仕事が終わった後ゾンシェンのエンジンをバラしてみた。
このエンジンは150ccらしく、さらにエンジン形式が1P60何とかって言うエンジンで、
ヘッドはモンキーのマフラーは使えない方向に向いてるけど、
確かKSR110のが使えたんだっけ?
オーバーホールの内容はいつもとあまり変わらないけど、
1P60をいじるような感じで確認していく。
まずヘッドを外すが普通の1P60と同じ要領。
ただ普通のエンジンと違ってオイルリターンはカムチェーントンネルで、
カムスプロケットは厚いしサイレントチェーンだしと、
今まで感じた事がないような気分にさせられる。
エンジンの左側はたったこれだけ。
国産のエンジンを模倣する気が全く無いエンジンだから、
スライダーを外せば終わりだ。
これがクラッチ側でクラッチ板は6枚になっててオイルポンプはブ厚く、
でもプライマリキックなんだねぇ。
昔からWIN120系のエンジンばかりやってきたから簡単なもんだ。
ちなみにクラッチカバーなんだが、
右側はこのエンジンので、左側はGPX125、まぁモダンさんで売ってる2次側クラッチのもので、
ゾンシェンのはオイルフィルター室が少し小さいから、
オイルポンプと干渉せず、この部分の容量も多い。
つまりだ、モダンさんのクラッチキットのカバーも、
ロンシン125ccで加工有りだが使える。
今年の冬にそのエンジンを何とか作りたいなぁ。
でも自分のエンジンは後回しかなぁ…
夢中になってたら全バラしていた。
ちなみにミッションは最初からクロスで、パターンはKSR110と同じニュートラルが1番下に来るタイプ。
そんな訳で全バラは終わったけどだ、
このエンジンは非常にもったいない。
排気量の割にバルブは小さいが燃焼室は広く、シリンダーも全然広げられるキャパがある。
俺もこのエンジン欲しくなったけど、
オーバーホールついでに4バルブにしちゃうと思うくらい、
余裕があり余るエンジンだ。
どうしよう、またモダンワークスさんにお金落とす事になるかも(笑)