先日のこと。残業して、帰りが深夜になってしまいました。
そーいや図書館で借りた本、返却日もうすぐだっけ。図書館の返却ポストに本を入れようと、職場から近いこともあり、アパルトマンとは違う方向へ原チャリを走らせました。
真夜中の交差点で、赤信号。見通しの良い大通りは、怖いくらいガランと静寂に包まれている。正直に信号が青に変わるのを待つのがバカらしくなって、ええい!と発進&右折!す、すると!
ウウウウウ~!そこの原付、待ちなさ~い!
げげげえ~!?どこからともなく、けたたましいサイレンを鳴らしながら、パトカーが現れた!ひいいい~!な、なんてこった!SA・I・A・KU~!
シーンとした真夜中なので、サイレンもスピーカーの声も赤いランプも、必要以上に仰々しい。
おとなしく路肩に停車し、がっくりとパトカーを待つ私。ああ~信号無視なんて、滅多にしないのに、たまにすれば、これだ。ほんと、ツイてない。
パトカーから、おじさんの警官が出てくる。
ダメじゃないか!
す、すみません...
低姿勢で反省してる様子を見せれば、説教だけで勘弁してくれる場合もあるので、私は精一杯&誠心誠意&しおらしく、泣きそうな顔で謝り倒す。が...
ほら、乗って!
え?パトカーに乗るんですか?
有無を言わさず、私をパトカーに乗せるおまわりさん。誰もいない深夜でよかった~!
すっかり気分は犯罪者。しょんぼりしている私に、おまわりさんが、飲んでないだろうね?と詰問し、息吐いて!と命令する。言われた通りにする私。
バックシートのショゲ返ってる私に、ブチブチと説教するオヂさん警官二人。中には、大きなお世話!仕事だからしょーがないでしょ!それセクハラじゃん!な、信号無視とは関係ない小言まで。
ああ。どーせ切符きられるんだし、しおらしくブリっコしてる必要もない。なんかムシャクシャするので、おまわりさんたちが調書に書き込みしてる間、
商店街の歩行者天国で、車やバイク暴走させてるヤンキーって、捕まったところ見たことないんですけど...さっきもいましたよ。捕まえないんですか?
市会議員の事務所前に、毎日たくさん車が駐車されてて、危ないんですけど。一般市民と市会議員関係者は、扱いが違うんですか?
○○町であった強盗事件の犯人、まだ逮捕されないんですね。
おまわりさん、あんな所で、こんな時間に違反者を見張ってるんですか?ヒマ...じゃない、大変な仕事ですね。平和ですね。
と、軽い口調でイヤミの百曼陀羅攻撃!不快そうな顔で、黙り込み無視するおまわりさんたち。
じゃあ、ハンコ押して。
ハンコ、シャチハタしか今もってないんですけど...
じゃあ、捺印。
イヤです。
は?!
絶対、イヤです。指紋なんか、取られたくありません。
私の中で、何かがプツン。良い子ぶりっ子してる日頃の鬱憤を晴らすかのように、さっきまでのおとなしい、しおらしい私が消え、別人格、いや、本来の私である、超性格の悪い奴に変貌!
何でイヤなんですか!みんな素直に押しますよ!
おまわりさん、そんな高圧的な命令に、誰もが従うと思ったら、大間違いですよ。私は絶対、指紋なんか取らせません。精神的屈辱です。人権蹂躙です。何なら、出るとこ出ましょうか。シャチハタで何が悪いんですか。実印なんか、持ち歩いてるわけないでしょ。あーこんなコトで、バカみたいに時間とらせないでくださいよ。おまわりさんは、あそこでパトカー停めて隠れて違反者を狙ってりゃいいんでしょうけど、私はそんなヒマじゃないんです。小市民をイジメて楽しいですか?
おまわりさんたちの困惑顔が、愉快。もう、とことん開き直ったヤな奴になってやる!こーいう時しか、なれないもんね。そう決心した私は、ふんぞり返ってソッポを向く。
結局、おまわりさんが一筆した文章に、私がサインするという解決法が取られることに。
じゃあ、来週までに6千円納めて下さい、と切符を渡され、パトカーから出る私。ご苦労さまです、頑張っていっぱい違反者捕まえてくださいね、と笑顔でイヤミを言い、私は原チャリにまたがって立ち去ったのだった。
帰宅して、私は温かい湯船につかりながら、気分を落ち着かせる。
あ~あ。私って、ほんとドヂでマヌケだよなあ。でも、悪いことをした!とは、あまり思えないだよなあ。悪いのは、そう、図書館の本よ!あいつらさえいなければ、まっすぐ家路について、おまわりに捕まることはなかったのに!キー!と、ぜんぜん反省してない私は、やっぱダメ&イヤな人間です。
でも。おまわりにとっ捕まって罰金払う程度なら、まだマシ。車にぶつかったり、人を轢いたりすることに比べたら、今回は蚊に刺された程度の痛手と、我が身を慰め、そして言い聞かすのだった。
信号無視は、やっぱダメよ!
皆様も、交通ルールを守りましょう!些細なルール違反が、破滅への一歩かもしれないのだから...
そーいや図書館で借りた本、返却日もうすぐだっけ。図書館の返却ポストに本を入れようと、職場から近いこともあり、アパルトマンとは違う方向へ原チャリを走らせました。
真夜中の交差点で、赤信号。見通しの良い大通りは、怖いくらいガランと静寂に包まれている。正直に信号が青に変わるのを待つのがバカらしくなって、ええい!と発進&右折!す、すると!
ウウウウウ~!そこの原付、待ちなさ~い!
げげげえ~!?どこからともなく、けたたましいサイレンを鳴らしながら、パトカーが現れた!ひいいい~!な、なんてこった!SA・I・A・KU~!
シーンとした真夜中なので、サイレンもスピーカーの声も赤いランプも、必要以上に仰々しい。
おとなしく路肩に停車し、がっくりとパトカーを待つ私。ああ~信号無視なんて、滅多にしないのに、たまにすれば、これだ。ほんと、ツイてない。
パトカーから、おじさんの警官が出てくる。
ダメじゃないか!
す、すみません...
低姿勢で反省してる様子を見せれば、説教だけで勘弁してくれる場合もあるので、私は精一杯&誠心誠意&しおらしく、泣きそうな顔で謝り倒す。が...
ほら、乗って!
え?パトカーに乗るんですか?
有無を言わさず、私をパトカーに乗せるおまわりさん。誰もいない深夜でよかった~!
すっかり気分は犯罪者。しょんぼりしている私に、おまわりさんが、飲んでないだろうね?と詰問し、息吐いて!と命令する。言われた通りにする私。
バックシートのショゲ返ってる私に、ブチブチと説教するオヂさん警官二人。中には、大きなお世話!仕事だからしょーがないでしょ!それセクハラじゃん!な、信号無視とは関係ない小言まで。
ああ。どーせ切符きられるんだし、しおらしくブリっコしてる必要もない。なんかムシャクシャするので、おまわりさんたちが調書に書き込みしてる間、
商店街の歩行者天国で、車やバイク暴走させてるヤンキーって、捕まったところ見たことないんですけど...さっきもいましたよ。捕まえないんですか?
市会議員の事務所前に、毎日たくさん車が駐車されてて、危ないんですけど。一般市民と市会議員関係者は、扱いが違うんですか?
○○町であった強盗事件の犯人、まだ逮捕されないんですね。
おまわりさん、あんな所で、こんな時間に違反者を見張ってるんですか?ヒマ...じゃない、大変な仕事ですね。平和ですね。
と、軽い口調でイヤミの百曼陀羅攻撃!不快そうな顔で、黙り込み無視するおまわりさんたち。
じゃあ、ハンコ押して。
ハンコ、シャチハタしか今もってないんですけど...
じゃあ、捺印。
イヤです。
は?!
絶対、イヤです。指紋なんか、取られたくありません。
私の中で、何かがプツン。良い子ぶりっ子してる日頃の鬱憤を晴らすかのように、さっきまでのおとなしい、しおらしい私が消え、別人格、いや、本来の私である、超性格の悪い奴に変貌!
何でイヤなんですか!みんな素直に押しますよ!
おまわりさん、そんな高圧的な命令に、誰もが従うと思ったら、大間違いですよ。私は絶対、指紋なんか取らせません。精神的屈辱です。人権蹂躙です。何なら、出るとこ出ましょうか。シャチハタで何が悪いんですか。実印なんか、持ち歩いてるわけないでしょ。あーこんなコトで、バカみたいに時間とらせないでくださいよ。おまわりさんは、あそこでパトカー停めて隠れて違反者を狙ってりゃいいんでしょうけど、私はそんなヒマじゃないんです。小市民をイジメて楽しいですか?
おまわりさんたちの困惑顔が、愉快。もう、とことん開き直ったヤな奴になってやる!こーいう時しか、なれないもんね。そう決心した私は、ふんぞり返ってソッポを向く。
結局、おまわりさんが一筆した文章に、私がサインするという解決法が取られることに。
じゃあ、来週までに6千円納めて下さい、と切符を渡され、パトカーから出る私。ご苦労さまです、頑張っていっぱい違反者捕まえてくださいね、と笑顔でイヤミを言い、私は原チャリにまたがって立ち去ったのだった。
帰宅して、私は温かい湯船につかりながら、気分を落ち着かせる。
あ~あ。私って、ほんとドヂでマヌケだよなあ。でも、悪いことをした!とは、あまり思えないだよなあ。悪いのは、そう、図書館の本よ!あいつらさえいなければ、まっすぐ家路について、おまわりに捕まることはなかったのに!キー!と、ぜんぜん反省してない私は、やっぱダメ&イヤな人間です。
でも。おまわりにとっ捕まって罰金払う程度なら、まだマシ。車にぶつかったり、人を轢いたりすることに比べたら、今回は蚊に刺された程度の痛手と、我が身を慰め、そして言い聞かすのだった。
信号無視は、やっぱダメよ!
皆様も、交通ルールを守りましょう!些細なルール違反が、破滅への一歩かもしれないのだから...