西の畑に自家用に一株だけ植えた長ナスは、
暑さに負けず、絶好調で長い実をたくさんつけています。
手前のウリはピークを越えて、減り始めています。
見まわせば、台所のシンクのまわりは
防曇袋にはいった長ナスばかり。
10日ほどの前のナスはしなびてきたので、
大6本を使ってナスそうめんを作ることにしましょう。
ナスを炒めて薄めの出汁で煮てから
栃尾揚げを入れて味をととのえます。
これを冷たいそうめんにかけて食べます。
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岐阜市内の病院で、高齢者が相次いで亡くなり、
熱中症が疑われています。
エアコンが壊れていたとのことですが、お盆前に、
数日、エアコンが故障しただけで死にそうな思いをしたので、
他人事ではありません。
安全であるはずの病院で命を落とした方や、
ご家族の無念はいかばかりでしょう。
岐阜県警は業務上過失致死の容疑を視野に捜査を始めているようですが、
病院の責任は重大です。
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暑さに負けず、絶好調で長い実をたくさんつけています。
手前のウリはピークを越えて、減り始めています。
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岐阜市内の病院で、高齢者が相次いで亡くなり、
熱中症が疑われています。
エアコンが壊れていたとのことですが、お盆前に、
数日、エアコンが故障しただけで死にそうな思いをしたので、
他人事ではありません。
安全であるはずの病院で命を落とした方や、
ご家族の無念はいかばかりでしょう。
岐阜県警は業務上過失致死の容疑を視野に捜査を始めているようですが、
病院の責任は重大です。
社説:病院で熱中症か 命の軽視 疑念拭えず 2018年8月30日 中日新聞 岐阜市の病院で、熱中症の疑いで高齢の入院患者五人が死亡した。酷暑が続く中での惨事で、故障したエアコンが修理されなかったためともみられる。弱者の犠牲を見過ごすわけにはいかない。 現場は、老人医療が専門の「Y&M藤掛第一病院」。五十人ほどが入院していた。このうち、八十代の男女五人が二十六~二十八日に相次いで死亡した。岐阜県警は熱中症にかかった可能性があるとみて、業務上過失致死の容疑を視野に捜査している。 藤掛陽生院長によると、二十日からエアコンが故障し、業者に修理を依頼。「一カ月かかる」と言われたため、病院は扇風機を置き一部の患者をエアコンの効く病室に移した。しかし、死亡した五人のうち四人は、エアコンの止まった病室に残っていた。院長は「問題があったとは考えていない」と病院の責任を否定している。 岐阜市では二十六日の最高気温は三六・二度。夜間も三〇度近い状態が続き、湿度も70%近かった。猛暑日の連続でお年寄りらの体力が低下し、エアコンなしでは熱中症にかかりやすい体調だったとみられる。効果的な対応策なしでは、とても一カ月待てる状態ではなかったのではないか。 専門家によると「湿度が高いと扇風機は湿気を含んだ生暖かい風しか送れず、効果は限定的だ。エアコンが望ましい」という。 家庭用のエアコン使用への意識は今夏「暑いときだけ」から「暑ければ一晩中」に変わった。「部屋を冷やす」「水分をとる」が浸透。それでも、総務省消防庁によると、四月三十日から八月二十六日までに熱中症で救急搬送された人は全国で九万人に迫り、半数近くが六十五歳以上の高齢者だ。 この病院の患者の大半は、高齢で健康状態の良くない人たち。ましてやこの夏の暑さである。家族らは、病院を信頼して入院させている。エアコンの故障が長引き、熱中症を誘発したとなれば、裏切られた思いが募るのではないか。 病院側は、医師会や行政に相談してでも修理を急いでもらえなかったか。その上で、患者全員を一時的にでも院内でエアコンの故障を免れた部屋に、あるいは冷房のある他の病院へ移すことはできなかったか。実際、市保健所の二十八日の立ち入り検査ではそうした対処が指示されている。 高温多湿の怖さを、ひいては尊い命を預かっていることの怖さを病院側が感じていたか、疑問が拭えない。 |
岐阜の病院、5人目死者 エアコン修理まで新患者停止 2018年8月30日 中日新聞 岐阜市一番町の「Y&M藤掛第一病院」で80代の入院患者5人が相次いで死亡した問題で、岐阜市保健所は29日、エアコンの修理が終わるまで、新たな患者を受け入れないよう指示した。病院側は、修理の完了は9月10日になるとの見通しを示したという。 岐阜県警は、死亡した患者らの司法解剖に着手。熱中症になった可能性もあるとみて、結果を踏まえ、業務上過失致死の疑いを視野に捜査方針を検討する。 保健所によると、5階建ての同病院はエアコンが故障した3階に8つ、4階に6つの病室がある。それぞれ1~5人部屋。29日に2回目の立ち入り検査をした際、当初は両階でまだ数人がとどまっていたが、病院側は同日中にエアコンの効く別の階などに移動させた。1人は他の医療機関に転院し、現在は全体で四十数人の患者がいる。 同病院では新たに28日午後6時40分ごろ、入院していた男性患者(84)が死亡し、死者が計5人となった。県警によると、男性は24日に入院し、当初はエアコンが故障している3階の病室に入った。最初の4人が死亡した後の27日中にエアコンが作動している2階の病室に移ったが、同室で死亡した。 28日午後8時40分ごろ、この男性の成年後見人を務める男性(52)が岐阜中署を訪れ「不審に思ったので相談に来た」と届け出た。同時点で病院から県警に連絡はなかったという。 保健所によると、3階と4階のエアコンは一括制御され、各部屋の天井に吹き出し口がある形だが、20日に故障。県警によると、26日午後8時40分ごろ~27日午前11時40分ごろ、両階の別々の部屋にいた83~85歳の入院患者の男女4人が、相次いで死亡していた。 (中日新聞) |
社説:入院患者死亡 熱中症対策を講じたか 2018年8月30日 信濃毎日新聞 命を守るための病院の内部で何が起きていたのか。 「Y&M 藤掛第一病院」(岐阜市)で、入院していた80代の患者5人が死亡した。熱中症が原因だった可能性がある。 5人がいた部屋を含め、3、4階の少なくとも10部屋のエアコンが20日に故障していた。業者に修理を依頼したものの、約1カ月かかるとの説明を受けたため、病室に扇風機を置いていたという。 病院の対応が熱中症を招いたとしたら責任は重大だ。岐阜県警は業務上過失致死の容疑を視野に捜査を開始。28日夜には病院を捜索した。死因など事実経過を早急に明らかにしてほしい。 対応には疑問が多い。 病院側は「エアコンの故障が死亡につながったとは考えていない」と説明。死亡した患者らは「いつ容体が急変してもおかしくない症状だった」としている。 納得できないのは、重い症状の患者をエアコンが効かない病室に置いたままにしたことである。 死亡した患者のうち何人かは、重症の心不全や多臓器不全だった。重い肺の病気にかかっている患者もいたという。 熱中症は、体内の水分や塩分などのバランスが崩れ、体温調節機能が低下して生じる。健康な高齢者でもエアコンがなくて室内で熱中症になり、死亡するケースが全国で相次いでいる。症状が重ければ、なおさら注意が必要だ。 5人のうち4人は26日夜から27日午前にかけ死亡している。岐阜地方気象台によると、26日の岐阜市の最高気温は36・2度だった。 同病院は老人医療を専門としている。それならば熱中症の危険性は熟知していたはずだ。発生を予見して、可能な限り対応することが求められていた。 それなのに、エアコンが故障した各病室に置かれていた扇風機は1台だけだった。エアコンが効く病室に移すか、転院などの対応を取ることはできなかったのか。患者の容体観察は十分だったのか。病院の対応が問われる。5人の死亡を県警に通報しなかったのも疑問である。 同病院には、急性期医療を終えても、病院での療養が継続的に必要な慢性期の高齢者が入院している。退院がかなわず、亡くなる患者も多いという。 病院はホームページで「患者の快適性を追求して日々改善して運営している」とPRしている。言葉に反して患者の尊厳を侵していたとしたら、遺族は納得できないだろう。 (8月30日) |
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