みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

美濃市でもポスター代・選挙カー燃料代など水増し請求

2008-02-10 21:28:38 | ほん/新聞/ニュース
「くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク」の仲間が、
美濃市の仲間たちと「美濃市民オンブズマン」を立ち上げ、
ポスター代・選挙カー燃料代などの選挙公営費の問題に
取り組み始めたのが昨年末。

市議たちに公開質問状などを出していたら、
議長をはじめ、市議たちが続々と超過分を返納した。

  

水増し請求には間違いないはすだけど、
「錯誤」といういいわけがおかしい。

新聞にも載っていたので紹介します。

水増し請求:現議長ら3人、選挙カー燃料代など-
-昨年4月の美濃市議選/岐阜

2008.2.6 毎日新聞

 ◇市に訂正願提出
 美濃市選管は5日、07年4月の市議選(定数15)で、岩原輝夫議長(4期)ら市議計3人が選挙カー燃料代やポスター製作費を市に水増し請求していたなどとして、訂正願を提出したことを明らかにした。ほかに1市議がポスター枚数について誤った書類を提出したとして、訂正願を出した。この市議については、水増し請求はなかったという。
 岩原議長は、選挙カー燃料代が1万7999円だったのに、ほかの車の燃料代も加えて2万9199円を請求していた。1月29日に差額の1万1200円を市に返還したという。
 また岩原議長はポスターについて、法定の133枚を超える150枚を製作。ポスター製作費は市から印刷業者へ133枚分を上限として支払われる仕組みで、超過分の17枚の費用は岩原議長が業者に支払うことになっている。だが岩原議長は今月に入るまで、業者に超過分を支払っていなかった。
 岩原議長は「燃料代の請求書は業者が作った。業者が制度を理解していなかったようだ。ポスターについては、超過分を支払っていないことに最近まで気付かなかった。うかつだった」と語った。今後については「いずれも故意ではないので、辞職しない」としている。
 別の市議2人は、法定枚数を超える151枚と154枚をそれぞれ作成したにもかかわらず、133枚分との契約書を提出し、水増し請求した。2市議は、過大に受け取った金額の返還手続きを進めている。【佐野裕、中村かさね】

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美濃市議、ポスター作製費など不適切請求
岐阜新聞 2008年02月06日

 美濃市選挙管理委員会は5日、昨春の市議選で、選挙公営制度に基づいて公費負担した市議1人の選挙カーの燃料代と市議2人の選挙ポスターの作製費に不適切な支払いがあり、市議側が過払いされた燃料代を返納した、と発表した。
 選挙カーについては、岩原輝夫議長(65)が燃料代2万9199円を請求したが、先月24日に「選挙カー以外に使った車の燃料代も含めて請求していた」として業者とともに訂正願を提出、1万1200円を返納した。
 選挙ポスターは、市議2人がそれぞれ151枚、154枚を作り、作製代金を記載した業者との契約書を市選管に提出したが、いずれも公費負担の限度枚数となる133枚の作製と記載したため、実際の作製枚数に訂正。作製費が過払いされていたことから今後、差額分を返納する。
 また、選挙ポスターの作製契約書に記載ミスがあったとして、市議2人と業者が訂正願を提出した。市議2人はいずれも選挙ポスター150枚を作製したが、市選管に提出した業者との契約書に133枚として作製金額を記載した。提出書類には、すべての作製枚数を記載する必要がある。
 枚数と金額の訂正願を提出した市議は「あらためて契約書を見直したら、記載方法が誤りだと気付いたので訂正願を出した」と話している。

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3美濃市議 過大請求、選挙ポスター代や燃料代 
朝日新聞 2008年02月07日

 美濃市選挙管理委員会は、昨年4月の同市議選で、市議3人が過大な公費負担を受けていたとして金額の訂正願を出したと発表した。
 選挙運動用自動車の燃料代を多く請求していたのは岩原輝夫議長。「選挙以外の分まで請求していた」として、1月24日に公費を受け取っていた燃料供給業者とともに訂正願を出し、業者が1万1200円を市に返還した。
 ポスター代を多く請求していたのは2市議。市の負担限度133枚分に合わせ、それぞれ154枚、151枚を作製した費用を133枚として届け出ており、市側は余分な21枚、18枚分も負担していた。2市議はポスター業者と訂正願を出した。
 この問題で、1月に公費負担廃止を同市議会に申し入れた美濃市民オンブズマンの後藤兆平代表は「反応があったことは評価するが、逃げ得は許せない。残りの人の分は監査請求するなどの対応を考えたい」と話している。


監査請求などを視野に入れているということだから、
ぜひがんばって追及してほしい。


(参考・いままでの動き)
 ポスター代請求の美濃市議13人に公開質問状
岐阜新聞 2007年12月08日

 美濃市民オンブズマンが今春の美濃市議選に当選し、選挙ポスター代などの公費補助を受けた市議13人に制度の利用実態などを尋ねる公開質問状を送付することが7日、分かった。2004(平成16)年4月の山県市議選でポスター代を水増し請求したとして、市議らが書類送検された詐欺容疑事件などの影響で、制度の見直しが広がりつつある。同オンブズマンは「今後、公費負担の引き下げや廃止を求めていきたい」としている。
 情報公開請求により市が開示した資料によると、美濃市議選で当選した議員15人のうち、共産2人を除く公明1人と無所属12人の計13人がポスター代を請求した。同市の公費負担の上限額は掲示板用133枚分の36万9873円で、1枚あたり2781円。13人全員が上限額の75%以上を請求し、うち2人は97%にあたる35万9100円を求めていた。上限額の97%を請求した市議は「業者に任せているので、実際の金額は分からない」と話している。
 質問項目は8項目。10日に各市議に郵送する。回答は公開予定で、同オンブズマンは「返答の内容次第では、住民監査請求も行う」としている。

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【岐阜】質問状の回答に不満足 美濃市議選ポスター費でオンブズマン
中日新聞 2007年12月30日 

 今年4月に行われた美濃市議選のポスター費の請求について、市議13人に質問状を送った市民グループ「市民オンブズマン」は、30日までに全員の回答を得た。メンバーは「納得できる回答がない」として、議員に対し公費負担廃止を求める申し入れを行う方針を固めた。議員からの返答や年明け以降に開かれる議会活性化委員会の動向によっては、費用の水増しの有無などについて再点検する住民監査請求も考えるという。
 市条例に定められたポスターの公費負担の上限額は、計36万9873円で、1枚あたり2781円。市がオンブズマンに開示した資料によると、市議15人中、自己負担した共産の2人を除く全員が限度額の75%を上回って請求し、平均額は1枚2312円だった。
 質問状の回答によると、「ポスター作製費を抑える努力をしたか」という項目に11人が「努力・交渉した」と答えた。条例の廃止や、ポスターの作製費の上限引き下げに関しては、9人が「議会活性化委員会で検討」と答え、2人が「廃止に賛成」、2人が「上限の引き下げを検討」としている。
 同オンブズマンは「1枚2000円以上という常識的にあり得ない高額の請求。費用を抑える努力をしたとは考えられない」としている。
(柴田久美子)


9時からのNHKスペシャルで、
「闘うリハビリ あなたはここまで再生できる」が始まったので、
ご飯を食べながら見ます。

今日のブログは、簡単ですが、これでおしまい。
ではまた。

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最後まで読んでくださってありがとう
2008年も遊びに来てね 
 また明日ね
 


コメント
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