みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

統一地方選終了 多様な自治の担い手を/衆院2補選敗北 自民批判と受け止めよ

2019-04-22 22:32:09 | ほん/新聞/ニュース
昨夜は統一自治体選挙の開票速報を見ていました。
12時くらいまで友人や知り合いの女性たちの選挙結果を確認。
市町議会議員選挙はほぼ全員当選で、ほっとしました。
とはいえ、市長選挙は僅差で惜敗でした。
議員の皆さんは、これからが本番ですね。

午後からは気温が上昇して暑いくらい。
夕方、道の下におりて寺町畑を散歩。
野菜たちが元気に育っていました。
サトウエンドウ

ソラマメ

イチゴ


ムクゲとスイートマルベリーを剪定

ジャーマンアイリス

芝桜



キンリョウヘンを置いた日本みつばちの待ち箱には
探索蜂が来ています。


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  社説:統一地方選終了 多様な自治の担い手を
2019年4月22日 中日新聞

 四年に一度の統一地方選が終わった。無投票で有権者が政治に参加する機会を失った選挙区が目立ったのが残念だ。地域を元気にするには、多様な自治の担い手を生み出していく必要がある。
 統一地方選後半戦は、政令市以外の八十六市長、二百九十四市議、東京の特別区の十一区長と二十区議、百二十一町村長、三百七十五町村議の選挙が行われた。
 今回は十九回目の統一地方選だった。春にまとめて実施することで、有権者の関心を高め、経費節減を図るのが統一地方選の大きな目的とされた。
 翌日開票分を待って、すべての当選者が確定するが、残念ながら全体的に低調な選挙だった。
 何よりも、定数を上回る候補が立たず、無投票当選となった選挙が目立った。市長選では全体の31・4%に当たる二十七市長が無投票で決まった。前回二〇一五年の30・3%と比べ微増した。町村長選の無投票は前回の43・4%を上回る45・5%だった。
 無投票となる理由は、与野党相乗りや候補のなり手不足などさまざまだ。無投票当選では住民が一票を行使して地方政治に参加する権利を失うだけでなく、論戦なしで自治のリーダーや担い手が決まるため、地域の課題を熟考する機会が奪われることになる。
 無投票当選した市長の一人は「市民の思いに寄り添った政策をしていく」と抱負を述べた。だが、有権者に名前を書いてもらう形で信任されてこそ、「市民目線」を忘れぬ緊張感が、より持続するのではないだろうか。
 今回の市長選、市議選、区議選では女性候補の割合が過去最高だった。だが、当選者には依然として、中年以上の男性が目立つ。
 安倍内閣は「地方創生」を看板政策の一つに掲げる。真に地方自治を住民に身近なものにするには、女性、若者、会社員など、これまで自治の現場で少数派だった多様な人材を、担い手に選んでいくことが肝要であろう。
 そうした人たちが手を挙げやすくなるよう、夜間や休日の議会開催や、国の有識者研究会が提案した議員の兼業禁止緩和なども真剣に考えてみる時期だ。企業には議員活動のための休職制度の充実を図ってほしい。
 何よりも、企業、家庭、地域社会は自治は特別な人が担うものという意識を変えよう。
 それが、多様な人材が自治の担い手たらんとする意欲を後押しすることになるからだ。 


 社説:衆院2補選敗北 自民批判と受け止めよ 
2019年4月22日 中日新聞

 きのう投開票が行われた二選挙区の衆院補選は、いずれも自民党の公認候補が敗北した。選挙区固有の事情はそれぞれあるにせよ、自民党に対する有権者の厳しい批判の表れと受け止めるべきだ。
 衆院沖縄3区補選は沖縄県知事選に立候補、当選した玉城デニー氏の議員失職に伴うもので、無所属のフリージャーナリスト屋良朝博氏(56)が自民党公認の島尻安伊子元沖縄担当相(54)を破った。
 沖縄3区には政府が米軍普天間飛行場(宜野湾市)に代わる新基地建設を進める名護市辺野古があり、選挙戦では新基地建設を容認する島尻氏と、反対する屋良氏が激しい舌戦を展開した。
 在日米軍専用施設の70%が集中する沖縄は長年、重い基地負担を強いられ、県民は新たな基地建設に反対する民意を示してきた。
 昨年以降だけでも、九月の県知事選で新基地移設に反対する玉城氏が圧勝し、今年二月の県民投票でも七割が反対票だった。
 こうした民意を背景に、沖縄県は政府に計画変更を繰り返し迫ってきたが、安倍内閣は一顧だにせず、埋め立てを強行している。基地負担を強いられる地元の声に全く耳を傾けようとしないのは、民主主義の軽視にほかならない。
 主要野党が推す屋良氏の勝利は新基地への重ねての反対表明であり、建設を強引に進める自民党政権への厳しい批判と受け止めるべきだ。安倍内閣は、沖縄県民に対する高圧的な態度を改め、新基地建設計画の変更を求める県側との話し合いに応じる必要がある。
 一方、大阪12区補選は、日本維新の会新人の藤田文武氏(38)が、自民党新人の北川晋平氏(32)ら三候補を破った。選挙戦最終日に安倍晋三首相自らが北川氏の応援に駆けつけたが、及ばなかった。
 大阪都構想を進める維新は、大阪府知事と大阪市長がそろって辞職し、立場を入れ替えて立候補する「クロス選挙」で自民党候補を破った。補選勝利はその勢いに乗った、という事情はある。
 とはいえ、道路整備を巡り首相や麻生太郎財務相への忖度(そんたく)に言及した塚田一郎元国土交通副大臣や復興以上に自民党議員が大事と発言した桜田義孝前五輪相が辞任に追い込まれたことも自民不信につながったのではないか。
 地域で相次ぐ自民党敗北は、有権者が長期政権のほころびを敏感に感じ取っている証左だ。首相をはじめ自民党執行部は有権者の批判を謙虚に受け止め、強引な政権運営を直ちに改めるべきである。


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4月21日(日)のつぶやき

2019-04-22 02:01:56 | 花/美しいもの
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