台風20号は昨夜のうちに日本海に抜けました。
こちらは雨が降って風も強かったのですが、
とくに大きな被害はなくて、ほっとしています。
庭を見回ったら、あちこちに百日紅が
あざやかに咲いています。
一株から白とピンク色の花を咲き分ける、
源平咲きシモツケの花も咲いています。
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沖縄県知事選 出遅れ危機感「結束優先」 玉城氏、出馬要請受諾 2018年8月24日 琉球新報 沖縄県議会与党会派や辺野古新基地建設に反対する政党や労組、企業でつくる「調整会議」(議長・照屋大河県議)は衆院議員の玉城デニー氏の知事選擁立を正式に決定し、玉城氏に出馬を要請した。翁長雄志知事の生前の音声の存在や中身を巡り、与党内に不協和音も生じたが、調整会議として後継候補の出馬要請にこぎ着けた。玉城氏は26日に出馬を受諾するとみられる。9月13日の告示まで3週間に迫る中、「ようやくスタートライン」(玉城氏)に立つ候補者の支援態勢を今後、どれだけ確立できるかが課題となっている。 これまで翁長知事の再選を前提に進められていた与党調整会議。翁長氏の急逝により、早急な候補者の選考が迫られることになった。事態が急転したのは18日、翁長氏が生前に残した後継に関する音声記録の存在だった。 遺族関係者から音声を聞いた新里米吉議長が19日の調整会議で経緯を説明し、翁長知事が名前を挙げた玉城氏と金秀グループ会長の呉屋守将氏のうちから、選考を進めることを全会一致で決定した。同日夜には調整会議の照屋議長らが玉城氏と面談し、出馬を検討する意向を確認した。 当初は選考対象に上がっていなかった玉城氏の擁立へと一気に傾いた流れに、玉城氏に最も近い会派おきなわが疑義を唱えた。新里議長に対し、擁立の根拠となる音声記録を調整会議の中で開示する必要があると要求した。開示されない限り、候補者選考作業を進める「調整会議」への参加を見送る方針を示したが、新里議長は開示を拒否。与党内の不協和音は高まるようにみえた。 だが、支持者らから強い批判を受けた会派おきなわは「知事選でまとまることが最優先」と23日、記者会見を開き、知事選候補として玉城氏の推薦を発表した。会見では「デニーさんに対しても反対しているような印象を受けたようなニュアンスがあったので、払(ふっ)拭(しょく)しないといけない」「玉城氏の決意が固いなら、いの一番に推薦を上げていくのが我々の立場。オール沖縄会議からの離脱は一度も話はしていない」と打ち消した。 会派おきなわの推薦発表を受け、那覇市の自治労県本部に調整会議が緊急招集された。会議では直ちに玉城氏に出馬要請を行うことを確認し、2時間後には沖縄市の玉城氏の事務所に出向いた。照屋議長は「調整会議の選考基準に照らして玉城氏が最適任者だということだ。(音声の開示は)私たちの権限ではないし、それを求める意見もなかった」と集まった記者団に説明し、音声問題の“決着”を図った。 騒動は収拾したが、この間、県政奪還を目指す自民と公明は前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)の選挙支援を確認した。強固な協力関係を築き、着々と準備を進めるのに対し、与党の出遅れ感は否めない。4年前、翁長知事の当選を支えたかりゆしグループは県民投票をきっかけに「オール沖縄会議」から脱会し、知事選では自主投票を決めている。 「オール沖縄」態勢にほころびが生じる中、中道保守の支持をいかに取り込むかが今後の大きな課題だ。玉城氏は22日、金秀グループの呉屋会長と面談し、選挙支援を要請し、呉屋氏は玉城氏の出馬を支持することを表明した。会派おきなわは「沖縄政治経済懇話会」を招集し、企業に玉城氏の支援を呼び掛ける。 4年前の知事選挙では、保守系の「ひやみかちの会」と、革新系の「うまんちゅの会」がそれぞれ発足し、新里県議が議長を務める調整会議が橋渡し役となり、保革が協力し、知事選を勝利に導いた。この態勢にいかに近づけることができるのかが、正念場となっている。 (与那嶺松一郎、島袋良太、中村万里子) |
<社説>知事選一騎打ちへ 正々堂々正面から論戦を 2018年8月21日 琉球新報 翁長雄志知事が8日に死去したことにより9月30日に実施される県知事選は、県政与党などが擁立する衆院議員・玉城デニー氏(58)と自民などが推す前宜野湾市長・佐喜真淳氏(54)による事実上の一騎打ちになる見通しとなった。50代同士の知事選は県内では初めてであり、世代交代を印象付ける。 今回の知事選は、現職の死去という沖縄で前例のない事態を受けて実施される超短期決戦だ。有権者は短い期間で判断を迫られるが、これからの沖縄の針路を大きく左右する極めて重要な選挙である。自身の生活に関わる選択の機会であることを認識し、候補者の訴えを注視したい。 9月13日の告示を前に、9日には、辺野古で新基地建設が進む名護市を含め26市町村で議会議員選挙が実施される。統一地方選最大のヤマ場だ。宜野湾市長選も30日に投開票される。知事選の論戦は身近な地域の課題を託す地方選挙とも重なる。 全国が今知事選を注目している。辺野古の新基地建設問題に加え、各党が来年の参院選を占う重要選挙と位置付けているからだ。 知事選の最大の争点は前回と同様、辺野古新基地建設の是非となる。ただ、4年前と状況は異なる。辺野古沖の埋め立てに向けた護岸整備が進み、現場は緊迫している。政府は土砂投入を、県は埋め立て承認撤回を、どの時期に実行するか、互いの腹を探る神経戦を繰り広げている。 新基地建設の根拠の一つとされてきた北朝鮮情勢も大きく変わった。翁長知事は埋め立て承認撤回を表明した会見で、朝鮮半島の非核化に向けた米朝対話が進んでいることを挙げ、20年以上も前に決定された建設計画を見直さず強引に推し進める政府の姿勢は「到底容認できない」と批判した。情勢の変化がどう影響するかも注目点だ。 辺野古新基地問題について、玉城氏は建設阻止の姿勢だ。佐喜真氏は政策発表の段階で態度を明らかにするという。両候補は姿勢を鮮明にし、正面から堂々と論戦を戦わせてほしい。 他にも県政の課題は山積している。第5次沖縄振興計画に当たる「21世紀ビジョン基本計画」は10年計画を折り返し、日本復帰50年以降の振興を見据えた議論が始まっている。沖縄の自立をどう展望するか、候補者の構想力が問われる。全国平均の2倍に上る子どもの貧困率や全国最悪水準の失業率、全国で最も割合が高い非正規労働者の問題も解決の道筋を示してほしい。基幹産業である観光の振興・発展や医療・福祉、教育への取り組みも注目される。 今知事選は、革新系と一部保守系が組む勢力と、自民、公明などの勢力がぶつかり合う構図になる。 沖縄の将来を担う、県政のかじ取り役を選ぶ選挙だ。有権者は候補者の政策を見比べ、論戦に耳を傾けてほしい。 |
社説:沖縄の基地負担 本土の知事も共感を 2018年8月24日 中日新聞 沖縄県名護市辺野古への米軍新基地建設に関し市民団体が行った全国知事アンケートで、全知事の約四分の一が沖縄の基地負担は「過重」との認識を示した。痛みへの共感をさらに広げたい。 アンケートは、基地負担を本土が分かちあおうと呼び掛ける学者や市民で作る「辺野古を止める!全国基地引き取り緊急連絡会」が沖縄県を除く四十六都道府県知事に郵送で行い、八月上旬までに三十九道府県から回答があった。 「米軍基地の沖縄負担は過重か」の問いに、全国知事会長を務める上田清司埼玉県知事ら十二人が「過重」と回答。川勝平太静岡県知事は「限界の様相を呈している」と付記した。このほか、群馬、福岡、鹿児島県知事は、回答を選択しなかったものの、自由記述で「大きな負担をしていただいている」などの認識を表した。 「(本土側でも)訓練受け入れなども含め平等に基地負担をした方が良いか」には大分、宮崎両県知事がそう思う、と踏み込んだ。そう思わない、とする達増拓也岩手県知事は「日本全体の負担軽減のため国外移設を」と訴えた。 そのほかの大半の知事は「安全保障は国の専管事項でありコメントする立場にない」と、無回答や「どちらともいえない」と回答の選択を避ける傾向だったものの、沖縄に寄り添う姿勢の知事が増えているのも事実だ。 同じ質問でないため単純に比較はできないが、同連絡会が昨年行った知事アンケート(四十二道府県が回答)では、沖縄の米軍基地について「縮小すべきだ」と答えた知事はわずか四人だった。 背景には、八日に亡くなった翁長雄志沖縄県知事の呼び掛けで一昨年、全国知事会に「米軍基地負担に関する研究会」が設置されたことも影響しているだろう。その議論を踏まえ知事会は七月、日米地位協定の抜本改定などを求める提言を全会一致で決議している。 これまで米軍基地問題に対しては、基地のある都道府県(現在は十五)で作る渉外知事会が主に対応してきたが「基地なし」県にも理解が広がっている。 沖縄の米軍基地は、本土からの移転で偏在が顕著になった歴史もある。翁長氏はかねて「沖縄県にのみ負担を強いる日米安保体制は正常といえるのか。国民のすべてに問いかけたい」と述べてきた。 私たちそれぞれが真摯(しんし)にその問いを受け止めれば、知事を、そして政府を動かす力になるはずだ。 |
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