みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

キツネノカミソリの咲く伊吹カリヤスの草原/〔ぎふウオッチ〕市民グループの請願肩すかし

2008-09-22 07:38:26 | 花/美しいもの
おとといの中日新聞に、横山記者が
山県市の請願のことを書いてみえました。

議会のやる気のなさが伝わってきます。

〔ぎふウオッチ〕
全協の透明化 課題先送り 山県市議会
市民グループの請願肩すかし


 九月から改正地方自治法が施行され、地方議余が変化の波にさらされている。議条運営を方向付ける全員協議会(全協)は非公開で、議事録も残らない「密室」だったが、改正で透明化を図ることが求められているからだ。今後、密室議論で物事を決めてきた慣習を打ち破り、開かれた議会をどこまで実現できる
か。
 山県市議会が開会した八日。市民グループから「各種会議の法定化と透明化を求める請願」が提出された。同日、法改正に伴う会議場則の
改正案を可決したが、一都文書の修正にとどまり「密室会義」には触れず。紹介議員の寺町知正市議は「県内の市町村も様子見。先送りや議員に都合のいい改正にとどまってはいけない」と話す。
 法改正は議会活動の範囲や内容の明確化が目的。全協や会派代表者会議などについて、会議規則で「設けることができる」とされるが、設置義務はない。会議録の公開もうたわれていない。公開によって「デリケートな問題で率直な意見交換がでさない」と拒否感を示す議員もいる。
 また、規則に定めれば公式活動となり費用弁償の対象になる。県議会は九月議会で、法改正に即した会議規則の改正を予定しているが、市町村にとって予算増は厳しい。
 結局は「全協などを公開すれば、議会運営がどうなるか分からないので戸惑っている」(議会関係者)のが実情だ。(横山大輔)
(2008.9.20 中日新聞)


「全協などを公開すれば、議会運営がどうなるか分からないので戸惑っている」
って、要するに議会を透明化したくないってことでしょ。
財政が厳しいなら、費用弁償はなくせばよいだけで、
費用弁償をなくしても、議員報酬はあるわけだし、
会議を公務に位置づければ、公務災害の担保になるのに、と思う。

県議会は規則改正をするのに、県内の市町村議会はどこも横ならびでパスするようです。

先日の山県市議会でも、請願を不採択にはできないし、
かといって、採択はしたくない、というコトが見え見えでした。
請願を通したくないのは、議員同士の話を密室でやりたい、議員の気持ちの表れ。

きっと、継続審査でもして、お茶を濁すのでしょう。


市民無視の議会に怒りのクリックを! 

話は変わりますが、

先日行ってきた伊吹山3合目は、
見渡す限りの伊吹カリヤスの草原でした。


伊吹山ドライブウェーで山頂にのぼり、お花畑をみたあとなので、
お花はあまりなかったのですが、カリヤスがきれいでした。



ということで、
伊吹山にしかない珍しい伊吹カリヤスを中心に紹介します。


伊吹カリヤスの穂はススキより小さく、咲きはじめが赤いのが特徴です。

これを集めて染料にするそうです。



夏のなごりのユウスゲの花、1輪。
 
夕方だったので、開ききっててすっごくきれいでした。
この花が夏の夕方、草原をおおいつくしていたのですね。

オオナンバナギセルの花は、
伊吹カリヤスの株元でかれて黒くなっていました。

伊吹カリヤスの花が開いたところ。
  
イネ科なので、稲の開花みたいです。
  



逆光で写した伊吹カリヤス。


ほんとは赤く光ってるのですが、ぼけてますね。

こちらも、逆光のキンエノコログサ

金色に光ってきれいです。

3合目で見つけたキツネノカミソリ。




伊吹山に咲くとは知っていたのですが、
見たのははじめてです。




福井・情報非公開処分取消訴訟の控訴審判決の日なので、
きょうはこれから、金沢へ行きます。

逆転勝訴すると信じているのだけど、
どんな判決になるのか、ちょっぴりどきどきしてます。

判決は、名古屋高裁金沢支部で、1時20分から。
その後場所をかえて、記者会見です。

結果が出たら、速報でお知らせしますね。


最後まで読んでくださってありがとう
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 明日もまた見に来てね
  



コメント
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