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全大阪労働組合総連合(大阪労連)の菅義人議長は「大阪市は、まともにコロナ対策に予算を使っていない。その大阪市の重要な権限と財源を府に任せてしまう条例に怒りを持ちます」と批判。

2021-03-30 | 維新松井・吉村・馬場・橋下にはもうだまされない!

「一元化」条例撤回せよ

大阪・明るい会など緊急宣伝

写真

(写真)市民に条例の撤回を訴える参加者ら=29日、大阪市役所前

 「明るい民主大阪府政をつくる会」と「大阪市をよくする会」は29日朝、多くの通勤客が行き交う大阪市北区の淀屋橋周辺・大阪市役所南側で、大阪府・市「広域一元化」条例の撤回を求める緊急宣伝を行い、55人が参加しました。

 大阪市の権限・財源を大阪府に差し出し、「成長戦略」と大型開発を知事の指揮の下で進める条例が、24日の大阪府議会、26日の大阪市議会で強行され、4月1日から施行されます。

 全大阪労働組合総連合(大阪労連)の菅義人議長は「大阪市は、まともにコロナ対策に予算を使っていない。その大阪市の重要な権限と財源を府に任せてしまう条例に怒りを持ちます」と批判。新日本婦人の会大阪府本部の秋元真由美事務局長は「議会で成立した条例は議会で覆すことができる。世論の力で大阪市が残ったからです。議会で撤回せざるを得ないよう頑張りましょう」と訴えました。

 日本共産党の山中智子大阪市議団長は「大阪府・市が一元化されてやろうとしているIR・カジノは、市民の半分以上がやめてほしいと言っている以上、大阪市はやめようと言わなければならない。大阪市は大阪市として考える。それが自治体の役割です。この条例は、市民が嫌だという声に耳を貸さないものだといっていい」と強く抗議しました。


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