スロージョギングと写真のブログ

ウォーキング、ジョギング、ママチャリで出あった季節の花や風景写真で日々の出来事・雑感をつづっていきます

放射線の被曝による影響

2011年07月29日 | 地域活動(環境)

■ 7月27日の衆議院インターネット審議中継「厚生労働委員会」で知った、参考人陳述の沢田昭二氏にちょっと興味が引かれ、どういう人なんだろうとネット検索した。

この時、

 ☆ 名古屋大沢田昭二名誉教授×岩上氏@IWJ

 という、ジャーナリスト岩上安身氏が取材した1/12~12/12の動画(You Tube)を見つけました。

今知りたいこと、「福島原発事故と放射線の影響、今後どう向かうべきか」について、

広い視野のもとにきちんとした説明をされているので、いろいろなことがよく見えてきました。

沢田昭二氏は、13歳の中学生の時、広島で被爆、その後歩んだ道は素粒子物理の研究。

福島第一原発事故については、内部被曝に対する懸念を表明している。

■ 動画の内容をピックアップ

・広島、長崎に原爆投下、日本の敗戦、アメリカの占領、水爆実験・ビキニ環礁、国政官・メディアが学会や国民等世論操作(CIA、正力松太郎)、原子力の平和利用、アメリカの国益に対し日本政府・メディア・大企業が取り込まれて利権がらみで原発が推進されてきた。… 今回の原発事故・放射能汚染に至る、世界・日本の歴史的な背景

・ICRP、ECRR、goyou機関であった放射線影響研究所(学会)、放射性医学総合研究所、…など世界&日本の放射線影響の研究、実態

・長期にわたる低線量の健康への影響、内部被曝 爆心地から遠距離での被曝の影響(下痢、脱毛、紫斑点(皮膚出血)、白血病、ガン)、放射性降下物の影響(1990年ころ)

・初期放射線、近距離の被曝、遠距離の被曝、外部被曝、内部被曝
セシウム:半減期30年、環境半減期7年(雨、台風など気象条件で低減)、生物学的半減期70日、300日で1/8、3年で1/1000。

・生物学的半減期が速くても、環境半減期が上記なので、汚染されていない食べ物を口に入れて被曝をさける努力をすること。 
政府がいそいでやるべきことは、放射性物質が飛散・漏洩した各地の農業と漁業をどう回復させるか、住民がいかにはやく故郷に帰れるか、をすべきである。
そのためには、まず各所のきめこまかい放射線測定と除染をおこなうこと。

・メディアも報道規制され、情報を操作されているので事実が見えない。
政治もメディアも、住民と国民の立場に立って仕事をしてほしい

・原発は、有毒な放射性廃棄物の処理方法がわからないまま増建設し続けた。廃炉にも時間・コストがかかる。これは何十万年にわたって未来の子孫にツケを残す。はやく止めたほうがよい。国が政策を決めれば、ある期間で分散型、再生可能エネルギーで電力不足はまかなえるようになる。

コメント
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