みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

ベジタるなわたし/「男前」焼き豆腐・厚揚げ番長・かくふetc

2005-12-12 12:02:29 | おいしいもの/食について
ひさしぶりにジャスコに行ったら、
『男前』シリーズが増えていた。


「今日は寒いからすき焼きにしよ」と
ともちゃんが牛肉をかったので、
わたしは「真剣勝負・諸行無常・焼き豆腐」を買った。
350gで158円の3割引。
レシートには「シンケンヤキトウフ」と打ってあった。
それにしてもこの名前、凝りすぎじゃあないのかね。

ウワサの「厚揚げ番長」もみつけてカゴにいれ、

「風にふかれて豆腐屋ジョニー」も買い込んだ。
  

いつものことだけど、わたしが買うのは、
ベジタるでヘルシーなものばかり。
わたしベジタリアンなんです、
って威張って言うのは気がひけるけど、
牛と鶏はアレルギーがあるから避けている。

で、ふたりで仕切りつきの「すきやき」風煮を食す。
歯ごたえと旨みのある焼き豆腐に満足。

  
上↑わたしの縄張り     下↓ともちゃん

かくふ
小麦粉のグルテンが材料の「かくふ」も大好物。
他の地方の人には珍しいらしい。
  
どんな味にも合うし、ふわっとやわらかくて、
ほんのりモチモチ感がたまらない。
おいしく炊くには、一度下茹ですると、
ふっくらと味がしみやすくなる。
  

中華そば
とはいえ、ときどき外食などもする。
このお店は、環状線沿いの「幸楽苑」。
値段は安いけど、透明でコシのある麺は、
長良のラーメン街道よりずっとおいしい。
この日は、「あっさりコクだし醤油らーめん」が、
なんと298円。結構おいしかった。
  
ともちゃんが頼んだ「ネギ味噌ラーメン」と
餃子を食べても、1000円でおつりがきた。
  
申し訳なくて、おみやげに
「中華そば」を買ってしまった(笑)。


★お知らせとお願い★
寒くなって、お花以外の記事が多くなってきたので、
「人気ブログランキング」のカテゴリーを、
「花・ガーデニング」から変更する予定です。
前は、冬も室内で植物を育てていたのですが、
昨年、体調を崩してから、室内のお花は
かびや花粉の心配があるので禁忌。
ストーブの前で冬ごもり、なんです。
畑の野菜たちや、庭の木やお花は
もちろん引きつづき載せますから、
また、遊びにきてくださいね。
みどり



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がんばれ、生協の白石さん!/ほっこりおいしいブログと本

2005-12-11 12:33:29 | Weblog
今年の流行語大賞のトップ・テンにも入った「ブログ」。
TVドラマになった『鬼嫁日記』も『電車男』も
店頭に並んだ本屋で知りました。

だけど、『生協の白石さん』
(白石昌則 東京農工大学の学生の皆さん/講談社/2005)
だけは、かくべつの思い入れがあります。
なにをかくそう。
わたしは、この本が刊行されるきっかけとなった、
「がんばれ、生協の白石さん!」の大ファンなの。



わたしが「人気ブログランキング」に参加した6月ごろ?には、
もう、「がんばれ、生協の白石さん!」は、
総合ランキング上位の人気ブログでした。
毎日たのしみに読んで、自分のランキングそっちのけで
「生協の白石さん」をせっせとクリック(笑)。
少しはランキングに貢献できたかな。

ブログが本になったと知った時は、すぐに本屋に走りました。
本を買うとき、うれしくてどきどきしました。

ブログにはない「ひとことカード」もあって、
ほっこりとあたたかい白石さんの受け答えが
おもしろくて、一気によみました。
ユーモアとコミュニケーションの絶妙さに感心!

本の最後のほうに、ブログの管理人の
上条景介さんがこんなメッセージを寄せていらっしゃいます。

------------------------------------------------------------
・・・・・・・・ 「生協の白石さんの人気は、とあるサークルのホームページから農工大の外に飛び出しました。そして、私のブログを通して一般のネットユーザーの方々に広がっていきました。次はこの本の番です。この本を読んでくださった方々が、今よりほんの少し幸せになってくださったら、農工大生としては大変嬉しく思います。
そして、いつの日か「東京農工大学? もちろん知っていますよ。あの生協の白石さんで有名な大学ですよね? 私、生協の白石さんの大ファンなんです」という反応が返ってきてくれたらな、とも思います。
--------------「生協の白石さん」P145より--------------------------


本がベストセラーになったうえに、
ブログが「Web of the year 2005」の3位になって、
わがことのようにうれしい。

わたし「生協の白石さん」の大ファンです。
そして、もっともっと、
「がんばれ、生協の白石さん!」の大々ファンなんですよ。

すてきなブログと本をありがとう!


★お知らせとお願い★
寒くなって、お花以外の記事が多くなってきたので、
明日から、人気ブログランキングのカテゴリーを、
「生活・趣味(全般)」に変更する予定です。
前は、冬も室内で植物を育てていたのですが、
昨年、体調を崩してから、室内のお花は
かびや花粉の心配があるので禁忌。
ストーブの前で冬ごもり、なんです。
畑の野菜たちや、庭の木やお花は
もちろん引きつづき載せますから、
また、遊びにきてくださいね。
みどり


 
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生きた化石・メタセコイアの紅葉&サザンカの白花

2005-12-10 09:00:23 | 花/美しいもの
岐阜市の市民公園(畜産センター)に
美しいメタセコイア(スギ科)の並木がある。



岐阜へ行くときによく通るのだけど、
実はわたし、この並木をカラマツだと思いこんでいました。
紅葉がキレイなので、雪が降る前に写そうと持ってたけれど、
チャンスがなくて、散りはじめてしまった。
で、あわてて車を止めて近づくと「えっメタセコイアだ!」。
今年はメガネをかけたので、よく見えるようになったかも(笑)

メタセコイアは、1941年に中国で発見され、
「生きた化石」として有名である。
子どもの頃、育った社宅に大きな木があった。

  

  
この写真は、芝生広場から撮ったもの。

メタセコイアの落葉は、小枝ごと落ちるので、
こんなに大きな木の、落ち葉の量は半端じゃない。
写真を撮っている間にも、軽トラで落葉を集めていた。
芝生広場の向こう側にも、大きなメタセコイア。


岐阜には、長良公園(旧岐阜大学跡地)に、
高さ28mの日本一のメタセコイアがあるそうだ。
いつも近くを通るのに、気がつかなかった。
晴れたら撮ってこよっ、と。

サザンカ

真っ白なサザンカの花を2本見つけた。
青空に映えて、とってもきれい。
空き地に咲いていたので、近くで撮らせてもらった。

  

  

わが家は紅色しかないので、白花を植えたくて
ちょうど手ごろな苗を探していたところ。
こんなきれいな白のサザンカを植えたいな。

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お酒バトンが回ってきました。

2005-12-09 08:20:00 | おいしいもの/食について
mcnjさんから、
お酒バトンのご指名を受けました。


ほかで見たアルコールバトンより項目が少なそう・・・・。
平均以上は飲めるんだけど、
健康上の理由から最近は飲まないようにしています。
お酒はそれほど「好き」ではありません。
------------------------------------------------
Q1-今、冷蔵庫に入っている酒の量は?
いま見てきたけど、はいっていません。

Q2-好きな酒は、銘柄は?
ワイン・日本酒・自家製梅酒(あまくないの) 。
ワインは辛口の白が好き。日本酒は純米酒を冷やで。
  
銘柄には特にこだわっていません。
飲んでおいしければそれでいい。
つよい蒸留酒は苦手です。

Q3-最近飲んだ店は?
旅先の福島のお店「七つ森」がよかった。
「久保田・万寿」「出羽桜・桜花吟醸」
「十四代・備前雄町」など、めったに飲めない
おいしい日本酒が揃っていました。
  

Q4-想いいれの酒
20歳のお祝いに、好きな人と別れる決心で
いっしょにバーで飲んだカクテル。
店を出て「さよなら」と言ってそのまま別れました。
相手はそのことを知らなかったんです。
それ以後、カクテルは飲んでません。
  
Q5-ジョッキを渡す5人
酒は強要しないほうなので、やってみたい人は、
自発的にやってみてください(TBしてね)。
るなさんと、テルテルさんには聞いてみたいな。
それと、出羽桜を愛する閑閑話さんもぜひ。
---------------------------------------------------

こうして書いてみると、最近でも結構飲んでますね(笑)。
酒は強いですが、飲み会ではノンアルコールのことが多い。
いつかいっしょに飲みましょうね。

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葉ボタン&ナンテン苔玉、届きました/うれしい贈り物

2005-12-08 10:00:49 | 花/美しいもの
るなさんから荷物が届きました。
ワクワクドキドキしながら、開けてみると、
箱の中から、緩衝材でていねいにくるまれて、
お手紙とこけ玉と本が出てきました。



前にわたしが野菜を送ったので、お返しに、
るなさんがお正月用の苔玉を作ってくださったのです。

つつみを開けると、顔をだしたのは、
るなさんのブログの「葉ボタン&ナンテン苔玉」です。

  

うわぁ~うれしい!
きれいだなぁ、かわいいなぁ!


  
   

るなさんのブログを見ながら、ひとしきり、
こけ玉を動かして、収まりのいい配置を楽しみました。
  

一夜明けて、
こけ玉はこんなに元気です。
お正月まで枯らさないように大事にしなくちゃ。


ホームレスの仕事をつくり自立を支援する  
「ビックイシュー」もとてもおもしろくて、
読みごたえがあります。


るなさん、
すてきなプレゼントをありがとう。


今年はブログをはじめたおかげで、
お友だちが全国に広がりました。
みなさん、わたしがもらっちゃってゴメンネ。


午後3時のこけ玉です。


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『わたしも入りたい「老人ホーム」』&『高齢者ケアの達人たち』/甘利てる代著(NHK出版&CLC)

2005-12-07 19:31:31 | ほん/新聞/ニュース
親しい友人の甘利てる代さんから
できたてのホヤホヤの本が届きました。
まず、表紙の「このゆびとーまれ」の
すてきな写真に、目がくぎづけ。

とってもいい本なので紹介します。



『わたしも入りたい「老人ホーム」』
(甘利てる代著/NHK出版/740円/2005.12)と
『高齢者ケアの達人たち』(甘利てる代著/CLC・
全国コミュニティライフサポートセンター/2005.10)。
いずれも甘利さんが、ライフワークとして長年取材を続けてきた
宅老所(小規模多機能ホーム)のことをまとめた力作。
2冊の本には、重なる部分が少ないので、
あわせて読むのがおすすめです。



『わたしも入りたい『老人ホーム」』は、
甘利さんの書いた取材記事を読んだNHK出版から、
この「生活人新書」の出版の話があったそうです。
ひきこまれて読みはじめるともうとまらない。
温かくて、気がつくと涙があふれてて、
1時間半で、いっきに読みました。

いきいきとした言葉に、ケアの最前線の、
それぞれ個性的な宅老所の様子が
目の前に浮かぶようです。
読みおわって、「誰でもいつでも」、
「こんなところに入れたらいいな」
と心から思いました。
100か所以上の現場をていねいに歩いたという、
甘利さんしか書けない本です。



『高齢者ケアの達人たち』は、
「地域生活応援誌ふんとす」(CLC発行)に
連載していた記事を編集したもの。
書き出しの甘利さん自身の
認知症だった祖母との話がせつない。
読みながら、わたしじしんの、
祖母と暮らした日々を思いました。
あのときこんな宅老所があったなら・・・・・。

こうれいしゃ、こども、しょうがいしゃ、
一人ひとりとの関係をていねいに紡いでいく宅「人」所の試みは、
これからの地域社会のあり方を先取りしているようです。
そのこころざしと現場の実践を見守りつづけ、
わたしたちに届けてくれる2冊の本には、
キラキラひかることばと希望があふれています。

ひとりでも多くの人に読んでほしい本です。
2冊の本は、こちらから注文できます。

甘利さん、すてきな本をありがとう!

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雪だ!ゆき!初雪だぁ/はじめての雪化粧。

2005-12-06 12:42:20 | 健康/くらし/薪ストーブetc
あさ起きたら、雪だった。
この地方では、12月に積もるのは珍しい。
   
夕方から降りはじめ、きのうの晩、
雪起こしの雷が鳴っていたので、
パソコンを切って寝た。
積もると思ってたけど、こんなに積もるなんて!

ドウダンツツジも紅葉したまま、
雪をかぶって枝が折れそう。
重そうな雪をヨイショとどけてあげた。
  
  


朝から陽が照っていたので、
11時ころになると、だいぶ融けたけれど、
畑も庭もすっかり雪化粧。
  
野菜も埋もれてしまったけれど、とってもきれい。


かくいうわたしは、
まきストーブをガンガンたいて、
暖かい部屋のなかで、のんびり本なぞ読んでいる。


今年は煙突を後ろから出したので、
洗濯物もよく乾くみたい。

軒の鉢も、すっかり雪に埋もれてしまったし・・・・
「お花」もとうぶんの間、冬休みになるかも。
このところかたい記事ばかり続いてるし、
「人気ブログランキング」のカテゴリーを変えようか
と、迷っています。


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『下流社会』『希望格差社会』&『べてるに学ぶ-《おりていく》生き方』

2005-12-06 09:00:31 | ほん/新聞/ニュース
いま『下流社会 新たな階層社会の出現』
(三浦展著/光文社/2005)
という本が売れている。
すでに50万部を突破したそうだ。


本はこんな書き出しではじまる。

--はじめに--
あなたは「下流」か?
まず、あなたの「下流度」チェックをしよう。
次の文章で、半分以上当てはまるものがあれば、
あなたはかなり「下流的」である。
□1 年収が年齢の10倍未満だ
□2 その日その日を気楽に生きたいと思う
□3 自分らしく生きるのがよいと思う
□4 好きなことだけして生きたい
□5 面倒くさがり、だらしない、出無精
□6 一人でいるのが好きだ
□7 地味で目立たない性格だ
□8 ファッションは自己流である
□9 食べることが面倒くさいと思うことがある
□10 お菓子やファーストフードをよく食べる
□11 一日中家でテレビゲームやインターネットをして過ごすことがよくある
□12 未婚である(男性で33歳以上、女性で30歳以上の方)


あなたはいくつあてはまりますか?

この本の現状分析はまあ興味深いけれど、
最後のほうは、でどうしたいの?とじれったい。
わたしには昨年末に出た『希望格差社会』
(山田昌弘/筑摩書房/2004)のほうが
おもしろかった。「パラサイトシングル」
という言葉を生み出した山田昌弘さんは
『パラサイト社会のゆくえ-データで読み解く日本の家族』
(山田昌弘/筑摩書房/2004)という本も出している。


『希望格差社会』は、「個人が努力すれば報われる社会」
の限界に対する処方せんとして、
「公共的取り組みの必要性」「個人的対処の公共支援」
をと提案していて、共感できる。

とはいえ、「上流」になることが、
それほど幸せなことなのだろうか?
わたしらしく生きたい、と思う人がふえるのは
そんなにまずいことだろうか?
わたしなんか、昇ることに見向きもしないで、
ずっと「下流」で生きてきたけど・・・・・

と思うわたしは、
グッドタイミングで上野千鶴子さんから届いた、
『ぺてるに学ぶ-《おりていく》生き方』
(東京大学人文社会系研究科/2005)
にもっともっと共感した。昨年11月、
上野さんのプロデュース&コーディネートで
開かれた「東大21世紀COEシンポ」の記録だ。


わたしも参加したが、感動的なシンポだった。
あの感動をもう一度、ということで紹介したいのは、
「シンポジウム趣旨文」と「べてるキャッチフレーズ集」。

-------------------------------------------------------
「シンポジウム趣旨文」
べてるが東大にやってくる!
東大生はべてるの人たちと対局にあるのだろうか?
それとも東大生とべてるの人たちの違いは、
紙一重だろうか?
東大生がべてるとが出会うと、どんな化学反応が起きるだろう。
東大と東大生は、周囲の期待や高い自己評価で
右肩上がりの道をつっぱしってきた。
東大生は状況に適応する能力がとても高いが、
自分にとって何がいちばん大事かを忘れているように見える。
他方、べてるの人たちは、この世に不適応を起こし、
人生の辛酸をなめてきた。
だが、人生の価値が、
他人の評価ではかられないことを知っている。
「昇っていく」生き方をやめた人たちから学ぶ「降りていく」生き方。
いま、右肩上がりのニッポンで、
わたしたちに必要なのは、降り方のスキルかもしれない。
COE死生学プロジェクトが贈る、
死ぬまでは生きていく人たちのための「脱力系」シンポジウム。
------------------------------------------------------------
べてるキャッチフレーズ集
「あきらめが肝心」
「安心してさぼれる会社づくり」
「偏見・差別大歓迎、けっして糾弾いたしません」
「昆布も売るけど病気も売る」
「ありのまんま、そのまんま」
「苦労をとりもどす」
「弱さを絆に」
「それで順調!」
「べてるはいつも問題だらけ」
「問題を解決しない」
「治さない医師をめざす」
「べてるに触れると病気が出る」
「べてるは伝染(うつ)る」
-----------------------------------------------------

このシンポに参加して「人間の尊厳とはなにか」
をふかーく考えました。
ひとは「生きている」ことに価値がある。


「そんな生き方がほんとにできるの?」
「べてるってな~に?」と思う人は、
『降りていく生き方「べてるの家」が歩む、もうひとつの道』
(横川和夫著/太郎次郎社/2003)と、
『サヨナラ、学校化社会』(上野千鶴子著/太郎次郎社/2002)
を読んでみてくださいね。オススメです。

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岐阜県知事に会って話しました/疑惑の裏金づくり「公文書破棄・紛失に関する質問書」提出

2005-12-05 09:07:12 | 岐阜県裏金問題
金曜日に、最高裁で公開が確定した
公文書が一部公開されました。
請求した6団体のうち、2団体分は、
「廃棄・紛失した」とのことで、合計2660枚。
しめて2万6660円分をコピー代として払いました。

  

今年の冬は、ストーブの前で、この公文書を元に、
実行委員会の公金の不正がなかったか、
精査・分析をすることになりそうです。
公文書を解析するのは、複雑なパズルを解くようで、
けっこう面白くて嫌いじゃないんですが、
時間も経ってるし、量も多くて大変そう・・・・・・。


「廃棄・紛失」したという2団体は、
「文化庁芸術祭岐阜実行委員会」と
「岐阜県民文化祭実行委員会」。
6団体の中では、事業規模も金額も大きくて、
わたしたちが疑惑を持っていた団体です。
全部だったら、この倍くらいだったかもしれません。
係争中のそんな大量の文書が消えるなんて、
だれかが故意に捨てたとしか思えません。

「それはないでしょ!岐阜県さん」
公文書廃棄が発覚の記事(11/29)


あちこちからかき集めて公開されたのが以下の文書。
これでは肝心のウラ金づくりがわかりませんね。


このあと、
古田岐阜県知事にお会いして、
ちょくせつ質問書を渡しました。


「実行委員会の公文書の破棄・紛失」に対して、
質問書を知事室(秘書課)に持って行きました。
アポなしで行ったのですが、知事が会うとのこと。
応接室で10分ほど待って、知事公室へ。
部屋には古田知事と原副知事がいて私たちは4人。
まず当事者が今回の事件についての趣旨と経過を話し、
知事は質問書を読みながら聞いていました。
その後、率直に意見交換して私たちの思いをお伝えし、
文書で回答をすることを自ら約束されました。
「アポを取ってもらえばいつでも会います。
ここに書いてないことでも何かあったら
いつでも私か副知事に直接電話をかけてください」とも。

古田知事は、公文書を紛失したことを、
とても重大事と受け止めているとのことで、
誠実な人柄に好感が持てました。


以下は質問書の全文です。

-----------------------------------------------------------------

     公文書破棄・紛失に関する質問書
2005年12月2日
岐阜県知事 古田肇様
                     情報公開請求代表者 寺町知正

 1997年3月、各種イベントなどを行う「実行委員会」において県の裏金づくりが発覚しました。私たちが詳細を調べようと情報公開請求したところ、岐阜県は、購入や飲食などの「請求書」「領収書」「明細書」などをすべて非公開としました。私たちはこの処分に対し、情報非公開取消訴訟を提訴しました。
 私たちの提訴に対して、今年9月13日、最高裁で関係文書の公開が命令されました。ところが、訴訟対象とした6つの実行委員会のうち2つについて、文書がないことが11月28日夕方、県担当部局から電話で伝えられ、文書の公開日が本日午後2時と決まりました。

 私たちは、6つの実行委員会のすべてについて当該文書を、97年の情報公開請求以来、一度も見たことがありません。つまり、当該文書の法的手続きは、請求当時のまま止まっているということです。
 私たちが公開請求をし、訴訟の結果として公開が命じられた文書であるのに、当事者に公開していない段階での、県の一方的な発表は、情報公開の法的手続きをみずから踏みにじり、反故にするものです。
 県が一方的に公表することを知り、当日11月29日に抗議の意を声明しました。私たちは職員の処分を新聞報道で知りました。 さらに私たちの抗議にもかかわらず、知事は12月1日の県議会において、公文書の紛失を説明し、謝罪したと報道されています。
 これらの事前公表および県議会への謝罪、職員処分は、一見いさぎよさそうでいて、少しでも体裁をとり繕おうとして、社会的批判をかわそうとする意図であることは明白です。
 司法で公開が確定した公文書を紛失したこと、および公文書の事前公表は、行政の法治主義の原則を著しく逸脱する行為で、けっして許されることではありません。
 わたしたちは、一連の県の対応に当事者として強く憤りを感じています。
 
 つきましては、岐阜県関連の実行委員会に関する文書の廃棄、紛失事件について、誠実な対応を求めるために、以下につき、明確な回答を求めます。

1. 謝罪のしかた、あり方について
 「岐阜県」が私たちに謝罪した旨が報道されています。県が29日の会見で「謝罪した」と説明したからに違いありません。私に、副知事や局長から電話があったのは事実ですが、事実経過の説明はありませんでした。
 そもそも謝罪とは、「どうしてこのようなことが起こったかということを、そのことを行った当人らが当事者に直ちに説明し、当事者の質問にも充分に答え、当事者が本当の事実経過を説明していると納得できるものであること」、そのうえでの「謝意の表明」、このことを満たさなければ完結しません。
 例えば、全国で重大な問題となっている建物の構造審査における日本最大手の確認検査機関「日本ERI」の社長らが最近の記者会見で、「1年半前に他の会社から社員が指摘を受けた、しかし上司に伝えられなかった」旨を述べて弁解している様子が報道されています。分かりやすくいえば、今回の岐阜県の上層部の対応、現時点までの対応はこの例と同じというしかありません。
 そもそも、今回のような事件は、あってはならないこと、あり得ないことで、謝罪して済ませる問題ではありません。
 かりに謝罪するにしても、不祥事の絶えない行政、岐阜県もそのレベルである以上、今後のためにも、謝罪のしかた、あり方を反省すべきです。

①謝罪とは一方的に謝意を表せばよいと考えているのか否か。
②知事は今回の件で、当事者に謝罪したと考えているのか否か。
③一方的に電話をして「謝罪した」とすることとした経緯と理由はどのようか。
④現在において、先の11月28日・29日の私たちへの対応をどのように評価しているのか

2.公文書の公開より先に公表したことについて
⑤どのような判断で事前公表したのか。
⑥請求者に公開する前に、いち早くマスコミに発表したのはなぜか。
⑦請求者に公開する前に、県議会で説明し謝罪したのはなぜか。
⑧請求者に公開する前に、他に漏らすことは、情報公開制度の法的手続きに違反しているのではないか。

3. 事実経過の説明について
 今回の問題に関して、当事者である私たちは、県から具体的な事実経過の説明を受けていません。
 加えて、副知事らがどこまで担当職員から直接詳しく聞いているのかもわからない状況では、当事者は、謝罪の前提を満たされていないのですから、副知事や局長からの謝罪と受け取ることは到底不可能です。
 さらに、本日報道では、知事が議会で謝罪したとされています。
 当事者は一体だれなのか?
 とはいえ、こちらは、関係職員らに面会してどうこうしたいと望むものでもありません。
 
⑨今回の「廃棄」「紛失」・・この事態をどう表現するにしろ、関係職員名・職責を明らかにしたうえで、そのものらが今日(こんにち)までの事実経過を時系列および各責任類型の一目瞭然とした書面にして、私たち当事者宛に交付すること。
⑩岐阜県は、今後の同種の事態の再発防止に関して、その決意と対策を当事者に文書で示すこと(なお、これは情報公開条例や個人情報保護の規定の問題ではなく、県の公務における公務としての対応である)。
 

4.職員の処分について
⑪知事は本件の事実経過をすべて知ったうえで、職員を処分したのか否か。
⑫今回の処分は、「トカゲの尻尾きり」ではないのか。
⑬当時疑惑をもたれた裏金づくりなどの文書が公表され、詳細な内容が明らかとなることを恐れ、だれかが故意に廃棄したとは考えなかったのか。
⑭ その可能性について調べたのか。

5.行政訴訟における県の虚偽主張という行為について
 本件文書の実在に関して先般11月30日の新聞報道では、2001年1月には最終確認され、紛失に気づいたのは2003年4月だとされています。
 本件文書公開処分取消の行政訴訟は、2002年2月より名古屋高裁で控訴審の審理が行われ、9回目の2003年10月21日に結審しました。この間、2003年冬ころの審理において、高等裁判所から県に対して、「現在、当該対象文書がどのように扱われているかを主張するように」と要求がありました。
 岐阜県は、同年5月2日付け準備書面(5)において、同年5月1日撮影などとした同日提出の乙17号証および乙18号証を示して実際の保管状況を文書及び写真で説明しています。しかし、この書面において、「一部文書がみつからないこと」は主張されていません。
 即ち、裁判所も原審原告も、実在していることは当然かつ共通の認識として判決にいたっています。最高裁もしかりです。
 この、行政訴訟における行政機関の虚偽主張という行為は誰もが想定し得ないことです。三権分立の構造における司法審査の厳粛さそのものを行政機関が否定することです。
 しかも当該訴訟が「文書が存在するときのその管理権限の所在を争う訴訟」であるのに、文書保管者の県の虚偽主張という行為は信じられず、かつ許されないことです。

⑮訴訟における虚偽の主張をすることをどう考えるのか。
⑯知事、副知事、局長、部長のそれぞれは、本件訴訟における上記虚偽主張があったことを把握して、今回の「廃棄」「紛失」事態を認識して対処したのか否か。
⑰今後、訴訟等に臨むに当たって、どのようにしていくのか。
 
6. 最後に
 私たちは、県の違法な条例解釈により県民としての情報公開請求権を著しく侵害され、かつ、不要な時間と労力や経費を費やしました。
 さらに、本件訴訟を虚偽主張によりいたずらに引き延ばされ、あげく、当該公文書の紛失により、県の公務の適正を確保するために、地方自治法で住民に保障されている住民監査請求の権利すら奪われた可能性が高いと考えます。
⑱これらのことについて、知事はどのように考えますか。

 以上につき、来る1月10日までに文書での回答を求めます。
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当事者の「てらまち・ねっと」の記事はこちらから。

ウラ金づくり疑惑も、たくさんの行政訴訟も、
梶原前知事の時代に起きたこととはいえ、
知事の権限や行政の事務は継続しています。

今回、起きた公文書破棄の問題をどのように解決するのか、
古田知事の手腕が問われます。
岐阜県と対峙しつづけてきた当事者として、
一県民として、知事は誠意を持って対応してほしい、
できることなら、みずから前政権時代のウミを
出し尽くしてほしい、と心から願っています。

  

追伸:疑惑のウラ金づくり及び公文書廃棄について、
情報をおもちの方は、ぜひご連絡ください。

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ユズの効用/初冬の庭

2005-12-04 12:21:33 | おいしいもの/食について
このところ忙しかったともちゃん、
朝起きると背中がゾクゾクするみたい。
今日はユズ湯にしようかな、と見にいくと
もうすっかり色づいていました。
 
ユズ(柚子・ミカン科)
  

わが家のユズは、小さな木なのに、
たくさんの実をつけます。
雪で倒れて生育が抑制されたからでしょうか?
毎年とり忘れて、年末になってから、
凍ってしまったのをとるので、
今年は早めに収穫しました。


「桃栗三年、柿八年、柚子のオオバカ18年・・・・・」
といわれているユズですが、
オオバカどころか、いろんな効用あるすぐれもの。

①ガン予防効果。
ユズのリモノイドには、ガンを抑制作用がある。
②疲労回復効果。
ユズのクエン酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸は、
疲労物質である乳酸を減少させる働きがある。
③ビタミンCとビタミンP。
ビタミンCには、抗酸化作用があり、
風邪予防・美肌効果に優れている。
含有量はレモンの3倍、ミカンの4倍。
ビタミンPはCの吸収を助ける働きがあり、
毛細血管を丈夫にする働きがあります。
④美肌効果&成人病予防。
種のまわりのペクチン質は保湿作用があり、
化粧水などにも多く使われている。
また、糖尿病予防、コレステロール値のコントロールなど、
成人病予防にも役立つ。
⑤カリウムやカルシウムなどのミネラルも豊富。
血行を良くし体を温める効果もある「ユズ風呂」は有名。

まずは、新鮮なうちに「ユズ湯」に。
  

ユズを四つ切にして、果汁を絞って、
蜂蜜を少し入れて、熱いお湯を注ぐだけ。
すっぱすぎる人は、生姜を入れてもいいのですが、
アツアツをふうふうしながら飲むと、
風邪なんか吹っ飛んでしまいますよ。
ユズは、体を温める作用が強いんです。

お次は、「ユズ風呂」にしました。


料理に使ってもおいしいユズ。
当分の間、楽しめます。

ユズの効用

初冬の庭の花たち
サザンカ
  
スイセン  柏葉アジサイ
  
紅花大文字草
  



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