みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

小さい子二人と夜まで遊んだ/入管に違憲判決 非人道性が断罪された

2021-09-29 22:16:53 | おいしいもの/食について
小さい子二人を夜まで預かることになったので、
明るいうちに四国山公園に遊びに行ってきました。
公園内にはかおり会館があって、紫色の桔梗の花が咲いていました。

シュウメイギクの花も群生。

わたしは公園の周りを2000歩ほどウオーキング。
その間パートナーは子どもたちと遊具で遊んでいました。

みんなのところに戻って、おやつタイム。
きょうの日中は暑かったのですが、夕方には和らいで、
山の中の澄んだ空気を吸ってリフレッシュ。

お昼ご飯は、生協の10割蕎麦と栃尾揚げで冷やしたぬき蕎麦。

夕ご飯は、秋鮭と野菜のチャンチャン焼き。

応援クリック人気ブログランキングへ してね 
本文中の写真をクリックすると拡大します。

後半は、
外国人男性二人を強制送還した「入管に違憲判決」の
中日新聞の社説です。

  社説:入管に違憲判決 非人道性が断罪された
2021年9月27日 中日新聞

 難民認定申請の棄却を告げた翌日、外国人男性二人を強制送還した入管の対応を東京高裁が違憲と断じた。今年三月の女性収容者死亡事件でも、入管はその人権侵害体質を厳しく批判された。抜本的な組織改革は待ったなしだ。

 再び入管行政の暗部が断罪された。この訴訟の原告であるスリランカ人男性二人は、二〇〇〇年前後に日本に入国。難民不認定処分を受けた後、処分への異議を申し立て、仮放免許可を得ていた。一四年に許可更新のため、東京入国管理局に出頭した際、申し立ての棄却を告げられ、翌日、チャーター便で強制送還された。

 二人はその後、処分取り消しの訴訟を起こす時間的余裕を与えられなかったとして、国に賠償を求めて提訴。一審判決では請求を棄却されたが、二十二日の東京高裁判決は、入管が「憲法で保障された裁判を受ける権利を侵害した」と判断し、国に賠償を命じた。

 原告側弁護団によると、外国人の強制送還をめぐって違憲判決が出たのは今回が初めてという。

 異議申し立ての棄却は告知の四十七日前に決まっていたが、判決は「訴訟を起こす前に送還するため、あえて告知を遅らせた」と入管の脱法的な行為を指弾した。

 男性二人は祖国で迫害を受ける恐れを訴えていた。こうした人びとの送還は国際法上の原則に反する。だが、チャーター便での集団送還を計画的に遂行するため、入管は恒常的にこうした「だまし討ち」的な手口を駆使してきた。

 今年一月にも同様のケースで、名古屋高裁が入管の対応を違法とする判決を示した。だが、違憲とまでは踏み込まなかった。今回の違憲判決は当然とはいえ、画期的であり、入管の非人道的な行為を抑制する効果が期待される。

 国際的な人権水準に則した入管行政への改革が不可欠だが、入管に自浄能力があるとは思えない。

 名古屋市の入管施設での収容者死亡事件では、亡くなった女性を写した監視映像の一部が遺族の妹二人に開示されたが、入管は遺族が求める代理人弁護士の同席を拒み、全面公開も避けている。保安上の理由などを挙げるが、合理性はなく、全容解明を恐れての一時しのぎと考えざるを得ない。

 国は入管改革のための独立した第三者委員会を設けるべきだ。大胆にメスを入れねば、日本の人権への評価は地に落ちかねない。  


最後まで読んでくださってありがとう
クリック してね
 

 記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね
  



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする