みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<虐待なくすために>(1)親も甘える誰かが必要/虐待被害、子の代弁者を 「アドボケイト」制度化目指し協議会設立へ/>「体罰禁止」法制定の意義 外国では「虐待が着実に減少」/キンリョウヘンが咲きそうです

2019-04-09 16:16:31 | ほん/新聞/ニュース
日本ミツバチを誘うキンリョウヘンの花茎が伸びてきて、
あと少しで咲きそうです。
待ち箱は準備したのですが、まだ探索の蜜蜂は来ていないので、
キンリョウヘンは必須アイテム。
とはいえ、
いちばん先に咲くのは花が少ない鉢です。

去年はキンリョウヘンの花が咲くのが遅かったので、
分蜂を逃したのではないか、と思っています。

花芽が6本もある大鉢は花茎が伸び始めたところ。
「早く咲いてね」と毎日見守っています。
  
他のキンリョウヘンの鉢は、昨日から軒下に出して
外の陽にあてています。
夜はまだ寒いので、パオパオのお布団をかけましょう。

少し外気に慣らしてから、
今年咲かなかった鉢は、早めに植え替えるつもりです。

玄関のデンドロビュームも咲きそうです。

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きょうの中日新聞の社説は、<虐待なくすために>。
(1)と書いてあるので、(2)(3)もありそうですね。

  社説:<虐待なくすために>(1) 親も甘える誰かが必要 
2019年4月9日 中日新聞

 春の花で色づき始めた高知県の町で、生後三カ月になる赤ちゃんを連れたお母さんが、小児科医の沢田敬さん(79)=写真=と向かいあっていた。寝返りがうまくいかず泣きだす赤ちゃん。お母さんに手助けしてもらってうつぶせになると、笑った。
 二カ月前、お母さんの心は極限状態にあった。「虐待する人は特殊な人と思われているけれど違う」と、自分の経験が役立てばという思いから、沢田医師との面談に同席し取材するのを認めてくれた。
 第一子の男児は死産だった。次に生まれたこの子をかわいいと思うと、お兄ちゃんに悪い。葛藤の中、赤ちゃんの激しい泣き声は、お兄ちゃんが「助けて」と叫んでいるようにも聞こえた。妖怪のようだと思った。「育てられない」と追い詰められた。
 異変に気付いた家族から沢田医師にSOSが届いた。地元の保健師とともに定期的にお母さんの話を聞き続けた。「お母さんの悲しい気持ちが響いて、赤ちゃんも泣いている。お母さん思いだね」。沢田医師はそう語りかけた。
 二カ月たってもお母さんは背中のあたりにお兄ちゃんの気配を感じることがあるという。それでも気持ちはずいぶん落ち着いた。「吐き出せる先があったから」
 沢田医師は高知県の公立病院や児童相談所に勤務し多くの親子に接する中で「甘えの力」に気づいた。親に甘えることで、子の原因不明の症状が消えていくこともある。でも、子どもの頃の虐待など、心に傷を抱えている親は、まずそれを誰かが受け止めてあげなければ余裕も生まれてこない-。
 二〇〇九年、保健師や保育士、医師らとNPO法人「カンガルーの会」をつくり、虐待予防の研修会などの活動を始めた。
 千葉県野田市の虐待事件を契機に、親の体罰禁止など法改正の議論が今国会で進む。「北風」の施策も必要だろうが、「太陽」もなければ、救える親子も救えない。社会が太陽であるとはどういうことか、沢田医師と高知県内を巡り考えた。 (早川由紀美)


  虐待被害、子の代弁者を 「アドボケイト」制度化目指し協議会設立へ
2019年4月7日  中日新聞

 虐待を受け、社会的養護が必要な子どもの意思を親権者や児童相談所以外の第三者がくみ取り関係機関などに伝える「アドボケイト(代弁者)制度」構築を目指し、各地のNPO法人などが連携して七月にも全国協議会を立ち上げることが分かった。弱い立場にある子どもの意見表明権を確保し、虐待を防ぐ仕組み。海外では制度を導入している国もあるが、日本にはない。協議会は、制度創設を求め代弁者養成や法的権限確立などの政策提言を行う。
 アドボカシーは「権利擁護」と訳され、障害者福祉分野などで当事者の権利主張を支援したり、代弁したりするという意味で使われてきた。児童虐待が相次ぐ中、子どもを守るシステムとして期待されている。来春の施行を目指し、今国会での成立が見込まれる児童福祉法の改正案には「施行後二年をめどに児童が意見を述べる権利を確保し支援するための仕組みを検討」と記されており、アドボケイト制度創設の動きが注目される。
 七月にも設立されるのは「子どもアドボカシー全国協議会」(仮称)。東京、愛知、大阪、広島、鳥取、福岡、大分の各都府県で勉強会や施設訪問の活動をしてきたNPO法人などの団体や弁護士、大学教員が連携し準備を進め、中部地方では「こどもフォーラム」(愛知)が参加する。
 協議会は、常に子どもの立場に立つことが求められる代弁者の在り方を検討。虐待の発生や深刻化を防ぐため、子ども自身が言いにくい被害の実態を聞き取って、親と一緒に暮らしたいかどうかといった「本音」を引き出すためにはどうしたらよいかを探る方針だ。
 <アドボケイト> 「代弁者」や「擁護者」などと訳される英語。さまざまな理由によって自身の意思を表明するのが難しい高齢者、障害者、子どもらが自身の思いを示せるよう支援し、その権利を代わりに主張する。具体的には、行政機関が法的措置や福祉サービスについて決定しようとする際、代弁者は当事者の立場に立って、その意向を示す役割を担う。子どものアドボケイトに関しては、英国やカナダで公的な制度が既に導入されている。


  「体罰禁止」法制定の意義 外国では「虐待が着実に減少」、課題は?
弁護士ドットコム-2019/03/28

「しつけのためだった」ーー。子どもに暴力を振るった末に死亡させた親たちは、ときにこのように述べることがある。では、法律で体罰を「禁止」と明示すれば、抑止力としてはたらくことになるのだろうか。

毎日新聞(3月19日)などによると、政府が今国会に提出する閣議決定された児童虐待防止法などの改正案では、体罰の禁止を明記する。民法の「懲戒権」については「施行後2年をめどに検討を加え、必要な措置を講ずる」と規定したという。

子どもたちを守るために、どのような法制度が必要なのだろうか。体罰・虐待の問題に取り組んでいる森保道弁護士に聞いた。

●体罰を禁止する国では「体罰・虐待が減少」
ーーなぜ、体罰を法的に禁止する必要があるのでしょうか

「体罰は子どもの権利を侵害する行為ですし、科学的にも弊害が明らかになっています。2月3日に始まった体罰禁止を求める署名キャンペーンでは、相次ぐ虐待死を受け、2万2千人を超える賛同が集まっています(3月23日時点)。 

体罰を法的に禁止することについては、『子どもの権利条約』に基づいて設置された『国連子どもの権利委員会』などが批准国に繰り返し勧告しています。日本も批准国の1つです。WHO(世界保健機構)もエビデンスに基づく施策として提唱しています」

ーー体罰を禁止した国では、実際に虐待は減っているのでしょうか

「はい。体罰禁止国では体罰・虐待が着実に減少しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



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4月8日(月)のつぶやき

2019-04-09 01:58:32 | 花/美しいもの
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