとても気持ちが高揚しており、目立った外傷はないけれど、念のため検査を受ける。特に問題はなかったようだけれど、恋人のサイクロップス(タイ・シェリダン)は異変を感じる。学園ではパーティーが開かれておりジーンも参加する。その時、誰かが言った言葉に反応し、ジーンはパーティー会場を吹き飛ばしてしまう。見ている間はあまりピンときてなかったのだけど、タイトルのダーク・フェニックスというのはジーンの中のもう1人の人格を言うそうで、いわゆる力を制御できないダークな性格ということなのかな? とにかく、太陽フレアの影響でそのダーク・フェニックス目覚めてしまったということらしい? そして、さらに力が増しているらしい。

 

ジーンが父親が生きてることを感知したのは、サイクロップスと寝室にいた時だっけ? 父親が死んだ記憶があるのに生きているというとは、この記憶はプロフェッサーXに捏造されたものだと気づき、ここにはいられないとサイクロップスの静止を振り切って出て行ってしまう。冒頭からのプロフェッサーXに対して見ている側にも不信感を抱かせるような演出がされているけど、これは何故なんだろう? 人間社会との共存を望むプロフェッサーXとしては、人間に認められることはその手段の最たるもの。その成果を求めるあまり暴走気味になっているというのは分かるのだけど、自分の承認要求を満たすためにミュータントたちを利用しているという風にミスリードさせたいということ? まぁ、プロフェッサーXの中にもそういう要求はあるということなのかもしれない。

 

ジーンは自宅を訪ねる。そこには父親が1人で暮らしていた。再会を喜ぶジーンだが、父親はどこかぎこちない。そしてジーンはあることに気づく。飾られた写真には亡くなった母の姿はあるのに、ジーンが写ったものは1枚もなかった。ショックを受けてそのことを指摘すると、父親は怯えていた。ジーンは父親の心を読み取り、母を殺したのはジーンだと思っていることを知ってしまう。ジーンにもあの日の事故の記憶がよみがえり、感情が爆発してしまう。これは辛い😢 こういう事態は想定していなかったのだろうけれど、プロフェッサーXは大人になったジーンに本当のことを話すべきだったんじゃないかな。父親は生きているけれどジーンを受け入れる準備はできていないとか、どうやっても傷つけることになるとは思うけれど、伝え方はいくらでもあるし、少なくとも直接父親から拒絶されることは避けられた。その辺りもやや取ってつけた感があったかな🤔

 

X-MENのメンバーが駆けつけてなんとかジーンをなだめようとするけれど、怒りと悲しみにとらわれたジーンを止めることができない。警官たちが駆けつけるも、もちろんジーンの敵ではない。そんな中、ミスティークがジーンに語りかける。耳を傾けているかのうように見えたけれど、誰のことも信じられなくなったジーンは、棒のようなものをミスティークめがけて飛ばし突き刺さしてしまう。え? ミスティーク? ミスティークは最後にビーストに「愛してる」と言い残して息を引き取る。え? 死んじゃうの? え? ちょっと1作目の『X-MEN』時代設定が分からなくなってしまったのだけど、プロフェッサーXやマグニートーがおじいちゃんだったことを考えると、少なくともあと10年以上は経過してるはずで、その時代にミスティークいたのに? もうこれはパラレルワールドってことなの? 過去をいじってしまったので別の時流になったということ? よく分からない。

 

ミスティークは学園内の墓地に葬られる。子供たちの中にはジーンがミスティークを殺したことを察知している子もいて、学園内には不安が広がる。これはちょっと辛い。ミスティークを愛していたビーストは、これはプロフェッサーXの責任であると責める。ミュータント全体のことを考える立場としては、画一的な見方ではいけないと思うし、こういう結果を招くとは思っていなかったでしょうけれど、少なくともジーンだけでなく救助した宇宙飛行士たちも危険にさらしたことは間違いないわけで、そのあたり責任はあると思う。とはいえ、マカヴォイの演技をもってしても、プロフェッサーXの一連の判断ミスはジーン暴走のために用意されたシナリオ感丸出しで、プロフェッサーXらしくないと感じてしまった。

 

ジーンはある島にいた。政府の認定を受けミュータントのコミュニティを作っているマグニートー(マイケル・ファスベンダー)を訪ねてきたのだった。血の付いた服で尋常ではない様子で現れたジーンに何があったのか尋ねるも、ジーンはそれには答えず、人を殺すのをやめたのは何故なのかと尋ねる。復讐のためだったが、人を殺しても復讐にはならなかったと答えるエリック。愛する人を傷つけてしまうと言うジーンの様子に、マグニートーは何があったのか問い詰めるも要領を得ない。

 

すると軍のヘリコプターが飛んで来る。ジーンは力を使い1機を墜落させてしまう。2機目も墜落させようとするが、マグニートーがこれに抵抗、自分が抑えている間に逃げろと兵士たちを逃がす。毎度力を使うマグニートーはかっこいい。軍は引き上げて行く。マグニートーは自分たちは静かに暮らしているのだから、この生活を壊さないで欲しいと、ジーンにここから出て行くように言う。この場所がどこにあるのか説明がないので分からないのだけど、そんなに簡単に来たり去ったりできるのかしらね?

 

ジーンが去った後、ビーストがやって来る。ビーストはジーンがミスティークを殺したことを告げる。すると、マグニートーは怒りをあらわにし、ジーンを殺す決意をする。ミュータント仲間の数人を連れてビーストと共に島を後にする。このマグニートーの怒りには、ミスティークを愛しているという描写があったように思うけれど、前作以前にそんな描写あったっけ?🤔 忘れてしまった。イアン・マッケランが演じていたマグニートー側にミスティークがついていたし、ファスベンダー版でもミスティークは彼についたという描写もあったと思うけれど。

 

さて、うっかり書くのを忘れていて、どの辺りに挿入されていたか忘れてしまったのだけど、わりと早い段階で豪邸で家族や友人と食事をしていたマーガレット(ジェシカ・チャステイン)という女性が、庭で吠えている愛犬の様子を見に行き、何者かに遭遇した描写が入っている。実はこれが今回のヴィランでヴーク。で、このヴークがジーンに近づく。ヴークはジーンの孤独で不安な心につけ入り、自分たちのアジトに連れて行く。

 

いろいろ難しい説明をしていたように思うけれど、要するに彼らは地球外生命体で、太陽フレアの影響で自分たちの星が消滅してしまっため、地球を新たな自分たちの星にしようと目論んでいるということなのかな? で、ジーンが太陽フレアから得た強力な力を自分に分けて欲しい的なことを言う。自暴自棄になっているジーンは、こんな力はいらないからとヴークに与え始める。イヤ、いくら力を持て余しているとしても、これはダメでしょう。その判断ができなくなっているくらい自暴自棄になっているということであり、それがジーンのダークサイドということなのかもしれないけれど。

 

ヴークたちのアジトに到着したマグニートーとビースト。しかし、そこにプロフェッサーXとサイクロップスも駆けつけ、今にも踏み込もうとしているマグニートーたちを制止する。イヤ、確かに田舎町の住宅地とニューヨークでは巻き込まれる人々の数が違い過ぎるけど、そんな悠長なことを言っている場合なのかという気もする。どうにもプロフェッサーXの対応にイライラさせられるのは狙いなのか? 結果、マグニートー側とプロフェッサーX側との戦いが始まってしまう。これじゃ本末転倒では?

 

マグニートーとプロフェッサーXは建物の中に入り、ジーンの説得にかかる。ジーンはヴークへのエネルギー投与をやめ、こちらに来ようとするけれど意識を失ってしまう。その時、兵士?が現れてミュータントたちは捕らえられてしまう。彼らは拘束されて列車で移送される。この時プロフェッサーXっていたっけ?

 

ミュータントたちを移送する列車をヴークたちが襲う。もちろんジーンが目当て。必死に対抗するも次々に倒されてしまう兵士たち。しかたなくミュータントたちを解き放つ。列車内でのミュータントたちとエイリアンたちの戦いは見ごたえがあった。とにかくヴークのジェシカ・チャスティンがスゴイ! 人間の姿になっているわけだから、髪をプラチナブロンドにしているくらいで特殊メイクをしているわけじゃないんだけど、この世のものではない感がスゴイ!

 

さて、この戦いは結構な尺があるけれど、最終的にはジーンが目覚めて列車を破壊して終わる。ジーンはヴークに攻撃を仕掛けるけれど、このことが他のミュータントたちにも影響を与えてしまうことに気づく。ここで、プロフェッサーXがジーンに父親が生きていることを黙っていたことを詫びると、ジーンは私のためだったのでしょうと言い、ヴークと共に地上から飛び去る。そして、そこでヴークを倒す。なんか上空で爆発的なことがあったように思うけど違ったかな? そして、フェニックスが羽ばたいていく。うん? ジーンはどうなるの? あと、あんなに聞く耳持たない感じになってたのに、あっさり全てを受け入れ過ぎ😅

 

シーン変わって学園にはジーンの名前が追加されている。ジーンは死んでしまったということ? プロフェッサーXは引退し、ビーストが校長になる。学園には日常が戻る。一方、パリのカフェでお茶するプロフェッサーXのもとに、チェスボードを持って現れたのはマグニートー。マグニートーはプロフェッサーXが自分に居場所を与えてくれたと言い、2人でチェスを始める。映画はここで終わる。

 

うーん。見ている間は楽しめたし、アクションシーンは迫力があった。ジーンのパワーはスゴイと思うし、前3作の主役だったウルヴァリンのヒュー・ジャックマンが降板してしまっている以上、ウルヴァリンを出せないということもあると思うけれど、シリーズの終わりがジーンというのは自分的にはちょっとモヤるかな。原作コミックがどんな感じなのか分からないので、ジーンはずっと主役の1人だったのかもしれないけれど、少なくともファーストジェネレーションからのシリーズでは、あくまで脇役的な位置づけだったので、急にメインですよと言われても、それがシリーズのうちの1作ならばともかく、シリーズの終わりとして主役というのはジーン役のソフィー・ターナー含めてちょっと弱いかな。

 

おなじみのキャストたちは役に馴染んで良かったと思う。ミスティークのジェニファー・ローレンスは前半で死んでしまうという衝撃があったけれど、存在感を残したと思う。ただ、なんだかミスティークってこういうキャラだっけ?と思わなくもなかったけれど。ビーストのニコラス・ホルトは学園の在り方について苦悩する役どころが良かったと思う。ミスティークとビーストっていつからそういう間柄だったんだっけ? ちょっと忘れててビックリした。

 

マグニートーのマイケル・ファスベンダーもちゃんと見せ場があって良かった。あまり島で農作業をしているイメージが結びつかないけど😅 プロフェッサーXのジェームズ・マカヴォイ共々、それぞれ年月を経た感じが出ていたと思う。今回プロフェッサーXは損な役どころだった。ジーン暴走のためにとってつけたようなミスをさせられていた印象。その辺りを感じさせちゃうのはダメなのかもしれないけれど、マカヴォイだから許す。

 

ジーンのソフィー・ターナーは頑張っていたと思うし、切れ長の目はジーンのとてつもないパワーを持つジーンのイメージに合っていると思う。美女だし演技も良いとは思うけれど、主演となるとちょっと弱いかな。あまり、彼女はどうなってしまうの?!というような感情移入ができないというか。まぁそれは、ジーンがそれほど重要なポジションだったのか?という唐突感も含めてなので、彼女個人の問題でもないように思うけれど。ただ、そういう状況を跳ね飛ばすほどの強烈なパワーもなかったことはたしか。冷たい言い方で申し訳ない🙇

 

今回のヴィランであるブークのジェシカ・チャステインが良かった。前述したとおりプラチナブロンドの髪や、全体的に色素の薄いメイクなのに真っ赤な口紅という外見アプローチも見事だけど、とにかくこの世のものではない感がスゴイ! 乗っ取られる前の明るい若奥様感から、無表情で無機質な感じまでホントにスゴイ!

 

X-MENが解散してしまうわけではなく、世代交代して存在し続けるというラストもいいとは思うけれど、『アベンジャーズ:エンドゲーム』の壮大な大団円感を考えると、これだけ続いたシリーズの終わりとしては尻つぼみ感があったかも。この作品が適当に作られたという意味ではなくて、なんとなくやっつけ仕事で終わってしまったような気がしてしまう。あくまで個人的な感想ですが。

 

見てから1ヶ月以上経ってしまったので、もう上映終了しちゃってるかな? 上映してても本当に少ないよね。こういう作品は映画館で見た方がいいと思うし、やっぱり最後だから劇場で見てよかったと思っているので、機会があって迷っている方は是非劇場で!

 

『X-MEN:ダーク・フェニックス』公式サイト

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【cinema】『コレット』

2019-08-01 00:58:09 | cinema

2019.05.18 『コレット』鑑賞@TOHOシネマズシャンテ

 

これは見たかった。試写会あったけど行けない日で断念😭 公開日に行こうかと思ったけど、母親も見たいと言うので公開日翌日の土曜日に見に行ってきた〜

 



ネタバレありです! 結末にも触れています!



「田舎で暮らすガブリエルは密かに劇作家のウィリーと愛し合っていた。結婚してパリに出たガブリエルは仕事に行き詰った夫のため、自身をモデルにした小説を書く。夫名義で発表された本は大評判で、大ヒットシリーズに成長。夫妻は時代を象徴する夫婦となるが・・・」という感じかな〜🤔 これはガブリエル・コレットの話で実話。コレット女史については詳しくないので、どこまで忠実に再現しているのか、演出的な部分があるのか不明。女性の権利が認められていなかった時代に、作家として自立したコレットについて知りたかったのだけど、思った以上にぶっ飛んでてビックリだった😅



ウォッシュ・ウェストモアランド監督作品。存じ上げなかったのだけど『アリスのままで』の監督なのね? 『アリスのままで』は見たいと思っていたけど未見。作品について毎度のWikipediaから引用。『コレット』(Colette)は、ウォッシュ・ウェストモアランド監督による2018年の伝記・ドラマ映画である。フランス人小説家のコレットの生涯を基にウェストモアランド、レベッカ・レンキェヴィチリチャード・グラツァーが脚本を執筆し、キーラ・ナイトレイドミニク・ウェストエレノア・トムリンソンデニース・ゴフらが出演した。ワールド・プレミアは2018年1月20日にサンダンス映画祭で行われた。アメリカ合衆国は2018年9月21日にブリーカー・ストリートと30ウェスト配給で封切だれた。イギリスではロンドン映画祭でプレミア上映された後、2019年1月11日にライオンズゲート配給により公開された。

 

2016年2月1日、『コレット』が『アリスのままで』(2014年)のウォッシュ・ウェストモアランドにより監督され、また彼とその夫のリチャード・グラツァーと共同で脚本を執筆することが初めて発表された。この映画は『キャロル』のナンバー9・フィルムズキラー・フィルムズが再結集して製作した。また同日に『Deadline』はキーラ・ナイトレイがコレットを演じると報じた。2017年5月15日、ドミニク・ウェストがコレットの最初の夫役にキャスティングされたことが報じられた。この役には他にクリス・プラットジョシュ・ヘンダーソンサリバン・ステイプルトンが考慮されていた。

 

2018年1月20日、サンダンス映画祭でワールド・プレミアが行われた。ブリーカー・ストリートと30ウェストが米国、ライオンズゲートが英国での配給権を獲得した。米国では2018年9月21日に一部劇場で封切られた後、10月21日より拡大公開された。英国では2019年1月11日に封切られた。アメリカ合衆国及びカナダでの興行収入は約510万ドル、その他地域では約940万ドル、世界では約1450万ドルに達している。レビュー・アグリゲーターRotten Tomatoesでは187件のレビューで支持率は87%、平均点は7.2/10となっている。Metacriticでは40件のレビューで加重平均値は74/100となった。


主人公であるシドニー=ガブリエル・コレットの作品は読んだことないけど、作品を映画化した『恋の手ほどき』と『わたしの可愛い人 -シェリ』(感想はコチラ)を見た。またこの『恋の手ほどき』の原作である「ジジ」の舞台に、コレット自ら無名時代のオードリー・ヘプバーンを抜擢したことは知ってた。オードリーは特別ファンではないけど、映画好きとしては親しみを感じ、今作を見てみたいと思ったのだった。コレットについてもWikipediaから引用しておく。

 

シドニー=ガブリエル・コレット (Sidonie-Gabrielle Colette, 1873年1月28日 - 1954年8月3日) は、フランスの女性作家コレット (Colette) というペンネームで活動した。「性の解放」を叫び、同性も対象とした華麗な恋愛遍歴で有名。代表作のひとつは『ジジ』 (1944年) であり、後にブロードウェイで舞台化され、さらに1958年にはモーリス・シュヴァリエ主演により映画化もされた。ブロードウェイ版『ジジ』のオーディションに自ら立会い、主演にオードリー・ヘプバーンを抜擢したことでも有名。

 

引用したのは導入部のみで、生涯や作風などの紹介があるけど、長くなるので割愛。生涯の部分を読むと、今作で描かれている部分以降が作家コレットとしては重要らしい。そこは周知の事実として、そこに至るまでを描きたかったということなのかなと思う。

 

ブルゴーニュ地方の田舎で両親と3人で暮らすガブリエル(キーラ・ナイトレイ)のもとに作家のウィリーことアンリ・ゴーティエ=ヴィラール(ドミニク・ウェスト)が訪ねて来る。ここがちょっとよく分からなかったのだけど、彼は両親にガブリエルとの結婚を申し込みに来たということ? そんなようなことを言っていたような? でも父親はやや難色を示していたような? 🤔 ガブリエルは表面上はおとなしく彼を見送るものの、実は2人は示し合わせて密会している。なのでてっきり両親に反対されて駆け落ち?とか思っていた。この描写はなんだったのだろ? 当時の面倒くささを表現しているのかな?🤔 


ウィリーと結婚してパリに出て来たガブリエル。ウィリーが用意してくれた最新流行のドレスを着ることに気後れし、野暮ったいドレスでパーティーに出席して浮いてしまう。後に流行をリードする存在になるので、これはその対比をしているのだと思うのだけど、ご本人もこんな感じだったのかしら? これはなかなか興味深かった。


ガブリエルはウィリーを愛し妻として彼を支える。ウィリーの浮気現場を見てしまい、怒って実家へ帰ってしまったガブリエルをウィリーが慌てて追いかけて来たりと、騒動もあるけれどしばらくは幸せな結婚生活が続く。


ウィリーの仕事がよく分からないのだけど、世間的には作家なのかな。だけど基本的に作品はゴーストライターに書かせているようで、本人が書いている描写は一切ない。ゴーストライターを使っているくせに、彼らに対する態度は横柄で、給金も遅れがちで支払わなかったりとホント酷い😠 ゴーストライターとしてはお金はもちろん、どんな形でも作品を世に出したいという思いはあるだろうし、ウィリーのネームバリューを利用する部分もあるわけで、持ちつ持たれつなのは分かるのだけど、何故ウィリーは自分では一切書かないのだか? 元は自分で書いていたけど、ある程度有名になったからこのシステムなのか、その辺りがよく分からない💦


というのも、借金がかさみ返済を迫られ、アパルトマンを差し押さえられるという段階で、ゴーストライターともケンカ別れした状態でも自ら書かないので。で、ガブリエルが書くことになる。ビックリしたのはもともと書いていたけど結婚を機に止めたのではではなく、夫の窮地を救うために本を書いたということ。例えば『メアリーの総て』(感想はコチラ)などでは、そもそも本が好きで自分でも物語を書いたりしていて、自分の本として出版しようとするも、女性では売れないと言われる場面があった。でもガブリエルは作家になりたくて書いたわけではないので、作品がウィリー名義で出版されることに全く迷いがないことも驚きだった。


ガブリエルは自分の田舎での暮らしをモデルに小説を書くがウィリーに酷評される。これ一度ボツになってしばらくたって、そういえばアレがあったと引っ張り出していたような? 違ったかな。とにかく重要なことはウィリーがかなり手直しして2人で共同作業をしたということ。この体験はガブリエルにとっても楽しかったのだと思う。そしてウィリーはいろいろアレだけど、プロデュース能力があるということ。


ウイリー名義で出された本は評判を呼ぶ。この時点でも自分の作品がウィリーの作品として世に出ていることに違和感を持っておらず、喜んでいるのが印象的。でも、この成功に気をよくしたウィリーはガブリエルに続編を書くよう強要。ガブリエルが集中して作品が書けるようにと田舎に家を購入してしまう。ガブリエルは驚き困惑するけれど、主婦らしくこの家をリフォームしていく。この時点では作家ではなく、あくまで主婦であるというのも興味深い。そして家がリフォームされていくのは見ていて楽しい。するとウィリーがやって来て全く執筆が進まないことに焦り、ガブリエルを部屋に閉じ込めてしまう。酷い😠


なんとか書き上げた続編もベストセラー。これは主人公の名前をとってクロディーヌシリーズとして人気を博しただけでなく、クロディーヌのファッションなどを女性たちがマネし始める。ここに目をつけた2人はガブリエルをクロディーヌに見立てて、髪を切ったりファッションの流行を作っていく。この辺りもやはりウィリーの手腕はスゴイと言わざるを得ない。でも、この頃にはガブリエル本人もプロデュース力を発揮し始める。この変化は興味深かった。

 

そんな中、ジョージー・ラオール=デュヴァル(エレノア・トムリンソン)という女性が声を掛けて来る。若く美しい魅力的な女性で、社交界でも話題の人物。貴族だかお金持ちの奥様だったと思う。彼女のアパルトマンを訪れたガブリエルはジョージーと深い関係になる。実際のコレットは多くの男女と浮名を流したそうだし、何度も結婚しているのでバイセクシャルだったのでしょうけれど、映画では男性はウィリーのみだったと思う。映画の後半はほとんどレズビアンになってしまったかのような描写だった。このジョージーと後に出て来る人物がガブリエルに大きな影響を与えたということなのかな🤔


ジョージーとのことはウィリーも公認だったけれど、実はウィリーはジョージーとも関係を結んでいたのだった。こういう上流階級だったり、ウィリーのような芸術家気どりの人物の価値観というか倫理観は全く理解できないけれど、ガブリエルにとって大きなショックだったことは間違いない。このことから自分を自分として認めて欲しというような、承認要求的なものが芽生えたのかな? この人物がよく分からなかったのだけど、ある男性らと共に前衛的なダンスにのめり込んでいく。


えーと、たしかこの頃クロディーヌシリーズを舞台化する話があり、主演女優のオーディション的なことをしたよね? ウィリーはまたこの女性とそういう仲になるんだろうなと思った覚えがある。実際そうなったかは忘れた😅 舞台は好評でそのお祝いパーティーの席で、男装の麗人であるミッシー(デニース・ゴフ)と出会う。この方たしか貴族の出だったような気が? この当時に髪型もショートで男装をしている。かなり勇気のある行動。自分のセクシャルな部分を隠さないミッシーに惹かれていくガブリエル。2人は愛し合う。

 

ガブリエルは例の前衛的なダンスの公演に出演する。客席には紳士淑女がそろうが、最後にガブリエルとミッシーがキスしたことで大顰蹙を買ってしまう。当時同性愛は風紀を乱す淫らなものと考えられていたことから、罵声を浴びせられてしまう。見ている側としては自身が前衛的なものがあまり好きではないこともあるけど、今見てもかなり斬新なので当時は受け入れられないでしょうね😅

 

ガブリエルとミッシーは前衛的な芝居? ダンス?を持って巡業を始める。その中で2人は愛を深める。一方、資金繰りが悪化したウィリーはクロディーヌシリーズの権利を勝手に売却してしまっていた。当然ながらガブリエルは激怒。当たり前だわ!😠 いくらウィリー名義だろうが、彼のプロデュース力があろうが、真の作者はガブリエルなんだから、一言相談はするべき。ウィリーの中にはやっぱり妻というか女性を軽んじている部分はあるんだろうと思う。

 

さらにウィリーはこともあろうにクロディーヌシリーズの原稿を燃やしてしまうように秘書に言いつける。これは酷い😡 売り言葉に買い言葉的な部分はあったにせよ、ホントにウィリーが酷すぎて腹が立つ(*`д´) でも、何故か憎み切れない部分があって、おそらくガブリエルにもそうだったのかもしれない。もちろん、当時の女性が1人で生きていくことの難しさもあったとは思うけれど。でも、今度という今度は別れを決意する。ミッシーの存在もあったし、母親の後押しも大きかったと思う。

 

その後、ガブリエルは作家として成功。クロディーヌシリーズの原稿は秘書の機転で燃やされておらず、ガブリエルの手元に戻ったのだそう。良かった😌 ミッシーと幸せに暮らしたというようなことがクレジットされていたと思うけれど、Wikipediaによるとその後、2回くらい男性と結婚しているらしいので、ミッシーとずっと一緒だったということではないようだけれど、その辺りのことには触れていなかった。まぁ、ちょっと調べ得れば分かることだけど。

 

ガブリエルが自立を決意するまでを描いているので、その後どうやってフランス史上最も成功した女性作家となったのかは描かれない。トントン拍子で行ったのか、女性だからという理由で苦労があったりしたのか分からないけど、この切り取り方は良かったと思う。

 

キャストは皆良かったと思う。ジョージーのエレノア・トムリンは優雅でミステリアスな雰囲気を醸し出していて、上流家庭の妻の満たされなさやわがままさを表していた。ミッシーのデニース・ゴフは初めて見たけど良かった。ガブリエルは世間に対して戦いを挑んでいるようところがあり、2人の関係を隠すつもりもなかったけれど、ミッシーは堂々と男装をしているけれど、個人的な部分まで晒す気はない。その辺りの葛藤が感じられた。

 

ウィリーのドミニク・ウェストも良かった。この役ずいぶん損だよね😅 ウィリー本当に酷いもの。でも、彼は彼なりに才能のある人ではあるのだということは感じさせたし、皆ムカツキながらも憎み切れない雰囲気があったと思う。ガブリエルのキーラ・ナイトレイはコスチュームプレイが本当によく似合う。キリッとした顔立ちだから強い女性向きだけど、前半の貞淑な妻の部分も良かったし、後半の自分の内なるエネルギーを爆発させたくても周囲に受け入れられないジレンマなどがとても良かった。

 

衣装も良かったし、19世紀末のパリの映像も良かった。コレットを良く知る人には物足りない部分もあるかもしれないけれど、よく知らなかった者としては程よい情報量。ただし独自のエピソードなどを加えていなければだけど😅 ただ、ドキュメンタリーではなく映画なので、そういう部分があっても問題ないと思うけれど。

 

見てから2ヶ月以上経ってしまったので上映していない😢 なので今更オススメしずらいけど、女性の自立モノ好きな方、文学好きな方オススメ。コレット好きな方是非! キーラ・ナイトレイ好きな方必見です!

 

『コレット』公式サイト

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