みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

中日春秋 (色川大吉さんのこと)/緊急宣言を延長 医療の確保を最優先に

2021-09-10 23:16:04 | ほん/新聞/ニュース
先日お土産にもらった伊勢うどんがあったので、
袋に入った伊勢うどんを茹でて、
鶏むね肉と厚揚げを炊いてトッピング。

おうどんだけだと糖質オンリーなので、
具だくさんにしました。

食べきれない具は別皿にしてパートナーの分にしました。

夕ご飯は生キハダマグロと長ナスを焼いて、
平莢インゲンとおいなりさんを炒め煮。

今朝の中日新聞の一面下の中日春秋は、
色川さんのことを取り上げていました。

  中日春秋 
2021年9月10日 中日新聞

 <そうだ。耳をすますと、どこかで弔いの鐘が、鳴っている…>。歴史学者の色川大吉さんは、著書『ある昭和史』に記している。ヘミングウェーの小説の題名にもなった英詩人ダンの次の詩を引用して、その鐘を例えた。<…問わせることはやめよ/誰がために鐘は鳴るか、と/鐘はおまえのために鳴っているのだ>
▼学徒出陣で海軍入りしている。多くの仲間が命を落とし、行方知れずにもなった。自身は米軍機の攻撃で、戦死の瀬戸際だった。上官の暴力も経験している
▼鳴っている「歴史の鐘」は、霊のすすり泣きのようにも、生き残った人への呪いのようにも聞こえるとも記している。その鐘に動かされるように、歴史を書き続けた人であろう。九十六歳で亡くなった
▼日本は、戦争で亡くなった人たちに顔向けできる国になったのか。平和の国になったのか。同時代への厳しい視線からの言葉が著作に残されている
▼自身の半生もつづった『ある昭和史』で自分史を提唱した。異例の手法であったらしいが、自分史ブームの先駆けになっている。民衆に光を当てた著述でも知られた。英雄や偉人、政治家らを追った歴史記述を<そんなの上澄みじゃないか>と言った。一億人の歴史があるのだと
▼政府の憲法や安保政策を厳しく見てきた。地に足をつけて、日本を見てきた人の警鐘が、失われてしまったのかもしれない。 


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中日新聞社説は「緊急宣言を延長 医療の確保を最優先に」です。

  社説:緊急宣言を延長 医療の確保を最優先に 
2021年9月10日 中日新聞
 新型コロナウイルス感染症を巡る緊急事態宣言が延長される。新規感染者数は減少傾向だが、重症者数は高止まりの状態。医療逼迫(ひっぱく)は依然深刻であり、医療態勢の整備に最優先で取り組むべきだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 


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