みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

「冬至」のユズジャム2種、つくりました。

2005-12-22 05:55:04 | おいしいもの/食について
今日は24節季の「冬至」。
「冬至にユズ湯に入ると風邪をひかない」
と言われているが、早々に収穫して毎日はいっていたら、
からだがピリピリしだした。
で、もっぱら飲む方の「ユズ湯」にした。

 
収穫前のユズ(柚子・ミカン科)

今年は雪が早かったので、収穫しといてよかった。


「ユズの効用」12/4記事

効用の多いゆずだけど、
そのまま飲むのも飽きてきたので、
今回は、東京の友人のおみやげに、
ユズジャムをつくることにした。

ユズジャムには、わが家で採れた無農薬ユズと
いまでは希少価値の四国の和三盆糖を使う。

三谷精糖の「讃岐・和三盆糖」。
岡田精糖所の「阿波・和三盆糖」

和三盆糖は上記の生産者からちょくせつ取り寄せている。

作り始めたのは夕方。
もっとはやく準備しとけばいいのに・・・・と
でかけるときは、いつも思う。

ユズジャムのつくりかた

①まず、10個ほどのユズをきれいに洗い、
半分にきって果汁をしぼって種を出す。
②袋と皮を分けて、外皮だけをほそいい千切りにする。
③果汁をあわせて、和三盆糖を入れ弱火で煮る。
④皮がべっ甲色に透き通ってきたら、できあがり。
⑤マーマレードに似た、ほろ苦いユズジャム(左)。
 皮と果汁を濃縮しただけなので、
 そのままヨーグルトに混ぜたり、
 お湯を入れて「ゆず湯」、料理にも使える。

  

⑥同じく10個ほどのゆずの、
果汁を絞って種だけ出して、
薄皮も実も入れてこまかく刻み
そのまま弱火で煮たのが、右のユズジャム。
和三盆糖の量は同じだけど「皮と果汁だけ」より、
苦みが少なくて、色もうすい。
パンなどにつけて食べるとおいしい。

ずっぱくなり過ぎるのが苦手の人は、
果汁を半分だけにして、ハチミツに混ぜておくと、
なんにでも使えて重宝。

  

ユズジャムは、電子レンジでもできそう
だったので、挑戦してみた。
煮るよりすこし皮が堅かったが、けっこうおいしい。

はい、ユズジャム2種のできあがり。



この記事がみなさんの目にとまるころ、
わたしはたぶん東京にいます。

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「きっこのブログ」がおもしろい/耐震偽装で一斉捜索。

2005-12-21 06:35:15 | Weblog
今日の新聞やテレビは、「耐震偽装問題」でもちきり。
夕刊も「合同捜査本部が1都5県117ヵ所で一斉捜索」
「姉歯氏宅など一斉捜査」というコトバが踊る。
夕刊は4紙とっているので、全部を読んでみたが、
この事件の全ぼうがよくわからない。

耐震偽装問題については、
「人気ブログランキング」の総合ランキングトップの
「きっこのブログ」
いちばん詳しいと思っている。

管理者のきっこさんは、「つれづれ日記」に
毎日、ボーダイな記事をアップしつづけてて、
1月ほど前から、この問題を取りあげている。
わたしは最初「生協の白石さん」を読むついでに読んでいたが、
おもしろいので、いまはお気に入りにいれている。

今日は「1年ぶりのテポドン大作戦」、
昨日はなんと「イーホームズ社長からの手紙」。
あの藤田社長からのメールを公開している。

あなたもぜひ、読んでみてください。
おすすめです。

屋根雪
話は変わるけれど、ここ数日、
屋根に降り積もった雪がどさどさと落ちてくる。
「屋根雪」というそうだ。
屋根からある程度まで下がると、
自分の重みでドサッと落ちる。

  
  

  
下にいるときに落ちてきたらたまらないけど、
おもしろいので、しばし玄関からながめていた。
今朝はツララもできていたが、夕方には全部落ちた。

あまりに寒い日がつづくので、
高山で買ってきた味噌と、野菜で、
「豚汁」をつくった。
あったまるしおいしい。
  

ここ数日、体調不良。
明日は東京泊まりなので、二日分の記事をつくった。

おやすみなさい。


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『声をなくして』(永沢光雄著)&「問われる議会の見識」中日新聞

2005-12-20 00:14:41 | ほん/新聞/ニュース

『声をなくして』(永沢光雄著/晶文社/2005)を読んだ。
ガンで声帯をなくして、声を失った永沢光雄さんの「日記」。



帯にこんなことばがある。

 『AV女優』などの話題作でインタビューの名手として知られる永沢光雄が、43歳の或る日、下喉頭がんの手術で声を失ってしまった。その闘病生活を1年にわたり赤裸々に日記に綴った。
 朝起きる。ひどい首の痛み。そして、呼吸困難。鼻につながる気管も切除され、呼吸は左右の鎖骨の間に空いた穴から行う。全身のどんよりとした疲れ。まず最初の日課は焼酎の水割りで大量の薬をのどに流し込むことだ。
 そんな日々でありながら、筆者の筆致はユーモアに満ち、声を失った自分を時にはおかしく、時には哀しく描いている。だから、みんなも、毎日がつらくても生きて欲しい。他者への暖かいメッセージが行間にあふれている。

泣き笑いをしながら、半日で読んだ。

約30ページの「少し長いあとがき」が秀逸だ。

雫である。
人の、一人の人間の一生なんて、雫である。
心からそう思う。・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(中略)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は、言う。ちゃんと、言う!
みんな、死ぬな!。
       2005年4月    永沢光雄


岐阜県の東端のまち、中津川市議会に、
同じようにガンで声をなくした小池さんという議員がいらっしゃる。
「議会で発言の権利を奪われている」という報道を知ってから、
面識はないけれど、ずっと気にかかっていた。
小池さんは、本で知った闘病生活を経験しただけでなく、
議会という場においても、議員としての声をうしなった。
声を奪っている原因は、小池さんでもガンでもなく「議会」にある。

議会は“言論の府”といわれるように、議員活動の基本は言論であって、
問題は、すべて言論によって決定されるのが建前である。
このため、議会においては、特に言論を尊重し、その自由を保障している。
会議原則の第一に「発言自由の原則」が挙げられるのもそのためである。
(『議員必携』より)


言論をうばれてしまっては、議員の公務はできない。
「代読させない」ということは、この「発言自由の原則」
を議会みずからが踏みにじるということだ。

さいしょに、議員たちが「代読させないと決めた」と聞いた時、
なんてイジワルな議員ばかりなんだろう、と思った。
同時に、わたしの議員経験に照らして、さもアリなんとも。
議会は、外の世界なら常識である他者に対するやさしさや、
弱者に対する配慮は無縁の「弱肉強食」の世界。
弁護士会の人権擁護委員会の勧告まで無視して、
「治外法権」とでも思っているのだろう。
こういうことが起きると議会の倒錯ぶりが露呈される。

こんなゴーマンな議員たちが、市民のすべての生活にかかわる
政策や行政サービスを日々意思決定しているなんて、
不幸なのは、中津川市民も、だろう。

今朝の中日新聞に、以下の囲み記事が載ったので、
転載して、紹介したい。


中日新聞2005.12.19付「物見櫓(ものみやぐら)」より
------------------------------------------------------------
     「問われる議会の見識」
        大阪夕陽丘学園短大教授・川崎和代

 岐阜県の中津川市議会で、ガンで声帯を失った議員が議会事務局職員の代読による発言を認めるよう求め続けている。ささやかな、しかし切実な要求だ。
 本年5月大阪に住む私に、市議夫人から突然電話があった。人づてに私が障害者の参政権保障について研究していることを聞いたという。話によれば、議会は、代読はダメだが、音声変換機能付きパソコンを使った発言なら認めるという案を示したそうである。パソコンの音声変換は代読に勝るほどのレベルにはないし、何より議員が求めているのは代読による発言で、それがダメだという合理的な理由が明らかではない。
 この11月16日には、岐阜県弁護士会の人権擁護委員会が議会事務局職員の代読による発言を認めるように勧告した。この勧告後に、議会は、事前準備不可能な本会議での再質問と委員会での質問には代読を認めるという対応を示した。それなら、なおさら一般質問で代読を認めない理由がわからない。
 12月15日の委員会では初めて副委員長が代読する形で発言が認めるられ、不都合なく議事はスムーズに進行したという。パソコンの利用に固執する理由がないことは、これであきらかとなった。議会に求められるのは、委員会だけでなく本会議でも、すべて代読を認めることであり、副委員長による代読が、議員の発言内容をチェックすることにならないように求めておきたい。問題は解決したわけではなく、今後の対応の中で議会の見識が問われるのである。
 いうまでもなく、議会での議員の発言は議会活動の中核部分である。その保障は憲法21条が定める政治活動の自由に属する。発声障害のある議員にその完全な職務遂行の便宜を提供しないのは、発声できる議員にだけ議会活動を保障するというのと同じで、政治的関係における差別にあたり憲法14条に違反する。
 障害者基本法に基づき平成14年12月に閣議決定された障害者基本計画も、障害者が「自己選択と自己決定の下に社会のあらゆる活動に参加、参画」できるよう、支援することを求めている。中津川市議会には、全住民の代表機関として、この憲法と障害者基本法の前で、堂々と胸を張ることができるような対応をとってほしいと思う。
 12月4日東京で開催された「障害者の生活と権利を守る全国連絡協議会」全国集会で市議の代読発言を認めるよう求めていくことが提起された。いま、政治への障害者の完全参加を求める人々の厳しい目が中津川市議会に注がれている。(憲法学専攻)
------------------------------------------------------------


「声をなくす」ということが、どんなに辛いことなのか、
わたしには、想像することしかできない。
もしもわたしが、いま議員で、
パーソナルな生活の場だけでなく
パブリックな議会でも二重に声をなくしたら、
「議員の発言の権利の保全」を求めて、
裁判所に権利保全の仮処分を提起するだろう。
でも、
そんなことまでしなければ変わらない
「議会」って、いったいなんだ。

小池さんが、何年も議会での発言の権利を求めて
たたかってきたことを、最近までわたしは知らなかった。

表現の自由を尊重し、言論でたたかうマスコミこそ、
もっともっと、大きな声で、
この問題を、ひろく社会に知らせてほしい。

そしてなにより、中津川市議会は、すべての議員に対して、
ただちに「発言の自由を保障する」べきだと思う。


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畑の野菜のおいしい料理いろいろ

2005-12-19 14:00:50 | おいしいもの/食について
野菜はすっぽり雪の下。

雪が降る前の畑はこんなに青々として 
食べごろで、おいしそうだったのに・・・・。

  
ベカナ    水菜・小松菜類   リーフレタス
  
次郎丸ホウレンソウ    マーシュ   コリアンダー

とはいえ、寒いなか、
ともちゃんが採ってきてくれた野菜を食べて、
わたしはなんとか生きています。



ドッサリの野菜を洗いながら
仕分けしてくと、出てくる出てくる。
シャキシャキでサラダにもなる水菜、
寒さに当たって甘みがますホウレンソウ、
芯まで真っ赤ではちきれそうなニンジン、
ふたまたの大根と、一本太ネギ、
チンゲンサイにブロッコリー、
なんにでも使える小松菜やベカナなどなど。
当然だけど、みんな無農薬です。

水は冷たいけれど、こころはホカホカ。
おいしい料理を作るぞぅ!

  

「ニンジンと小松菜」の料理2品
  
小松菜と人参の炒め煮   切干大根と人参の煮物

「ベカナ(半結球山東菜)」の料理2品
  
ベカナの胡麻生姜あえ     ベカナと揚げの煮浸し

調味料は無農薬しょう油と久鬼ゴマ油。
それに花かつおや胡麻、ショウガなどの薬味。
素材の甘みを生かし、うま味を引き出すために、
お砂糖などは使っていません。

カルシウムとビタミンたっぷりの緑黄色野菜を食べて、
寒い冬をのりきりたいですね。

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プリムラ・ポリアンサいろいろ/長良公園にて

2005-12-18 16:15:02 | 花/美しいもの
雪が降っているのに太陽が照っている、
けさは不思議な朝でした。
  

だれも歩いていないはずの雪の原に、
不思議な模様が続いている。
いたずらだろうか、それとも、動物の足跡??  

また大雪になると心配して寝たけれど、
昨夜はさほど積もらなかったようです。
TVの大雪情報を見ると、今回は、
むしろ南のほうが雪が多いみたい。

昨日、メタセコイアを載せた長良公園(岐阜市)には、
四季折々の花や木があり、市民の憩いの場になっています。
いまは植えたばかりのプリムラ・ポリアンサ(サクラソウ科)
こごえそうな寒さの中、かれんな花を咲かせています。
赤や斑入りもあったのですが、この4色を撮りました。

  

  

プリムラには、マラコイデスやオブコニカなど、
種類や色もいろいろあります。
わたしはプリムラ・マラコイデスの濃紅色の花が大好き。
年末に小苗をプランターに植えると、
春先からどんどん花が立って、長い間たのしめます。
雨に当てないのがキレイな花を咲かせるコツで、
今年も軒に植えようと思っていたのですが、
その前に雪が積もってしまいました。

  
長良公園には、ハナミズキもたくさんあって、
真っ赤な実が、夕日に映えて宝石のようでした。

昼ごろから本格的に降りはじめた雪で、
あたりはみるみるうちに銀世界。


きょうは「2005FIFAトヨタカップ」の決勝戦。
赤々と燃える薪ストーブの前に陣取って、
カウチポテトで見るための買い物も済ませました。


追伸:テルテルさんのリクエストにお応えして、
薪ストーブを載せます。


今夜は積もりそうです。

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日本一のメタセコイア/あすからイルミネーション開始。

2005-12-17 17:59:31 | 花/美しいもの
岐阜市の長良公園(旧岐阜大学跡地)に、
高さ28mの日本一の
メタセコイア(スギ科)があると知り、
さっそく雪の降る前に、写真を撮りに行った。
紅葉はちょうどよかったんだけど、
曇っていたので、きれいに写せなかった。
  
それに、車を止めて探したのだけど、
公園には大きなメタセコイアがたくさんあって、
どの木がいちばん高いのかさっぱりわからない。
  

  

また来ようと帰ったら翌日からドカ雪。
あきらめきれなくて、晴れ間を見て出直した。
念のため、岐阜市の公園課に電話をかけた。
「長良公園に日本一のメタセコイアがある聞いたのですが?」
「はいありますよ。18日からイルミネーションも始まります」。

  

長良公園に行ってみると、市内の高校生や中学生が、
イルミネーションのためのイベント準備にいそがしそう。
この前見たメタセコイアは、雪でほとんど落葉していた。

  

  

公園を歩いていくと、広場の向こう側に
大きなメタセコイアが見えてきた。
手前が高さ28メートル、
日本一のメタセコイアです。




  
2本の木のてっぺんにお星さまが光っている。
近くで写そうとしたけれど、大きすぎて全体が入らない。
  

  
逆光なので、広場の反対側からフラッシュをたいて写した。
シルエットがうつくしい。
足元の落ち葉も夕陽を浴びて輝いている。
  

岐阜県は、今晩から明日にかけての大雪で、
平野部でも30~50センチ積もるらしい。
明日(18日)から点灯するイルミネーションを見るのは
無理かもしれないけれど、お正月までには、
かならず写しに行ってこようと思う。

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豆乳飲んで師走寒波を乗り切ろう/原因は「北極振動」だぁ!

2005-12-16 13:35:37 | おいしいもの/食について
豆乳がブームになるずっと前から、
毎日、豆乳を愛飲しています。

わたしの好みは「成分無調整」のもの。
昔は、自分で作っていたこともあります。
豆腐も無農薬大豆から苦汁でつくり、
納豆は無農薬の稲藁でつくるというこだわりよう。
よっぽどヒマだったのかしらん??

最近は、市販の豆乳の種類もふえたのでうれしい。
どれがおいしいかいろいろ試しています。
たまたま今あるのは、この3種類。
お値段は高めだけど、どれもクセがなくて飲みやすい。
 

わが家は、わたしにアレルギーがあるので、
5人の子どもたちもほとんど牛乳を飲んでいない。
ヒヨコと一緒にヤギの乳を飲んで育った子もいるけど、
牛乳を飲まなくても、すくすく育って
けっこうグングン成長して、今は見上げる人ばかり。
(わたしもけっこう背が高いんだけどね)
わたしは青くさいのでヤギ乳は苦手。
で、もっぱら豆乳なの。先見の明あり、でしょ。

豆乳を切らしたときのために、
こんな「豆乳の素」という微粉末もあります。
お湯で溶いたり、料理にも使えて重宝です。
  

豆乳に「黒ゴマきな粉くん」を入れることもある。
香ばしくておいしい。
最近「黒ゴマ納豆」が注目されてるけど、
同じような効果があると思う。
  
「黒ゴマきな粉」は、髪の生育にもいいんですよ。
どちらも自然食品店にあります。

大豆は、老化を防ぐ「イソフラボン」という
女性ホルモン(エストロゲン)に似た物質が含まれているので、
いま注目されています。
黒ゴマにも「リグナン」という物質が含まれてて、
こちらも女性ホルモン類似物質。
ダブルで効果がある、というわけです。
大豆製品やゴマは、血管やお肌をしなやかにし、
更年期障害を予防、美容と健康にもいいんですよ。
大豆レシチンは眼にもよいそうだし、
「がん予防効果」もある。
NHKの「発掘!あるある大辞典」によると、
ダイエット効果も抜群で、
「豆乳でうつくしくやせる」とか。
とよいことづくめで、ソロソロ老化の兆候が現れた
わたくしは、豆乳をせっせと飲んでます。

今朝は真ん中の「生協の豆乳」と、
ともちゃんが淹れてくれたコーヒーを飲みました。
ふたつ飲むのが面倒なときは、こうして合体すると・・・

  
はい、「豆乳カフェオレ」のできあがり(笑)。

--寒波の原因は「北極振動」ですって!--

ところで、昨日の朝日新聞の夕刊トップ記事は、
「師走寒波 10年ぶりの厳しさ」
「北極振動」大雪を呼ぶ
の大見出し。

 師走の日本列島が、すっぽりと寒波に覆われている。15日も日本海の上空に零下36度以下の真冬並みの寒波が流れ込み、北陸地方を中心に記録的な大雪となっている。17日から19日にかけてはさらに厳しい寒気が入り込む見込みで、雪への警戒が必要になっている。12月は記録的な低温になる見込み。(大久保保)
・・・・・・・・この大雪をもたらしているのは、「北極振動」と呼ばれる北極圏の動き。北極周辺では寒気をためこむ時期と放出する時期が交互にあるが、12月に入って寒気が日本周辺の中緯度まで放出されるパターンが続いているという。蛇行する偏西風の動きも重なり、日本周辺、欧州、北米に寒気が流れ込んでいる。この放出パターンがいつまで続くのかは予想が難しいが、年内は続くとみている。・・・・・
(2005.12.15 朝日新聞夕刊より)


どうりで今年は寒いと思った。
「北極振動」って、数年前にニューヨーク寒波なんかを
引き起こしたのと同じものでしょ。
今後の雪も半端じゃないかもしれないし、
インフルエンザの流行もこわいから、
やっぱり、あたたかい豆乳を飲んで
師走寒波を乗り切りましょうね。
 
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源平花桃が折れた(泣)/雪国になっちゃったの!?

2005-12-15 17:53:08 | 花/美しいもの
三日間、雪が降りつづきました。
夜も昼も降るのは、この地域では珍しいことです。
  

夕方にはなんとか止んだけれど、
家も木もすっぽり雪におおわれてしまいました。
  
屋根から落ちる雪で、軒に取り入れたはずの
鉢物も埋まってしまいました。それに、 
落葉が終わっていないところにつもったので、
雪の重さで木が折れそう。 
  
ウメ・ギンモクセイ    ハクモクレン    チシオモミジ

気温がもっと低いと、軽い粉雪になるらしいのですが、
12月の雪は、ずっしりと重いのです。
有機農業をしているころ、育苗用の
パイプハウスが雪の重みでつぶれたことがあります。
豪雪地帯では、屋根の雪下ろしをしない、
家がつぶれてしまうとか。

心配でなんども長靴をはいて見に行きましたが、
はらはらと下から眺めているしかありません。

一夜明けて・・・・
大事にしていた源平花桃の太い枝が、
重さに耐えられずに折れてしまいました。
まさに生木を裂かれてて、痛々しい。
雪の中でともちゃんが、枝の雪をどけたのだけど、
高いところまでは届かなかったとのこと。

  

毎年、春には広げた枝いっぱいに、
こんなにきれいな花を咲かせてくれるのに、
とってもかなしい。
  

数年前に、雪で低くなったキンモクセイも
いちだんと、低くなったみたい。
  
ドウダンツツジが無事で元気なのがうれしい。

冬はまだ始まったばかり。
「山県市で1メートルの積雪」というニュースは、
合併した旧美山町の山間部のことで、
豪雪は他人事と思っていましたが、、
わが家もけっこう積もっています。

今年は雪が多いのかもしれませんね。
雪対策を急いでしなくちゃ、
このままでは大変なことになりそうです。
毎年、雪がたくさん積もるところの悩みを、
ちょっぴり実感しました。

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「星の王子さま」/わたしのすきな本

2005-12-14 10:45:36 | ほん/新聞/ニュース
外は雪。
こんな日は「星の王子さま」が読みたくなる。

  

さいしょに、この本を読んだのは、
わたしがまだ、こども、と呼ばれていたころ。
ヘビにかまれて死んでしまった王子さまを思って泣いた。


『星の王子さま』(サン=テクジュペリ作/
内藤濯(あろう)訳/岩波書店/1962)

(内藤訳・P119)
「たいせつなものは目に見えないんだよ・・・・」

「花だっておんなじだよ。
もし、きみがどこかの星にある花がすきだったら、
夜、空を見あげるたのしさったらないさ。
どの星も、みんな、花でいっぱいだからねえ」

「夜になったら、星をながめておくれよ。
ぼくんちは、とてもちっぽけだから、
どこにぼくの星があるのか、きみに見せるわけにはいかないんだ。
たけど、そのほうがいいよ。きみは、ぼくの星を、
星のうちの、どれか一つだと思ってながめるからね。
すると、きみは、どの星も、ながめるのがすきになるよ」

「ぼくは、あの星のなかの一つに住むんだ。その星のなかで笑うんだ。
だから、きみが夜、空をながめたら、星がみんな笑ってるように見えるだろう。
すると、きみだけが、笑い上戸の星を見るわけさ」


わたしは、星をながめるのが、すきになった。

岩波書店の内藤濯訳の『星の王子さま』を手に入れたのは、
わたしがもう、こどもと呼ばれなくなった、ころ。
その後も、かなしいときやさみしいとき、
「星の王子さま」を手にとった。
こんな雪の降る夜にも、ね。

読むたびに『星の王子さま』はちがう姿をみせる。

ことしになって、池澤夏樹さんと倉橋由実子さんの新訳で、
あたらしい『星の王子さま』がたてつづけに出た。
どちらも、わたしが好きな作家だ。


『新訳 星の王子さま』(アントワーヌ・ド・サンテクジュペリ/作
倉橋由実子/訳 宝島社/2005)

(倉橋訳・P111~)
「きみたちはほくのバラの花とまるでちがうね」
と王子さまは言った。
「きみたちはまだ何者でもない。
誰もきみたちを仲良しにしたわけじゃないし、
きみたちも誰かを仲良しにしたわけじゃない。
ぼくがはじめてあの狐と会ったときと同じだ。
狐はほかの十万匹の狐と変わらなかった。
でも彼を友だちにしたんだから、
今ではこの世に一匹しかいない狐だ」
そういわれてバラたちは恥ずかしい思いをした。
「きみたちは美しい。でも空しい。
人はきみたちのために死ぬ気にはなれない。
そりゃぼくのバラだって、ただの通りがかりの人が見れば、
きみたちと同じようなものだと思うかもしれない。
だけど、ぼくのバラはそれだけで、
きみたち全部を一緒にしたよりもずっと大切なんだ。
だって、ぼくが水をやったんだからね。
覆いガラスもかけてやったし、衝立で風も防いでやったんだからね。
毛虫も(二つ、三つは蝶になるようにそのままにしてたけど)
殺してやった花だから。不平にも自慢話にも耳を傾けてやったし、
黙っているときでさえも耳を傾けたんだから。
彼女はぼくの花なんだ」

それから王子さまは狐のところに戻ってきた。
「さようなら」と王子さまはいった。
「さようなら」と狐がいった。
「おれの秘密を教えようか。簡単なことさ。
心で見ないと物事はよく見えない。
肝心なことは目には見えないということだ」
「肝心なことは目に見えない」と
王子さまは忘れないように繰り返した。
「あんたのバラがあんたにとって大切なものになるのは、
そのバラのためにあんたがかけた時間のためだ」・・・・



『星の王子さま』(アントワーヌ・ド・サンテクジュペリ著/
池澤夏樹新訳/集英社/2005)

(池澤訳・P94~)
「星がきれいなのは、
見えないけれどどこかに花が一本あるからなんだ・・・・」

「砂漠がきれいなのは」と王子さまは言った、
「どこかに井戸を一つ隠しているからだよ」
砂漠が放つ光の秘密がいきなり明らかになったみたいで、
ぼくはびっくりした。まだ小さかったころ、
ぼくはとても古い家に住んでいて、
その家にはどこかに宝物が埋められているという言い伝えがあった。
もちろん誰もそれをまだ見つけていなかったし、
ひょっとすると、誰も探してもいなかったかもしれない。
でも、そのおかげで家ぜんたいがすてきになった。
ぼくの家はその心の深いところに秘密を隠していた・・・・・
「そうか」とぼくは彼に言った。「家でも、星でも、砂漠でも、
きれいに見えるものは何かを隠しているからなんだ!」


   
倉橋由実子訳      池澤夏樹訳      内藤濯訳 
 
(倉橋由実子訳『新訳 星の王子さま』P146~147)
まったく不思議なことだ。誰も見たことがない羊が
誰も知らないどここかでバラの花を食べたか食べなかったか
ということで、この世界のすべてが違ったふうに見える。
それはあの王子さまが好きなあなたにとってもだ。
空を見てごらんなさい。羊が花をたべたのか、
食べなかったのかと考えてごらんなさい。
そうすれば、世界がどんなに変わるかがわかる。
そして大人は誰も、それがどんなに大切なことか、
けっしてわからないだろう。




倉橋由実子さんは、この本を訳した直後の
2005年6月10日に亡くなった。

  

外は雪。
わたしは「星の王子さま」を読んでいる。

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雪景色の朝/起きたらやっぱり雪だった。

2005-12-13 09:22:24 | 花/美しいもの
「アラレが降ってたからきっと大雪になるよ」
と畑で野菜を採ってきたともちゃんが言った。
気温が低い証拠だから、ボタン雪が融けないんだって。

寝るときに外を見たら積もってなかったけど、
起きたら、やっぱり、雪だった。
まだ12月だというのに2度目の大雪。
今年は雪の当たり年になるかも。

  

  

まどからそっとのぞくと、一面の銀世界。
内心うれしくって、ワクワクしてるんだけど、
「うわっ大雪。たいへんだ」といちおう言ってみて、
デジカメをもって、玄関に出た。
まだ雪かきもしてないので、そのまま庭を写した。



昨日映してアップしようと思ってた、
ハツユキカズラも、モノクロになってしまった。

  

  

るなさんのこけ玉も、玄関先でほんのり雪化粧。
あわてて家のなかに取り込んだ。
  

足元を見ると、
つぎつぎに落ちてくるボタン雪が、
みるみる降りつもっていく。
雪の結晶、きれいだぁ。
  

  

雪はいろだけでなく音も吸いこんでいく。
朝7時の、しんとした雪景色。

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★お知らせとお願い★
寒くなって、お花以外の記事が多くなってきたので、
「人気ブログランキング」のカテゴリーを、
「花・ガーデニング」から変更する予定です。
前は、冬も室内で植物を育てていたのですが、
昨年、体調を崩してから、室内のお花は
かびや花粉の心配があるので禁忌。
ストーブの前で冬ごもり、なんです。
畑の野菜たちや、庭の木やお花は
もちろん引きつづき載せますから、
また、遊びにきてくださいね。
みどり



 
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