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彼は仮称極東司令部を米軍のインド太平洋司令部の傘下に残すべきか、あるいは別に独立させるかも検討する必要があるとし、これを独立させるならばインド太平洋司令部は残りの地域で中国に対応・・

2023-09-28 | 3・1独立運動の伝統を受け継いで
 

元在韓米軍司令官

「在韓・在日米軍統合『極東司令部』検討すべき」

登録:2023-09-26 19:57 修正:2023-09-27 06:44
 
 
ビンセント・ブルックス元在韓米軍司令官が25日、シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」で開かれた「韓米戦略フォーラム」で発言している=ワシントン/聯合ニュース

 ビンセント・ブルックス元在韓米軍司令官が、韓米日軍事協力の強化に歩調を合わせ、在韓米軍と在日米軍を統合し、仮称『極東司令部』を作る案を検討する必要があると主張した。

 ブルックス元司令官は25日、韓米同盟締結70周年を迎え、韓国国際交流財団と戦略国際問題研究所(CSIS)がワシントンで開催した「韓米戦略フォーラム」で、3カ国の協力が強化されている点を在韓・在日米軍の指揮構造に反映させることを検討する必要があると述べた。

 ブルックス元司令官は、韓日協力も拡大している状況で、現在のように国連軍司令部が在韓米軍を、ハワイのインド太平洋司令部が在日米軍をそれぞれ別々に指揮するのが正しい構造なのか、「両地域の司令部を統合し極東司令部のようなものを作らなければならない時点」ではないかを検討しなければならないと述べた。彼は仮称極東司令部を米軍のインド太平洋司令部の傘下に残すべきか、あるいは別に独立させるかも検討する必要があるとし、これを独立させるならばインド太平洋司令部は残りの地域で中国に対応することに集中することもできると話した。

 こうした発言は、在韓米軍と在日米軍を統合させ、韓米日軍事協力の強化に歩調を合わせようというもので、在韓・在日米軍の統合は韓日の軍事的密着の加速化にもつながる可能性が高い。ブルックス元司令官が創設を検討する必要があると暫定的に提示した名称である極東司令部は、1947~57年に韓国・日本・フィリピンの駐留米軍を管轄し解体された司令部の名称でもある。

 ブルックス元司令官はまた、韓米同盟は北朝鮮の脅威から韓国を守ることが一次的使命だとしながらも、「この同盟が朝鮮半島だけに焦点を合わせることはもはや適切でない」と述べた。また、韓国が朝鮮半島を越えて太平洋地域の安保に対しても役割を担わなければならないと述べた。

 一方、トニー・ブリンケン米国務長官は、今回のフォーラムの基調演説で、北朝鮮とロシアの協力関係がますます危険な段階に差し掛かっているとし、兵器取引の可能性を改めてけん制した。そして、ロシアはウクライナ戦争のための軍需物資を必死に手に入れようとしており、北朝鮮はミサイル開発を進展させるための支援を期待しているとし、「我々は世界平和と安保を脅かす朝ロ軍事協力の危険性を強調するために同盟およびパートナーと協力する」と述べた。

ワシントン/イ・ボニョン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
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