スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

放射能汚染 食品検査の実態

2011年07月11日 | 地域活動(環境)

■ 初めて車で羽田空港に行く

午前中、「ホビー・クロール」の第一回放送分「フラット姿勢、キック」の再放送を見る。

だいぶ役立ちそうなので、今夜10時からの第2回目「水をつかむ」を見て、

明日は、ゆっくりと試してみよう!!

午後は、車で羽田空港に行く。

湾岸高速道を走って1時間弱でした。

今週末深夜に、羽田空港に到着する来客を迎えに行くため、の下見でした。

 

■ 放射能汚染 食品検査の実態

今日、NHK「あさイチ!」の内容です。

先週末・南相馬市の肉牛11頭の件があってか、牛乳、魚の検査などについて検査は万全か?など、実態を取材放映していました。

ちょっと、記憶から漏れたところもありますが、

行政の担当者が、漁港に行って、ぬきとりを行う。
まず問診、「操業場所と日時」を確認。
次にぬきとった魚貝類を県内の測定機関に持参し、

① ハマグリ…洗って身のみ取り出してCs134,Cs137、Iのベクレル値を測定

② ゴマさば…頭、内臓、骨を除外して、同上。

③ やなぎタコ…視聴しましたが、忘れました。

測定報告をもらい、公表。

丸ごと測定ではなかった?!

県内漁港で水揚げされた57種類について順番に行っている。

<課題>

・海底の魚、海面の魚、中層の魚

・検査機関の許容量(測定者数、機器の数、測定時間・技術で、多くをこなせない)

・今後、食物連鎖で濃縮されていくものもあり、経過を注視していく必要がある

・また、海底の泥、食用ではないプランクトン、海底生物についても測定する必要あり

 

④ 牛乳 …牛乳メーカーは検査していない。県畜産課、酪農組合のクーラーステーションなどが原乳の検査を行っている。

各生産者が納入した原乳を大きなタンクに混入、攪拌される。そのタンクから500ccほど取り出し、40kmほど離れた原子力センターに持ち込み検査をしている。

1回/週行っている。

 

<ゲストや視聴者の疑問や意見>

・原乳が基準値を超えていても、タンクの中で低い値のもので薄められ、基準値以下ということで消費者の口に入る。→基準値以上の原乳を生産者段階で、除染等対策を講じ基準値以下にしないとまずいのでは?

・また、検出されない、基準値以下、だから安心ではなく、すべての食品に放射能汚染の度合いを表示してもらいたい。消費者が自ら食べる食べないを選択できるようにしてもらいたい。

魚、海草、一部川魚も水産庁のHPに測定値が公表されているとのことでした。 

 

現在の住まい周辺で暮らす限り、 

外部被曝については、0.19μSv/h(千葉県野田市の基準)に考えたいですが、

口や呼吸から入る内部被曝、

特に食べ物については、いろんな情報が乱れ飛んでいて、何を基準にどう防衛してよいのかよくわからない。

中部大学の武田教授は「水や食材などは、1キロ、または1リットル当たり10から20ベクレルぐらいなら安心
とブログに書いていますが、

排泄する分のセシウムと、蓄積されていく分のセシウム(体の各臓器に溜まる)があるから、どう考えたらよいのか、よくわからない? 

以下の、専門家の意見を参考に暮らすということしかないようです。

<参考>

3月11日を境に世界は変わったのです。もう私たちは放射能まみれになって生きるしかないわけで。大阪が例外だとは思っていただきたくはありません。必ず汚染食料は流通することになる、なりますし、私たちはそれを受け入れるしかないのです。ただし私は子どもにだけは食べさせたくないので、そういうシステムを作らなければならないと、この番組でも聴いていただいたと思います。わからないままその流通させてしまっているという、それを何とか乗り越えなければいけないと思います。(2011.7.11小出裕章MBS) 

2011.7.12 河野太郎(自民党)ブログ「なぜ自民党は… …したのか?」

2011.7.11 南相馬の牛肉から規制値6倍の放射性セシウム検出について 小出裕章(MBS)

追記(7/14) <セシウム汚染牛>福島県浅川町でも 42頭が市場に流通(14日、毎日新聞)

14日、同県浅川町の畜産農家でも、高濃度の放射性セシウムを含む稲わらを餌として肉牛に与えていたと発表した。
震災後の4月から今月にかけて東京、神奈川、千葉、宮城の4都県に42頭の肉牛を出荷していた。

 浅川町の畜産農家が餌として与えていた稲わらから放射性セシウムが1キロ当たり最高で9万7000ベクレル検出され、現在飼育中の牛の尿からも同530ベクレル検出された。
  南相馬市のケースで餌の稲わらから検出されたのは1キロ当たり7万5000ベクレルだった。

 出荷された42頭の内訳は▽横浜市に4月20日までに計14頭▽千葉県に5月11日までに5頭▽東京都に6月16日までに13頭▽仙台市に7月6日までに10頭。

 仙台市によると、10頭のうち2頭は今月6日に同市宮城野区で解体され、7日に再出荷された。
肉の量は800キロから1トンとみられるという。
大半は山形県や岩手県など宮城県外の東北地方に出荷され、同市内では食肉卸商2社の倉庫に計1・4キロ運ばれた。
宮城県外に運ばれた肉の所在は不明だが、倉庫にある肉は市販される前だった。
一方、残り8頭分については確認中という。
山形県によると、同県内には360~370キロ入っているという。

 浅川町のこの農家は福島県の調査に対し、「稲わらは、原発事故後に(同県)白河市の農家から購入した」と説明しているという。 

2011.7.11 「原発 わたしはこう思う」(小出裕章MSB)

2011.7.12 汚染牛肉を「安全」という専門家 (武田邦彦)

2011.7.11 誠実な社会を取り戻したい…専門家と規制値(武田邦彦)

2011.7.11 誠実な社会を取り戻したい…牛乳と柏市の放射線(同上) 

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