身近な話題をえんとりー。
ワールドカップにはあまり興味はないけど、
先日、美山で見つけた巨大なサッカーボール!
決勝進出したらアップしようと思って、とっといたんだけど、
今朝おきたら惨敗してたので、急いで載せることにした。
このサッカーボールの正体は、
その名も「災害に強いサッカーボール型住宅・バリア」。
「ご自由にお持ち下さい」のパンフレットを読むと、
地震にも強く水にもプカリと浮く、らしい。
岐阜に行く途中の国道沿いにも展示されてて、
いつも車の中から、あれは何だろう、と気になっていた。
このサッカーボール型住宅、ワールドカップの開会のころ、
タイムリーにNHKの全国放送でも紹介されていた。
中をのぞくとけっこう広いし、「夏は涼しく冬暖かい」(PR用)。
シャワー室や、愛犬用のバリア・ミニもあるらしい。
家族とペットの人数分のバリアが、
思い思いの場所にコロコロと転がっていたら、
なにはともあれ、おもしろいだろうな。
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うれしいな♪
ところで、昨日、
岐阜県が情報公開の現況を記者発表したらしい。
中日新聞には、わたしたちが係争してきた、
情報公開訴訟のことが載っていて、興味深い。
14件中、岐阜県が勝ったのはたった2件という。
97年の条例制定時からずっと、岐阜県の隠ぺい体質を変えるために、
本人訴訟(つれあいが選定当事者)で、情報公開訴訟を提起し続けてきた。
最初のころの岐阜県はひどかったけれど、
知事がかわってからは、情報公開条例が改正され、
訴訟の必要がないくらい岐阜県は変った、という実感がある。
これもたたかい続けてきた成果だろう。
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情報公開訴訟係争案件ゼロ
目立つ県側敗訴
フェロシルト入札関係などに
請求件数は過去最高
県などが被告になった情報公開訴訟の係争案件が、昨年度末までにゼロになったことが22日、県が公表した公文書公開などに関する実施状況のまとめで分かった。係争案件が1件もなくなるのは9年ぶり。一方、昨年度の公文書公開請求件数は、過去最高の528件で<社会問題化した土壌埋め戻し材フェロシルトなどに関する請求が多かった。(石川浩)
県が被告になった情報公開訴訟は、昨年4月の段階で5件あった。その後、最高裁判決が出てすべて確定し、県側の敗訴が2件、一部敗訴が3件。これにより係争案件はなくなったという。
県などを対象にした情報公開訴訟は、これまで計14件起こされ、県側の勝訴は2件にとどまる。残りは敗訴2件、一部敗訴8件、取り下げ2件で、県側の敗訴が目立つ結果になった。ここ3年は訴訟の提起はないという。
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(中日新聞2006.6.23)
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「敗訴2件、一部敗訴8件」という県の言い方はちょっ変。
原告から言えば、全面(10割)勝訴2件、
10割ではないけど、ほとんど勝ったのが8件だから、
こういうのを、「一部敗訴」とはいわないんじゃないかな。
速報!最高裁判決、市民側の勝訴確定(2005.6.14)
最高裁で負けたのは、「個人情報」の公開を巡る争いが多い。
高裁でせっかく勝っても、最高裁で逆転されてしまう。
「個人情報」については、最高裁は狭き門。
友人のオンブズの弁護士いわく。
「最高裁さえなければ法の正義はもっと進むだろう」(笑)。
そういえば、わたしたちの勝訴が確定した最高裁で、県の代理人は
「原告の主張は一県民の個人的な考えに過ぎない」
と反論してたっけ。最高裁は、
岐阜県知事ではなく、たかが一県民の主張を認めたということ。
顔なじみになった被告代理人の弁護士は、裁判所で、
「寺町さんは市民にしとくのは惜しい。弁護士になれる」って!!
おいおい、それってほめたつもりの差別じゃん。
昨年11月には、
最高裁で全面敗訴が確定して公開を命じられた公文書を
岐阜県が廃棄(紛失)してしまった、ということもあった。
なんのための情報公開訴訟だったのかと怒り心頭のわたしたちに、
1月になって、知事が面会してちょくせつ謝罪した。
最高裁で敗訴した公文書を廃棄!(2005.11.30)
楽しみながら勉強させてもらった情報公開訴訟だけど、
わたしたちのノウハウが、またどこかで役にたつといいな。
と、思いながら、
ツッカケで外へ出て、
咲き始めた鉄砲ユリを撮った。
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