西の畑のシャインマスカットが黄色く色づいてきたので、
試しに房ごと収穫してみることにしましょう。
粒も大きく、味も香りもまぎれもなくシャインマスカットです。
黄色くなると商品価値が落ちるので薄緑色で収穫するのですが、
シャインは完熟すると、黄味がかってより糖度が増します。
並んでいる二房を初収穫。
市販で買うとウン千円はするかな(笑)。
初物なので、近くの子どもたちにも半房ずつおすそ分け。
庭のスイフヨウ↑と白花フヨウ↓も背丈ほどに伸びて、つぼみがたくさんついています。
今年は長く花を楽しめそうです。
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後半は、
中日新聞生活面の<変わるか 男性育休>の記事です。
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<変わるか 男性育休> パタハラ 多様な働き方、受け入れて 2021年9月3日 中日新聞 改正育児・介護休業法が来年四月から段階的に施行されるのを受け、男性の育休取得が進むことが期待される。一方で懸念が大きいのは、育休を取る、または取った男性に対する上司や同僚による嫌がらせ「パタニティーハラスメント(パタハラ)」の増加だ。育休を利用しようとした男性の四分の一がパタハラを経験したという調査結果もある。防ぐにはどうしたらいいのか。 (長田真由美) 左遷や転勤 泣き寝入りは禁物 「育休が明けたら転勤しませんか、と言われた」。岐阜県在住の女性(38)が、建設業の夫(37)から告げられたのは二〇一七年末。第三子の出産まであと少し。夫は女性に続き、翌年秋から一九年三月まで、初めて育休を取る予定だった。 育休の取得は女性が提案した。共働きだが、第一、二子の出産の際は、自分だけキャリアが中断されたように感じ「早めに復帰して働きたい」と打ち明けた。 夫は単身赴任を選び、育休後すぐ、家族で住む東京から、電車で約七時間離れた西日本の地方都市へ。今年五月まで二年を過ごした。上司から「キャリアアップになる」と説明され、断れなかったという。女性は「育休後も子育ては続く。家庭の状況を聞いてほしかった」と話し「あれはパタハラだった」と振り返る。 パタハラとは、育児に参加しようとする男性への嫌がらせ。啓発に取り組むNPO法人全日本育児普及協会会長の佐藤士文(しもん)さん(44)によると「君にふさわしいポジションを与える、など一見ポジティブな場合でも本人の意向を無視していれば当てはまる」と話す。 厚生労働省による昨年十月の調査によると、過去五年間、職場で育休制度などを使おうとした男性五百人の26・2%が「パタハラ被害の経験がある」と回答。42・7%が育休取得をあきらめていた。相手は「上司」が66・4%を占め、複数回答で制度などの利用を申し出ることや、利用を妨げる言動が53・4%で最も多い。経験者の割合は従業員千人以上の企業が21・7%なのに対し、九十九人以下は31・1%と、人手が少ない中小ほど目立った。 パタハラが訴訟になる例も出てきている。一九年六月、スポーツ用品大手メーカーの男性社員が、育休取得後に不当な配置転換などのハラスメントを受けたとして、会社側に慰謝料などを求めた訴訟は、今年三月に和解が成立。和解内容は非公表だが、会社側は育休を取りやすい職場環境の整備に努めると表明した。 佐藤さんによると、一二年の設立以来、協会に寄せられる相談も多い。「育休を取ると言ったら左遷された」「別の支社に転勤させられた」「『出世しなくていいの?』と言われた」などさまざまだ。パタハラの背景には「『部下は上司に絶対服従』という価値観がある」と言う。バブル期を含め、がむしゃらに働いてきた今の五十代以上は、自分たちと同じ働き方を求めがちだ。ただ「今後は多様な働き方を選ぶ社員を支えないと、いい人材は確保できない」と訴える。 育児・介護休業法の改正は、この世代の考え方を変える助けにはなる。しかし「法律だけでは不十分。何がパタハラかという知識を持ち、一人一人が行動を起こしてほしい」と佐藤さんは促す。「大事なのは泣き寝入りしないこと」だ。 納得できない場合は、自身の評価や配置転換などの理由について具体的に説明を求める。被害に遭っている人がいれば手助けし、同僚らに支援の輪を広げる。そうした地道な動きが「社内、そして社会を動かすことにつながる」と強調する。 |
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