きのうは、赤い花を紹介したので、
今日は黄色い花たち。
春はつぎつぎに咲くので、ブログのアップが追い付きません。
珍しい黄緑色の花のトサミズキ(土佐水木)。
近づくと、青レモンの香りがします。
土佐水木の上にはしだれ花梅。
足元には、水仙いろいろ。
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後半は、
昨日の中日新聞社説です。
先日、中日新聞から取材を受けた記事は、
5日の日曜日の岐阜県版の「論」に掲載されます。
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社説:ストーカー対策 身近に頼れる相談先を 2015年4月1日 中日新聞 女性の十人に一人がストーカー被害に遭い、そのうち三割は命の危険を感じていた。内閣府の調査で容易ならない事態の進行が判明した。警察力には限界がある。地域ぐるみで対策を強めなくては。 女性だけの問題ではない。男性でも4%が被害を経験し、そのうち16%は命が危ないと感じたというから、やはり座視できない。 調査に答えたのは成人の男女三千五百人余り。氷山の一角を捉えたにすぎない。 ストーカー事案への対応の遅れは致命傷になりかねない。警察を中心にして行政、民間、地域の知恵を集め、被害を防ぐ仕組みづくりを急がねばならない。 被害を受けた女性の六割、男性の三割は事実上、生活に支障が出ていた。外出への恐怖、心身の不調、不眠に悩まされたり、休退職や転職、転居を強いられたりしていた。事案の深刻さを物語る。 被害者の七割は誰かに相談していた。しかし、知り合いや身内が目立ち、警察を頼ったのは女性10%、男性3%にとどまった。 誰にも相談しなかったという被害者の多くは、問題を軽く考えていた。むしろ自責の念にとらわれたり、相手の愛情表現とさえ受け止めたりする向きもあった。 軽微な事案も、凶悪犯罪に発展する危険性をはらんでいると見て根絶を目指すべきではないか。認識の甘さや誤った思い込みが、取り返しのつかない結果を招くこともありうるからだ。 とはいえ、警察任せでは間に合うまい。全国の警察が昨年中に把握した事案は過去最多の二万三千件近くに上った。そのうち摘発したのは約二千五百件で、手に負えないような面もうかがわせる。 警察が乗り出すと、凶暴化する加害者もいる。周りを気遣い、事を荒立てたくないと感じる被害者もいる。警察力を借りる前に相談できる身近な窓口が重要だ。 ストーカー規制法は、自治体に被害者支援の体制づくりを求めている。しかし、内閣府の調査では、自治体の六割は相談窓口を設けていなかった。専門相談員の不足や財政難が大きな理由だが、警察頼みの意識も根強い。 東京都豊島区や埼玉県ふじみ野市、岐阜市のように配偶者間暴力の対策を生かす努力をしているところもある。けれども、事案の切迫性をつかみきれず、被害者保護に苦慮しているのが実情だ。 医療や福祉、教育の分野も巻き込み、国が主導して切れ目のない安全網づくりを進めるべきだ。 |
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