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自公維が大合唱したのが水道料値上げをめぐるデニー県政と、日本共産党など与党への攻撃です。沖縄市の自民現職は、物価高騰に無策の政府の責任を棚上げし、「水道料が上がれば県民の生活はどうなるか」と、

2024-06-10 | 沖縄県でオール沖縄、各種選挙の勝利を!

2024年6月9日(日)

2024沖縄県議選 16日投票

第一声の論戦で対比鮮明

「二度と戦場にしない」 共産、県民と響き合う

自公維 裏金だんまり 道理ない県政攻撃

 7日に告示された沖縄県議選(16日投票)。沖縄を「戦争国家づくり」の最前線にさせず、平和の地域外交をと一貫して主張する日本共産党7候補の演説は、「沖縄を二度と戦場にしない」という県民の思いと響き合っています。これに対し、与野党逆転で玉城デニー県政の弱体化を狙う自民、公明、維新の各候補は何を語ったか―。第一声の論戦で対比が鮮明になりました。


 岸田政権が強行する沖縄の島々へのミサイル配備、自衛隊基地の増強について、多くの人が「再び戦場になるのでは」との不安を抱く状況に、自民、公明、維新の候補はいずれも触れませんでした。「抑止力」を口実にミサイル配備などを進める政府の姿勢を追認する立場だからです。

反対の声が県民の総意

 ところが豊見城市区の自民現職は「政府や自民党本部のいいなりにはならない」と強弁。うるま市石川への自衛隊訓練場の白紙撤回を迫り国が断念したのをとらえた発言ですが、これは県議選の争点化を恐れ、自民も反対せざるを得なくなったのが実情でした。地元住民の保革を超えた反対の声が県民の総意に広がったからです。

 一方で那覇市の自民現職は、米軍普天間基地(宜野湾市)に代わる新基地建設を政府が名護市辺野古に強行していることについて、「意義がある」と強調。2019年県民投票で7割を超える辺野古埋め立て反対の圧倒的な意思が示されたにもかかわらず、あくまで民意を踏みにじる姿勢を示しました。国いいなりの本性をあっさり露見させた格好です。

 沖縄でも裏金事件で自民党への怒りが渦巻いているものの、自民候補らは「厳しい選挙」と言うだけ。裏金には口を閉ざしました。

 他方、自公維が大合唱したのが水道料値上げをめぐるデニー県政と、日本共産党など与党への攻撃です。沖縄市の自民現職は、物価高騰に無策の政府の責任を棚上げし、「水道料が上がれば県民の生活はどうなるか」と、まくしたてました。

 国政では裏金で逆境だけに、県政攻撃に活路を見いだすしかない自民党ですが、これは共産党の反論で道理のない批判であることが明白になっています。

 水道料値上げの要因は、国が追い詰められた結果の“沖縄いじめ”で一括交付金を減額し続けているため、県財政が圧迫されている問題が大部分を占めます。共産党の沖縄いじめは許さないとの主張に自民などは頬かむりしています。

「平和な沖縄」未来につなぐ

 日本共産党の7候補は第一声で、辺野古新基地建設をめぐる「代執行」を許さないと力説。アジアとの平和の外交で戦争回避を図ろうとの訴えは、デニー県政の地域外交とも呼応し、多くの県民が願い続ける「基地のない平和の沖縄」の未来につながるものです。

 さらに共産党7候補は、抜け穴だらけの政治資金規正法改定案で裏金に反省もない自民と、それに手を貸す公明、維新を批判。「審判を下す選挙にしよう」と呼びかけました。

 くらしの問題でも、学校給食費の中学からの段階的無償化が動きだすことを紹介しながら、「オール沖縄」の勝利でデニー県政を発展させようと主張。県政攻撃ばかりで希望を示せない自公維との違いが際立ちました。


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