【event】浅田真央サンクスツアー 千秋楽公演
2018年5月3日新潟公演からスタートした浅田真央サンクスツアー。2021年4月27日に千秋楽公演を迎えた。
東京都は25日から緊急事態宣言が発令され、大規模イベントは無観客での実施を要請された。会場は横浜アリーナなので、神奈川県は対象外ではあるものの、蔓延防止法対象地域ということで、無事に開催されるか心配だったし、開催された場合行っても大丈夫だろうかと悩んだ。
結果、4月26日、27日両日とも感染対策を取っての開催決定。ただし、希望者には払戻を行うということに。どちらにしてもファンを信頼してくれていると感じた。ならば、しっかり感染症対策をして臨もうと思った。
202回目となる大千秋楽公演。202回のうち会場で見れたのは3回。2019年9月15日の栃木公演(感想はコチラ)と、2021年4月9日の千葉公演(感想はコチラ)、そして今回。
サンクスツアーがいかに画期的で素晴らしいアイスショーなのかということは、既に栃木公演の記事に熱く書いたので割愛するけれど、一人のスケーターのアイスショーが3年間続き、最終2公演は横浜アリーナで満席! この事実だけでも十分すぎるほど凄さが分かると思う。
見ます🥰絶対泣く😭 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演 pic.twitter.com/2UYcrVw9wL
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
当日は在宅勤務。フレックスなので16時で仕事を終えて会場へ向かう。18時頃会場着。事前情報でアルソアさんや、佐藤製薬さんなどスポンサーさんのブースや、各界から届いたお花の数がスゴイとのことだったので、それらを撮りたいと開演ギリギリまで粘った。グッズは既にほぼ売り切れ💦
行ってきた✨ #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演 pic.twitter.com/8SVBbPVj7T
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
横浜アリーナは実は初めて。街中にドーンでビックリした😲
真央ちゃんも愛用しているアルソアさん。アンケートに答えてこの子ゲット✨
物販✖印は全て売切れ💦 公式グッズはイラストレーターのいわにしまゆみさんデザインでカワイイものばかり。
千秋楽公演のみで配布された冊子。真央ちゃんはじめメンバーからのメッセージと、これまでのツアーの裏話などが紹介されている。
お花の数がスゴイ😳動画が上手く編集できない😭 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演 pic.twitter.com/v7fQbWlWCq
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
自分では数えていないけど、お花の数は38あったそう。初日の26日には宇野昌磨選手、高橋大輔選手、村上佳菜子さんからのお花もあったそうだけれど、残念ながら見つけられなかった💦 この日はなかったのかな?🤔
リベラ、竹内まりや、ドリカム、徹子の部屋からも!29日出演予定✨ #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演 pic.twitter.com/1j4MDNgGzu
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
イギリスのボーイソプラノユニットLIBERAから💐 女性群舞「ジュピター」はリベラの歌唱。NHK主催のチャリティーアイスショーの企画で、真央ちゃんが作詞したワンフレーズ分含めた音源が使われている。
竹内まりやさんから💐 竹内まりやさんはソチオリンピックの真央ちゃんの伝説のフリーを見て「静かな伝説」という曲を作られたのです😌
DREAMS COME TRUEからの💐 吉田美和さんも真央ちゃんをイメージして「AGAIN」という曲を作ったのです😌 さらに、ドリカムのライブを見に行っていた真央ちゃんを見つけて紹介してくださった。その時のドリカムのお二人の輝いている姿が、現役続行に少なからず影響を与えたのです😉
「徹子の部屋」から💐 4月29日に番組ご出演。既に放送されてしまったけど😅
素晴らしかった✨本当に幸せだった😭 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演 pic.twitter.com/HDGXJF9Knt
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
下にも同じ角度の画像が続いておりますが、コチラは開演前の会場内。最高潮にワクワクしている瞬間。
コチラは終演後。最高のショーを見た感動と、終わってしまった喪失感で呆然としている状況。
一枚目の画像と同じに見えますが、コチラは終演後に撮影したスクリーン。サンクスツアーは80分間ノンストップだけど、途中でメンバーのインタビューやオーディション、練習風景などの動画が流れる。横浜アリーナではさらに照明上のスクリーンにも映し出されていた。
横浜アリーナはやっぱり広かった!リンクも千葉公演より広いから位置とか微調整されてた。一部ハウったけど音響も良かったし、照明が素敵だった✨ #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
基本的にサンクスツアーは既存のアイスリンクで開催してきた。これにより全国でのツアーが可能で、チケット代を抑えることが出来ている。でも、既存のリンクにはそもそも客席がないこともあるし、近くで見て欲しいという真央ちゃんの思いもあり、氷上席を設定してあったりしたため、リンクが狭くなっていた。
今回はリンクが広いので、例えば「仮面舞踏会」でリンクの左端から対角線上に行われていた、キャストが入れ替わりながら進む動きが、縦ラインの半分くらいからスタートしたりと、微調整がされていた。
千葉公演でとても良かった音響は今回も良かった。若干「チェロスイート」でハウった気がするけれど🤔 照明もとても素敵だった✨
初年度は見れていないのだけど、基本セットリストか変わってないのかな?少なくとも1年半前の栃木公演からは変わっていない。でも少しずつブラッシュアップされて、全てが素晴らしいクオリティになってる。こんな高みで終わるのスゴイわ!! #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
前述したとおり2018年からスタートとしたサンクスツアー。初年度は全くチケットが取れず、やっと見れたのは2019年9月。初期のメンバーで、企画の段階から参加していた浅田舞ちゃんは2018年末で離れ、2019年からは今井遥ちゃんが加わった。舞ちゃんはソロも滑っていたけど、そのソロナンバーがそのまま遥ちゃんに引き継がれたわけではなかったように思うのだけど違ったかな?🤔
でも、大筋は変わっていないと思うし、少なくとも2019年に見た栃木公演からは曲目自体は変わっていない。とはいえ、演出や振付はちょこちょこ変わっている。例えば「素敵なあなた」でエルニくんをリフトするのは栃木公演ではまだやっていなかった。少しずつ変化を取り入れつつ、同じ演目を滑ることで円熟して行き、素晴らしいクオリティに仕上がっている。
メンバーも演目も変わらないアイスショーが3年続いた例は世界初なのではないかな? 3年間滑り込んだわけだからそれは皆素晴らしいクオリティになるよね。そういう意味でも画期的。
アリーナだけど2階席くらいの位置だったから全体がよく見えた。オープニングの衣装がキラキラ✨蝶々夫人も赤を入れた理由がよく分かった。とても映える。 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
アリーナ席は2階席。会場が広いので肉眼では表情までは分からないくらいの位置。ただ、上から見下ろす感じなので、リンク全体が良く見える。あらためて真央ちゃんのスピードやスケーティングの上手がよく分かる。あっという間にリンクの端まで行っちゃう。
会場で見てビックリすることの一つに衣装の印象の違いがある。特にビジューなどの光素材はライトを浴びて文字通りキラキラ✨ これは画像や動画では伝わらない。
オープニングで真央ちゃんはフードつきの黒いマントをまとって登場。これは苦悩を表していて、マントを脱ぐのはそれが晴れたということ、そうして現れる姿はキラッキラ✨ ここで見ている側は驚き、そして一気に引き込まれる。
「蝶々夫人」の衣装は以前は白でホントに着物という感じだった。衣装チェンジのタイミングで大きくデザインが変わり、裾が赤でその上にシースルー素材で濃いピンクの衣装が重ねられているのだけど、そのデザインが中国っぽいというか、外国人がイメージする着物みたいな感じで正直あまり好きではなかった。でも、赤い部分を多く入れたことにより、氷上でとても良く映える。
やっぱりチェロスイートはスゴイ!これぞフィギュアスケート!という技がてんこ盛りだけど、それをプログラムとして見せることができるのは、技術の高さと、それを魅せる表現力があってこそ!これはずっと見てられる。 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
「チェロスイート」については毎回熱く語っているし、言いたいことはTweetに尽きるので特に付け加えることはないかな。とにかく、このプログラムを作ってくれたことに感謝。これは本当に素晴らしい。このプログラムを魅せる演技として滑れる人はそういないと思う。
素敵なあなたが楽しかった、千葉公演では苦戦していた川原星くんがコンボを決めてガッツポーズ🙌🏻最後に選ばれたのはエルニ🤗 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
現役復帰シーズンのSP「素敵なあなた」 サンクスツアーでは4人の男性メンバーが、真央ちゃんにそれぞれアピールし、最終的に1人が選ばれるという演出。千葉公演では転倒していた川原星くんが3+3のコンビネーションに成功 ガッツポーズが出た!
この日、星くんはジャンプ全て成功。トップバッターを務める「ピアノコン協奏曲第2番」でも気合の入った演技で感動したのだけど、後からご本人のTweetで今公演でプロフィギュアスケーターを引退することを知った。サンクスツアーだけでなく星くんにとっても最後の公演だったんだね😭 素晴らしい演技で終えることが出来て良かった。
女性たちの月の光からのOver the rainbowと、ジュピターが美しかった😭みんな本当に上手くなった👏🏻そして今井遥ちゃんの妖精感🧚♀️ #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
真央ちゃんが登場しない女性メンバーのみ群舞は「月の光」「Over the rainbow」と「ジュピター」の3曲。「月の光」「Over the rainbow」はつながっているので、これは1曲とカウントしてもいいかもしれない。3曲ともしっとりと見せる美しいナンバーで、女性メンバーも指先まで神経が行き届き、全身を使って表現されていてとても良かった。今井遥ちゃんの滑りが美しく、透明感がすごくて妖精のようだった。
Tweetしてなかったけど星くんとエルニくんの「ノクターン」も良かった。男性メンバー4人のうち、無良崇人くんと橋本誠也くんは男っぽい滑りだけど、星くんとエルニくんはやわらかい滑り。この曲を男性2人に振り分けが真央ちゃんの審美眼がスゴイと思う。
全員気合いの入り方がすごかったけど、無良くんの鐘が神がかってた!3A、3A+2T成功🙌🏻全体的に力強く気持ちがこもっていた。最後のステップの迫力がスゴイ!無良くん本当にありがとう😭😭😭 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
今回の無良くんの「鐘」は神がかっていた。後から配信見て知ったのだけど前日は3Aが2本とも抜けてしまった。今回は2本とも成功で2本目は3A+2Tのコンボで入った 「鐘」には絶対必要なジャンプ。何故ならこの2本で闘ったから!
3Lzは両足着氷っぽかったけど、とにかく気合で降りた。おそらく今日は絶対に決めるという気合が入っていたのだと思う。ジャンプが決まったことで、さらに気持ちが入ったのか最後のステップの迫力が凄かった! これは感動😭 見ながらずっと無良くんありがとう!と思っていた。
サンクスツアーにとって無良くんの存在って本当に大きくて、それは「鐘」を滑ってくれることはもちろんなのだけど、群舞の時には完全にメンバーの一人として滑ってくれること。これはなかなか出来ることじゃない。真央ちゃんもとっても心強かったと思う。本当にありがとう!🙏🙏🙏
黒リチュ赤リチュも気迫がスゴイ!カッコイイ!!そしてラフマオが😭😭😭 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
千葉公演の記事で熱く書いたので、サラリと触れておくと現役最後のSPとFSはアレクサンドル・ファリャの「リチュアルダンス」のバージョン違い。SPが黒、FSが赤の衣装だったので、それぞれ黒リチュ、赤リチュと呼ばれている。
サンクスツアーでは黒リチュは男性メンバーと鳥をイメージした演出で、その後スカート丈が長くなったFS衣装の女性メンバーが登場し、しばし混じり合うように滑り、氷上で真央ちゃん衣装チェンジからの、女性メンバーとフラメンコ的な要素を取り入れた演出。
この流れが完璧で、ラストシーズンに真央ちゃんが構想していたことはこういうことなのだと実感。特に黒リチュの羽根のようなマント部分を広げて、真央ちゃん中心に三角形のフォーメーションで滑って来るところがカッコイイ😍 と、大好きなナンバーなのだけど・・・
黒リチュ赤リチュが終わってしまうと残りはラフマオこと「ピアノ協奏曲第2番」とエンディングのみ。毎回、もう終わっちゃう😭😭😭となる。
そして、この日の「ピアノ協奏曲第2番」が凄かった! とにかく全員の気合の入り方がスゴイ! 多少ジャンプの着氷が乱れたメンバーもいたけど、とにかくノーミスで真央ちゃんにつなぐんだという思いが伝わって来て感動😭 そして無良くんが3Lz+1En+3Sを着氷! さらに感動😭😭
感動って押し付けられてするものじゃないし、高難度ジャンプを跳ぶから、勝ち続けるからHEROなわけでもない。アイスショーという皆で作り上げるものの本質を理解し、自分のすべきことを出来る人がHEROなのです。
そして自分のアイスショーなのに、決して自分だけが目立つ演出はせず、メンバーそれぞれに見せ場を作る座長こそHEROなのです!
そんなHERO真央ちゃんのピアコンがキレキレだった! 美しい3Loを跳んだ後のステップは、現役時代より上手くなってる! 全身を大きく使って気迫のこもった演技。これは泣かずにはいられない😭😭😭
真央ちゃんのピアコンを生で見れるのはおそらくこれが最後でしょう。
エンディング「愛は翼にのって」は、貴方が私を支えてくれた、あなたは私のHEROだと知っていて欲しいと歌う。さっきからHEROを連呼していたのはこれにかけていた。現役時代、応援してくれたファンに感謝を届けたいと初めたサンクスツアー。
「愛は翼にのって」は、引退した年のTHE ICEで滑るため、母親のような存在の振付師ローリー・ニコルと作り上げたプログラムで、ローリーが50年後に真央ちゃんが孫に"これが私よ"と見せられるプログラムにしたいと、この曲を提案してくれたのだそう。
引退後はスケートを辞めようと思っていた真央ちゃん。現役時代から座長を務めていたTHE ICEを最後にと臨んだところ、スケートの素晴らしさを再認識し、サンクスツアーを企画するきっかけとなった。そういう経緯を考えると、この曲をエンディングなのは感慨深い。
ラスト公演だからと特別な演出もなく、いつもどおりのエンディング。とても真央ちゃんらしい。どの公演も全力。
とはいえ、アンコールではメンバーから真央ちゃんへのメッセージ映像が流れる。皆がとても楽しく最高の3年間だったと語るのが嬉しく、なによりそれを受けての真央ちゃんも幸せな3年間だったと聞けたことが嬉しい😭😭😭
真央ちゃんは現役時代、なぜかスケート連盟やマスコミから某選手の方が上だと言われ続けた。勝っても負けても某選手が上と言われ、子どもっぽいから勝てないと言うフィギュアスケートの経験もないタレントの言葉を鵜呑みにする人も多かった。番組に呼んでおいて転倒シーンのパネルを前に置かれインタビューされたこともあった。他にもいろいろあった。自分はアマチュアスポーツ選手でこんな目にあった人を他に知らない。
スケートを辞めたいと思った本当の理由は真央ちゃんにしか分からない。でも、少なくとも現役時代の辛い思い出の中に、そういう経験もあったのではないかと思う。Numbersの連載「私のスケート愛」で、某選手について語ったのは、そういうしがらみにも区切りをつけたかったのかなと思った。何故なら某選手をめぐってのマスコミの報道にはファンも辛い思いをしたので。
サンクスツアーの最後に嫌な思い出を語ることについて迷った。記憶を消すことはできないけれど、某選手のことについては自分としても一区切りつけたいと思ったので書いておく。
とにかく! そんな真央ちゃんが心からスケートを楽しいと思い、そして幸せになってくれて本当に良かった。最高の3年間だったと言ってくれてうれしい😭😭😭 真央ちゃんには幸せになって欲しい。推しの幸せがファンの幸せ😌
既に新たな夢に向かって歩き出している真央ちゃん。今後も応援します!
あっという間の最高な時間だった✨本当にありがとう🙏🏻 #浅田真央サンクスツアー千秋楽公演
— maru 𓆸 (@maru_a_gogo) April 27, 2021
メンバーのみなさん、スタッフのみなさん、各地で協力して下さった方々、スポンサー企業のみなさん、サンクスツアーに関わった全ての方々に感謝🙏🙏🙏 3年間ありがとうございました!
⛸サンクスツアーメンバー
浅田真央、無良崇人、今井遥、林渚、橋本誠也、川原星、ガンフス・マラル・エレデン、エルネスト・マルティネス、山本まり、河内理沙
真央ちゃん、3年間ありがとう💕