■ クラブ主催の、2チームに分けた10時間駅伝走。
早朝5時から、稲毛海浜公園の内周2kmを周回するコースで行われた。
ほとんどが、8:30ころ集まってくるが、
Oさんと私が、朝いちの第1走。
それと81歳のSさんが、西幕張からいつものように参加された。
結局、20kmを走られた。
朝は涼しく走りやすい。
2周目の海辺を通過する時、朝6時前ですが、堤防に3、4人ほど人だかりがしていて、
「すみません、助けて下さい!盲導犬が堤防の下に落ちたんです!」
Oさんと駆け寄ると、
堤防とテトラポットの間の狭い谷間、2,3m下の海面に、盲導犬が落ち、身をよじっていた。
目の見えない主人と、その奥さんらしい女性、どちらかの母親、通りすがりの男性が犬を引き上げようとしていたが、テトラポットの谷あいの急斜面ではままならない。
犬のひざあたりが挫傷ですりむけているようで痛々しかった。
Oさんと回り道して、犬の落ちている場所まで行く。
堤防が高いので上げることができず、彼が犬を背負い、私が犬のお尻を持ち上げ、堤防を渡っていこうとした。
盲導犬は重い!!、40kgほどありそうです。
足場が悪いので、動きようがない。
ひとまず、平らなテトラポットの上に移動させ、奥さんに押さえていてもらい、消防署に電話をする。
救急車には乗せられないので、消防車がナントカ向かってくれそうであった。
3周目、まだ消防車を待っていた。(14分/1周くらい)
4周めに入った時、落ちた箇所に消防車が見えた。
犬をアミノようなもので引き上げ、助け終わって帰るところ、盲導犬は主人たちと堤防脇に佇んでいた。
ご主人は、恐縮して礼を述べられていたが、「朝の人が少ない散歩の時間帯に、ストレスを発散させてあげようと、首輪を放して解放させてあげたら、喜んでふだんは上がらない堤防にあがってしまったんです」というようなことをおっしゃっていた。
骨折とかヒビとか、ちょっと気がかりだったが、「助かってよかったね」と声をかけて、4集回後半に向かった。
稲毛海浜公園内周周回 10k
当月累計 R=10k S=0k 年間累計 R=1000k S=56.8km