惣菜コーナーでポテトサラダを買おうとした子連れの女性が、高齢男性から「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と絡まれる様子を目撃したことがSNSに投稿され話題になっている。
SNS上では「料理のことを何もわかっていないのにそんなことを言うのはありえない」「惣菜を買って何が悪いのか」と高齢男性に対する批判の声が相次いだ。
ワイドショーでは、女性にとても同情的で、何人かのコメンテーターは、自分も母親にスーパーで買った惣菜を食べさせられたけれど、全く気にしていないなどと話していた。
若い母親は、母親なら、できるだけ手作りの料理を作るべきだというプレッシャーがあり、惣菜を買うことに負い目をを感じていることに同情の声が多い。
家事と仕事と育児で忙しいお母さんが多いので、私はポテトサラダのお惣菜を買っても良いと思う。そのくらい作れというのは気の毒に思う。
でもでも、だからと言って、いつも惣菜ばかりを出すのは私はオススメしない。たまでも良いから、お母さんの手作りの料理をお子さんに食べさせてあげてほしいと思っている。料理の上手下手はあるけれども、自分の経験から何度も作るうちに必ず上達する。今はスマホで料理のレシピの情報はすぐに手に入る。昔ほどひどい失敗はしない。
母の料理は、懐かしい。親子の絆は、こうしたところで生まれるように思う。
以前食育NPOのメンバーのひとりである料理研究家の先生によると、
忙しい母親ほど、家事にも育児にも手抜きをしないで、時間を上手に使ってこなしている。
幼稚園の子どものお弁当にコンビニで買ったおにぎりや惣菜を詰め直して持たせる母親は意外にも時間のある専業主婦だったりする。私は、時間ではなくやる気の問題だと思っている。
と衝撃の発言をされた。
宮崎シェフの奥様も、お仕事されておられたが、どんなに忙しくても毎日早起きして子どもお弁当は作っておられたようだ。
ポテトサラダを買うことが悪いとは思わないけれど、お惣菜を買うことに罪悪感を感じるお母さんであってほしいと願う。
画像は、私風うずめ飯。野菜のコンソメ煮込みの上にご飯を乗せている。津和野藩に伝わる郷土料理である。慎ましくあれという精神の現れとあらわれと言われている。
詳しくは以下をご覧ください。
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