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2024年4月の総選挙まで1年を切った中、民意の行方は与野党の間で誤差範囲内だった。「政府支援論」と「政府審判論」がきっ抗していると読み取れる。ただし、中道層と無党派層は野党側に傾いていた。

2023-05-05 | 3・1独立運動の伝統を受け継いで

来年の韓国総選挙で中道層と無党派層、野党側へ傾く

登録:2023-05-05 04:18 修正:2023-05-05 08:06
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(1)民主主義の退行
 
 
来年の総選挙まで1年を切っている中、民意の行方は与野党の間で誤差範囲内であることが分かった=ゲッティイメージバンク//ハンギョレ新聞社

 2024年4月の総選挙まで1年を切った中、民意の行方は与野党の間で誤差範囲内だった。「政府支援論」と「政府審判論」がきっ抗していると読み取れる。ただし、中道層と無党派層は野党側に傾いていた。

 ハンギョレが世論調査機関「グローバルリサーチ」に依頼し、4月29日から30日にかけて全国の成人男女1011人に対して実施した世論調査(信頼水準95%、標本誤差±3.1ポイント)によると、回答者の46.7%が「次期総選挙では政権をけん制するために野党候補を支持する」と答えた。「国政を安定させるために与党候補を支持する」という回答は41.1%だった。1月のハンギョレの世論調査結果と比べると、回答率の差は誤差範囲内ではあるものの1.6ポイントから5.6ポイントに拡大している。野党候補を支持するという回答が1.0ポイント上昇した一方、与党候補を支持するとする回答は3.0ポイント下落したためだ。

 
 
来年の総選挙では与党に投票する? それとも野党? 青:与党、赤:野党、灰色:わからない・無回答。単位:%。資料:グローバルリサーチ//ハンギョレ新聞社

 中道層と無党派層は野党に傾いていた。自身の理念性向を「中道」と答えた回答者の52.8%が野党候補に投票すると回答した。与党に投票するとした回答者は34.9%にとどまった。「無党派層」だと答えた回答者も43.2%が野党候補に投票すると答え、与党に投票するという回答者(27.3%)を大きく上回った。

 ただし、野党にとっては安心できない回答結果もあった。伝統的な野党の票田である光州(クァンジュ)・全羅道は、無党派層の割合が33.4%で全国7圏域の中で最も高かった。

 政党支持率は与党「国民の力」が34%、野党「共に民主党」が32.7%でほぼ同じだった。正義党は6.3%、支持政党なし、または分からないとした無党派層は25.8%だった。

イム・ジェウ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

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