給湯器での湯沸かしを、電力に変えれば、
電気代が下がる商品が出来たと電話がかかる
8日夕方、00電機を名乗るセールスの電話が入る。彼の言い分をわかりやすく言うと
「今までオール電化」のかたは、電気代を安くできたが、新しい商品としてガス給湯器を電気給湯器に変えるだけで電気代を安くできる制度が出来たので変えないか? というのである。
もっとわかりやすく言えば「給湯器を買ってほしい」と言うわけだ。
私は、ガスと電気の熱交換を比べた場合、ガスが安いに決まっているではないか、原発事故で電気代を上げようとしており、安くなるはずがないと、笑いながら反論した。
しかし、だまされる人もあるかと思ってここに書いた次第です。この話には多くのウソが含まれている。安くなると言うが、今一か月ガス代何円・電気代何円でそのうち湯沸かしに何円分のガスを使っているのか、それを電気にすれば、どれだけ割高になるが、全体の電気代がいくら高くなり電気代の何%が安くなるので、差し引き何円安くなる。今後の値上げ見込みを差し引きするといくら安くなると言うところまで調べないと、電気代が安くなりますとは言えないのだ。
だから給湯器さえ売りつければ、後は責任もてないはなしだ、こんなからくりでも100件電話したら一軒ぐらいだまされる人がいるのだろう。その給湯器がもし20万円すれば、月に500円安くなったとしても何年経っても元が取れない。そのことにより捨てられたガス給湯器が可愛そう。