槙原敬之がケミス鳥に提供した曲の詞が、「銀河鉄道999」の中の台詞のパクリ!だと、松本零士先生が激怒、このままでは法廷へ!?
よくある盗作騒動。関係ない一般人からすると、どうでもいい問題だけど、当事者たちにとっては、プライドと金の絡んだ一大事なのでしょう。
完璧なオリジナルなんて、よほどの天才じゃないかぎり、無理なんだろうなあ。元をただせば、これはアレのパクリなのでは...な歌や映画、ドラマは枚挙にいとまがない。“パクリ”と言わせず、上手に“アレンジ”して自作に作り変える達人って、いっぱいいますよね。誰とは言わんが...
すっかり泥棒扱いのマッキー、またまたピンチです。
泥棒といえば。ちょっと前に何かの週刊誌で、ウィノナ・ライダー&阿部なつみ&あびる優で、新キャッツアイ結成の企画!というトンデモ情報があったけど。どーなったんだろう。
「パープル・バタフライ」
世界が嫉妬する髪の女チャン・ツイイー主演。
1930年代、日本占領下の上海で、反日レジスタンス運動に身を投じているヒロインが、元恋人で日本人の諜報員と再会し...
話の大筋は、こんな感じのメロドラマなのですが、ストーリーよりも、独特な映像とかムードに重点を置いている映画です。
雨に煙る上海のアンニュイなムードは、けだるすぎて眠気を誘われる。展開がすごく緩慢で、なかなか話が進行せず、やたらと長回しなシーンが多くて、ほんとカッタルイです。ドラマティックな恋愛ものを期待すると、裏切られます。娯楽作じゃなくて、かなりゲージュツ系です。
今や、アジア映画界のプリンセス、ハリウッドやヨーロッパでも、東洋の妖精と謳われる存在となった、チャン・ツイイー。売れっ子すぎ映画出すぎで、もうオナカイッパイなんだけど、やっぱ良い女優だとは思います。可愛い顔して、性格がキツそうなのが魅力的。笑顔より、ムスっとしてる不機嫌顔のほうが、チャーミング。きれいな格好してるより、モンペとか女工ルックのほうが、可愛いツイイーちゃん。貧乏なファッションが世界一似合う女優かも?
ツイイーちゃん、この映画でも、過酷な運命と不幸に見舞われながらも、決してメソメソ&ウジウジなんかしない、でも頑張って幸せになる!な前向き元気娘でもない、強くて虚無的なキャラ。化粧っ気のない幼い顔と、ニヒルな演技のアンバランスが良いです。
この映画を観た理由は、もちろんツイイー目的ではなく、共演のリィウ・イエ
↑見るからに不幸そうなリィウくん
リィウくん、またまた可哀想&悲惨な男の子役。暗殺者と人違いされたのが(あんな人のよさそうなリィウくんが、殺し屋に見えるか!?)運のツキ。とんだトバッチリで、まっさかさまに地獄行き。恋人は殺されるわ、拷問されるわ、処刑されそうになるわetc.拷問されてるリィウくんの顔が、壮絶だけど可愛いので、もっとヒドい目に遭わせろ!なんて思ってしまったSな私相変わらず純朴顔だけど、アップになった時や、横顔のリィウくんは、はっとなるほど男前です。
とまあ、どの映画も、不幸がポリープのようについて回るリィウくんです。同じ不幸悲運の大波も、ツイイーちゃんは巧く乗るけど、リィウくんは飲み込まれてしまうって感じです。
↑北京の演劇大学では、同窓生だった2人。スターと付き人って感じですが。リィウ、お茶!う、うんツイイーちゃん
仲村トオルも、クールな日本人諜報員を好演。ビーバップハイスクールだった彼も、良い役者になったなあ。中国語の台詞も、頑張ってました。
暴動に巻き込まれて殺されてしまうリィウくんの恋人役の女優が、宮沢りえを健康的にした感じの美人。
激化する日本への抵抗運動の描写が、最近の中国における反日運動と重なって、複雑な思いに。別に反日映画ではないと思うけど、ラストの上海事変や南京虐殺の実際の映像挿入は、どういう意図があったんだろう。
よくある盗作騒動。関係ない一般人からすると、どうでもいい問題だけど、当事者たちにとっては、プライドと金の絡んだ一大事なのでしょう。
完璧なオリジナルなんて、よほどの天才じゃないかぎり、無理なんだろうなあ。元をただせば、これはアレのパクリなのでは...な歌や映画、ドラマは枚挙にいとまがない。“パクリ”と言わせず、上手に“アレンジ”して自作に作り変える達人って、いっぱいいますよね。誰とは言わんが...
すっかり泥棒扱いのマッキー、またまたピンチです。
泥棒といえば。ちょっと前に何かの週刊誌で、ウィノナ・ライダー&阿部なつみ&あびる優で、新キャッツアイ結成の企画!というトンデモ情報があったけど。どーなったんだろう。
「パープル・バタフライ」
世界が嫉妬する髪の女チャン・ツイイー主演。
1930年代、日本占領下の上海で、反日レジスタンス運動に身を投じているヒロインが、元恋人で日本人の諜報員と再会し...
話の大筋は、こんな感じのメロドラマなのですが、ストーリーよりも、独特な映像とかムードに重点を置いている映画です。
雨に煙る上海のアンニュイなムードは、けだるすぎて眠気を誘われる。展開がすごく緩慢で、なかなか話が進行せず、やたらと長回しなシーンが多くて、ほんとカッタルイです。ドラマティックな恋愛ものを期待すると、裏切られます。娯楽作じゃなくて、かなりゲージュツ系です。
今や、アジア映画界のプリンセス、ハリウッドやヨーロッパでも、東洋の妖精と謳われる存在となった、チャン・ツイイー。売れっ子すぎ映画出すぎで、もうオナカイッパイなんだけど、やっぱ良い女優だとは思います。可愛い顔して、性格がキツそうなのが魅力的。笑顔より、ムスっとしてる不機嫌顔のほうが、チャーミング。きれいな格好してるより、モンペとか女工ルックのほうが、可愛いツイイーちゃん。貧乏なファッションが世界一似合う女優かも?
ツイイーちゃん、この映画でも、過酷な運命と不幸に見舞われながらも、決してメソメソ&ウジウジなんかしない、でも頑張って幸せになる!な前向き元気娘でもない、強くて虚無的なキャラ。化粧っ気のない幼い顔と、ニヒルな演技のアンバランスが良いです。
この映画を観た理由は、もちろんツイイー目的ではなく、共演のリィウ・イエ
↑見るからに不幸そうなリィウくん
リィウくん、またまた可哀想&悲惨な男の子役。暗殺者と人違いされたのが(あんな人のよさそうなリィウくんが、殺し屋に見えるか!?)運のツキ。とんだトバッチリで、まっさかさまに地獄行き。恋人は殺されるわ、拷問されるわ、処刑されそうになるわetc.拷問されてるリィウくんの顔が、壮絶だけど可愛いので、もっとヒドい目に遭わせろ!なんて思ってしまったSな私相変わらず純朴顔だけど、アップになった時や、横顔のリィウくんは、はっとなるほど男前です。
とまあ、どの映画も、不幸がポリープのようについて回るリィウくんです。同じ不幸悲運の大波も、ツイイーちゃんは巧く乗るけど、リィウくんは飲み込まれてしまうって感じです。
↑北京の演劇大学では、同窓生だった2人。スターと付き人って感じですが。リィウ、お茶!う、うんツイイーちゃん
仲村トオルも、クールな日本人諜報員を好演。ビーバップハイスクールだった彼も、良い役者になったなあ。中国語の台詞も、頑張ってました。
暴動に巻き込まれて殺されてしまうリィウくんの恋人役の女優が、宮沢りえを健康的にした感じの美人。
激化する日本への抵抗運動の描写が、最近の中国における反日運動と重なって、複雑な思いに。別に反日映画ではないと思うけど、ラストの上海事変や南京虐殺の実際の映像挿入は、どういう意図があったんだろう。