■ 今日、例年より12日はやく梅雨が明けた。
マヤラン
午前中は、おとといに引きつづいて森のボランティアに行く。
森の中の墳墓の説明を受ける
自然観察や、「キツネのカミソリ」が群生する斜面の草刈をする。
草刈り
ここ2、3日のニュースの中だけでも、
① 「私はお墓にひなんします ごめんなさい」。福島県南相馬市の緊急時避難準備区域に住む93歳の女性が6月下旬、こう書き残し、自宅で自ら命を絶った。東京電力福島第1原発事故のために一時は家族や故郷と離れて暮らすことになり、原発事故の収束を悲観したすえのことだった。遺書には「老人は(避難の)あしでまといになる」ともあった。(7/9 毎日新聞)
② 7/8には、岩手、宮城県沖の海底土から1キロ当たり24~~1380ベクレルの放射性セシウムが検出された、と発表された。岩手県沖の海底土からセシウムが検出されたのは震災後初めて。(環境省)
測定箇所や頻度が少ない。魚、海藻をとおしての影響は不透明のまま時が過ぎていく。
③ 7/9には、福島県南相馬市の緊急時避難準備区域内の農家が出荷した肉牛11頭のうち1頭から暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された問題で、東京都は9日、残り10頭からも規制値を超える放射性セシウムが検出されたと発表された(NHKニュース)。
森の冷たい井戸水
放射能汚染は、土壌、海を通じて、じわじわと広域かつ長期にわたり、外部被曝、内部被曝として影響している。
半夏生
3月11日の原発事故以前に存在した
「清浄な水や大気、安全な食べ物、故郷の自然、家族や地域の人々との絆など、
安心で幸せな暮らしにとってなくてはならない心のよりどころ」(自然再生、2004.6 中央公論新社鷲谷いづみ)
は、少なくとも東日本では無くなってしまった。
葉表はミドリ、裏はシロ
今夜は、NHKスペシャル「徹底討論どうする原発」を視聴した。
日本列島に在る原発のいずれかが、いつ発生するかわからない巨大地震で、再び福島原発のような事故にならないとも限らない。
放射線物質の漏洩・飛散の危険は人の力では制御できない。
老朽化して危ない原発は、即刻停止・廃炉してもらいたいけれど、
廃炉や使用済み燃料を処理するにも数十年~数百年かかるという。
それが54基もある。
<参考> 食べ物による内部被曝対策など
・ 2011.7.9 牛肉と牛乳について(中部大学 武田邦彦)
・ 2011.7.7 超簡単な「ベクレル」の見方 安心できるベクレル(同上)
ヨットハーバー 5k
当月累計 R=27k S=3.3k 年間累計 R=1017k S=60.1km