愛媛の石鎚山に登ってきました~(^^♪
深まりつつある秋、トレッキングには最適な季節!でも、自宅療養中に知った恐怖の長岡京わらび採り事件のせいで、もう独りで気軽にフラっと山登りはできなくなってしまいましたけど、せっかくできたアウトドアな趣味なのに、やめるのはもったいない。職場の人に相談したら、主に高齢者の方々がメンバーの登山サークルを紹介してくれました。団体行動が苦手なので躊躇したのですが、石鎚山に登ると聞いて思い切って参加することに。中谷美紀主演でドラマ化もされた天童荒太の小説「永遠の仔」で重要な舞台となった石鎚山、以前から登ってみたいと思ってたからです。
午前4時、まだ真っ暗な早朝に集合。平均年齢80歳(推定)の一行を乗せたマイクロバスは、しまなみ海道を通って四国へと向かいます。夜が明けかけた薄闇の瀬戸内海は、墨絵のような趣が。最初のトイレ休憩地のサービスエリアで見た朝日も、まるで絵画のような美しさで感動しました。
海を渡り、ついに四国へ。どんどん街を離れ山へ山へと。人気のドライブコースである瓶ヶ森林道、通称UFOラインを通ります。菅田将暉が出てた車のCMのロケ地として、そして愛称の由来となったUFO目撃地としても有名。UFOラインを抜けると山道は狭くなり、対向車が来るたびにヒヤヒヤ。運転手さんのドライヴテクニックに感嘆。私には絶対無理。そういう山に登るためにはやはり、連れて行ってくれるサークルに入らないとね。
延々と通く山道。出発から登山口に到着するまで4時間半もかかり、山登りする前にもう疲れ果ててしまいました。そんな私と違って、高齢者の方々は超元気。意気揚々とした彼らについて、石鎚山へ入っていきます。
その日はまさに天高く馬肥える秋そのものな、素晴らしい秋晴れ。空も空気も澄み渡り、絶好のトレッキング日和でした。でも、予想以上の登山者の多さ。登山道をまさに行軍のように連なって歩きます。山道はそんなにアップダウンもなく、よく整備されていてとっても歩きやすいです。紅葉の赤やオレンジ、黄色のグラデーションが美しい。渓谷や雲海の自然の神秘と壮大さにも圧倒されました。
↑ 木にびっしり生えてた謎のキノコ。食べられるんかのお?
山頂近くになると、有名な鎖場に。「永遠の仔」にも出てきました。鎖で崖を登るというチャレンジングな登山。やってみたかったのですが、お達者とはいえ高齢の方々には不向き。ということで、今回は残念ながらプランから外れてました。終盤になると、なだらかだった山道とはうって代わり、急で狭くて長い鉄階段を恐々と上がっていくことに。眺望は素晴らしいのですが、気をつけないと落下してしまう危険な階段。高所恐怖症の人にはおすすめできません。
3時間近くかけて、ついに山頂到着!今までのトレッキング経験の中では最も長距離。わー!すげー!と山頂に着いて圧倒されたのは、雄大な眺望にではなく人の多さ!どこもかしこも人!人!人!コロナ?そんなの関係ねえ!状態です。にぎわう行楽地、日本も言われてるほど不景気じゃないのかな?とにかく、お弁当を食べるための座る場所もない。山頂にある神社でお参りした後、運よく渓谷を見渡せる場所を確保。美しい風景に心洗われながらランチを楽しみました。
昼食を済ませると、すぐに出発。下りは楽だけど、足が滑りそうになるので危険度は上りより高い。秋の山景色を再び堪能しながら、2時間ぐらいで登山口に帰り着きました。そこからまた長くて窮屈なバスの旅。山登りよりバスのほうがキツかったです。
西日本最高峰と言われる石鎚山の風光明媚さよりも、お年寄りの元気さと人の多さがインパクト大な今回のトレッキングでした。ともあれ気持ちよく疲れて、達成感を得られる。それがやはりトレッキングの醍醐味。年内にまた行けたらいいなあ。
深まりつつある秋、トレッキングには最適な季節!でも、自宅療養中に知った恐怖の長岡京わらび採り事件のせいで、もう独りで気軽にフラっと山登りはできなくなってしまいましたけど、せっかくできたアウトドアな趣味なのに、やめるのはもったいない。職場の人に相談したら、主に高齢者の方々がメンバーの登山サークルを紹介してくれました。団体行動が苦手なので躊躇したのですが、石鎚山に登ると聞いて思い切って参加することに。中谷美紀主演でドラマ化もされた天童荒太の小説「永遠の仔」で重要な舞台となった石鎚山、以前から登ってみたいと思ってたからです。
午前4時、まだ真っ暗な早朝に集合。平均年齢80歳(推定)の一行を乗せたマイクロバスは、しまなみ海道を通って四国へと向かいます。夜が明けかけた薄闇の瀬戸内海は、墨絵のような趣が。最初のトイレ休憩地のサービスエリアで見た朝日も、まるで絵画のような美しさで感動しました。
海を渡り、ついに四国へ。どんどん街を離れ山へ山へと。人気のドライブコースである瓶ヶ森林道、通称UFOラインを通ります。菅田将暉が出てた車のCMのロケ地として、そして愛称の由来となったUFO目撃地としても有名。UFOラインを抜けると山道は狭くなり、対向車が来るたびにヒヤヒヤ。運転手さんのドライヴテクニックに感嘆。私には絶対無理。そういう山に登るためにはやはり、連れて行ってくれるサークルに入らないとね。
延々と通く山道。出発から登山口に到着するまで4時間半もかかり、山登りする前にもう疲れ果ててしまいました。そんな私と違って、高齢者の方々は超元気。意気揚々とした彼らについて、石鎚山へ入っていきます。
その日はまさに天高く馬肥える秋そのものな、素晴らしい秋晴れ。空も空気も澄み渡り、絶好のトレッキング日和でした。でも、予想以上の登山者の多さ。登山道をまさに行軍のように連なって歩きます。山道はそんなにアップダウンもなく、よく整備されていてとっても歩きやすいです。紅葉の赤やオレンジ、黄色のグラデーションが美しい。渓谷や雲海の自然の神秘と壮大さにも圧倒されました。
↑ 木にびっしり生えてた謎のキノコ。食べられるんかのお?
山頂近くになると、有名な鎖場に。「永遠の仔」にも出てきました。鎖で崖を登るというチャレンジングな登山。やってみたかったのですが、お達者とはいえ高齢の方々には不向き。ということで、今回は残念ながらプランから外れてました。終盤になると、なだらかだった山道とはうって代わり、急で狭くて長い鉄階段を恐々と上がっていくことに。眺望は素晴らしいのですが、気をつけないと落下してしまう危険な階段。高所恐怖症の人にはおすすめできません。
3時間近くかけて、ついに山頂到着!今までのトレッキング経験の中では最も長距離。わー!すげー!と山頂に着いて圧倒されたのは、雄大な眺望にではなく人の多さ!どこもかしこも人!人!人!コロナ?そんなの関係ねえ!状態です。にぎわう行楽地、日本も言われてるほど不景気じゃないのかな?とにかく、お弁当を食べるための座る場所もない。山頂にある神社でお参りした後、運よく渓谷を見渡せる場所を確保。美しい風景に心洗われながらランチを楽しみました。
昼食を済ませると、すぐに出発。下りは楽だけど、足が滑りそうになるので危険度は上りより高い。秋の山景色を再び堪能しながら、2時間ぐらいで登山口に帰り着きました。そこからまた長くて窮屈なバスの旅。山登りよりバスのほうがキツかったです。
西日本最高峰と言われる石鎚山の風光明媚さよりも、お年寄りの元気さと人の多さがインパクト大な今回のトレッキングでした。ともあれ気持ちよく疲れて、達成感を得られる。それがやはりトレッキングの醍醐味。年内にまた行けたらいいなあ。