みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

女性政策と政権 積極推進の姿勢が見えぬ/長い闘いの成果崩す杉田水脈議員 女性の地位向上に尽くした市川房枝に学べ

2020-10-08 22:19:01 | ほん/新聞/ニュース
コストコの真鯛をお刺身で食べて、残りを昆布締めにして冷蔵してあったので、
ありあわせの野菜とキノコといっしょにホイル蒸しにしました。

NHKのあさいちで紹介していた作り方を参考にして、
鋳物鍋にいれて蒸すこと10分。

ちょうどよい具合にできました。
  
寒くなってくると体を温める根菜類がよいので、
きんぴらごぼうも多めに作りました。





定番の常備菜、辛い甘長とかえりちりめんの炊いたん。
前に作ったのは食べたので、あと残り半分で作りました。


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後半は、
菅政権になってからの女性政策。
水田発言の対処も含めて、本気にとの組む姿勢が見られれない。
権力の誇示と陰険さが目立ち、安倍政権より後退か。

  社説:女性政策と政権 積極推進の姿勢が見えぬ
2020/10/05  新潟日報

 新型コロナウイルスの影響で経済が低迷し、厳しい環境下にある女性は男性以上に増えている。そうした状況も踏まえ、女性に向けた支援策に一層力を入れるべき時だろう。
 にもかかわらず、菅政権に積極姿勢は見られない。現状は「女性活躍」を掲げた安倍政権の時代から後退しているようだ。
 性被害への偏見を助長するような発言をした自民党議員への対応も遅く、説明も足りない。党総裁である菅義偉首相は、どう考えているのか。
 菅首相は、総裁選で女性政策について問われた際に「出産を希望する世帯を広く支援する」と述べ、不妊治療の保険適用拡大を公約に掲げた。
 「待機児童問題に終止符を打ち、子どもを産むハードルを下げる」とも語り、産みやすい環境づくりを強調した。
 政権発足後は不妊治療の保険適用実現までの策として既存の助成金の増額も指示した。
 首相が女性政策として語るのは少子化対策が中心なように見えてくる。
 安倍政権では、女性の就業率は約70%まで上昇した。だが多くは非正規雇用で、ウイルス禍で不安定な働き方をしている。
 8月の総務省労働力調査では女性の就業者は前年同月に比べ48万人も減少した。27万人減だった男性よりはるかに多い。
 経済的に苦しいひとり親家庭も増えており、女性が安定して働ける環境づくりは急務だ。
 指導的地位に占める女性の割合について、政府は2020年までに30%にするとした目標を、今年7月に「20年代の可能な限り早期に」と先送りした。
 なぜ目標を達成できなかったのか、政府はまず原因を分析すべきだ。その上で改めて具体的な年次目標を設定し、実現のための道筋を示してもらいたい。
 女性政策を進める上で党所属議員の意識改革も必要だろう。
 先月25日には性暴力被害者の相談事業を巡り、自民党の杉田水脈(みお)衆院議員が「女性はいくらでもうそをつけますから」と党の部会で発言した。性暴力への偏見とも受け取れ、被害者の心を踏みにじるものだ。
 ネット上などで批判が広がり政権内でも橋本聖子男女共同参画担当相が「自民党として適切な措置をするべきだった」と指摘した。党幹部は30日にようやく杉田氏を口頭で注意した。
 杉田氏は発言を否定していたが今月1日に一転して認め、自身のブログに謝罪を掲載した。
 しかし「うそをつくのは性別に限らない」と一般論に置き換えたもので、性暴力被害者への謝罪とは言い難い。
 ブログという手法も誠実さを欠いている。党も杉田氏も認識が甘いのではないか。
 党は総裁直属の「女性活躍推進本部」を政策調査会の下部組織に格下げする方針だ。これも女性政策の後退を印象づける。
 女性が置かれた環境を正しく理解し、男女が尊重し合える社会を築くことが全ての基本だ。菅首相と自民党は課題の重さをしっかり受け止めるべきだ。


  長い闘いの成果崩す杉田水脈議員 女性の地位向上に尽くした市川房枝に学べ 
47NEWS / 2020年10月7日 7時0分

 今年は女性参政権が実現して75年。敗戦の年の11月に治安警察法が廃止され、女性の政治活動が自由になった。今では考えられないことだが、この法律は女性から結社の自由を剥奪していたのである。12月には衆議院議員法改正が公布され、国政選挙での選挙権と被選挙権がようやく認められた。翌46年の第1回総選挙で女性議員39人が当選している。

 それから74年、現在の衆議院の女性議員は46人で、わずか7人増えただけだ。現内閣の女性大臣は2人である。といっても、女性なら誰でも議員や大臣が増えればいいわけではない。

 性暴力被害をめぐって「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言した杉田水脈議員のように、女性自身を貶めるようであってはならない。先に歩いた女性たちが、長い闘いの末に得た権利の上に、議員自身の今があるということに思いを致してもらいたい。

 大正時代から女性の参政権獲得運動の先頭に立ってきた市川房枝は1953年4月、参議院議員に初当選し、81年2月に現職で亡くなるまで、途中落選した3年間を除き、5期25年間議員を務めた。その国会活動の記録『市川房枝の国会全発言集 参議院会議録より採録』を読んだ。A4判688ページ、5段組の大冊で、市川の生誕100年を記念して、92年に市川房枝記念会出版部から発行されたものだ。

 本会議及び各委員会における232回の発言が記録されている。1890年の国会開設以来あまたの国会議員がいるが、全発言が一冊になっているのは稀有なことと思われる。
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