坂の上り口のサツキが咲き終わったので、
ヘッジトリマーで剪定してもらいました。

つつじやサツキは、花後ひと月ほどで剪定しないと、
来年の花が咲かなくなります。

6月中がぎりぎりのタイミングだったので、
剪定しがてら、石の隙間もていねいに草取り。

見違えるようにきれいになりました。

反対側の向かって右がわもピッカピカ。

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ところで、
毎日新聞webに三浦まりさんのロングインタビューが掲載されました。
18日には三浦さんにテ依頼されてパリテアカデミーの講師をしたばかり。
この講座の様子は、朝日新聞の大きな記事になって、
高校生と大学生の女性たちが紹介されていました。
いま「女性を政治に」の活動があらためて注目されています。
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ヘッジトリマーで剪定してもらいました。

つつじやサツキは、花後ひと月ほどで剪定しないと、
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6月中がぎりぎりのタイミングだったので、
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見違えるようにきれいになりました。

反対側の向かって右がわもピッカピカ。

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毎日新聞webに三浦まりさんのロングインタビューが掲載されました。
18日には三浦さんにテ依頼されてパリテアカデミーの講師をしたばかり。
この講座の様子は、朝日新聞の大きな記事になって、
高校生と大学生の女性たちが紹介されていました。
いま「女性を政治に」の活動があらためて注目されています。
森健の現代をみる 政治分野男女共同参画推進法とは 今回のゲスト 三浦まりさん(その1) 毎日新聞 2018年6月23日 5月、議員立法で成立した「政治分野における男女共同参画推進法」は、国政選挙などで候補者数を男女「均等」にすることを目指すものだ。ジャーナリストの森健さんが、有識者として制定に関わった上智大法学部教授の三浦まりさんを迎え、法制定の意義や今後の課題などを論じ合った。【構成・栗原俊雄、撮影・根岸基弘】 議員立法でまず理念法 女性の政治参加後押し 森 今回の政治分野男女共同参画推進法の立法にはどういう経緯で関わったのですか。 三浦 2015年2月に議員連盟が発足した時、ワーキングチームのアドバイザーを依頼されました。クオータ(割り当て)制=注<1>=を実現するためには公職選挙法や政党助成法をどう改正したらよいのかを議論しましたが、まずは理念法を目指すことになりました。 森 国会議員たちのクオータ制に対する認識はどうでしたか。 三浦 賛否があり、まだ議論が煮詰まっていない状況だと思います。成立した理念法はクオータではありません。私は、これは日本版パリテ法=注<2>=ですと説明しました。民主主義の原則として意思決定が男女半々でなければならない、というのが世界の潮流ですと。 森 法成立の時の感慨はどうでしたか。 三浦 女性の政治参画を大きく後押しするもので、しかも天から降ってきたわけではなく、市民社会の女性たちが関わりながら法を求め、議連の人たちが尽力し、市民立法のような流れでできたことがとても喜ばしいですね。 森 一方で罰則がなく強制力がない、という指摘があります。また自民党は現職の9割が男性で、その現職優先を公言しています。 三浦 まず第一歩を踏み出すことが重要です。政党が選挙で約束を守らなかったら、その時に市民やメディアが怒り、次の選挙でも女性が増えなければ「もっと強い法律を作れ」という流れになる。まず市民社会がどれだけ圧力をかけられるかが重要です。それがあれば政党が変わるかもしれないし、強制力のある法律ができるかもしれない。 森 なぜ女性の政界進出が進まなかったのでしょう。 三浦 世界共通として性別役割分業の実態と意識があります。たとえば「政治は男性のもの」と思われている。また女性にはケア責任、つまり子どもや親、あるいは夫などの世話をすることが多く、議員との両立は難しい。今、女性議員が占める割合は世界平均でやっと23~24%です。 森 日本ならではの事情もありそうですね。 三浦 政権交代がなかったことが大きいですね。政党は現職を優先します。一番知名度がありますから。政権交代がないと新人が入る余地がありません。どの国もリベラル政党、平等を訴える政党は女性の比率が高い。リベラル政党が党勢を伸ばした時に女性議員は増えます。敗れた保守政党は次の選挙で女性候補を立てるようになります。日本でもリベラル政党がもう少し強くならないと厳しい。 選挙制度の影響もあります。非拘束名簿式の比例代表と中選挙区がある参院はすでに20・7%だからかなり頑張っている。衆院は10・1%。小選挙区はもともと勝てる人、現職重視ですし、拘束名簿式=注<3>=の比例も重複立候補が多い。また日本では政党ではなく個人中心の選挙が残っていて、どぶ板選挙が必要になる。これはケア責任などを抱えて時間のない女性には厳しい。 森 地方議会はどうですか。 三浦 地域格差が大きいですね。市区町村の2割は女性ゼロの議会です。一方で女性が5割の議会もある。 森 女性が増えた地方議会で、何か変化は。 三浦 自治体は首長の力が強いこともあって、政策のストレートな変化は見えづらい。ただ女性が発言しやすくなる、セクハラ、やじが減るといった変化はあります。 森 クリティカル・マス(決定的多数)である3割に達すると政策決定に大きな影響があると言われます。 三浦 単なる数ではなく、重要なのは政治的信念と責任感を持って政策に関わり、進める人。今回の立法の推進でもそういう人たちがいました。女性でそういう人が出てくるには、ある程度の母数、数の力は助けになりますね。 森 海外での変化はどうですか。ノルウェーなど北欧では女性議員が増えたことで福祉や雇用政策などが変わったと聞きます。 三浦 欧州は日本よりはるかに早く工業化を遂げ、専業主婦モデルが主流でした。しかし石油ショック後、これでは経済はたちゆかない、サービス化にかじを切らなければならない、少子化もあるから女性が働きながら産み育てる環境を整備しなければならない、と共働きモデルに変化していきました。また左派政党の基盤は製造業の男性でしたが、そのままでは政権がとれないから、働くようになった女性たちのニーズに応えるようになった。そうした流れの中で女性議員が増えてきました。 ■人物略歴 みうら・まり 1967年生まれ。慶応大卒。東京大社会科学研究所研究機関研究員などを経て現職。専門は現代日本政治論、比較福祉国家、ジェンダーと政治。著書に『私たちの声を議会へ--代表制民主主義の再生』など。 |
森健の現代をみる 政治分野男女共同参画推進法とは 今回のゲスト 三浦まりさん(その2止) 毎日新聞 2018年6月23日 北欧は女性議員が増え 福祉や雇用政策に変化 森 安倍晋三首相は「女性の活躍」を掲げ、働く女性が増えたことを国会などで強調しています。 三浦 増えていますが、半分は非正規雇用。正社員でも女性の賃金は男性の70%です。低賃金労働ということは変わりません。しかし、人権とビジネスは両立する、というのが世界の潮流です。平等や公正を大事にすれば、サステナビリティー(持続可能性)が高まって成長していくんだ、と。日本のように社会政策を犠牲にして経済成長をするんだ、という考えは、もはや時代遅れです。だから成長しないのだと思います。 とはいえ、女性活躍を継続的に言った初めての首相で、社会のムード、意識は変わったと思いますよ。たとえば昔、保守系の女性議員は女性政策を語ろうとしないこともありましたが、今は堂々と訴えるようになっています。 森 しかし、財務事務次官のセクハラ問題で対応が後手に回るなど、政府があるべき女性政策をちゃんと理解しているのか疑問です。 三浦 男性と女性では経験値や求められる規範が違うので、見えてくる世界がかなり違います。その違いが意思決定に反映されていないため、たとえば少子化問題は後手に回り、有効なセクハラ対策もとれません。女性閣僚が半分いたら、麻生(太郎・副総理兼財務相)さんはとっくに辞任に追い込まれているでしょう。周りから早い段階で責められて。 森 当面、女性議員を増やすために何ができるでしょうか。 三浦 野党が積極的に候補者を立てて成功し、与党があわてて追いかけるというのが大道でしょうね。また政党には候補者の選考過程をオープンにしてほしい。何が基準か説明するようになれば、変わってくると思います。 キーワード 注<1>=候補者など選出の際に、性別などによる偏りが生じないよう一定の比率を定める制度。 注<2>=男女同数・均等の意味。仏で2000年に法制化され、候補者は男女同数を規定。 注<3>=比例代表制の選挙で、政党が事前に届け出た候補者名簿順位に従い当選者を決定する。 対談を聞いて 「法律はどう制定されたかが、どう運用されるかに影響する」。三浦さんがそう語ったのが印象に残った。関係者が、政党観やあるべき社会の姿が異なる政党や議員を説得し、全会一致にこぎつけた苦労と、この法律にかける期待の大きさを想像した。議員に限らず、女性が働きやすくなるには男性の働き方も変わらなければならない。理念が実行されるよう、メディアが何をすべきか考えさせられた。【栗原俊雄】 ■人物略歴 もり・けん ジャーナリスト、1968年生まれ。早稲田大卒。在学中からライターを務めた。2012年『「つなみ」の子どもたち』で大宅壮一ノンフィクション賞、17年には『小倉昌男 祈りと経営』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞。 |
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