みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

コムラサキとシロシキブ/続・ジェンダー図書関連・控訴審判決の記事

2008-09-28 09:29:59 | 「ジェンダー図書排除」事件
先日彼岸花を紹介した椿洞の岐阜市民公園(畜産センター)には、
他にも四季折々に咲くさまざまな花木や草花があります。

彼岸花に覆いかぶさるようにコムラサキ(小紫)の大きな株。
 

美しいムラサキ色の実をつけています。


通常、(紫式部)と呼ばれているのは、このコムラサキが多いとか。
ムラサキシキブは実がまばらだそうです。
  



白い実をつけているのはシロシキブ(白式部)
  

こちらは、わが家のシロシキブ

  

    

ぎっしり実をつけた銀杏の大木。

実りの秋です。
  

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話は変わりますが、昨日、福井の原告メンバーから、
9月23日付けのジェンダー図書関連情報公開訴訟の控訴審判決の記事が届きました。

福井新聞と朝日新聞は、すでに紹介したので、
以下、日刊県民福井と読売新聞控訴審判決の記事をタイプしました。

 ジェンダー図書判決 二審も控訴棄却
名高裁支部 原告団 上告の方針

日刊県民福井 9月23日

 ユー・アイふくい(県生活学習館)で2006年3月、上野千鶴子・東大大学院教授らのジェンダーに関する本など約150冊が一時撤去された問題で、同年11月の県男女共同参画審議会の音声記録を県が非公開にしたのは不当として上野教授らが非公開決定の取り消しを求めた控訴審の判決で、名古屋高裁金沢支部は22日、訴えを退けた1審地裁判決を支持し控訴を棄却した。原告団は上告する方針。
 渡辺修明裁判長は、音声記録は「担当職員が会議録作成のための備忘として録音所持していたもので、保管事務手続きなどの定めはなく、公文書には該当しない」と地裁判決を追認した。
 会見した原告団は「情報公開の流れと、記録媒体のハイテク化に逆行する時代錯誤の判決と上野教授のコメントを発表。清水勉弁護士は「個人の判断で録音や録画した情報は非公開という判決が確定すれば、公開情報が操作され、制度が成り立たなくなる」と指摘した。県の大沢博総務部長は「県の主張が認められた妥当な判決。今後とも適切に情報公開を推進していく」とのコメントを出した。
(2008.9.23 日刊県民福井) 
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名古屋高裁金沢支部 ジェンダー本問題 控訴棄却
「音声記録 公文書に該当せず」

2008.9.23 読売新聞

 2006年に県生活学習館(福井市下六条町)がフェミニズム関係図書を一時撤去した問題で、著書が含まれていた上野千鶴子・東京大教授らが県を相手取り、問題の経緯を議論した審議会の音声記録の非公開決定を取り消すよう求めた訴訟の控訴審判決が22日、名古屋高裁金沢支部であった。渡辺修明裁判長は「審議会の会議録は要約が作成され、公開されている。音声記録は担当職員が会議録作成用に録音していたもので、県情報公開条例でいう公文書には該当しない」として一審判決を支持し原告側の控訴を棄却した。
 判決後、上野教授は「記録媒体のハイテク化に逆行する時代錯誤の判決」として上告する意向を明らかにした。県は「主張が認められた妥当な判決。今後とも適切に情報公開を推進する」とコメントした。
(読売新聞 2008.9.23)  



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