電波の日。気象記念日。衣替え。
ガムの日。麦茶の日。ねじの日。
今日から「道路交通法改正」で、
「車から離れただけで駐車違反」になるのでご注意を!
とはいえ、この季節にはアジサイがよく似合う。
わが家もひと足早く、ヤマアジサイが咲き始めた。
花はちいさいけれど、深いあじわい。
アップにするととてもきれいだ。
先日、琵琶湖を迂回して
福井県へ選挙カーを届けに行ったとき、
敦賀から越前に抜ける山道に、
ヤマウツギのピンクの花と
ヤマアジサイみたいな白い花がたくさん咲いていた。
気になって車を停めて花を撮ったのだけど、
白いガクが鳥が飛んでるみたいな形・・・・・
アジサイの仲間だと思うのだけど、
調べても名前が分からない。
追伸(6/2)
この白い花はヤブテマリ(スイカズラ科)と判明。
教えてくださったReikoさん、ありがとう。
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うれしいな♪
福井県といえば、「福井発~焚書坑儒現代版」の続報。
5月15日付「福井県生活学習館において書籍が書架から撤去されたことに関
する公開質問状」の回答に対して、6月1日、
「市民オンブズマン福井」が以下の「所見」を提出されました。
転載の許可を得て紹介します。
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2006年6月1日
福井県生活学習館
館長 定池りゆ子様
市民オンブズマン福井
代表幹事 吉川健司
公開質問状の回答に対する私たちの所見
福井県生活学習館の書籍約150冊の閉架扱いに関して、知る権利、行政の情報公開と説明責任の観点から、私たちが、5月15日付けで公開質問をした5項目について、平成18年5月30日付け(生館第232号)で回答をいただきましたが、個々の回答に対する私たちの所見を公表した資料を同封いたしましたのでご覧ください。
今回の回答を総じては、特に下記の2点について指摘させていただきたく、今後はご考慮のほどをお願いいたします。
記
1. この回答内容では県民に対する説明責任は果たせていない。
2. 回答文中、県民等からの苦情、意見に対しては真摯に受け止め、とあるので、私たちの質問状にも真摯に対応していただきたい。
以上
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2006年6月1日
市民オンブズマン福井
福井県生活学習館において書籍が書架から撤去されたことに関する
2006年5月15日付け公開質問状に対する回答と私たちの所見
記
1.書籍撤去の判断について
本件の発端は男女共同参画推進員から「男女共同参画の趣旨にそぐわない」「内容が過激」などの指摘があったこととされていますが、福井県男女共同参画推進条例第21条2項によれば「知事は、県が実施する男女共同参画の推進に関する施策または男女共同参画の推進に影響を及ぼすと認められる施策について、県民等から苦情、意見その他の申出があったときは、当該申出に対し適切な処理をするよう努めるものとする」とあります。
1)今回の書籍撤去の実施については、男女参画・県民活動課の指示に拠るものでしょうか。それとも、館長自らの判断に拠るものでしょうか。
2)また、撤去と判断した理由についてもお尋ねします。
<回答>
県民の方から当館として不適切な図書があるとの指摘を受け、当館において書棚から図書を取り出しましたが、撤去ではありません。一時的に閉架扱いとし、県民の皆様からの要望があれば閲覧・貸出ができる体制を整えていました。
【私たちの所見】
① 撤去だろうが、一時的な閉架だろうが、150冊もの書籍を一度に書棚から外し
たのは、誰の判断によったのか、という私たちの質問に答えていない。組織運営上からみて、前館長の関与と判断によるものではないかと考えられるが、一時的な閉架扱いにせよ、館長の権限を逸脱した不当な行為である。
② 公立図書館の職員が著作者または著作物に対する独断的な評価や個人的な好みによって不公正な取扱いをすることは、当該図書の著作者の人格的利益を侵害するものとして国賠法上違法との判例もある。(最高裁平成17年7月14日)
県立図書館において、県民から不適切図書との指摘があった場合の措置を想定するならば、今回の生活学習館のとった措置の特殊性は明白である。
県民から不適切図書との指摘があった場合でも、書籍の選定は図書選定基準に基づいていることをもって(質問2、の回答を参照)事情を説明するプロセスを十二分に踏めば、あらためて閉架扱いによる確認作業に及ぶ必要性はないと考える。
③ 撤去(一時的な閉架扱い)の理由は、後述の質問4.の回答にうかがわれる
が、閉架の必要性がなかったことは①の所見のとおりである。
2.書籍選定について
1)生活学習館の書架に設置する書籍の選定については、どのような基準と判断に基づいているのでしょうか。
2)なお、今後購入する場合には、館内利用者の要望や意見は尊重されますか。
<回答>
書籍の選定については、従前から図書選定基準を設けてあり、それに基づいて適正に選定しています。今後とも、県民の方からの申し出があれば真摯に対応していきま
す。
【私たちの所見】
① 図書選定基準については、閉架の時期には設置していなかったとの新聞報道
(読売新聞、5月17日付)もあり、私たちは情報公開条例に基き図書選定基準の公開資料を請求するが、利用者、一般県民にも公開すべきである。
②「今後とも、県民の方からの申し出があれば真摯に対応していく」との意味が不明である。私たちは図書購入の際の意見尊重について質問しているのだが、同様の指摘が今後もなされれば、今回のような確認作業を繰り返すとの意向とも受けとられる。
3.男女共同参画推進員について
男女共同参画推進員は、福井県男女共同参画推進条例17条によると、「県民の協力を得て男女共同参画推進を図るため、男女共同参画推進に係る普及啓発その他の活動を行う」とありますが、今回の指摘について、他の推進員の意見を聞く機会はあったのでしょうか。意見を聞いているのであれば、他の推進員の意見とその対応についてもお尋ねします。
<回答>
生活学習館の図書の一部を一時的に閉架扱いにしたことは、県民の方からの意見を真摯に受け止め、当館において確認作業を行ったものであり、男女共同参画推進員の意見は聞いていません。
【私たちの所見】
① 回答に「県民の方からの意見」とあるが、男女共同参画推進員の一人からの指摘とする新聞報道(福井新聞、5月12日付)もあり、敢えて一般県民のような表現をしたのは不可解である。
② 県民の意見について、男女共同参画推進員の意見を、なぜ聞こうとしなかったのか、問題提起から措置に至るプロセスに参加できない男女共同参画推進員の存在意義とは何かを問いたい。
4.書籍を書架に戻す方針について
5月12日の福井新聞報道に拠ると、館長は撤去した書籍は「すべて元に戻す方
針」とコメントしておられますが、指摘された書籍の内容を確認した結果について、いつ、どこで、どのようなかたちで協議検討されたのでしょうか。
また、長期間にわたり撤去した理由についてもお尋ねします。
<回答>
指摘された図書について、個人に対する誹謗中傷や他人の人権の侵害等公益を著しく阻害するような内容がないかといった観点から事務室において再確認を行いました。冊数が多いことや参考として他県の選定基準を調べていたことなどもあり、5月15日の閉館日に全ての図書を元の書棚に戻しました。
【私たちの所見】
回答内容は、長期間にわたり撤去した理由についてのみであり、確認した結果についてどのように協議検討したのかについて答えていない。閉架して確認したとされる150冊全てのリストを公表し、それぞれの確認結果を県民に明らかにすべきである。
行政職員として、表現の自由を尊重するとともに、県民の知る権利と説明責任について深く認識されることを求めたい。
5.今後の対応について
男女共同参画の推進に関することについて、今後も県民等から苦情、意見その他の申出があったときの適切な処理について、どのように努めたら良いとお考えですか。
なお、今回の処置については、館内利用者をはじめ、県民にその経過を分かりやすく説明するとともに、ことに拠っては謝罪して然るべきだと考えますが、この点についてもお尋ねします。
<回答>
県民等からの男女共同参画の推進に関する苦情、意見に対しては、関係機関との連携のもと適切な対応を図ってきたところであり、今後も真摯に受け止め適切な対応を図っていきます。
【私たちの所見】
この公開質問状の回答に対する姿勢自体、県民からの意見を真摯に受け止めているとは言い難い。今回のジェンダー関連図書の一時閉架については、現代版の“焚書坑儒”だとする抗議がなされた(福井新聞、5月18日付)が、今回の措置は、県民の図書を読む権利を奪ったことになるという認識が、回答の内容の限りでは、まだ希薄だと思わざるを得ない。
以上
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「福井県生活学習館」の回答に対する
市民オンブズ の所見(指摘)はもっともで、
福井県の回答は整合性もないし場当たり的。
市民に対する「説明責任」を「真摯に」果たしてほしいですね。
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