南信州のりもの倶楽部♪

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2022年03月17日 20時25分00秒 | 国産横型エンジン編






今日は先ずヘッドのプラグホールの修理のエンジンの様子を確認してみた。

どうやらプラグを締め込んだ時の手答えが怪しいって事だったからタップから始めてみるか、と思っていたんだが、












ネジ山が完全に無くプラグが差し込めるくらいになってしまっていたため、
残念ながらタップではどうにもならないため交換の許可をいただいた。

部品としてはリペアパーツは無いんだけどアッセン交換しても1万円を切るんだが、
中国から国際郵便で届くらしいから到着まで少し時間がかかるかな。

ちなみにこのエンジンは前に私がオーバーホールした物で中華110cc(正確には107cc)なんだが、
剥離とブラストをしてから組んだのに腐食が見当たらず大事に扱われていたのが分かる。

そして中華110ccも剥離とブラストなどするだけで全く安っぽく見えなくなるね。












お次はGPX125をバラして1機製作していた。

交換する部品は少ないんだがやる事は同じだから一気に終わらせたんだけど、
昨日のオイル漏れの件もあったから今まで以上に気を付けるようになったから疲れた…












GPXの後は次に製作するセル付き4速のカブのエンジンで、
軽いクリーニングい出して終わっていたから自分でブラストを行い、
またクリーニングしてベアリングを打ち込み組み立てようとしたんだが、
新品で購入したクランクの芯が酷くて芯を出すのに凄い苦労した。

あとミッションなんだが元から4速だから1速ギア比が3.181となっていて、
元からボアアップしてあり1速が直ぐ吹け切ってしまうため、
4速にトップクロスギアを入れて最高速が低くなるようにして、
代わりにスプロケットで最高速を調整していただくと1速もそこそこ使えるようになり、
トップがクロス化されるため登坂路でパワーバンドを維持し易くなる。

本当はデヤンの4速に交換しちゃえばパワーアップしても1速をちゃんと使えるんだけど、
50ccエンジンの4速なんかはトップクロスにわざわざ交換して、
スプロケットで使える範囲を調整する、なんて使い方もあるのだ。
まぁ要は使い方次第って事だ。

当然だが50ccの4速ミッションだからディスタンスカラーを入れないとダメで、
これを忘れるとミッションが偏摩耗してミッションブローすると思うよ。

しかし今日は天気が悪かったから日課のウォーキングには出かけれず、
代わりに働きまくったから身体より頭が疲れたわ。






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