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一番心配していたことが起こっています。

2011-12-06 | 市民のくらしのなかで

放射性セシウム明治の粉ミルクから検出 

無償交換へ

 

 放射能被害は、 大人も子どもも大変なことはわかりきっているが、とりわけ心配されているのは、赤ん坊への影響である。東北や関東に知り合いの人に赤ん坊がいるところに、全国各地から、

きれいな水が何万トン送られたことだろう。これで安心かと思いきや、食品大手の明治(東京)が製造、販売する粉ミルク「明治ステップ」から、最大で1キログラム当たり30.8ベクレルの放射性セ

シウムが検出されたことが6日、同社の調査で分かった、と言うのだ。ひとつの会社のずさんな管理で何人の子どもが被害を受ける。

 かっての森永砒素ミルク事件と言うのを思い出す。  詳しい混入経緯は不明だが、同社は東京電力福島第1原発事故に伴うものとみている。 と発表している。

 厚生労働省によると、原発事故後に粉ミルクからセシウムが検出されたのは初めてといっているが、当たり前ではないか。明治は約40万缶を対象に、無償交換する方針だそうだ。

きっと他社製品で見つからずに出回っているのがないかどうかと心配するのは私だけではないだろう。

「原発を使っての発電は法律違反だ」というように法改正しなければならない。

 国が定める粉ミルクの暫定基準値(1キログラム当たり200ベクレル)は下回っているなどと、厚労省は言っているが、放射能が乳児に与える影響と、その子が大きくなる間にどういう影響が起

こってくるのか、世界に実例は多くあるはずである。厚生省は近く新たに「乳児用食品」の基準値を設定する方針を決めているがまさか基準を緩和し東電など原発企業の片棒を担ぐことをしない

よう厳重に申し入れるものである。


コメント
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