我、再び駆ける。

ADV150・MT-03・4D9マジェスティなどを購入したことから、これらのバイクについて紹介していくブログです。

「鉄」を満喫するツーリングに行ってきました。(その3:京都丹後鉄道・与謝野駅)

2015年04月15日 | 鉄道
加悦SL広場を出発して20分ぐらいで、京都丹後鉄道・与謝野駅に到着です。北近畿タンゴ鉄道は、4/1から京都丹後鉄道に社名変更され、と同時に野田川駅から与謝野駅に駅名変更されました。

あらためて駅舎の全景です。



最近は使われてなさそうな、貨物線の引込みがあります。



駅舎内です。この駅は無人駅でありません。日中は駅員さんがおられます。



ホームに入りたいので入場券を買い求めます。自動キップ販売機もありますが、駅員さんから手売りで購入すると硬券キップとなります。



この与謝野駅ですが、実は以前から硬券キップを集める「鉄」(収集鉄、または紙鉄と呼ばれる)には人気の駅なのです。前述のとおり、この与謝野駅は野田川駅に駅名変更されましたが、変更前後の入場券を買い求めるために、多くの鉄道マニアが来られたそうです。

こんな感じで、硬券キップの話を駅員さんと話していると、「11:40頃に、あおまつ号、あかまつ号、特急の3両が、この与謝野駅のホームに並びます」なんて超嬉しい情報です。
早く加悦SL広場を出発してラッキーでした。まだ30分ぐらいあるので、待合室内の丹後山田駅資料室を見てみましょう。



この与謝野駅は野田川駅から駅名変更されたことは前述のとおりですが、その野田川駅はJR・国鉄時代の丹後山田駅から駅名変更されたものです。つまり与謝野駅は3回目の駅名となります。当時の駅名板が置かれています。



丹後山田駅時代の駅舎の写真です。赤丸部分は見辛いですが、次の上り下りの列車時刻を標示しています。当時は、列車が出発すると駅員さんが付け替えていました。昔のローカル駅では、日常のありふれた光景でした。



1942年(昭和17年)の構内図です。当時は貨物引込み線が使われています。さらに前回に紹介した加悦鉄道への乗換ホームもあります。



まだ時間があるので待合室の椅子に座って休んでいると、駅員さんが「あおまつ号がホームに入りました」と教えていただきました。慌ててホームに向かうと、あおまつ号が停まっています。






ホームにはチューリップが咲いていましたので、何とかチューリップも入れて・・・う~ん、今回は失敗作品です。(笑)






あらためてホームと駅名標です。






あおまつ号の奥には、色違いの芝桜で「ようこそタンゴ」と描かれています。



特急が来ました。動画でどうぞ。ありゃ?という感じで、思ったよりも手前に停まってしまいました。(笑)



静止画でもどうぞ。



ホームの改修が追いつかないのか、特急と言えどもホームとの段差も隙間も大きいです。



あかまつ号が到着です。動画でどうぞ。



あかまつ号が到着すると、すぐに特急は発車です。あおまつ号・あかまつ号・特急の3両が並ぶ姿を撮るチャンスは、極めて僅かな時間です。さらに広角レンズが必要かも・・・あかまつ号と特急の2両が並ぶところは撮れました。



あかまつ号です。車内のロールカーテンまで「AKA-MATSU」のデザインです。写真はありませんが、車内の展望座席や喫茶コーナーも見えました。






やがて、あかまつ号も出発して、ホームにはあおまつ号だけになりました。ぼちぼちお腹も空いてきたので、昼食としましょう。しかし与謝野駅前には、全く食事するところがありません。

そんなところで与謝野駅を後にして、来た道を戻って加悦SL広場の道向かいにある「道の駅 シルクのまち かや」に到着です。



小さな食堂です。木を基調とした内装です。



丹後ちりめんということで、お勧めは「絹うどん」のようです。



しかし、うどんだけでは物足らないので、山菜ピラフと絹うどん(ミニサイズ)です。



絹うどんは、どこが絹だかよく分かりませんでしたが(笑)、とりあえずツルツルと喉こしは良かったです。

昼食も終わり、お土産を物色。こんな地酒もありましたが、小さな丹波黒豆羊羹を買いました。



さて何やら雲行きも悪いので、早めに帰りましょう。本降りになるとは思いませんでしたが、パラっと来てもおかしくない空模様です。結局、往路と同じでルートで帰り、16時前には自宅に到着しました。走行距離は260kmぐらいでした。
加悦SL広場と京都丹後鉄道で、十分に「鉄」を堪能したツーリングになりましたね。しかし次回こそは、実走するSLを観に若桜鉄道に行きたいものです。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする