4月11日の朝日新聞beの「悩みのるつぼ」は、
回答者が上野千鶴子さんでした。
質問は「チワワ」の話ですが、上野千鶴子さんの回答では、
根はもっと「深い話」(不快な話)ということです。
統一選やら何やらでバタバタしていたのですが、
遅ればせながら、紹介させていただきます。
2015年4月11日 朝日新聞be
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後半は、今日の朝日新聞の社説です。
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回答者が上野千鶴子さんでした。
質問は「チワワ」の話ですが、上野千鶴子さんの回答では、
根はもっと「深い話」(不快な話)ということです。
統一選やら何やらでバタバタしていたのですが、
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2015年4月11日 朝日新聞be
【悩みのるつぼ】妻が無断でチワワを家に 2015年4月11日 朝日新聞be ●相談者 公務員 49歳 49歳の公務員です。 妻と犬を飼う、飼わないで離婚話にまでなっていることについて、上野千鶴子先生に相談です。 私が勤めから帰宅したある日、家に突然、チワワがいました。妻が私に無断で買ってきたのです。 結婚20年近くも経って、価値観の違いは多々あれど、犬猫が好きでないという点は一致していたはずで、子どもも3人いるのに、亭主に一言の相談もなく家の中にそんな生き物を持ちこむとは、言語道断です。 私は激怒し、原状回復のため犬をペットショップに強制送還しようとしたところ、「返すなら離婚」と言い出しました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・(中略)・・・・・・・・・・・・・・・ 亭主の沽券(こけん)にかかわるので、犬には指一本触れてはおらず、散歩など絶対つきあってはいませんが、近づくとえさを欲しがるので、ドッグフードを一粒ずつはやっています。 離婚話に発展しないようにしつつ、亭主の威厳を回復するには、私はどうしたらいいのでしょうか。 ------------------------------------------------------------------------------ 犬を手なずけてみたらどう? ○回答者 社会学者・上野千鶴子 のっけからなンですが、どうやらたかが「犬一匹の問題」ではなさそうですね。結婚生活の過程でたまりにたまった「深い話」、あなたにとっては「不快な話」に、そろそろ向き合わなければならない前哨戦のようです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・ 子どもが育ちあがれば夫婦は仕切り直しの時。目下妻は老後へ向けて、家庭内の版図をじわじわと拡張中。夫に無断で犬を買ってきたのはその第一歩。「わたしはあなたの思うようにはならないよ」というデモンストレーションです。妻の「勝利宣言」はこの程度で収まる気配はありません。ここで一歩退いたあなたは、これから先も次第に譲歩を余儀なくされるでしょう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・ 「離婚したくない」あなた、つまり妻なしではこの先の老後を生きていけそうもないと自覚しているあなたは、白旗を掲げる以外にありません。ですが、少々は亭主としてカッコもつけたいなら、犬を味方につけましょう。群れて生きるのが習性の犬は、もともと上下関係に弱い哀(かな)しい生き物。家族の中の序列をただちに見抜き、その中で一番の権力者に従います。犬を手なずけて「どうだ、オレの言うことをきくだろう」と自慢しましょう。でも、もし家族の中のほんとうの権力者が妻の方だと犬が見抜いたら、その時こそ白旗を3本くらい掲げて、ムダな抵抗はしないことですね。老後の平和のためです。 |
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社説:低調な地方選―すくむ政党、細る自治 2015年4月13日 朝日新聞 統一地方選はきのう前半の投票があり、10道県の知事選はいずれも現職が当選した。 前半戦で際立ったのは、道府県議選での民主党の候補擁立の低調さと無投票当選だ。無投票の増加は26日の市区町村長・議員選でも懸念されている。 自民党の1強体制のもと、こうした選挙が繰り返されるようでは、日本の自治や民主主義はやせ細っていくばかりだ。政党の存在意義すら問われかねないこんな状況を、座して眺めているわけにはいかない。 2012年から国政選で連敗を重ねる民主党は、今回の地方選を「党再生の第一歩」(岡田代表)と位置づけていた。だが、知事選で与党との対決構図に持ち込めたのは北海道と大分だけ。道府県議選では共倒れを避けるなどの理由で公認候補を前回より約4割も減らした。 自民党や共産党は候補者を増やしたが、道府県議選では全選挙区の33・4%、総定数の21・9%が無投票となった。山形県議会は告示日に早くも自民党の過半数が確実となった。 民主党幹部は「もはや民主党は都市部で風によって当選できる党ではない。農村部での足腰も弱い」という。地道な候補者育成を怠ってきたツケは大きく、地方での足場が弱いままでは来夏の参院選にも影響する。国会に緊張をもたらすためにも党の立て直しは急務だ。 後半の市区町村の議員選では、無投票どころか候補者が定数に足りず、規定を超える欠員が出た際に実施される再選挙を避けるのに四苦八苦の自治体もあるという。 こうしたなり手不足の背景のひとつに、議員の職に「やりがい」を見いだせなくなったとの指摘がある。 どの自治体も財政が苦しく、かつてのように地元のインフラ整備に予算を引き出すことができなくなった一方で、介護保険料の引き上げのように住民に負担を強いねばならないことが増えてきたのが理由だという。 そうした「旧来型」でない議員をめざそうとしても、サラリーマンであれば職を捨てる覚悟など、立候補には相変わらず高いハードルがある。 議場でのやりとりは形式的で、首長の出す条例案の追認ばかり。選挙も同じような顔ぶればかりでは、投票率が下がるのも無理はない。 もはや「投票へ行こう」といったかけ声だけですむ話ではない。首長と議会との関係や住民参加など、地方自治のあり方を根本から問い直すべき時に来ているのではないか。 |
シバザクラ
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